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不動産の小口化商品!TECROWD(テクラウド)の勢いがすごい!不動産クラファンで急成長中の会社の決算書はどう?わかりやすく解説

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不動産の小口化商品!TECROWD(テクラウド)の勢いがすごい!不動産クラファンで急成長中の会社の決算書はどう?わかりやすく解説

これまで不動産小口化商品について、色々なサービスを取り上げてきましたが…
今回は安藤も注目している「TECROWD(テクラウド)」をピックアップしました。

国内の不動産だけではなく、モンゴルなどの新興国の不動産に投資ができる「TECROWD(テクラウド)」
自社で施工監修を行っているため、日本基準の綺麗な物件もたくさんあります。

いま注目されている不動産クラウドファンディングですが、実際の売上・利益や運用状況はどうなのでしょうか?
公表されている決算書情報をもとに解説していきます…!

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TECROWDってどんなサービス?

TECROWDってどんなサービス?
細川
細川

社長、視聴者様から「TECROWD(テクラウド)」という投資商品について、運営会社も含めてどうなのでしょうか?というご相談をいただきました。
社長のご意見を聞かせていただきたいです。

安藤
安藤

最近、TECROWDをご存知な方も増えてきたんじゃないかな?と思います。

モンゴルやカザフスタンの物件の開発案件を不動産クラウドファンディングで日本国内の投資家さんに対して10万円から取り組めますと…よくある小口化商品ですね。
大体利回りが8%以上という感じで、結構いま高いのです

細川
細川

海外のものだから等の理由はあるのですか?

安藤
安藤

海外開発案件かつ不動産なので、金額が大きくなるということですね。

今回はテクラウドについて、私も手元でページ等を見ながらお話できたらと思います。

まず、サービスの開始が2021年1月頃です。

細川
細川

まだ若いのですね。

安藤
安藤

まだ3年弱ぐらいの歴史ですね。

しかし、結構すごいペースで累計の残高が増えているのです。
つまりお金が集まっているということ

2022年1月には「募集金額が累計で12億円を突破しました」というリリースがありました。

今サイトを見ると、現時点で「170億円突破」と書いてあるので

すごいペースですよね?

細川
細川

これは「みんなで〇〇さん」みたいな感じで、集まるのが大きくなると危ないのかな?と思ってしまうのですが…

安藤
安藤

「みんなで〇〇さん」と同じように、中の数字なども解説していけたらなと思っています。

ファンドはすでに50数件募集しているみたいです。

ファンドはすでに50数件募集しているみたいです。


いまサイトにある「ファンド一覧」を見ると、55号ファンドまで行っていますね。
金額は1億円くらいでしたが、最近の案件がすごいことになっていて…

1つのファンドで20数億円くらいを集めているのです。
細川
細川

これはどうなのでしょう…
社長としてはいいこと?不安点?どちらでしょうか?

安藤
安藤

アメリカのテキサス州で「テキサスエネルギーパーク」という太陽光なども混ざってるようなプロジェクトが24億円集めています。
わずか15日で集まったようで、これはスゴイですね…!
というように、最近すごく人気が出てきているのです。

他にも案件が出ているのですが、八王子のグループホームや障害者向け施設等もやりつつ…

ココザスでもモンゴルの現地法人を持っていますが、こちらの会社もモンゴルのウランバートルでレジデンスの開発をやっています。

まだ「怖い」など、そういう規模感まで膨れ上がってるわけではありませんし…
開発がこけたという話を聞いたことがありません。

あとはこの3年弱で、すでに元金を償還しているものも実際あるようです。
「元本割れは0件」ということでホームページには書いてあります

動画で確認したい方はこちら

建設業で22年の実績がある会社

建設業で22年の実績がある会社
安藤
安藤

会社を調べたのですが、2001年ぐらいからやっている建設の会社さんでした。

細川
細川

元々不動産に携わっていたのですね。

安藤
安藤

元々、建設工事が売上の100%です。
作る会社だったのですよ。

なので建設業許可も持っていますし、一級建築士事務所の登録もしています。
という始まりから、ここ3年くらいで一気に「不特法不動産ファンド」の会社に舵を切ったのです
売上も順調に少しずつ伸びています。

私の感想としては、結構面白いことをやっていますし、弊社でも仕事をしているモンゴルレジデンスの開発もやっていますので。
うちもかなり人脈がそっちにはありますから…

私の印象としてはいいんじゃないかな

モンゴルとの繋がり?InvesCoreとは

モンゴルとの繋がり?InvesCoreとは
細川
細川

モンゴルを通して繋がりはあるのですか?

安藤
安藤

深い繋がりはありません。
テクラウドをやっている会社を調べると…

「テクラ」というのが会社名です

横浜のみなとみらいにある会社ですが、グループに出資者がいます。
それがモンゴル証券取引所に上場している、私も知っている会社です。

それが「インベスコア」という会社名で、不動産や金融をやっている会社です
2016年3月に創業して2019年頃に上場したのかな?
時価総額が100億円を超えているようです。

モンゴルだとすごいことで、トップ5に入るような規模の会社に一瞬で育った。

そこの資本を受け入れたというリリースが公になっています。
細川
細川

なのでモンゴルでの物件や商品を作れているのですね。

安藤
安藤

そういうことですね。
2022年2月にインベスコアがテクラに出資をしているということだと思います。
「資本業務提をした」という内容が書かれてますね。

このインベスコアの創業者の方は、元々日本の立命館大学です。
その後、大学院とアビームコンサルティング(日本のコンサル会社)で7年ぐらい働き…
その後モンゴルに帰国した後、ダイソーやカゴメなど、そういうこっちのお店やブランドをモンゴルの中で流行らせるというような仕事をした上で、2016年に友人たちと一緒にインベスコアを立ち上げた。

当初から「日本の投資家から投資をいただき事業を加速させております」とインタビューで答えているので、日本との繋りが深いのでしょうね。

その中でテクラさんと何か接点があったんじゃないのかな?
元々2022年の資本提携の前からテクラウド上にはモンゴルの商品がたくさんあったのです。

テクラウドがスタートした1番最初のプロジェクトから、もうウランバートルですね。

1、2、3、4、5号棟は全てウランバートルなので、モンゴルファンドだったのですよ。
細川
細川

スゴイですね…!
ココザスでもモンゴルをやっていますが、いいところに目を付けているというか…

安藤
安藤

さすがだな!と思います。
ずっとモンゴルの案件をやっていて、利回り8%ぐらい出す開発案件のようです

私もモンゴルで事業をやってるので分かりますが…
正直、8%よりも利回りはもっと出せるのです

そこまでして資金調達をさせていただいたら物件を建てて定価で売っていけば、十分な利益が取れます。
それを3年間などのプロジェクトで回しているみたいです。
なので、1年、2年、3年払ったとしても十分に運営側は利益が出ます。

さらにこのモンゴルの案件を見ていると、インベスコアがマスターリース(つまりサブリース的なもの)で「借り上げしますよ」というモデルなのです。
現地の上場企業ですからそこがテクラとの間で何%なのか分からないですが…
恐らくテクラさんが少しだけ頂いて、その後に投資家さんに戻すという感じで、10%ぐらいの利回りでインベスコアとテクラの間で契約が結ばれているのじゃないかな?と思います。

つまり何が言いたいのか?と言うと…
最終的にはモンゴル証券取引所に上場していて財務諸表も公開しているインベスコアが後ろについてる
さらに2022年からは資本提携しているということは、インベスコアが恐らくテクラにお金を入れているのです。

(数千万円なのか?数字は分かりませんが…)
では、その辺の数字はどうなっているの?ということを考えていく時に、決算書を見ます。

細川
細川

会社をちゃんと知るということですね。

TECROWDの今後はどうなる?

TECROWDの今後はどうなる?
安藤
安藤

通常だとあまり表に出ていない数字も含めて、色々な数字を調べました。

そうすると売上は10億円〜20億円の間ぐらいの規模で、1.5%→9.2%などという感じで伸ばしています

ただこれはクラウドファンディングの会社にガラっと変える最中の数字なので、これからの伸びはすごいんじゃないかな?と思っています。

細川
細川

百何十億円と、どんどん資金を集めていますものね。

安藤
安藤

本当の最新のデータはどこにも出ていないのですが…
今の感じでいくと、結構利益が上がるのではないかな?と思います。

ただ、色々と調べていると決算公告と言って、決算の数字を非常場企業だったとしても開示している会社があります。
そこの数字を見ると…

正直財務は少し弱いのでは?と
細川
細川

どういったところが弱いのですか?

安藤
安藤

利益水準がまず低い

1億円くらいの利益を出す年もあれば

300万円くらいになっている年もあります。
その次の年に9,000万円ぐらい赤字があったり…
いわゆる利益剰余金と呼ばれる、今まで累積で作ってきた利益が…

マイナスになっている年があるのです。

数年前までマイナスだったので、そこからクラウドファンディングの事業を始めて一気に盛り返してるのかな?という気がするのですが…
決算期が10月末の会社なので、次の決算情報が出てくるのは恐らく2023年の年末以降の話です。

2024年1月〜3月ぐらいにウェブ上で見られるのかな?と思いますが…
銀行マンからの見え方で言うと「絶対に融資しない」という感じですね

自己資本比率を覚えていますか?
直近で見えている数字だけで言っても、総資産(つまりバランスシートの厚み)が元々10億円や20億円でした。
それが直近で30億円になり…

1番直近では64億円まで膨れています。

これはどういうことだと思いますか?

細川
細川

みんなからお金を集めて…

安藤
安藤

そうですね。
バランスシートの右側(負債の部分)でお金を何10億円と集めています。

累計が百何十億円いったという話でしたものね。

恐らく、次の決算だともっといっているはずです。
100億円ぐらいのバランスシートになっちゃっているはず…

それに対して、自己資本比率。
計算式はバランスシートの総資産と、あともう1つ何の数字を見ればいいんでしたっけ?

細川
細川

自己資本の部分なので、1番の右下の純資産?

安藤
安藤

「株主資本」という言い方をしたりもしますが「純資産」も完全イコールな言葉ですね
これが直近で言うと…

2億円

64億円の厚みに対して2億円なので…

自己手本比率は3%・4%くらいです。

なので、ここから一気に利益を出していかないとなかなか苦しいんじゃないかな?という気がしています。

細川
細川

次の決算書が出た時に「自己資本率が上がっているかどうか?」は、要チェックですね。

安藤
安藤

ただ、私は上がっていないと予想しています。

なぜならこのペースで資金を集めているということは、負債が増えていますよね?
なので厚みが今度100億円などを超えているわけです。

それに対してバランスシートの厚みが2倍になっているか?と言うと…
今2億円しかない純資産を2倍の4億円にして、ようやく利益率はイコールです

ということは、純利益を1年で2億円くらい出さないといけないので…

細川
細川

ということはもう日々の利益をもっと増やしていかないと。

安藤
安藤

そうですね。
1年で稼げる力をもっともっと増やしていかないと、なかなか難しいということはあります。
ただインベスコアからの出資が今後も継続的に見込まれると思うのです。

これはなぜかと言うと、テクラは元々建築建設の会社だったのに今はクラウドファンディングの会社。
特にモンゴルに力を入れているみたいなのです。

というので、インベスコアのジャパン日本法人があるのですが、そこの社長か役員の方をテクラの取締役に入れてるぐらい。
親会社という言い方が正しいかどうかは分からないのですが…
株式の比率が分からないので…

しかし出資者から役員を受け入れている。
ここまで深い関係となるとテクラの資金が少し持たないなという時期があったとしても、どう考えても親会社がお金を出すわけです。

結論、テクラはいいのでは?というのが私の結論です

このように単体の決算情報だけを見ていると、正直分からないことがたくさんあります。

私の結論

例えば、弊社の不動産部門のココ・ホームという会社があります。
ココ・ホームの決算情報だけを見ても実態って見えてこないんですよ。

細川
細川

それはどうしてですか?

安藤
安藤

100%親会社であるココザスという会社があります。
そのココザスがココ・ホームに救いの手を差し伸べることができるのです。
同族企業なので、そういう見え方になる。

もっと言うと、ココザスの会社の決算書が著しく悪かったとしましょう。
「だから会社(ココザス)はダメ!」という話でもないのです。
これはなんでだと思いますか?

細川
細川

子会社がどうなっているかも重要ですね。

安藤
安藤

子がすごく優秀な可能性もありますね。
そうすると、子が親に貸し付けることもできます。

もっと言うと、私は社長でありオーナーですが…
オーナーの個人資産がものすごくあったとすると、その資金を会社が大変になる度に少しずつ会社に入れるってことはよくあるのです。

なので、そこに関連する会社の数字を見ていかないと1社の決算書を見たからといって、何かが分かるわけではないのです
なので、これらの内容は1つの勉強にしていただければと思います。

内部情報的な話をしていくと…
従業員数は元々40名だったのが、30名・20名と段々と減らしていっています。
今は10名ぐらいしかいないようです。

建築の現場に出ていたような方々、完全にその事業を撤退しているようです。
Webで集めるクラファンの会社になっていますので、今までの情報では判断できない会社ですよね。

ただ、最近勢いがいいですし伸びてますから…
しばらく私もチェックしようかなと思っている注目の会社です

今後の予測としては、ここから数年間は変わらず海外の投資案件などで資金集めていくのでは?と思います。

そして少しテクラの業績が落ちるようなことがあったとすると、出資者のインベスコアがさらに出資をして自分たちの持ち分を増やしていく。
最終的にインベスコアの子会社になったとしても、それは投資家にとってはいいことですから。

ネットで「危ないのでは?」と書かれている事もありますが、私は色々調べた結果そんなことはないなと思っています。
なので同じモンゴル仲間として、直接の繋がりはありませんが遠くから応援していけたらなって思うような会社です。
またこのTECROWDについて、何か新しい情報があれば情報発信してみようかなと思います。

今回はモンゴル案件等のクラファンをやっている「TECROWD」そして「テクラ社」という運営会社についての話をさせていただきました。
ありがとうございました。

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