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いま株式投資で勝てる人っている?どっちつかずの現状でやるべきこと

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いま株式投資で勝てる人っている?どっちつかずの現状でやるべきこと

株式投資をされている方で、この1年位は「厳しいな…」と感じている方も多いのではないでしょうか?
2022年は世界的な金利上昇で株下落になり、今年はどうなるの?と不安にもなりますよね。
今後、利下げするとなると更に下落していくのでは?など色々と気になります。

そこで今回は暴落がきたときに備えてやること、右肩上がりに回復した時にやるべき行動など…
色々と読めない今どんな運用をするべきか?資産形成チャンネルの考えをまとめました。

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株式投資に厳しい現状…

株式投資に厳しい現状…
細川
細川

社長、今の金融市場の中で株式投資はコンスタントに勝てるのですか?

安藤
安藤

最近は相場が結構動いているので、大きく資産を減らしてしまった方も結構いると聞いています。

実際うちもIFAという金融商品仲介業の会社を持ってますが、そこに相談に来る方の中でもだいぶ含み損を抱えてる方もこの1年ぐらいで「かなり増えてきたな…」という印象です。

細川
細川

ということはもう勝てないのでしょうか…?

安藤
安藤

相場が悪いからといって勝てないという話ではありません
金融系の運用の中にも種類が沢山ありますよね。

株式投資もあれば、債券もある。
他にもヘッジファンドや投資信託、色々なものがあるわけです。

例えば、今うちのIFAで具体的にどんなものを提案してるかと言うと、短期的に値動きに左右されるような投資信託や個別の株式は正直あまり提案していないのです。

うちは手数料を稼ぎたくてやっているわけではありません。
グループ全体でお客様の資産を最大化することがミッションなので、そういう観点でいくと今提案するのは怖い。

なので、今は「ヘッジファンド」を提案しています
海外の私募ファンドと言われていて、あんまり表に出ていないような…
49名以下にしか勧誘ができないものです。

細川
細川

ヘッジファンドには利点があるのですか?

安藤
安藤

ヘッジファンドは相場が下がっている時だったとしても

リスクヘッジができるのです。

例えば空売りといって、売りから入るアプローチをすることで下落相場でもリターンを出す。
どんな状況だったとしてもリターンを出し続けることが宿命のファンドなんですよ。

なので、ショート取引といって下げに対して賭けにいくという事もやりつつも、ロングポジションを持っていく。
この辺を織り混ぜながら運用していきます。

つまり2008年リーマンショックの時も、チャイナショックの時もコロナショックの時も、毎年コンスタントに6%から10%ぐらいの利回りを出す
こういったファンドが実際にあるのです。
今はそういったものを提案してるみたいですよ。

動画で確認したい方はこちら

いま取るべき手段とは?

いま取るべき手段とは?
細川
細川

では今とるべき行動手段としては、ヘッジファンドをやるべき?

安藤
安藤

やれる方はやれるといいと思うんですけども…

最低10万ドルや20万ドルが必要なので、10万ドルだと今は1,300万円くらいではないでしょうか

※ 撮影日2023年2月7日時点

細川
細川

富裕層向けの商品みたいなモノなのですね。

安藤
安藤

そうですね。

なので、個別銘柄なども提案はしてますが、為替リスクがある米株、特にGAFAM(ビッグテック企業)ですね。
Microsoft、Amazon、Apple、Google、あとMeta(旧Facebook)、あとはTeslaやNetflixなど…
一時すごく流行ったんですよ。

アメリカのNASDAQというところに上がってる銘柄ですが、そういった株は為替の変動もありますよね?
3ヶ月後のドル円の相場を当てられますか?
どう動くか分からないですよね…

細川
細川

そうですよね、未来のことですし。

安藤
安藤

なぜドル円が動くのか?
1番は両国とも、今は金利が結構動いてる時期なんですね

米国が利上げをずっと継続してましたが、もともと2023年後半ぐらいに利上げを止めて、利下げに転じるのではないかと

なぜ利上げしたかというと、元はインフレ退治です。
アメリカの物価が上がりすぎてたのでインフレを退治するために株価下落を許容してね。
金利を上げると株価が下がるなんてことはもうみんな知っていますから、そんなのを分かった上で利上げしたのです

だから今の一時的な株安ってのは想定の範囲内なのです。

インフレが意外に落ち着かない、ただしちょっと今はそれが落ち着き始めていたりする。
そうなってくるといよいよ利下げするのです。

アメリカが利下げするだけだったら読みやすいのですが…
しかし日本は日本で、インフレ抑制もありますが、今までの金融緩和というのも出口を作らなければいけなくて…
少し利上げ基調なわけです。

次期日銀総裁に誰がなるのか?というのが、まだ憶測ベースで確定した話ではないのですが…
それがどうなるかによって為替が本当に1日で数円動いたりするのです。

※ 撮影日2023年2月7日時点

こんな状況の中で自分の投資としてやる分にはいいですが…
ただ事業者として勧める側としては、米株をすすめるというのはやるべきではない
なので、うちの部門ではそういったものをすすめていません。

例えば、JALやANAなどの航空系が戻っていくってのは当たり前のことで、且つ配当も戻っていきます。
そういったところで無難に稼いでもらってるってケースが多いかな?と。

レバナスはどうなの?

レバナスはどうなの?
細川
細川

一時レバナスが話題になってましたが、今はどうなってるのですか?

安藤
安藤

昨年の2月頃から、金利の動きがあり…

明らかに相場がてっぺんだなという感じがしていたので、まあ下がるかなと思っていましたが、それでもみんな買っていたのです。

もう買って買って買いまくって、サラリーマンの間でレバナスが大人気!というような…

レバナスというのは「レバレッジNASDAQ」で、NASDAQというアメリカの上場銘柄です。
さっき言ったビッグテックの企業たちですね。
そこに対して3倍ぐらいのレバレッジを効かせて、100万円しかないのに300万円分の買いが入れられると。

これぐらいのレバレッジを効かせて買いにいってましたが、どうなったのか?
当然下がりましたよね。

買っていた方々は多分、今は大きな含み損を抱えていて、中には損切りされた方もいると思いますし、まだ持ってる方もいると思います…
Twitterなどを見てると、だいぶ静かになっちゃったなというイメージがありますよね。

今後どうなるかで言うと、正直NASDAQ銘柄はちょっと過熱しすぎてた感があるし
あとは、あそこまで円安が進んだから円ベースで見た時の資産がより増えたんですよ。
ドルで買っていますからね。

では、円安の時に買っている方、150円の時に買った方というのは

今の為替だけで15%ぐらい負けてますからね。
細川
細川

もう下がっていますもんね…

安藤
安藤

これが日本が金利を上げて、アメリカが下げてみたいな風になってくるとまた円高、つまり100円に近づいていくわけです

どこまでいくか分からないですよ?
仮に円高の方向にいったら、資産の大半が米ドルだった場合どうなりますか?

細川
細川

資産がどんどん減っていきますよね?

安藤
安藤

そういうことなんです。

つまり、過去7年ぐらいはアメリカの株価が良すぎて、日本人がドルを使って運用していく
円高から円安に向かいましたから、いい時期だったんですね。
なので「勝てた!」というだけの話であって、あそこまでの盛り上がりはもう数年ないんじゃないかな?と思います

どっちつかずの今、どう運用するべき?

どっちつかずの今、どう運用するべき?
安藤
安藤

正直、今はどっちつかずですし、昨年2月頃からも明らかに長期トレンドの相場は崩れていると思っていて、一旦休憩すると思うんです

休憩というのは、行ったり来たり。
今、色々な企業が決算を出していますが、アメリカの企業の決算は悪いのです。
本当にもう十何年ぶりに減益とかね、どんどん決算が悪くなっていってます。

なぜかと言うと、例えばアメリカのテクノロジー銘柄というのは、広告費で売上をあげていますから
大手の企業がインフレで消費者の消費が鈍って、物が売れなくなると広告出稿費を減らしますよね?
そうするとビッグテックの売上下がるよね?と…
そうなってくると、株価は全体的に下がる。
「不景気になってきた…」とみんなが感じると、また消費が鈍る。
これのスパイラルが始まりつつあるので、一旦株価を調整すると思うんですよ。

そんな時でもできるヘッジファンドで収益を上げる。
これがまずひとつやるべきことなんだけども…
しかし、そこまでお金はかけれない場合は、積立ておきましょう

毎年数万円、積立に関してはいつ始めてもいいです

ドルコスト平均法で

下がった時はたくさん買えて、上がっていったら買える数が少なくなると。

相場がこう揺れたとしても、ならされるので。
「積立はやりましょうね!」というのが結論なんじゃないかな?と思います。

あともう1つ、個人的に僕は今キャッシュポジションを高めてます
これから何が起きるか分からないので、現預金比率を高めている

過去の経験上、色々なショックを経験してきましたけども、ちょっと嫌な予感がするなというのがあるので、現預金の比率を今高めてる時期です。
なので支出を減らして、預金を増やす。
この預金というのは不景気になった時に最強な力に変わるのですよ
てっぺんでレバナスを買っている人達というのは、大暴落が起きた後に全力買いできませんよね?

不景気になった時に最強な力に変わるのですよ
細川
細川

現金が手元にない…

安藤
安藤

そういうことです。
ただし、コツコツコツコツ今から貯めておく。

大暴落が来たとするじゃないですか?
株も不動産も僕は全力で買います。
なので、暴落が起きて欲しいと言うのいい言い方ではありませんが…
暴落を待ってる感覚ですね。

今はこのような考え方で、積立は超長期で走らせる
あとはなるべく現預金ポジションは増やしておいて、暴落が来た時に備えてそこで買えるようにする

ただし、そういう暴落がなく右肩上がりが継続するようなチャートを描くのであれば、それは色々な経済指標を見ながら、大手の企業の決算も良くなっていったとします
そうであれば方針転換をしてじゃぶじゃぶに眠らせてる現金はもったいないので、それを投資に回していく

こういう風に臨機応変に動いていかないといけません。
なので、今はお金を貯めておいた方がいい時期なんじゃないかな?というのが私の個人的な意見になります。

今日のまとめとしては、今はキャッシュポジション(現金保有率)を高める時期である。
そして株式系の運用に関しては、長期積立はOK。
まだやっていない方は今から始めるのもOKです。

なぜなら長い時間をかけるのであればリスクはほとんどないからです。
ただし、これだけ不安定な中で株(特に米株)・為替も変動しますから…
こういったところに全力投資するのは少しオススメできませんというのを1つの意見として捉えていただければと思います。

この話題は嫌でも答え合わせすることになるので…
また別の動画で後追いできればなと思います。

今回は以上になります。
ありがとうございました。

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