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【衰退】日本のGDPが世界4位に転落する!?

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【衰退】日本のGDPが世界4位に転落する!?

GDP(Gross Domestic Product)という言葉をよく耳にしますが…
どういうこと?と説明できる人は少ないかもしれません。
日本語で「国内総生産」と言いますが、国の経済活動状況を示す重要な数値なのです。

日本は「世界第三位の経済大国」とも言われ、GDPランキングでも首位を取っていた時代があるほど注目されていましたが…
なんと「ドイツに抜かれて4位になるかも?」という見通しが示されました。

どうして日本は下がっているのか?
今後上がる見通しはあるのか?
下がっていく中で投資家としてはするべきことはあるのか?

などを今回の記事でお話していきます。

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日本のGDPがドイツに抜かれる…?

日本のGDPがドイツに抜かれる…?
安藤
安藤

「日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位に落ちてしまう」というニュース、見ましたか?

細川
細川

もう抜かれたのでしたっけ…?
今後抜かれるのが確実ということでしたっけ…?

安藤
安藤

「恐らく2023年度で抜かれるだろう」という、あくまでもまだ見通しなんですよ。
ただ年末まであと少しなので…

このまま行くと間違いないと言われています。

しかしドイツは調子が良くて、ぐぐん伸びているのか?というと実はそうではありません。

細川
細川

そういうイメージもありませんよね…?

安藤
安藤

EUの中でもそんなに成長してるという感じでもないのですが…
GDPは世界の値なので、ドルベースで計算されることが多いのです

つまり単純に円安で相当な打撃を受けてるというところが大きいのです
あとは物価変動。
インフレなどの影響を加味したGDPを「名目GDP」と言います。
GDPの中にも実質GDPや名目GDPと、色々な種類があるのです。

今回の話は、この「名目GDPで抜かれそう」という話なので、ドイツは物価上昇率が非常に高いので、それが反映された

あとは円安が反映されたので、年末までの為替動向がどうなるかによってもちろん順位がどうなるか分かりませんが…

世界4位に転落するんじゃないか

ただこのままいくと、世界4位に転落するんじゃないかな?と言われています。

実は、次はインドに抜かれるという話も…

細川
細川

インドはこれから!という感じがしますよね。

安藤
安藤

インドに抜かれるのはいつ頃の話なのか?というと…
2026年から2028年の間、この辺で日本は世界5位の国に落ちてしまうと…

少し前まで、別の指標で言うと日本が世界1位の時もありました。
あとは名目GDPでも確か2位だったのかな?と。

アメリカ、日本、そして後から中国が来ましたが、そこでドイツにも抜かれインドにも抜かれ…
これからフィリピンなど、あらゆる国に抜かれていくので全然競争力がない国なのですよ

全然競争力がない国なのです
細川
細川

これだけを聞くと、どんどん日本が衰退しているように見えてしまいますね…

動画で確認したい方はこちら

そもそもGDPとは?

そもそもGDPとは?
安藤
安藤

GDPという名前は聞いたことはあると思いますが…
「GDPを説明して?」と言われると、難しいですよね?

細川
細川

勉強は学生の時にしましたが、具体的にと言われると…

安藤
安藤

すごく分かりやすい言い方をすると…
2023年度のGDPの場合、2023年の一定期間の中にその国内で新たに生み出されたサービスや財などの付加価値

経済規模を示す数値売上というようなイメージです
(実際は粗利なのですが…)

例えば50円で仕入れたものを100円で売ると、50円の粗利です。
この50円が100個売れたとすると、GDPはその年5,000円だったということです。
これが粗利ですね。

これをドルベースなので為替でかけていくのですが…
GDPの中でも「名目GDP」というのが今の話です。
「実質GDP」というのは、物価がどう変わるのか?という影響をなくしたものです。

名目GDPでドイツに抜かれるというのは…

物価がどんどんどんどん上がっていて、物価が大きくなってきてるみたいな話なんじゃないのかな?と。
日本に関しては、そこまでインフレはまだしてないけれど…

名目だ!実質だ!細かいことを一旦抜きにして…
とにかく、国の稼ぐ力が下がっているという話しなのです。

日本の未来は厳しい?

日本の未来は厳しい?
安藤
安藤

これからどうなっていくのか?という話ですが…

日本は伸びないですよ。
細川
細川

もう、ダメですか?

安藤
安藤

日本の未来は正直厳しいと思います

細川
細川

今回のGDPも、今後は6位以下にどんどん下がっていくということでしょうか?

安藤
安藤

下がることになると思います。

基本的に国の稼ぐ力は人口によって導き出されます。
特に労働人口が伸びない国というのは、国として稼げなくなっていくのです。

もう1つあるのは伸びる産業に対して張ってるかどうか?です。
例えば今世界的に伸びる産業は何だと思いますか?

細川
細川

IT系でしょうか…?

安藤
安藤

その通りです。
人工知能のAIや半導体、こういった分野に対して日本はあまり張れていないのです
アメリカが上の方を抑えている。

例えば半導体で言うと、NVIDIA。
それの設計をしているところで言うとArm(アーム)

ソフトバンクグループがこの前上場させましたよね。

ああいった会社がこれから伸びていく。
日本はそこまでの半導体関連の会社が無いのです。

しかし、日本は仕方ないと思っています。
言語は日本語で、通貨は日本円(自国通貨)で立地は島国。
車で来られませんよね?

アメリカはどうでしょうか?
大陸で、カナダにも行けるし続いているわけです。
なので、あらゆる面でやはり日本は不利なのですよ

細川
細川

では今までが良かったと…

安藤
安藤

今までがナゼ良かったのか?と言うと、産業革命の頃に自動車、その前だと繊維

そういう物づくり産業のこれからの時に、世界的な革命の入り口に立っていたからなのです。
物づくりが得意なのですよ。

しかしこの30年、日本は全く成長していません。

GDPは全く変わっていません。
アメリカは伸び続けており、成長率が上がっています。

この1番の違いは、この30年は完全にインターネットの時代でしたが、日本ではインターネットの大きな会社が育たなかったのです。

もちろんYahoo!や、ソフトバンクグループの子会社にいっぱいあったりしますが…
アメリカのGAFAMのような会社が育たなかった。

細川
細川

この30年はそうですが…
これから伸びていく価値はあるのでしょうか?

安藤
安藤

正直難しいですよね…

今から世界に売っていける半導体の研究を始めたところで遅いでしょうし…
もちろん、そういうのをやっている会社はありますよね。

日本の時価総額トップ10に入る会社の中にも半導体関連の会社が入っていますが「世界で戦える規模の会社」がどれだけあるか?という話なのです。

別の記事でも話したことがありますが、ユニクロを展開しているファーストリテイリングは世界トップのZARAやH&Mを抜く勢いで頑張っています。
こういう会社がたくさんあったら日本はいけますよね。

結局何が言いたいのか?と言うと…
グローバルを見て、外で稼ごうという会社がたくさん増えない限り、日本国内のマーケットだけ取っててもダメなのです。

アメリカのGAFAMはものすごく伸びて、この20年でもう何千倍という株価になっています。
しかし、日本のYahoo!はそこまでいっていません。

米国と日本の違いとは…?

安藤
安藤

GAFAMは世界中を相手に仕事してます。
私たちは毎日、Googleのサービスを使っていますよね?

そして、資産形成チャンネルの動画もZOOMで録画していますよね?
Microsoftも使っていますよね?という話なのです。

Yahoo!のサービスをアメリカ人は使っていない
厳密に言うと、米国Yahoo!があって、そことのジョインベンチャーでyahoo!JAPANを作って…
米国のYahoo!はダメになってしまい、最後は身売りをしています。
日本発のサービス「Yahoo!JAPAN」として世界に対してできていませんよね。

日本国内ではQRコード決済「PayPay」も今すごいことになっていますが、アメリカでは使えません。

日本国内ではQRコード決済「PayPay」も今すごいことになっていますが、アメリカでは使えませんよね?
(これから少しずつ出来るようにしていくと思いますが…)

例えば中国のアリババがやってるAlipayや、他にもWeChatPay。
他にも世界的に使える決済システムは沢山あります。

VISAもマスターカードも全部そうですよね?
こういう風に、結局世界を取りに行くという仕事をしていないので…

安藤
安藤

1億2,500万人を相手に仕事をするのか?80億人を取りに仕事しに行くのか?

こういう観点で言うと、国が後押ししてグローバルサービスをどんどんどんどん出していこうという流れを盛り上げていく。
ココザスも創業から若い会社なので、うちみたいなスタートアップにお金が集まる状況を作る。

20年くらいやったその先に、また国際的な競争力を得ることができるのではないか

これを20年くらいやったその先に、また国際的な競争力を得ることができるのではないかな?という風に思います。

投資先も分散しよう

投資先も分散しよう
細川
細川

そうすると、投資に関しても分散した方が良いという事でしょうか?
日本だけではなくていいという事ですよね?

安藤
安藤

それは100%その通りです。
日本の会社よりもアメリカなど、これからだったらインドやフィリピン。
そういう会社の方が、今後伸びていく余地があるわけです

だったらそっちに張った方がいいよね!という、すごく単純な話ですね。
新興国はやっぱり伸び代がありますから

例えば、ココザスがやっているモンゴルの不動産やモンゴルの金融など、これから伸びていくと思うのです。

こういうところにも少し分散しておくということは大切だと思います。

「株式を買う」と言っても日本だけではなく、やっぱり海外の株をドルベースで購入する。
そうすると円がどんどん安くなっていったとしても、世界的に見た時に自分たちの資産を増やしていくことができる。

この辺りを考えると、日本国内だけで投資をしてるというのは、正直論外でしょうね…

細川
細川

今回の話を聞くと、日本だけだとちょっと怖いなと思いますよね…

安藤
安藤

逆に下がっていくことが分かっているマーケットになぜ投資するの?と…
しかし、日本は自分たちが生まれた国で住んでいる場所なので、トレンドが分かりますよね。

「この会社は最近増えてきているな…」「このお店が増えてきたな…」など。
そういう意味で日本株はやりやすい。
しかし、結局大きく増えているのは何か?と言ったら、やっぱりアメリカの株式だったりするのです

ココザスもこれからは、もっともっとそのグローバルに物事を考えていかなきゃいけないなと本当に思っていますので…
より世界の情報を発信していける、そんなチャンネルにしていけたらなと思っています。

今回は「日本のGDPがドイツに抜かれて世界4位に落ちてしまう?」というニュースについて解説させていただきました。
ありがとうございました。

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