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人生ノートの作り方と記入事例を解説!うまく活用する方法とお金を貯める方法を紹介!

人生ノートの作り方と記入事例を解説!うまく活用する方法とお金を貯める方法を紹介!

「人生ノートってどう作るの?」
「人生ノートの活用方法は?」

人生設計をするうえで必要な人生ノート。どのように作成してどのような活用方法があるのか疑問に思う方もいらっしゃることでしょう。

この記事では人生ノートの作り方と記入事例、活用方法を紹介します。最後には人生に必要なお金を貯めるための資産形成方法を紹介します。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
個人ライフプランナーとして、資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

人生ノートを作る前に決める5つの事項

人生ノートを作る前に決める5つの事項

人生ノートの作成を始める前に、決める項目が5つあります。

(1)人生ノートを作る目的を決める
(2)将来の目標から逆算する
(3)記入項目を決めておく
(4)記入する日時を決める
(5)作成方法を決める

人生ノートは「何のために作るのか」「何を記入していくのか」「どうやって作るのか」を決めておくと、後々有効活用しやすくなるため、上記の項目をひとつずつ確認しておきましょう。

(1)人生ノートを作る目的を決める

はじめに人生ノートを作る目的を決めましょう。目的が定まっていないと、「何のために記入しているのか」がわからなくなり、途中でやめてしまうことにもなりかねないためです。

一般的には将来なりたい姿を目指すために作成する方が多いです。例えば、「退職後は不労所得で生活し、海外旅行で世界を回る」、「40歳でマイホームを取得し、50歳までにFIREする」などが挙げられます。

自分がなりたい姿をイメージすることで、人生ノートを作る目的が明確になり、より具体的な行動計画を立てることが可能となります。

(2)将来の目標から逆算する

将来なりたい姿から逆算して計画を立てます。結婚や出産、マイホームの取得など、いつ達成するのかを決めていきます。

現状から考えてしまうと、目標が先延ばしになってしまい、できるタイミングを考えがちです。しかし逆算して考えれば、「いつまでにしなければいけないのか」が明確となり、やるべきことが見えやすくなります。

(3)記入項目を決めておく

人生ノートに記入する内容や項目を決めておきましょう。将来なりたい姿をはじめ、それまでの計画などを明記します。

例えば40歳でマイホームを取得する場合、現在の年齢から「毎月いくらの金額を貯蓄するのか」を記入したり、「どうやって節約していくのか」などの計画やお金の流れを記載します。

具体的に記入することで、現状把握だけでなく、計画性のある行動に移すことが可能です。その結果、より目標の実現ができる可能性が高くなるでしょう。

(4)記入する日時を決める

定期的に記入する項目がある場合、いつ記入するのかの日時を決めておきましょう。記入日を決めておけば、忘れることなく続けることができます。

特に定期的な記入や見直しが必要な人生ノートの場合、途中で面倒になって辞める方も多いため、記入日の設定は忘れないようにしましょう。

(5)作成方法を決める

人生ノートの作成方法を決めていきましょう。主に以下の3つの方法があるため、それぞれ特徴を紹介します。

1:ノートを購入して記載する
 ノートを購入して記載する方法です。
 自分の好きなように記載でき、書くことが好きな人におすすめです。

2:エクセルやグーグルドキュメントなどを利用する
 パソコンを利用して作成する方法です。
 簡単に作成でき、パソコンに慣れている方におすすめです。
 ただしエクセルは有料ソフトである点は注意しましょう。

3:スマホアプリなどで作成する
 人生ノートのアプリをダウンロードして作成する方法です。
 無料のアプリもあれば、有料のアプリもありますが、
 普段からスマホの使用頻度が多い方におすすめです。

人生ノートを作る時は、作成しやすい方法を選ぶようにしましょう。途中で作成するのが手間だと感じてしまうと、辞めてしまうことにもなりかねません。自分に合った方法を見つけてから始めましょう。

人生ノートの記入事例

人生ノートの記入事例

ここでは人生ノートの記入事例を紹介します。実際に記入される項目が多いのは、以下の3点です。

(1)やりたいことリスト
(2)日記
(3)将来の人生設計

これから人生ノートを作成する方は、どのような記入例があるのかをひとつずつ確認しておきましょう。

(1)やりたいことリスト

人生ノートではやりたいことをまとめたリストを作る方も多いです。自分が生きている間にやりたいこと、目指したいことなどを明記することで、人生のモチベーションの向上につながります。

やりたいことリストは、以下の表のように「すぐにできること」と「時間がかかること」に分けると見やすいです。

やりたいことリスト

すぐにできることは、月単位で期日を決め、時間がかかることは年単位で設定される方もいらっしゃいます。

やりたいことが明確になれば、後は「いつどのような行動をするのか」を検討できるようになります。

(2)日記

人生ノートでは「今日起きたこと」などの日記代わりにする方も多いです。毎日つけている方は、数か月や数年後に見直し、当時の記憶を遡ったり、モチベーションの向上などにつなげています。

(3)将来の人生設計

人生ノートで最も多いのは、将来の人生設計について記載している方です。将来なりたい姿やライフプランなどを明確にし、そのための行動や資金計画を組み、考えられるリスクに備えておくための方法などを記載します。

ノートに記載することで、自分がなりたい将来について可視化されるため、より行動回数が増えたり思考が高まる要因にもなります。

人生ノートの活用方法

人生ノートの活用方法

ここでは人生ノートの活用方法を3つ紹介します。

(1)定期的な見直しをする
(2)ライフプランを考え直す
(3)人生ノートどおりに実行するためのお金を貯める

記入しているだけでは、もったいない活用となってしまうため、ひとつずつ確認しておきましょう。

(1)定期的な見直しをする

人生ノートは定期的に見直しを行い、計画どおりであるかをチェックしておきましょう。ライフスタイルの変化などによって当初の計画と異なっている場合もあるためです。

例えば、家族が増えたことによって変わった点や、仕事や住む場所が変わったことによって当初の計画と異なる人生を歩んでいる方もいらっしゃいます。

半年に1回や1年に1回、見直し時期を決めて行うと、予定していた人生設計とは異なる設計ができる場合もあります。

無理に、最初に組んだ設計どおりではなく、ライフスタイルに合わせて見直しを行い、変えていきましょう。

(2)ライフプランを考え直す

定期的な見直しを行うと、途中でライフプランに変化が生じることがあります。結婚や出産、相続などによって人生設計が変わる場合もあるため、その際は一度考え直すのも1つの選択肢です。

過去の人生ノートを確認し、将来のことを今一度考えなおし、人生ノートに記入しましょう。最初に作った人生ノートどおりにならないケースはよくあることです。柔軟にライフプランを考え直してみましょう。

(3)人生ノートどおりに実行するためのお金を貯める

自分が描いた人生設計では、将来お金が必要となる場合も多いため、人生ノートでいくら必要なのかを確認しておきましょう

例えば将来的に事業を始めたり、投資で生活をしていきたいという方は、ある程度まとまった資金が必要です。その資金を貯めるためにも、まずは必要な金額を算出し、いつまでに用意するのかを明確にしておきます。

その結果、「毎年人生ノートどおりにお金が貯められているのか」をチェックすることができるうえ、不足している場合は早期に対策を取ることも可能です。

お金の貯め方はさまざまありますが、多額の資金が必要な場合、次の項で紹介する資産形成がおすすめです。

お金を貯めるに適した資産形成方法3選

お金を貯めるに適した資産形成方法3選

お金を貯めるとなると、節約による貯蓄や副業などによる収入を増やすことを思い付く人も多いですが、おすすめなのは、以下の3つの資産形成です。

(1)新NISA
(2)iDeCo 
(3)投資信託

どのような資産形成なのか、ひとつずつ確認しておきましょう。

(1)新NISA

こんな人におすすめ

・長期運用ができる人
・資金力があり大きく増やしたい方 

新NISAとは2024年度よりスタートする少額投資非課税制度の一種です。毎月、金融商品を自動的に買い続け、資産を増やす方法です。

新NISAでは以下の2種類あり、それぞれ1年間で運用できる金額が定められています。

新NISA

新NISAの平均利回りは5%前後です。仮に毎月10万円を10年間積み立てた場合、「1,200万円から1,550万円」に増えると想定できます。

積立金額が大きくなるほど、増加額も増えるため、ある程度資金力がある方で、大きく増やしたい方におすすめです。

また本来投資で得た利益に対しては20.315%の税率を掛けた金額を納税しなければいけませんが、新NISAは運用益が非課税となるメリットがあります。

また新NISAの利回りは、以下の画像のとおり、20年間運用することで元本割れのリスクを失くすこともできます。

参考|金融庁「つみたてNISAについて」

引用|金融庁「つみたてNISAについて

一方で5年未満などでは元本割れする可能性もある点は注意しなければいけません。増やしたいあまりに多額の資金で運用しても、短期間の運用では損をする可能性もあります。

さらに、新NISAはつみたて投資枠と成長投資枠を併用することができるため、1年間で360万円まで運用可能です。

しかし非課税保有限度額が1,800万円までと定められているため、少額から長期間運用して増やしたい方にも向いています。

(2)iDeCo 

こんな人におすすめ

・60歳以降にお金が必要な人
・節税も検討している人 

iDeCoとは毎月最低掛金額の5,000円から運用することができる個人型確定拠出年金のことです。日本では「将来、公的年金の受給がもらえない」という噂が流れていますが、iDeCoは公的年金とは別に受給できる年金制度です。

そのため確実にもらえる年金制度として人気があります。

さらにiDeCoの掛金は、全額所得控除できるうえ、新NISA同様運用益は非課税となるメリットがあります。そのため節税しながら資産形成を行いたい方におすすめです。

ただし、原則60歳になるまでは利益を引き出すことはできません。途中で「ライフプランが変わってしまってお金が必要」となっても、iDeCoの運用金額は充てにできないデメリットがあります。

また掛金は以下の表のとおり職業や勤務先によって上限額が設けられています。

ideco掛金のグラフ

そのため、大きな金額は運用できないことには注意しましょう。

iDeCoの平均利回りは,企業年金連合会が発表した確定拠出年金に関する実態調査|統計資料によると、以下の画像のとおり2021年度の利回りは3.5%が平均です。

2021年度の運用利回り

新NISAと比較すると、増加率は低くなりますが、節税もできるため、双方を併用して運用する方も多いです。

とはいえ途中で運用額を引き出すことができないため、60歳以降にお金が必要となる方におすすめです。

(3)投資信託

こんな人におすすめ

・専門家に一任したい人
・多少リスクを取って増やしたい人 

投資信託は、専門家であるファンドが複数の投資家から資金を集め、株式や債券などに投資し、運用して得られる利益を投資家へ還元する方法です。

専門家が運用してくれるため、資産形成を行ったことがない方や、仕事が多忙で時間がない方におすすめです。

投資信託の平均的な利回りは7%〜8%前後が多いですが、銘柄によっては10%を超えたり、2%程度と引くものもあります。

さらに、専門家であっても必ず増えるとは言い切れません。金融市場によって価格が大きく変動するため、専門家であるファンドが選定した銘柄であっても損失が生まれるリスクがあります。

まとめ

まとめ

人生ノートは、最初に目標や目的を決め、将来から逆算して必要な行動やお金を算出します。

その後やりたいことを明記したり、人生設計などを記載すると、自分のことを考える機会にもなるでしょう。

人生において、結婚や出産などによってライフプランは変わっていきます。最初に記載するだけではなく、定期的な見直しなども必要です。

ココザスではファイナンシャルプランナーとして、お客様の人生ノートの作成サポートを行っております。

さらに将来必要なお金を貯めるための、資産形成のアドバイスなども行っております。今のうちから人生ノートを使って将来について考えたいという方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
個人ライフプランナーとして、資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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