ゼロからわかる!太陽光発電投資の仕組み

投資に興味がある方なら「太陽光発電投資」という投資法を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

しかし、比較的一般的で経験者も多い株式投資や不動産投資と違い、太陽光発電投資にはなじみのない技術用語や法律用語が多いです。

なので、「正直良くわからない!」という意見もよく聞きます。

ここでは、そんな太陽光発電投資の仕組みについて基本的なところから解説していきます。

基本を学ぶ!太陽光発電の仕組み

①そもそも発電って何?

私たちの生活に必要不可欠である電気を作り出すことが発電です。

電気を作るための材料(エネルギー)によって発電方法はいくつかあり、代表的なものが下記になります。

・火力発電:石油や石炭を燃やして電気を作る
・原子力発電:核燃料の反応によって電気を作る
・水力発電:水が流れる力を使って電気を作る

これら3つの発電方法でで日本の電気の90%以上が作られています。

しかし、どれも大規模で電力会社にしか運転できないために、地震等で発電所が被害を受けると地域に大きな影響が出てしまったします。

特に火力発電や原子力発電では環境汚染の問題があったりします。

②太陽光発電は自然の力を使ったエコな発電

既存の発電方法に共通する「一極集中で自然災害に弱い」「環境汚染物質を排出する」という問題を解決するために、世界的に普及が進んでいるのが太陽光発電です。

これは太陽光パネルという光を電気に変換する装置を使って、太陽の光を使って電気を作る方法です。

太陽光パネルは小型化も可能で壊れにくく、個人の住宅にも設置できるため、自宅に設置すれば災害時の非常用電源にもなります。

また太陽の光が燃料なので、発電時に有害な排気ガスや廃棄物を出さない自然に優しい発電方法です。

③どれくらい発電できるの?

太陽光発電の発電量は、太陽光パネルの設置面積(発電容量kW)からおおよそ計算できます。

一軒家の屋根に取り付けた場合(約5kW)は、年間家庭消費量の2倍程度(5,000~7,000kWh)が期待できます。

一般的な野立て太陽光投資案件(約50kW以上)では、年間家庭消費量の20倍以上(10,0000kWh)が期待できます。

もちろん設置する地域や太陽光パネルの品質等にも左右されますが、太陽光発電は技術が成熟してきています。

また、日射量のシミュレーションは農家の方向けに長年国が続けていることでもあるので、発電量予測の精度は年々高くなっています。

④太陽光発電の特徴

太陽光発電は個人でも運転可能でエコな発電方法ですが、太陽光を使うために天候に左右されたり、夜間は発電できないといった特徴があります。

このため他の発電方法と組み合わせた運用が必要で、発電不足な時間は電力会社から電気を買い、電気が余っている時間は電力会社に電気を売ることになります。

このように短期的には不安定な要素があるものの、電力需要の多い夏の昼間などに太陽光発電もピークになるといメリットもあります。

年間を通してみると季節変動はあっても比較的安定した発電を続けることが期待できます。

儲かるの?太陽光発電「投資」の仕組み

①太陽光発電で投資とは?

エコで世界的に推進されている太陽光発電によって発電した電気を、電力会社に売ることで利益を出そうという投資が太陽光発電投資です。

一軒家の屋根に太陽光パネルを設置することも太陽光発電投資の一つですが、より投資としての性質が強いのは、専用の土地に太陽光パネルを設置して太陽光発電所を作る「野立て太陽光発電」と呼ばれる方法です。

野立て太陽光発電は一般的には土地と発電設備がセットで案件として販売されています。

これを購入して、発電した電気を電力会社に売って利益を得ていくのが、太陽光発電投資の仕組みになります。

②固定買い取り制度とは?

太陽光発電を普及させるために日本では2012年から「固定買い取り制度」がスタートしています。

これは太陽光発電で発電された電気は、電力会社が政府の決めた価格で20年間ずっと買ってくれるというものです。

太陽光発電の普及に伴って年々売電価格は低下していますが、売電価格が固定されることで収支の見通しが立てやすくなります。

また、この制度があるからこそ太陽光発電投資が投資家に根強い人気があるといっても過言ではない重要なポイントです。

③どれくらい儲かるの?

上記の説明の通り、太陽光発電投資は固定買い取り制度のおかげで20年間の収支の予想がつけやすいという特徴があります。

経産省はIRR(内部収益率:利回りに近い指標)で5%程度になるように売電価格を調整しており、実際に販売されている太陽光投資案件は表面利回り5~10%程度のものが多いです。

例えば、個人投資家に人気にある一般的な太陽光投資案件(50kW低圧連携+過積載パネル)は、2019年現在では初期費用1800~2200万円で年間の売電売り上げ150~200万円程度のものが主流となっています(50kW低圧案件)。

太陽光が燃料なので定期的な仕入れは発生せず、最低限のメンテナンス(除草・点検)が経費の中心となります。メンテナンスは自分でもできますし、比較的安価で請け負ってくれる専門業者も存在します。

④投資としての太陽光発電の特徴

株式投資や不動産投資などと比べた太陽光発電投資の最大の特徴は、固定買い取り制度に裏付けられた手堅い利回りになります。

太陽光発電所は田舎に建てられることが多く、資産自体の値上がりはあまり期待できません。

また今後どれだけ電力不足になったり電気料金が値上がりしても、売電価格は一定のままです。

これらのことから一攫千金の投機的要素は限りなく低いものの、安定した不労所得を期待できるのが太陽光発電投資となります。

なお太陽光発電投資では売電価格は下がりませんが、天候不順で発電量が低下したり、自然災害で発電が一時ストップするリスクは存在します。

これらのリスクは保険等である程度コントロールできるものなので、各自の案件に合わせて専門家のアドバイスを受けましょう。

太陽光発電投資の仕組みまとめ

いかがでしたでしょうか?

太陽光発電とは自然の力を使った環境汚染物質を出さない発電方法で、国も普及の後押しをしています。

そこで実施された固定買い取り制度のおかげで、安定した利回りが期待できるのが太陽光発電投資であるということがお分かりいただけたと思います。

仕組みがわかっても太陽光発電投資は20年の長期的な大型投資なので、適切な案件選びやリスク対策には専門家のアドバイスを受けることをおススメします。

弊社では太陽光発電投資のご相談も受け付けておりますので、気になった方はぜひご連絡ください!

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