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【基礎知識】株式投資とは?仕組みや用語を解説!

【基礎知識】株式投資とは?仕組みや用語を解説!

資産運用が注目される中、株式投資に興味を持たれている人も多いはずです。
株式投資を始めるにあたって、投資の仕組みや専門用語を理解しておくことは非常に大切です。

今回は、初心者の方が押さえておくべき株式投資の基本を解説していきます。

株式投資とは?

株式投資(株取引)とは、株式会社が発行する株式を売買、保有することで、売却益や配当金を狙う投資のことです。
投資の対象である「株式」は、常に価格の変動があるため、儲かることもありますが、値下がりによって損をしてしまうリスクもある点が特徴です。

初心者が押さえるべき株式投資の疑問点

まずは初心者が抑えるべき点を4つ紹介していきます。

(1)株式ってなに?
(2)株式投資で利益が得られる仕組みは?
(3)株価はどんなときに動く?
(4)株式投資でよく見る用語の意味は?

(1)株式ってなに?

株式とは、株式会社が資金調達を目的として発行する有価証券のことです。

株式を購入(企業に資金を提供)した人のことを「株主」と呼び、発行会社の出資者(オーナー)の一員として下記の権利を得ることができます。

・株主総会への参加(議決権の行使)
・配当金、株主優待の受け取り
・株主名簿閲覧 など

通常、投資家が株式を購入したい場合は、証券会社を通じて購入することができます(株式が証券取引所に上場されている場合)
なお、日本国内では、約3,800社の国内企業が証券取引所で上場・公開しています。
※2022年3月末時点

(2)株式投資で利益が得られる仕組みは?

株式投資で利益が得られる仕組みは、以下の3つが挙げられます。

1:値上がり益(売買益)
2:配当金
3:株主優待

値上がり益とは、売却益(キャピタルゲイン)とも呼ばれ、株式購入時より売却時のほうが株式の価格が高額になった時に得られる利益のことです。
株式投資の基本ともいわれる、「安く買い、高く売る」ことで利益を得る方法です。

配当金は、インカムゲインとも呼ばれ、利益を上げた株式会社が株主に対して分配するお金のことです。
配当金額は、保有する株式の数や企業の業績(利益)の大きさによって決まります。また、業績の悪化等を理由に配当金が出ないこともあります。

株主優待は、値上がり益や配当金のように直接金銭を受け取るのではなく、保有する株式の発行企業の製品やサービス、割引券などを受け取ることです。
代表例としては、株主優待券(商品券やギフトカード、割引券など)をはじめ、商品カタログ、飲食品、衣類など企業によって様々なバリエーションが存在しています。

(3)株価はどんなときに動く?

株価(1株あたりの価格)は、企業業績や景気、世界経済、金利動向、政治動向、為替、投資家の売買動向など、様々な要因が複合的に絡み合って変動します。
一般的に、企業業績が好調な場合は上昇し、業績が悪化している場合は下落する傾向があります。

参照:Yahoo!ファイナンス「日経平均株価」
https://finance.yahoo.co.jp/quote/998407.O/chart?trm=6m

株価の変動を確認したい場合は、株価チャートを活用しましょう。
株価チャートとは、株価の動きを1日、1週間、1か月などの期間別にグラフ化したものです。
Yahoo!ファイナンスや四季報、各証券会社の公式サイトやアプリなど、リアルタイムな株価チャートを確認することができます。

(4)株式投資でよく見る用語の意味は?

これから株式投資を始める初心者の方において、最低限知っておくべき用語を簡単にまとめました。

●証券取引所
証券取引所とは、主に株式や債券の売買取引を行うための施設です。現在、札幌・東京・名古屋・福岡の4か所に設けられています。

国内市場以外では、アメリカの「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」や「ナスダック(NASDAQ)」、イギリスの「ロンドン証券取引所」なども存在します。

●証券会社
証券会社とは、株式や債券などの売買の取次ぎや引き受けなどを行っている企業のことです。

原則、個人投資家が株式投資を行う場合は、証券会社を通じて行うことになります。有名な証券会社としては、野村證券、みずほ証券、SMBC日興証券などがあります。

しかし、近年ではネット証券の成長が著しく、楽天証券、SBI証券、LINE証券など、豊富なサービスや取引手数料などのメリットなどから選ばれるケースも増えてきています。

●税制優遇制度
株式投資に関する税制優遇制度は、「NISA」と「iDeCo」が挙げられます。

NISAとは?
NISA(少額投資非課税制度)とは、株式投資(投資信託)などで得た利益が非課税になる制度です。通常、これらの投資で得た利益に対しては、20.315%の税金がかかります。

NISAには、成年が利用できる一般NISAとつみたてNISA、未成年が利用できるジュニアNISAの合計3種類があります。

一般NISAつみたてNISAジュニアNISA ※
非課税期間最長5年間最長20年間最長5年間
非課税投資枠
(年間)
122万円(2階建て)40万円80万円
対象年齢20歳以上20歳以上20歳未満
対象商品株式投資信託・上場株式・REITなど長期投資に適した限られた投資信託のみ一般NISAと同じ

※ ジュニアNISAの非課税保有期間について
2023年末以降に非課税期間が終了するものについては、20歳まで非課税で保有することができます。

参考:金融庁「NISAとは?」
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html

iDeCoとは?
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、任意加入の年金制度であり、毎月一定金額を積み立てて(拠出)、投資信託などをはじめとする金融商品で運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取れる制度です。

iDeCoでは、運用益が非課税になること以外にも税制優遇措置があります。

・拠出金(積立金)の全額が所得控除となり、所得税や住民税が節税できる
・定期預金利息や投資運用益が非課税になる
・受け取り時に「退職所得控除」「公的年金等控除」の対象となる

近年、制度対象者が拡大され、公務員や専業主婦も利用することが可能となり、より身近に投資を始める環境が整備されてきています。

●注文方法
株式を売買する際には、買い注文・売り注文を証券会社を通じて実施します。
その注文方法は「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」の3つがあります。

成行注文指値注文逆指値注文
特徴値段を指定せずに注文する方法希望する売買価格を指定して発注する方法予め指定した価格以上(価格以下)に到達した場合に、指定した注文を発注する方法
メリット即座に売買することができる希望した価格で売買できる希望した価格で売買できる
損切り対策として活用できる
デメリット株価の値動きを常に確認する必要がある希望価格に達しない場合は、約定できず投資チャンスを逃すリスクがある希望価格に達しない場合は、約定できず投資チャンスを逃すリスクがある

●複利効果
複利効果とは、運用で得た収益を再び投資することで、いわば利息が利息を生んで利益額が膨らんでいく効果のことです。

複利と比較される「単利」は、元本だけに利息(利子)がつくため、得られる利息は限定的になります。

(例)100万円を年率5%で運用した場合の金額

(円)1年目2年目3年目4年目5年目6年目7年目
単利1,050,0001,100,0001,150,0001,200,0001,250,0001,300,0001,350,000
複利1,050,0001,102,5001,157,6251,215,5061,276,2821,340,0961,407,100

複利効果は、投資期間が長くなれば長くなるほど大きくなります。
つまり、運用を早く始めれば始めるほど将来の利益額が大きくなる可能性があると言えるでしょう。

まとめ

今回は、株式投資の基本的な仕組みや用語について解説しました。

株式投資は、株式の売却益だけではなく、保有することで得られる配当金や株主優待などで利益を獲得することもできます。

自身で運用が難しい場合はプロにお願いする事も一つの手です。
最近ではIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とも呼ばれる、金融商品仲介業者の登録をした金融ドバイザーも増えてきています。
証券会社や銀行等から独立した方が多く、豊富な金融業界の知識や経験を元に市場動向の分析や、資産分配のアドバイス、株や債券、投資信託といった金融商品の説明とその販売を行っています。
知識や最新の情報を提供しながら運用してくれるので、ご自身でも金融知識を付けながら投資に取り組むことができます。

株式投資は難しい専門用語がよく出てくるかもしれませんが、一つずつ覚えていきながら、ご自身にあった運用方法で少額からでもチャレンジしていきましょう。

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