太陽光発電投資をこれから始める5つのメリットと5つのデメリット!

地球温暖化や異常気象がいよいよ実生活でも感じられるようになってきた昨今ですが、その対策として国を挙げて普及が進められてきた太陽光発電。

始まった当初は環境問題の対策になるだけでなく、国策を背景とした安定利回りが期待できる投資先として大人気となりました。

一時期に比べると最近はニュースになることも少なくなり、話題になってもどちらかというとネガティブなニュースも耳に入るようになりました。

ここではいまいちど、太陽光発電投資をこれから始めるメリットとデメリットを整理して紹介したいと思います。

太陽光発電投資を始める5つのメリット

①安定した利回りが期待できる

なにより大きいのがこのメリットです。太陽光発電投資は「固定価格買い取り制度(FIT)」によって売電開始から20年間の売電価格が法律によって固定されます。

太陽光発電は発電量が予測しやすい・燃料の仕入れも不要・機器の故障も少ないという特徴があり、売電価格が固定であると売上も予測通りになりやすいという大きなメリットがあります。

さらに、その売電価格自体も年々下がってはいますが、経産省が適切な利潤が残るように設定している(おおよそIRR5%程度)ので20年にわたる安定した利回りが期待できます。

②融資が下りやすい

太陽光発電投資で個人投資家に人気があるのは2000万円前後の案件(低圧50kW+パネル過積載)ですが、基本的には融資を使って投資を行うことが多いです。

融資によって自己資金だけでは手を出せない大型優良案件に投資できるだけでなく、自己資金に対する利回りを最大化することができます。

このように太陽光発電投資において融資は大事な要素ですが、最近はスルガ銀行問題やレオパレス問題で、銀行は個人投資家への融資(特に不動産投資)に消極的になっているという報道もあります。

しかし、太陽光発電投資に限れば、国が背景にいて安定した利回りが望めるために、今なお銀行や金融機関の融資が比較的下りやすいという特徴もあります。

③消費増税による収入アップ

2019年10月に消費税の8%から10%への引き上げが予定されていますが、これは多くの太陽光発電投資家にとってはメリットになる可能性が多いです。

なぜかというと、電力会社から支払われる売電価格には消費税も含まれていますが、年間
売り上げが1000万円以下の個人投資家(免税事業者)なら、消費税は納付せずにそのまま収入にすることができます。

つまり消費税が上がると収入も増加するというわけです。

もちろん、メンテナンス費用等の支出にかかる消費税も増税で増えてしまいますが、基本的には売電収入の増加のほうが大きいケースが多いです。

④設備費用の低下や信頼性の向上

固定買い取り制度による太陽光発電投資ブームは2012年から始まっており、2019年現在で7年以上経過しています。

当初は設備の値段も高く、また特にPCS等の信頼性にも不安がありました。当時の売電価格が高く設定されていたのはこのデメリットを打ち消すためです。

しかし、現在では中国が大量に太陽光パネルを供給できるようになったので価格も大幅に低下し、また技術的にもこなれてきたので設備の信頼性も向上しています。

案件自体の価格はそれほど下がっていないものの、設備価格の低下を受けて一案件当たりの設備容量(パネル過積載量)は増加しているので、実質的には割安に大容量・高信頼性の発電所を作れるようになってきています。

⑤クリーンエネルギーの普及

太陽光発電投資に政府が力を入れる、本質的なメリットがこちらになります。

化石燃料の大量消費による地球温暖化や異常気象・大気汚染の対策、また原子力発電への過剰な依存によるリスク分散にとっても、発電時に有害物質を出さないクリーンエネルギーの普及は重要な対策になります。

これらの課題は全世界的に同様であるため太陽光発電は世界的に普及が進んでいますが、特に日本の場合はエネルギー自給率が低いという特徴もあり、固定買い取り制度で普及を促進している側面もあります。

このような日本、ひいては世界の問題解決に個人でダイレクトに貢献できる数少ない手段である点も、太陽光発電投資の大きなメリットのひとつです。

太陽光発電投資の5つのデメリット

①売電価格が低下中

2012年当初は42円/kWhだった売電価格は2019年現在で18円/kWhまで低下しており、これから先も下がることはあっても、上がることはないと見られます。

売電価格自体は、設備価格の低下をふまえて利潤が得られる水準に経産省が調整しているので過度の心配は不要です。

しかし、過去の売電価格では多少案件に難があっても利益を得られたケースもありますが、売電価格が最適化されてきているので、今後はより慎重に案件の精査を行う必要があるのは事実でしょう。

②初期費用が高い

初期費用が2000万円程度かかってしまうのが太陽光発電投資の少しハードルが高いところです。

また設備費用は下がっているのもの、一案件当たりの設備容量は増加しているので見かけ上の初期費用はなかなか低下していないのが実情です。

しかし、2019年現在は多くの案件で利回り向上のための過積載率が200% (50kW以下の低圧連携容量に対して、パネルを100kW設置)に近づいており、これ以上の過積載は利回り的にメリットが薄くなってくるといわれております。

このため、今後は過積載率があまり変わらずに設備費用の低下とともに初期費用も徐々に低下していくと思われます。

③発電量が不安定

太陽光発電は晴れていないと発電しないため、日々の発電量は大きく上下します。

そんな天候任せで20年間の収支をしっかり予想できるのか疑問に思われるかもしれませんが、実は一か月当たり・一年あたりの平均にしてみると日々の変動がならされてかなり精度の高い予測ができます。

実際NEDOは地域ごとの平均日射量について信頼性の高いデータを公開しているために、多くの案件では精度の高い発電量予測ができます。

予想より発電量が多い年度や少ない年度はどうしても出てきてしまいますが、基本的には20年間の売電期間を通してみると安定した売電量が期待できるはずです。

④キャピタルゲインは期待できない

太陽光発電投資は20年間インカムゲイン(毎月の売電収入)は安定的に期待できますが、不動産投資と違ってキャピタルゲイン(太陽光発電施設自体の売却益)はほとんど期待できません。

これはインフレ等で値上がりが期待できる不動産とは違い、太陽光発電施設は20年間の売電期間の残り年数が減るにつれて価値が下がる上に、20年後には減価償却も終わっているので資産としての価値がほぼなくなってしまうためです。

しかし、最近は太陽光発電の中古市場も広がってきていることから、今後は転売によるキャピタルゲインが得られる環境になる可能性もあります。

⑤政府の方針に左右される

太陽光発電投資は固定買い取り制度という確固たる国のバックアップがあってこその投資なので、政府の方針が変わることは無視できないリスクです。

しかしながら、今後売電価格が低下していくことや、いつか固定買い取り制度が廃止になることはあっても、いちど20年間の売電契約を結んだ後に売電価格が無効になるような致命的な変更が生じる可能性は極めて低いと考えられます。

これは今後の売電価格や制度自体の存続は、毎年経産省で議論されているために方針の変更の可能性は十分ありますが、20年間の固定価格での売電は法律で保障されているためです。

なので、太陽光発電投資を始めた後のリスクというよりも、新規案件がいつか急減してしまうリスクのほうが大きいといえるでしょう。

こんな人に太陽光発電投資はおススメ!

①安定した不労所得が欲しい人

太陽光発電投資のメリットは何より安定性です。政府のバックアップのもと、20年間の売電価格固定があり、さらに融資も比較的下りやすいので、安定した不良所得収入が欲しい人にはピッタリでしょう。

転売による大きな利益や、売電収入の大幅な増加は期待できませんが、インカムゲイン投資としては非常に優れた投資先です。

②余っている土地がある人

もしあなたが余っていて活用していない土地を持っているなら、太陽光発電投資はぜひとも検討するに値するはずです。

もちろん、立地(日射量)や系統連系できるかなどの検証は必要ですが、お持ちの土地がただ固定資産税を払い続ける存在から、売電収入をもたらしてくれるありがたい資産に化ける可能性があります。

③環境問題の解決に協力したい人

環境問題への貢献方法はいろいろありますが、個人にできることは省エネやリサイクル等の自分が環境に与える影響を最小化することがほとんどだと思います。

しかし、太陽光発電投資では自分が消費する以上のクリーンエネルギーを提供することができ、直接的に環境問題解決に個人が貢献できる数少ない手段のひとつです。

太陽光発電投資のメリット・デメリットまとめ

いかがでしたでしょうか?

太陽光発電投資にはメリットもデメリットもありますが、安定した不労所得を希望する人や環境問題に貢献したい人にとっては、これからも非常に魅力的な投資先であることががお分かりいただけたと思います。

一方で一攫千金的な投資先を求めている方には不向きであるとも言えるでしょう。

ここでは太陽光発電投資の一般的なメリット・デメリットを紹介しましたが、個人の状況や個別の案件によって状況は変わってきますので、詳しくは専門家にアドバイスを貰うことをおススメします。

弊社でも太陽光発電投資のご紹介も受け付けておりますので、気になった方はぜひご相談ください!

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