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【新札vs旧札】どちらのデザインが好き?SNSで批判が相次いだ新札デザインへの意見の実態を調査|ココザス株式会社

新札を手にしたことがある人は約半数!なかなか普及が進まない背景にはキャッシュレス推進の影響か

ココザス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:安藤 義人)は、同社が運営する個人向けライフスタイルメディア「COCO the Style( https://cocozas.jp/coco-the-style/ )」において「新札とキャッシュレス」についてのアンケート調査を実施しました。

1.新札について

質問1:新札に誰が描かれているかご存知ですか?

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全員わかると答えた人が48.4%と半数近くでした。
13.6%の人は誰もわからないと答えていて、1万円札のみわかると答えた人は32.6%でした。
1万円札はお札の中で1番大きな単位ということもあり、記憶に残る人が多いといえます。

質問2:新札を手にしましたか?

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新札を手にしたことがあると回答した人は54.7%と半数程度の人が既に新札を手にしていることがわかります。

新札については以下のコメントが寄せられました。

「まだ慣れないため違和感がある。まだ使えないところも多いと聞き少し不安。」(30代 / 女性)

「正直、ガッカリです。おもちゃみたいに感じました。」(40代 / 男性)

「気持ちも新たに景気回復の願いを込めて、新札発行を歓迎します(60代 / 女性)」

「フォントがダサいと思います。慣れでしょうが、1万円の諭吉先生の貫禄が脳裏に焼き付いています。」(20代 / 男性)
「現状、期待したほど出回ってないと思っています。キャッシュレス決済が主だと見かけないものだなあと思います。早くお目にかかりたいです。」(50代 / 男性)

年代別で見てみましょう。

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新札を手にしたことがあると回答した方は20代と50代、60代が比較的高く、一方で30代と40代は少ないという結果になりました。

質問3:新札のデザインと旧札のデザインはどちらが好みですか?

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新札の方が良いと回答した人は12.6%、旧札の方が良いとコメントした人は54.5%でした。

まだ新札を手にしていない方が多く馴染みがないからか、旧札の方が依然として人気が高いようです。

また質問2で寄せられたコメントに「おもちゃみたい」という回答が多く、フォントやデザインに不満を感じている方が旧札の方が良いと回答していると考えられます。

2.新札のデザインについて

質問4:1万円札のデザインに渋沢栄一が選ばれたことに賛成ですか?

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以下のコメントが寄せられました。

賛成
「大河ですごい方だとわかったから」(40代 / 女性)

「1万円のデザインは経済人が多いので、渋沢さんの功績(株式会社設立に関わった数)は妥当だと思います。」(40代 / 男性)

反対

「確かに多大な功績を残された方ですが、お妾さんが沢山いらしたという逸話も耳にします。お札に無理に人物を挙げなくともいいと思うようになりました。」(50代 / 女性)

「功績はすごいが人物面で問題があるため、ご祝儀で利用しずらい」(30代 / 女性)

千円札や五千円札と比べて反対が10.7%と高い結果になりました。

反対意見の多くが渋沢栄一の女性関係に関するもので、ご祝儀に使いにくいという意見は”なるほどな”と感じさせられました。

質問5:5千円札のデザインに津田梅子が選ばれたことに賛成ですか?

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以下のコメントが寄せられました。

女性
「女性進出が謳われる現代で合っていると思う」(30代 / 女性)

「津田塾を作った人だし、尊敬できる人だから」(40代 / 女性)

男性

「旧札も女性が選ばれていたので妥当だと思う。」(40代 / 男性)

「認識のない人物」(30代 / 男性)

特に男性は興味がない、何をした人なのかわからないという回答が目立ちました。

女性は同性として、差別のあったとされる明治時代に活躍したということで「尊敬している」「憧れの人」というコメントが複数寄せられました。

質問6:千円札のデザインに北里柴三郎が選ばれたことに賛成ですか?

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以下のコメントが寄せられました。
「細菌学者としての業績があるので。」(50代 / 男性)

「名前も聞いたことがない。」(30代 / 女性)

「もっと世間に知られても良いと思える人物なので」(50代 / 男性)

「業績は知ってるけど顔を見てもピンとこない節はある」(30代 / 女性)

名前も聞いたことがないという意見も目立ちました。

偉大な功績に対して、人物としての知名度は低いようです。

もっと知られるべきと回答された方も何名かいらっしゃったので、今回千円札に選ばれたことはそういった意図があるのかもしれません。


質問7:新旧 お札に選ばれた偉人で1番好きな人は誰ですか?

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前回の1万円札のデザインに選ばれていた福沢諭吉の復活を願う人が多いという結果になりました。

現在もお札の顔として馴染みが深いため人気が上位になっていると考えられます。

他には旧5千円札の聖徳太子や、旧千円札の野口英世がランクインしました。

質問8:お札になって欲しい偉人は誰ですか?

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1位は坂本龍馬でした。3位は現役野球選手の「大谷翔平」がランクイン。

数ある偉人を押しのけて現役選手が上位にランクインするのは大谷選手の偉業と人気を実感させられます。

また人気の戦国武将と並んで「安倍晋三元首相」を挙げた人も多かったです。

3.キャッシュレスについて

質問9:利用しているキャッシュレス決済の分類は?

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利用しているキャッシュレス決済の種類で1番多かった回答は「クレジットカード」と答えた人で利用者の75%にのぼりました。

現金のみと答えた人は5.5%で、ほとんどの人がなんらかのキャッシュレス決済サービスを利用しているといえるでしょう。

質問10:現金派ですか?キャッシュレス決済派ですか?

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キャッシュレス決済派が半数を占めました。

新札がまだあまり普及していない背景には、そもそも現金を使わないという方が増えているという要因が考えられます。

キャッシュレス決済については、以下のコメントが寄せられました。
「財布を持ち歩かないで済むからいい」(30代 / 女性)

「結局、決済するのに口座から引き落とすのだから割高。」(60代 / 男性)

「とても便利だがスマホ必須なので紛失の心配や充電の残量が常に気になる。」(20代 / 女性)

「現金と比べて何かしらのキャッシュバックがあるのが良い」(30代 / 男性)

キャッシュレス決済を利用している比率は20代、30代で55%程度と50、60代と比べて10%程度の差がありました。

年収が高くなるほどキャッシュレス決済派の比率が増えています。

キャッシュレス決済は使いすぎてしまうという心配を口にされる方が多く、年収の低い人には現金活用で節約をしている人も多いのではないでしょうか。

今回の調査のまとめ

新札と旧札のデザインについては賛否があるものの、どちらでも良いと回答した方が大半を占めており、デザインに関心がないという意見が多数派になりました。

旧札の方が良かったと回答された方の意見で「馴染みがあるから」と回答している方が多く、見慣れてくると抵抗感も薄まるのではと感じました。

また、キャッシュレス決済が普及した影響で現金のみを利用しているという方はかなり少数となっており、新札のデザインに関心が薄い要因となっているのではないかと考えられます。

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