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【絶好調】ユニクロの業績がすごい!最新の決算書を見てみよう

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【絶好調】ユニクロの業績がすごい!最新の決算書を見てみよう

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ファーストリテイリングの業績がスゴイ!

ファーストリテイリングの業績がスゴイ!
安藤
安藤

この前ユニクロを運営しているファーストリテイリングの決算発表がありましたが…
細川さんは見ましたか?

細川
細川

見ていません…

安藤
安藤

びっくりするぐらい、いい決算だったので、紹介していけたらなと思います。

ユニクロという名前で知られていますが、会社はファーストリテイリングという名前です。
創業社長は柳井さんという、有名な経営者です。

柳井さんはいつもすごい厳しい怖い顔をしているのですが‥
この会見では、もうニコニコ笑っていました。
なんと売上が20%伸びたんです…!

彼らの規模での20%というのは、2.3兆円だったものが2.77兆円。
細川
細川

おぉ…!すごい額ですね!

安藤
安藤

1年で売上が5,000億円伸びているのです。

利益に関しても、当然過去最高益です

28%ぐらい伸び、4,000億円弱かな?
細川
細川

そんなに伸びる要因があったのですね…?

安藤
安藤

この規模の会社にしてはありえないぐらい毎年着実に伸ばしてる会社です

特にすごいのが、海外事業

実は、ユニクロ全体の売上の50%超が海外なのです。

これまでの業績と今後の戦略

これまでの業績と今後の戦略
細川
細川

日本で「ユニクロ」はみんな知っていると思いますが…
海外での売上の方が多いということですか?

安藤
安藤

単純にそうですね。
海外では今24カ国、1,600店舗ぐらいやっているようです。

そこの業績が、なんと50%を超えた。

海外全体で言うと、前年比で30%ぐらい売上を伸ばしており、
利益も40%以上前年比を伸ばしています。

だからファーストリテイリング社の利益の6割以上が海外事業の利益みたいですね

ここまで来るのは簡単な話ではなく、2000年初頭に最初はロンドンだったかな?
そこで海外店舗を始めたのです。

その頃は実はあまりうまくいっておらず、失敗もしていたのですが…
そこからあらゆる改善をして気付いたらこのレベルまで育った。

僕はファーストリテーリング社はトヨタ自動車のような日本の宝のような会社に育つと思っているんです
もうすでにそのレベル感ではあるのですが…

次の2024年8月期はなんと売上高3兆円に乗せたい!と言っていますが…

「さらに5兆円、10兆円まで見えているんだ」

こんな強気な発言を柳井さんがしていました。

細川
細川

そこまで言うということは施策があるということですよね?
勝ち筋というか…

安藤
安藤

「5兆円までは今のやり方でやっていけばいける」と言っており、10兆に対しては別の戦略ってのがもうすでにあるんでしょうね。

柳井さんはもうすごい経営者で、とてつもなく成長思考があって上を目指してる方なのですが…
「世界のトップの会社になりたい」と言っているのです。

アパレルの世界トップがどこだか分かりますか?

細川
細川

全く想像がつきません…
高級ブランド系の会社でしょうか?

安藤
安藤

高級ブランド、例えばルイヴィトンをやっている会社に関しては…

ヘネシーなど、お酒などの買収もどんどんしていって、少しカテゴリーが違うのです。
ブランドという感じですね。

いわゆる「アパレルのメーカー」で言うと…

世界トップがザラ、H&M。ユニクロ、ギャップです。
細川
細川

誰でも知っているような…

安藤
安藤

そのトップであるザラ。

ここを抜きたいと言っているのですが、日本円ベースで行くと4兆円弱ぐらいの会社なのです。
今ユニクロが3兆円弱まで来ている。
最近の伸び率みたいな話でいくと、いつか抜くだろうなと思います

店舗数は実は半分ぐらいしかないのです。
なので店舗を世界中に増やしていく戦い方をすれば、当然抜けるよねと。
もう射程圏内に入っているという感じなのです。

ユニクロの歴史

ユニクロの歴史
安藤
安藤

こんなにものすごい業績を叩き出していて誰もが知る世界的な企業になっているのですが…
実は最初ってただの一店舗から始まっているんです。

細川
細川

元々どれくらい前からあるのですか?
創業は…?

安藤
安藤

少し難しいのですが…柳井正さんが創業者に見えますよね?
この方が一代でやったような会社に見えるのですが…
少し違っていて、元々はお父さんが始めている会社なのです。

その時は大きな規模にしておらず、山口県でアパレル屋をやっていた。
数店舗の時に確か引き継いでいるのです。

柳井さんが30代で社長を引き継ぎ…
そこから世界的な会社にしたため、実質的な創業者という風に言われています。

ユニクロのファーストリテイリングのホームページの中に書いてあるのですが…
1984年の時点で7店舗みたいですね。

上場したのは1994年、この時は118店舗。

約30年で約3,600店舗まで店舗数を広げている。

売上も上場した時はまだ200億、300億の規模ですが…

そこから売上を100何十倍、200倍くらいにしているのです。
細川
細川

すごいですね…
そんな昔からあったのも知りませんでした。

安藤
安藤

ヒットしたのがフリースだと思いますが、覚えていますか?
フリースがものすごく流行って、そこから少し経ってヒートテックやエアリズム、ウルトラライトダウンなどのヒット作を飛ばしている。

でも元々は「ダサいイメージ」がありましたよね…?
しかし、それがもう完全になくなり、ある程度スタイリッシュなブランドイメージに変えてきました。

なぜこんな風になれたのか?
楽天や7&Iなどの裏にいる…

佐藤柏さんという有名なブランドデザイナーがいらっしゃいます。

その方と一緒にやり始めるようになってから「ライフウェア」というコンセプトを作り、それがだいぶ浸透してきている。
「生きていく上で絶対必要な洋服を世界中の方々に届ける」みたいな、そんな会社になってきたのです。

このまま行くと、世界一に間違いなくなるんじゃないかな?と思っています。
そうなると株価はまだまだ伸びるわけです。

細川
細川

今でも買い時ですか…?

安藤
安藤

そうですね。
はっきり言って十分上がっています。

今後の株価はどうなる?

今後の株価はどうなる?
安藤
安藤

この前ユニクロについて調べて、メルマガでも発信したことがあるのですが…
一店舗あたりの売上高も増えていますし、店舗数をひたすら増やし続けている。

世界一になった時の売上高はいくらなのか?
恐らくZARAも伸ばしていくでしょうから、5兆円ぐらいの時(10年以内)にユニクロが世界トップになると思うのです。

その時にどれぐらいの株価がついていそうか?
なんとなく計算方法は分かりますか?

細川
細川

伸び率などから計算するしかないのでしょうか?

安藤
安藤

売上高に占める純利益の割合がなんとなく10%ぐらいです。
今期で言うと2.8兆円くらい出しており…

まさに10%

そうなると変わらない利益率で、5兆円の売上になった時には純利益は5,000億円になりますよね?

純利益が5,000億円になった時、今からすると純利益が60%〜70%ぐらい伸びているので…
「それぐらいまでの上昇余地は余裕であるよね」というような…

実際のところ売上が上がっていくと多分純利益はもっと残るような構造になっていると思うのです。
そうすると結局、純利益×何倍の株価がついているのか?
その辺の指標は覚えていますか…?

細川
細川

PERですね。

安藤
安藤

PER34倍なのか…?

出してくるであろう準利益を想定して×34倍をしていく
それぐらいの金額までは十分いけるのでは?という風に見ています。

どうしてここまで伸びたの?

細川
細川

ファーストリテイリングはどうしてこんなに伸びたのでしょうか?

安藤
安藤

結局、1番は本人のやる気です

細川
細川

本人というと、経営者ですか…?

安藤
安藤

経営者がまず本気でやっている。

お父さんから引き継いで数店舗でコツコツやっても良かったのでしょうが…
そこにとどまらず、世界No.1になることを何十年も前から言っており、結局世界に進出して店舗も増やしていますよね。

日本国内だけだと、そんなに増えませんよね?
世界中に店舗を増やしてグローバルシフトをこの15年ぐらい本気でやってきた。

その影響で海外の売上の方が半分を超えた。

あとは本業を「ライフウェア(服屋)」と定めて、それをコツコツと真面目にやっていますよね?
無茶なM&Aなどはあまりしていないのです。

他にも業績が好調な会社は?

他にも業績が好調な会社は?
細川
細川

こういった会社を見つけて株を買えると、もちろん投資家目線でもやっぱりプラスにもなると思いますが…
こういった会社は他にもあったりしますか?

安藤
安藤

結局、柳井さんは二代目とはいえ実質的な創業者です。
なので、創業者が本気でやっている会社がどこまでも伸びていくと思っています

その観点で言うと、以前にお話したことがありますが、ビジョナル
ビズリーチをやっている会社ですね。

あとはIT系のソフトウェアのテストの会でシフト。

シフトも上場してから株価が伸び続けています。

特に「ここの事業ドメインで行くんだ!」と決めて、そこに対して他に大きな競合がいないような会社
かつ経営者・創業社長が本気でやっている会社はやっぱり伸び続ける傾向にありますよね

だから創業者がやっている会社だけの投資信託ファンドがこの世界にあったりします。
そういうところはやっぱり伸びているのです。

「雇われの経営者の方だから良くない!」という話ではありませんが、本気でやっている創業者の会社は伸び続ける。
「本気でやっている」というのは、事業に対して真面目に取り組んでいるかどうか?ということです。
事業以外のところで色々メディアに出てるような経営者の方はあまり伸びないで終わるケースが多いかな?と…

この辺りの「どういう社長の会社に投資すればいいか?」という話は結構、僕も研究しているテーマなので…
また別の記事でも、取り上げていけたらなと思います。

今回のユニクロの事案から分かることは…

長期的に成長し続ける会社の株価は長期的に上がり続ける。

当たり前のことなのです。

一時的に株価が下がることはあると思いますよ?
しかし、まだまだ純利益を伸ばせる余地があると思うので、これからが非常に楽しみな会社だなと思って、私はウォッチしていきます。

今回は「ユニクロを運営している、ファーストリテイリングの決算発表の解説」をさせていただきました。
ありがとうございました。

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