テレワークは普及するのか?
社長、今までテレワークをしている会社が多かった印象ではあったんですが、出社を促す会社が増えてきた印象があるんですけど…そこら辺どう思いますか?
1番大きな所でいうとアメリカのテスラ社。
イーロン・マスクさんの会社ですが「出社できない社員は会社を去れ」という発言を公の場でして、非常に波紋を呼んでいるというのがありましたね。
顔を合わせた議論でないと新たな考えが出てこないと、この考えが米IT大手では浸透してきていて…
AppleもGoogleも、親会社のAlphabetも、Amazonも出社を週に2〜3回しましょうということになっています。
以前はフルリモートOKだったところが、出社を増やそうという方向に時代の流れが変わってきているというのが最近の話なんですね。
これがアメリカの話です。
ただ最近日本では、1番大きい会社かもしれないNTT。
リモートワークがデフォルトであって、居住地の制限もない。
日本企業でこの規模の会社が思い切ったテレワーク推奨というのは初めてのことでして、アメリカの大手とは少し流れが変わっているなと思っています。
どっちが正解というのは多分無くて、両方に利点があるんだと思います。
動画で確認したい方はこちら
なぜ出社を促す方向にもっていくのか
出社を促す方向に持っていくのはなぜなんですかね?
アメリカの企業は、いま業績が落ちています。
恐らく生産性が落ちていると感じている経営者が多いから出社比率を高めようと考えていると思うんです。
「生産性が落ちるのか?落ちないのか?」を考える前に、テレワークのメリット・デメリットをそれぞれ上げていきたいと思います。
テレワークのメリット
通勤や交通費もないし、時間的なコストという観点でいっても移動時間がなくなるから仕事に集中できますよね。
時間効率が増すということです。
アポイントの合間時間も短縮することができるので、60分のMTGを55分×8本とか毎日詰め詰めで仕事ができる。
これがすべて対面だったとすると、アポイントの数は多分半分まで減ると思います。
オフィスに居たら細川さんとかに話しかけるわけ、その度に集中力が切れてしまいます。
なので今、山の中にいるんですね(笑)
それは別にいいでしょ(笑)
テレワークのデメリット
働きすぎてしまうことです。
オンとオフの切り替えがしづらいということですね。
同僚とコミュニケーションができなくなって、人間関係が希薄になる。
自宅の光熱費が上がるというのも結構ありますね。
夏だと、エアコンとかずっと付けっぱなしになりますもんね。
これがメリット・デメリットになると思うけれど…
はっきりいって一長一短ですよね。
テレワークは仕事の効率は上がるのか?
ココザスに関してはテレワーク推奨という感じですよね?
コロナになる少し前からテレワークを導入していました。
週に30%はテレワークを活用して、Skypeなどを活用して遠方の方ともアポイントをしていました。
そういう動きをしていたので、コロナになってすぐデジタルシフトができました。
今は80%がテレワークだと思います。
この状態になってから人生がめちゃくちゃ変わったなと思っています。
結論、非常に良くなりました。
「ただ全員のパフォーマンスが上がるのか?」といったらそうではないと思うんですよ。
どういうことですか?
パフォーマンスが下がる人も居ない?
会社にいるほうが仕事をしやすい人もいるからですか?
「たった1人で就業時間の8時間を休憩もせずに走り抜けられる人ってどれくらいいるんだろう?」というところに対して私は疑問を持っています。
「誰も見ていない環境で仕事をしていると、おそらく効率は落ちているんじゃないかな?」と世の中に対して思うことです。
私はノンストップで集中すると10時間、20時間とか1つの物事をやってしまうので…
そういう人にとってはテレワークは非常に良い。
ただダラけてしまう、サボってしまう人はこの世の中に絶対いるはず。
僕も社長に見られたりしましたもんね…
たまに仕事中に寝てるじゃん(笑)
あれは走り続けた末路みたいなものです(笑)
出社しているのに寝る細川さんのような人もいるわけです。
誰も見ていない自宅で横にベッドがあれば、きっと寝ている人っていますよね。
ということに気がついた経済トップの米IT大手が出社を増やそうと「出社できない人間は今すぐ会社を去れ!」と言い始めているわけです。
うちはこれからどうするかというと、恐らくハイブリットを目指していきます。
「生産性が落ちないのであれば、全員のためにもテレワークの方がいいんじゃないかな?」と思います。
子育てもしやすいし、移動時間もないし。
そういう環境が与えられたにも関わらず、効率的に活用しない人間もいる。
しない人間の比率が高い会社は今すぐテレワークを撤廃したほうがいい。
どうやれば生産性を落とさずにマネジメントしていけるか?
細かく見ていくのではなくて…
目に見える成果がないのであれば、会社を辞めてもらって目に見える成果を出せる人がしっかりと昇進していく。
このような組織を作ることができれば、フルリモートでも回るんじゃないかなと感じます。
アメリカの中でも未だにテレワークを維持しているAirbnbとか、そういった会社を見て思うことですね。
これからのテレワーク
テレワークは根付いていきますかね?
職種によりますよね。
例えばTeslaでは、工場勤務の製造の方は出社になりますよね。
Amazonの物流センターに勤めている方はもちろん出社です。
製造や飲食やサービス、このあたりはテレワークは無理ですね。
逆にITや金融、人材系の会社。
オンラインによって仕事が進む業態であれば…
なので視聴者の方に対するメッセージとしては、どういう生き方が自分のライフスタイルに合うのか?
これをまず明確にすることだと思うんです。
実現するために今の会社で成り立つのかどうか?
もし成り立たないのであれば、転職を視野に入れて考えていくしかないと思うんです。
ココザスはライフデザイン事業の一環として、転職支援。
フルリモートの会社に転職するためのお手伝いをやっていまして、実際にテレワークが出来る会社の求人は人気があります。
そういった会社をご紹介することができるので、LINEから気軽にご連絡いただければ相談に乗らせていただきます。
今回は「テレワーク」についての話をさせていただきました。
ありがとうございました。