お金配りアカウントって誰が運営してるの?

最近、SNSとかで「100万円プレゼント」みたいなお金を配る人、よく見かけますよね?いわゆる“お金配りおじさん”ってやつです。
前澤友作さんがやっていたようなやつですか?

前澤さんのように有名な方だったら少しは安心ですけど。見知らぬ人がみたいなことが多く見かけられるんです。
お金配りにエントリーしてるんですか?
エントリー自体はタダなので

いいと思います。ただカモにされないように頑張ってください(笑)
でも、まだお金払ってないんで被害は受けてないですよ。

いや、知らず知らずのうちに被害を受けてるんですよ。
まだ「もらえる可能性しか見てない」というか。

そもそも、SNSで見知らぬ人に対して「お金配ります」って、おかしいと思いませんか?普通じゃあり得ないですよね。
確かに、一般的に考えたら「なんのために?」って思いますよね。
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お金配りアカウントの正体を暴く

前澤さんの場合は本当に数千億円のキャッシュを手にしてたから配れたわけで、しかも目的があったんですよ。
そこで得たデータを元に「KUBUN」っていうサービスを立ち上げたわけだから。要は、お金を使って世論調査してたわけです。
なるほど、お金を使ってリサーチを。
そう。でも多くのSNS詐欺師たちは、それと全く違う目的でやってるんですよ。
詐欺師なんですか!?
まあ、そういうケースが多いですね。
でも、もらえるだけじゃないですか?
その代わりに何かを提供してませんか?

自分の情報…ですか?
個人情報を差し出してたりするでしょ? それが目的なんです。

例えば本当に振り込みますとなったら、銀行口座とかキャッシュカードを渡してしまうかもしれません。お金を持ち逃げされるっていう犯罪も増えてますし、個人情報をたくさん渡してますよね。
しかもお金配りにエントリーするような人って、言い方悪いですけど“カモ”にされやすいんですよ。
犯罪集団が狙ってるってことですか?
だって“カモ”ですから。そういうリストって高く売れるんですよ。
カモって言わないでください(苦笑)

すみません。でも、細川さんのデータはすでに他の人が手に入れてる可能性ありますよ。最近、電話とか多くなってません? 勧誘とか。
今のところはないですね。もしかすると、ポストにいっぱい何か入ってるかもしれません。
例えば闇金融とか。お金配りで個人情報を晒す人って、どう見てもお金に困ってるように見えるじゃないですか?
そうですね。お金に困ってる人が多い気がします。
だから「うちからお金貸しますよ」って営業がかかってきてもおかしくないですよね。しかもそういう業者は違法な方法で利益を上げてるので、“カモリスト”を買って営業かけるんです。

そして、こういう人たちは騙されやすい傾向にあります。リスク管理能力が低いので、見込み客として別の投資詐欺とかにも狙われるわけです。
違う案件でも騙されちゃうんですね。
そう。私なんかは絶対にそういうのに手を出さないですよ。宝くじが当たったとかショートメッセージが来てもスルーするし。あんまり騙されないタイプです。

でも最近、ロマンス詐欺で騙されそうになったって言ってませんでした?
まあ、あれは特別ですけど(笑)
でも本当に騙されるタイプじゃないんですよ。だから私みたいな人は排除して、細川さんのような素直で何も知らない人だけを狙いたいわけですよ、詐欺師たちは。

カモ…ですか?
はい、カモです(笑)
知らずに加担すると罪に問われる?SNSで陥りやすい法的リスク

あとは「資金の運び屋」っていうのがあるんです。いわゆるマネーロンダリング、闇バイトの一種ですね。
例えば?
「お金を振り込むから、一回受け取って、それをまた別の口座に戻してくれ」とか言われるんですよ。で、「協力してくれたら倍にして返す」とかね。
目の前に100万円あったら…つい、やっちゃいそうです。
それが、まさに資金洗浄の一端を担わされてるんです。で、ある日、詐欺グループが摘発されましたと。
すると、細川さんが朝ごはん食べて「そろそろ会社行こうかな〜」って家を出ようとしたその瞬間——

え?(笑)
目の前に「警視庁◯◯課の安藤です。細川さんでよろしいですか? 手を出してください」って、ガチャって手錠かけられるんですよ。「ご同行お願いします」ってね。
そんなドラマみたいな。
で、牢屋に押し込まれて「ここにいなさい」って言われるわけです。つまり、犯罪者になる可能性があるんです。

それは、口座を使ってお金を動かしたからってことですか?
そうです。「あなたはマネーロンダリングに加担しましたね」と言われます。「いや、頼まれただけで……」って言っても、「誰に頼まれたんですか?」「ネットの……」って言った時点で「嘘つけ!」って逮捕です。
怖すぎます。
本当にいろんなリスクがあるんです。だからこそ、SNSのお金配り企画みたいなくだらないものには、エントリーしないでくださいってことなんですよ。

はい、気をつけます。
実際に、詐欺確定みたいな投稿って、X(旧Twitter)にもたくさんありますから、そういうのも見て学んでください。
SNS投稿のここに要注意!詐欺師がよく使う具体例

どんな投稿ですか?
例えば「一番確実で簡単に稼げる方法をLINEで教えます」とか、「この情報を見てください」みたいなわけの分からない投稿です。

確かにちょっと怪しいですね。
そういう人たちって、お金持ちっぽく見せて「実際に配りました」みたいな“サクラ”も用意してるんです。
本当に配ってるように見せておいて、その信頼をもとに「この稼ぎ方、興味あるでしょ?」って誘導してくるんです。
これ登録すると、そこから投資に誘導されるってパターンなんですね。気をつけなきゃですね。
実際、今「誰でも簡単に稼げる方法」っていうLINEグループに入ってみたんで、どこまで本当か潜入調査してみようと思ってます。

また旅行とか誘われるんじゃないですか?
あれはロマンス詐欺的な、色恋で攻めてくる手法ですね。詐欺って結局、いくつかのパターンしかないんですよ。色恋か、「簡単に稼げます」っていう欲を刺激するものか。

確かに。欲に訴える手口が多いですね。


何かしらの弱みや欲望に漬け込んで、お金を巻き上げる。私たちは「資産形成チャンネル」として詐欺を減らしたいと思ってます。
僕みたいに騙されないようにするためには、どこを注意したらいいですか?
一番シンプルなのは「ありえない話には乗らない」こと。「簡単に儲かります」って、そんなことあるわけないじゃないですか。

確かに、何の苦労もせずに儲かるなんておかしいですよね。
はい。なんで見ず知らずの人が、自分の口座にお金くれる? SNSの投稿だけで出会った人が? 普通に考えたら分かることです。
でも、考えられない状況の人もいるんでしょうね。
そうなんですよ。だからこそ、こういう犯罪が後を絶たない。美味しそうな話には絶対に乗らないのが、失敗しないための生き方です。

SNS上で気を付ける犯罪の手口

でも仮に「これは大丈夫だ」と思って、話が進んでしまったとしましょう。その場合、最初に少額を振り込まなきゃいけないってことがあります。
「一回振り込んだら、もっと大きなお金が戻ってきます」みたいなやつですか?
そう。そういう時、送金先の口座名を見てください。個人名だったら、かなり怪しいです。犯罪用の口座ですから。
法人名だったらまだ安心ですか?

法人名だったら、その法人を調べればいい。でも、個人名だと調べる手段がほぼない。相手がSNSのアカウント名だけって…それ誰?って話ですよ。
存在するかどうかも怪しいですしね。
そう。細川さんが以前連絡取ってた“◯◯さん”って人、あれ別の人ともやり取りしてたでしょ? 完全に詐欺のプロですよ。よくある名前を名乗って騙すんです。
同一人物じゃなかったんですね。
違う人。XとかInstagramとか見てると、こんなのばっかり。なのでSNSだけで繋がってる人と、そもそもお金の話をしない、連絡取らないっていうのが大事。

リアルで会ったこともない人ですしね。
リアルで会ったことないのに、お金を「振り込む」「もらう」なんて異常ですよ。絶対やめてください。
もっとライトなケースとしては、DMでいろんなURLを送られてくることがあります。
僕、押しちゃうタイプかもしれないです。

今度、私の知り合いの優秀なハッカーに頼んで、リンクをクリックした瞬間に細川さんのパソコンから全情報を抜き取れるコード書いてもらって、それを送りますよ(笑)
それ言われたら絶対押さないです(笑)

冗談はさておき、そういう悪い人、本当にいますからね。クリックするだけでパソコン内のデータが抜かれるなんてこともある。
例え知り合いからでも、中身が分からないリンクは絶対に押さない。
でも、リンクだけじゃ中身分からなくないですか?
ざっくりドメインを見れば、何のサイトかは判断できることもあります。最近のSNSやメールでは、押す前に中身の一部が見えたりもするし、少しでも怪しいと思ったら押さない。
何より、分からなければ「これは何の情報ですか?」って聞く。これが大事。

あと、安易に関係性が薄い人とやり取りしない。ちょっと前にFacebookのアカウント乗っ取りがありました。
例えば私のアカウントが乗っ取られて、細川さんに「お久しぶり、ちょっとこれ見ておいて」ってURLが送られてきたらどうします?
昨日も似たようなのありました。「お久しぶり」っておかしいなって思いましたよ。
そういう風に違和感に気づくのが大事なんです。文章が不自然だったり、普段のやり取りと違ったりしたら、「あれ?」って思うことができるかどうか。
見ちゃいそうになりますけどね…。
だからSNSのアカウントすら乗っ取られてる可能性がある。
普段とちょっとでも違うと思ったら、気づく力が必要なんですよ。
それくらいの注意が今のデジタル社会では求められてるんです。

とにかく、ネットツールを使うときは慎重に。
これが最大の注意点です。
データを抜き取られたり、本当にいろんなリスクがありますからね。
SNSって便利な反面、詐欺師にとっては格好の狩場なんですよ。
SNS上だけで飯を食ってるような詐欺師もいるくらいです。
怖いですね。
まとめ : まず今日からこれだけ気を付けよう

「お金プレゼントします」とか言って人を集めて、別の角度から詐欺案件を仕掛けてくる。そういうやり方が本当に多いので、SNSの使い方には十分注意してください。
少し前にアップした「投資詐欺に注意」の記事がかなり反響がありまして。
「ちょうど自分も同じ手口でやられてました」とか、「もうお金を振り込んでしまいました」っていう連絡がたくさん来てます。
動画はこちらから
今も進行形で、SNS経由で騙されている人がたくさんいるんです。
それは本当に怖いですね。
そういうわけで今日は、SNSでよく見かける「お金をプレゼントします」「あなたを稼がせます」といった怪しい話に対して、どれだけ危険なのかを実例とともに解説させていただきました。
ありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。ありがとうございました。
