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従業員持株会|自分のコミットメント次第で資産が増える?持ち株会のススメ!!

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従業員持株会|自分のコミットメント次第で資産が増える?持ち株会のススメ!!

上場企業に勤めている皆さん、自社の株を買っていますか?
資産形成の方法の1つとして「従業員持株会」を利用している人も多いと思います。

「従業員持株会」とは、従業員が自社株を積み立てで購入する仕組みで、給与・賞与から天引きで毎月一定額、自社の株を買い付けるというもの。
持株会が導入されている企業で働いている方の中でも、利用するか?しないか?悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「従業員持株会」がなぜ良いと言われるのか?を解説!
利用するか悩まれている方も、春から新社会人になる方は入社後に「従業員持株会」の案内があると思いますので、ぜひ参考にしてください。

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持株会はそもそもやるべき?

持株会はそもそもやるべき?
細川
細川

社長、僕が新卒で十数年前に入った会社の話なのですが…
「自社株を持つ」みたいな申込書を新卒全員集まった場で書かされたのです。

書かされたって言うのも変ですけど…
「月に何株」というのを選べて、みんな書くから書いた方がいいのかなみたいな?と思いやったのです。
こういった自社株買いって、新卒からやるべきなのでしょうか?

安藤
安藤

まず質問があります。
その会社というのは上場企業ですか?それとも非上場ですか?

細川
細川

上場企業ですね。

安藤
安藤

大きく二つに分かれますけども…

上場企業で従業員持株会という会が仕組みとしてあるのであれば、私は絶対やった方がいいと思います
持株会って、メリットしかないですよ。

細川
細川

僕は「毎月の手取りが減るなぁ…」と新卒の時は思っていました。

安藤
安藤

キャッシュフローだけ見たら手取りが減りますよね。
でも、持株というのは全部資産になっていくわけです
それが増えていけば、当然お金が増えるよという話なのです。

私はよく上場企業で社内向けのお金に関する研修をやることが多いのですが…
上場企業なので当然、従業員持株会の制度があったりしますよ。

いつも言われるのが「安藤さん、今日は従業員持株会をプッシュしてください!」と。
要は「持ち株会を紹介して!」と、よく言われます。

▼安藤への講演依頼はこちら
https://cocozas.jp/lecture-contact/

会社側としても持株会に入って欲しいのですよ

持株会に入って欲しい

「やるぞー!」というね、会社に対するロイヤリティ、忠誠心が高まる効果がありますし、あとは単純に従業員の資産を増やしてあげることができるからです。

動画で確認したい方はこちら

持株会の5つのメリット

持株会の5つのメリット
安藤
安藤

なぜ持ち株会を絶対やった方がいいと思っているのか?
理由は大きく5つぐらいあります。

メリット① 一般よりも株が安く買える

まず、一つ目のメリットとして一般の市場参加者よりも株が安く買えます
絶対に従業員特典(インセンティブ)があるはずです。

一般の市場参加者よりも株が安く買えます

例えば、株式は通常100株単位で買うわけですが、100株買ったら110株になるとか…
大体10%ぐらい割安に買えるとか、株が積み増しされますね。

この時点で会社がお金を出してくれているのですよ?
投資で10%儲るってスゴイことですよね?
買った瞬間に10%儲かってるってヤバくない…?

手数料が高い投資信託を買うと、買った瞬間に3%と信託報酬に2%で、合計5%ぐらい負けたりする。
そこと比べると10%勝っているのですよ。

メリット② 配当収入が得られる

二つ目が、当たり前ですが毎年の配当収入が得られること
株式ですし上場企業なので、配当を出してるところが多いはずです。

毎年の配当収入が得られる

2%〜5%ぐらいのどこかだと思いますけども、何もしないでお金が入ってくる仕組みが得られる。
これはメリットですよね。

メリット③ 値上がり益の期待

三つ目が、株価上昇による値上がり益の期待
キャピタルゲインですね。
株式なので、これが普通に得られます。

株価上昇による値上がり益の期待

メリット④ 自分が頑張った分、資産が増える

もう一つが、今のところに連動しますけども自分が頑張った分、株価が上がるという仕組みじゃないですか?
理論上そうなりますよ。

自分が頑張った分、株価が上がるという仕組み

全従業員が頑張れば頑張った分、業績が上がり株価が上がると従業員の資産が上がる
だから、仕事を頑張る動機の中に一つに「自分の資産が増える」ということを入れることができる
経営陣と従業員というのは何か話が合わないなど、どこの会社でも言われますが…
インセンティブが同じになれば、お互いがそういうマインドで仕事できるじゃない?
これの効果って絶大ですよ。

細川
細川

僕にはその意識がなかったですね。
教えてもらえれば、もうちょっと頑張れたかもしれないですね。

安藤
安藤

今のところの話を聞くとね、本当に仕事を頑張れるんじゃないかな?と思います。

逆に「うちの会社伸びないし、キャピタルゲイン絶対得られないよ。だから持株会に入らないんだ。」って思われてる方がいたとしたら、今すぐ転職した方がいいと思います。
だって自社の未来を信じられないのだったら、辞めた方がいいじゃん。

細川
細川

モチベーションも上がらないですものね。

安藤
安藤

「自分が頑張れば株の価値が上がるんだ!」と思ってる人が頑張れば良くて、沈みゆく船だと思ってるんだったら辞めた方がいいです。
なので、買わない理由はないと思っています。

メリット⑤ リスクヘッジになる

最後、五つ目の理由は、毎月コンスタントに積立をするので、毎月一定額必ず買うやり方のことを何と言いますか?

細川
細川

ドルコスト平均法。

安藤
安藤

よくできました!

ドルコスト平均法なので株価は上がったり下がったりしますが、ずっと一定額買い続けることによって平均取得単価がならされていく

リスクヘッジになります

基本的に伸びると思ってる産業にいたり、伸びると思ってる会社にいるのであればドルコストで買っておけば減ることはないでしょう。

非上場企業で働いている場合はどうする?

非上場企業で働いている場合はどうする?
安藤
安藤

色々な会社で色々な方に向けて講演をやって、参加者の方と懇親会で話したりすると、2,000万円や3,000万円と、結構資産を持ってたりしますよ。
持ち株で増やした方が多いのです。

この前お会いした方も株式で数億円長者になっている方でした。
自分で起業したわけじゃないですよ?
とある非上場の会社の従業員として働いていました。
今まで上場企業の話をしていましたが、非上場企業の株式ってどうなんだ?という話をしますね。

その方は、働いてる時にボーナスの一部として、ストックオプションだったり生株(なまかぶ)だったりとか、株式型の報酬が渡されていたと。

細川
細川

生株というのは?

安藤
安藤

株式、普通株をそのまま貰えるような仕組みです。
ストップオプションというのは、その株を買える権利を貰えるという話です
(これは少し難しい話なので、この記事では割愛しますね)

そういった株式報酬を、新卒で入ってから数十年間ずっと貰っていたらしいです。
それまでは「ボーナスは現金でくれよ!」と、全従業員が猛反発したらしいのですけども…
その経営陣というのは現金報酬と一部は株式報酬にしていました。
これを渡し続けてたのですよ、何十年。

そしたらですね、2010年頃にようやく上場して。
その瞬間に、その方は社歴が長かったので2億円ぐらいになったと言っていたかな。

細川
細川

2億円…すごいですね…!

安藤
安藤

株式は紙切れですよ、最初は。
株式を渡されても実感が湧かないじゃないですか?
「こんなのいらないよ」とみんなが言うけれど、それがいつか大きく化ける。

非上場企業の場合はなおさらですね。
上場したときのインパクトは非常に大きくて、今までは現金化する場所がないですよね?
上場してない会社の株ってどこでも売れない。

ただこれをずっと持っていたら、ある日それに値段がついてSBI証券でポチッと買ったり売ったりできるようになるわけですよ
その瞬間に数億円!という話なので。

やっぱり報酬の中に株式が入っていたりすると、資産を作るペースとしては早まっていくのでは?と思います

2013年ぐらいにリクルートが上場しましたよね。
リクルート創業者の江副さんは結構大盤振る舞いな方で…
それが原因でリクルート事件になっちゃったりしたんだけども、政治家の方に「株を買いませんか?」と言って上場前に株を売ったんだよね。
それで捕まったんだけど、そこから20数年経ってリクルート本体が上場しました。

今はれっきとした上場企業で日本の時価総額トップ10ぐらいに入ってる素晴らしい会社です。
その会社の大株主、10数%(11.19%)を持っているのが従業員持株会ですよ

従業員持株会

全体の10数%を従業員に渡していたのです。
渡してたというか買ってもらってたのかな?
そこからどれだけのお金が生まれたかって言うと…
上場時、時価総額が1.9兆円でした。
1.9兆円の11.19%は?

細川
細川

2,100億円ですか…?

安藤
安藤

そういうことですよ。
その当時、従業員は約3万人でした。

ということはですね、3万人で2,100億円というと、すごい話じゃない。
単純計算で1人あたり700万円です。
経営陣もたくさん持っていたでしょうから、100億円単位になった人ってのも当然いると思います。

これくらいインパクトがあることで、且つ従業員も得られるメリットです。
なので、こういう機会を提供してくれている会社はすごくいい会社です
もしあなたの会社で持株会の制度があるのなら、今すぐやるべきですよ

サラリーマンの資産形成の鉄則パターン

サラリーマンの資産形成の鉄則パターン
安藤
安藤

僕はサラリーマンの資産形成の鉄則パターンを分かっていて… まず持株会をやる

そして、そういう会社は恐らく企業型のDC(確定拠出年金)の仕組みもあるので、会社が積み立ててくれてるはず(これも天引きされてるはず)
そこに個人型のiDeCoを乗せるのですよ

企業型DCとiDeCoの併用ができるようになった

持株会、iDeCo、そしてつみたてNISA。
つみたてNISAの枠が今まで40万円までだったのが、年間で100万円になるのかな?
それがあるので出来る限り月数万円、積み立てする。
この三つを一生懸命やるだけで、今30歳の方だったとすると60歳の時に5,000万円は余裕で作れます

会社にもよりますが、それなりに業績が上がっていくような企業にお勤めなのであれば今の3つをやるだけでいいのですよ

細川
細川

この持株会に関しては上場企業にお勤めでも、非上場にお勤めの方でも絶対やるべき?

安藤
安藤

上場企業には制度があります。
非上場企業ではその制度を用意してくれてる会社はほとんどないと思うので、買える機会があるなら買う。

あとはストックオプションが貰えるのであれば、貰う
そして「それには価値があるんだよ!」ということをまず知る。

その権利を持っていて、もうすぐ上場なのにちょっと前に辞めてしまったりして退職時に放棄というのは非常にもったいないですから。

「いつ上場するんだ?」というのももちろんありますけども、そこを計算しながら生きていった方が絶対いいんじゃないかなと思います

メルカリも上場した時に100番目ぐらいまでの社員が数千万円まではいったかな?
何十番目の社員とかは1億円以上いってる。
あれぐらい上場時に株価がつくと資産化されるよねという、そんな話です。

今回は「従業員持株会は絶対にやった方がいいよ!」という話をさせていただいたのですけども…
制度があるのかどうかわからない場合は、総務部に相談して持株の仕組みがあるのかどうか。
仕組みがあったけれど、内容を見ても分からないよ!という方は気軽にLINEで相談していただければと思います。

また「こういう持株会の内容なんだけど、これってメリットありますか?」と送って頂ければ、そこに対しても色々とアドバイスできるんじゃないかなと思っています。
気軽にご連絡ください。

▼安藤義人 公式LINEアカウント
https://line.me/R/ti/p/%40981upsvf
※ 友だち追加後にメッセージをお送りください

今日はこの辺で締めさせていただきます。
ありがとうございました。

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