資産形成チャンネル

社会人1年目|投資を考える前に知っておくべきこと【投資の基本】

  • #資産形成チャンネル
社会人1年目|投資を考える前に知っておくべきこと【投資の基本】

社会人1年目にはどんな投資をすればいいの?というご質問をいただきました。

今回は投資の基本の考え方、基本のお金の増やし方など… 「資産形成の基本の考え方」についてお話していきます。

1万人が購読中!お金の知識が学べるメルマガ

1万人が購読中!お金の知識が学べるメルマガ

資産形成のコンサルティングや転職支援事業。
不動産会社の代表としても活躍する安藤が、お金・仕事・住まいの分野に特化した情報をお届けします。

<メルマガ購読特典>
ライフプランの考え方から、家計の見直しまで…
老後に向けた資産形成を考えるための「資産形成ガイドブック」をプレゼント中です!

メルマガ購読はこちら

この記事の監修者

安藤 義人

ココザス株式会社 代表取締役CEO

安藤 義人

YOSHITO ANDO

2016年に個人向けライフデザイン(人生設計)事業を行うココザス株式会社を創業。
現在は事業領域を広げ、資産形成・転職支援・住宅関連の3つの事業を通じて、世界中の人々がワクワク生きていける世界を作るため、日々経営に没頭中。
2022年からは活動拠点を海外にも広げ、モンゴルに現地法人を設立し不動産業のライセンスを取得。

自身も10代の頃から株式投資をスタート。
新築収益アパート投資やモンゴルの不動産投資、国内スタートアップへのエンジェル投資など幅広く投資を行なっている。

URL: https://twitter.com/cocozas_ando

  • 書籍:3週間で身につく日本人が知らないお金の常識|2020年11月3日発売
  • 書籍:モンゴルがいま熱い!|2024年2月26日発売

視聴者さんから質問がきました!

視聴者さんから質問がきました!
細川
細川

視聴者の方からお悩みが届きました!

来年から社会人になります。
今まで学生で投資をしたことがありません。
iDeCoの改正や、新NISAといろいろありますが…
何から始めたらいいでしょうか?

安藤
安藤

投資初心者の方なので、まずは少額から取り組めるもの限定になると思います

そもそも一般的に投資手法にはどういうものがあるのかというと…
私がよく言うのは財布にはいくつかあるという考え方です

・まとまったお金を動かす余剰資金のお財布。
・毎月のお給料の中からコツコツと積み立てる財布。
・自分の信用をテコにしてレバレッジにして不動産を買うような融資を使うお財布
 (金融機関様の力を借りるということ。)

主にこの3つです。
これから社会人1年目なので融資を使うということは選択肢に入りません。
勤務実績がないので銀行から貸りれないかと思います。

そうするとまとまった現金なのか毎月生み出される現金なのか。
どちらにしても手持ち資金が必要になります。
では、今から何をやればいいのかというと、大事なことはたくさんありますが…
何がこの方に向けて1番有意義なアドバイスになると思いますか?

動画で確認したい方はこちら

有意義なアドバイスとは

有意義なアドバイスとは
細川
細川

ライフプランを設計するということですかね。

それはいらないと思います。
安藤
安藤

21歳の時にライフプランを考えたことありますか?

細川
細川

考えてないですね。

安藤
安藤

そういう方が多いと思います。
まず、投資する云々かんぬんの前に「お金は大事だよ」ということを知ってください。

お金は大事だよ

どこに住むか、家をいつ買うのか、いつ結婚するのかなどわからないことだらけです。
なので、まずはバイトや仕事など目の前のことを一生懸命頑張ります。

何もしないでお金が増えることは本来ありません。
お金がないと選択肢は増やせないのが大人なのです。

将来の自分の選択肢を増やすためにもお金が必要であることを理解する必要があります

将来の自分の選択肢を増やすためにもお金が必要であることを理解する必要があります
お金は使おうと思ったら一瞬でなくなりますが、なかなかたまらないしなかなか増えていきません。

投資も同じで増やそう増やそうと思っても難しいのです。
お金を使おうと思ったらいくらでも使えるじゃないですか。

細川
細川

そうですね。
飲みに行けばすぐなくなりますもんね。

安藤
安藤

そうなのです。
なので、お金をなくさないことを考えた方がいいと思います。

「ケチになってください」ということをまず勉強してほしいです。
世の中のお金持ちと呼ばれる方は…

世の中のお金持ちと呼ばれる方はケチな方が多いですよ
細川
細川

会社全体を見て、お金に精通してるからそうなるのですかね。

安藤
安藤

そうですね。

ケチなところと自分が出すことで良い思いをしてもらいたいなどの選択肢としてお金を活用するという考え方は良いと思います。

ただ、なんとなくちょっと高いお酒を飲んじゃうというのはもったいなく感じます。
派手にお金をバンバン使うとなると…
投資会社のエクシアさんが最近また話題になってましたね

細川
細川

10月に破産していますね。

安藤
安藤

債権者が申し立てしていましたね。

遊びや飲みなどに散財してたわけですが、それで会社がうまくいくはずがないじゃないですか。
お金を大切にしているようには見えないです。
汗水垂らして得たお金じゃないからそうなってしまうのだと思います。

なので今これから羽ばたいていく皆様がやるべきことは「お金は大事だよ」ということを理解した上で投資を始める…

なので今これから羽ばたいていく皆様がやるべきことは「お金は大事だよ」ということを理解した上で投資を始める…
この大前提がないとマネーゲームになってしまいます

資産形成とは

資産形成とは
安藤
安藤

資産形成は貯蓄型と投資型のものに分かれます

貯蓄型、要は預金です。
預金を増やしていく、資産形成や資産運用、投資をしていくにあたって手持資金がないと何もできません。
ですが、投資する資金を作ろうと考える前に、まず生きていく上で最低限必要な生活防衛資金(月給の3ヶ月分〜半年分ほど)をまず貯めないといけません。
貯める前に投資は始められませんし、貯める前にライフプランは考えられないです。

例えば、お給料が25万円の場合。
1年目は住民税が引かれないので23万円近く残ると思います。
このお金を全部使うのではなく、一部でもいいので貯金をしていきましょう。

生活水準をいきなり上げてはいけません。

学生時代にアルバイトで10万円稼いでた方が25万円稼ぐようになるとお金が使えるように感じて、飲みや趣味などにお金かけようとなりがちですが…

まずは節約の意識が大事です。

ケチじゃないとお金はたまらないですし、お金は増えません

ただ一方で、これから働く21〜22歳の方が…
仕事が終わって家に引きこもりバナナ1本食べて寝る。
冬も電気代をケチろうと布団に丸まって過ごす。
電気代もったいないからカーテンしめずに朝日で目覚める。
…のようなストイックな生活をする必要はありません。

経験とか体験を増やしていくようなお金の使い方をするといいと思っています

お金はある程度使ってほしくて、経験とか体験を増やしていくようなお金の使い方をするといいと思っています。
若いうちはワークライフバランスはあんまり考えずに、自己投資という意味合いで言うと…
例えば書籍を買って自分の本業に生きるような知識が得られたりします。
どんな職業につくのか分かりませんが、自分の本業が例えば飲食店なのであれば他の流行ってる飲食店や最近街にできた日本初上陸のコーヒー屋さんに寄ってみるなども自己投資だになります。

「ワークライフバランス」というよりは「ワークライフブレンド」(オンとオフをミックスさせていく)とどんどん仕事の稼ぎが増えていくと思います

若いうちは自己投資をしていくのがいいと思います
全部を自己投資として使うのではなく、一定の金額は貯めていってほしいので…
貯金をしながら少額の積み立ても月1万円からでもいいと思います。
iDeCo制度や新NISAの中に積み立て投資枠というものがあります。
こういったリスクが低くて面倒じゃないものに取り組んでいく。

貯金をしながら少額の積み立て

iDeCoの法改正が2024年12月にあります。
公務員、一部の会社員の方など条件を満たしてる方が毎月の拠出金限度額が今1.2万円のところ2万円に上がるという話でした。

一部節税効果、所得税控除の効果があるので何もしないよりはやった方がいいと思います。
iDeCoも新NISAも長期間でお金を増やしていく方法です。
途中でやめるみたいなことがあるとメリットが薄まってしまいます。
だからまずは本当に無理のない金額で始めなければなりません。
万が一これから先上司となかなか合わなくて転職を繰り返す可能性もありますよね。

細川
細川

そうですね。
先のことはわからないですね。

安藤
安藤

一寸先は闇なので、わからないのですよ。

今、絶好調な会社でも業界の変化で会社が急に倒産してしまうかもしれません。
休職中だったとしても積み立てられる金額でやっておいた方がいいので…

まずはなんか無難な金額で始めることだと思います。

これも数年続いて仮に会社が倒産したとしても自分はすぐに転職市場で値がつくという自信ができた時に初めてライフプランで考えればいいのです。

私も目の前のこと一生懸命やって5年後どんな人生にしていきたいかは常に考えてますが、人生全体の80歳までのプランなんてぼんやりとも考えていません。
志を実現する思いの中で突っ走りながら最低限の貯金や生きていくためのお金があったとしても難しく考えないでいいと思っていて…
それよりも今楽しんだ方がいいというのが私の考えです。

資産を増やすよりもやるべきこととは?

資産を増やすよりもやるべきこととは?
安藤
安藤

21歳なら投資で資産増やすより先にやることあるでしょと思ってしまいます。

細川
細川

それはなんでしょうか?

安藤
安藤

仕事をすることです。

それが一番お金が増えます
体が動くのは20代だけなので、私も20代前半が1番働きましたが30代以降は頭とか経験で稼ぐのですよ。

20代のみ体力で稼ぐことができるので…
お金が欲しいのであればお金を通じてその人生の選択肢を増やしていきたいと考えてるなら思いっきり働いた方がいいです。

だから今は仕事のことを考えた方がいいと思いますよ。

自分が何したいのかとか考えた時に実現するための手段として労働と投資のどちらがいいかを考えたらおそらく労働になります。
考えた上で投資となれれば投資をすればいいと思います。

種類もたくさんあってどこから手つけたらいいかわからないですし、資産規模があんまり大きくないうちは取れる選択肢も少ないです。
そうなるのであればあれこれ考えずにまず1つか2つだけやりましょう。
さっきの話で言うと月1万円の積み立てだけやっておけばとりあえず人生安泰じゃないですかね?

2000万円問題や退職金がなどとメディアが煽ってきますがどうにかなりますから。
どうにかなるかどうかわからないと思うので、35歳ぐらいまで頑張ってみてください。
頑張ってみても人生どうにもなりませんとなれ私にDMをもらえたらどうにかしますよ。
21歳はもっと楽しいことを考えてください。

21歳はもっと楽しいことを考えてください。

言いたいことはお金は消費するのは一瞬ですが、増やそうと思っても難しいのです。
特にサラリーマンのうちは給与の上限が決まっていますから。
いかに減らさないかが大事です
本当に重要です。

入ってくる額が決まっているのでいかに減らさないか、いかに増やすかが大変なのです。
なので投資をする先を見極める力、DDについて紹介した記事・動画をアップしています。
これも大事です。

いかに減らさないかが大事です。

今、先々の勉強として資産形成チャンネルがアップしてるいろいろな記事・動画を見たらいいと思います。
あとは残り少ない学生生活を思いっきりエンジョイするってことですよ。

細川
細川

悔いなく楽しむということですね。

安藤
安藤

35歳になっても貯金がない人はいっぱいいますから。
それでも大丈夫な生き方もあるのです。

細川
細川

若いうちから意識しておくのはいい傾向ですよね。

安藤
安藤

もちろんです!

こんなに意識高い方にあまりお会いしたことないですね。

お金は一瞬で消えるので、「減らさない、そして増やしていく」を学んでいくこと
当たり前の話になりましたが、これが大事だということをお届けしております。

今日は以上になります。
ありがとうございました。

この記事の監修者

安藤 義人

ココザス株式会社 代表取締役CEO

安藤 義人

YOSHITO ANDO

2016年に個人向けライフデザイン(人生設計)事業を行うココザス株式会社を創業。
現在は事業領域を広げ、資産形成・転職支援・住宅関連の3つの事業を通じて、世界中の人々がワクワク生きていける世界を作るため、日々経営に没頭中。
2022年からは活動拠点を海外にも広げ、モンゴルに現地法人を設立し不動産業のライセンスを取得。

自身も10代の頃から株式投資をスタート。
新築収益アパート投資やモンゴルの不動産投資、国内スタートアップへのエンジェル投資など幅広く投資を行なっている。

URL: https://twitter.com/cocozas_ando

  • 書籍:3週間で身につく日本人が知らないお金の常識|2020年11月3日発売
  • 書籍:モンゴルがいま熱い!|2024年2月26日発売
この監修者の記事を見る

SAME CATEGORY

同じカテゴリの記事

Page Top

1万人が購読している無料メールマガジン!
毎週読むだけでお金の知識が身につきます

メルマガを購読する