どうして資産形成と転職が関係あるの?
ココザスでは、転職支援事業「ジョブデパ」という事業も行っています。
今回は責任者を務めている松村さんをゲストにお呼びして一緒に話していきます。
なぜ、資産形成チャンネルで転職の話をするかと言うと…
資産形成していくにあたり、ベースのお給与を作り続けることは非常に大事です。
ココザスとしては働きながら資産形成をしていくことを推奨してます。
なのでココザスではライフデザイン事業「お金・仕事・住まいのサポート」を行っていますが、そこにも仕事が入っています。
いつも資産形成チャンネルでお金の話ばかりしていますが…
今日は働くという観点でお金の話をしていきたいと思います。
どういうことかと言うと、大手の企業であれば確定拠出年金や従業員持ち株会の制度が充実しているところもあります。
プラス個人の確定拠出年金(iDeCo)を組み合わせると、それだけで将来が安心できるくらいのお金を作ることができるんです。
なので、一生懸命仕事することは何よりの資産形成に繋がります。
動画で確認したい方はこちら
ココザスの転職支援事業を紹介します
今日は視聴者様からきている転職や仕事に対する質問について…
プロである松村さんに答えてもらいます!
簡単に自己紹介をお願いします。
ココザスの転職支援事業「ジョブデパ」でアドバイザーをしている、松村です。
実はココザスで転職支援事業を立ち上げた当初から携わらせていただいております。
1番大切にしてることは、会社の理念でもある「ワクワク、生きる」に沿った転職支援をすることです。
ミスマッチのない転職の支援をしていきたいなと思っております。
転職は人生の大きな転機になる可能性があります。
それはいい方にも転ぶ可能性は大いにありますが…
変な転職を繰り返してしまうと、逆にその先々の人生を苦しめてしまう可能性もあるとても大切なことだと思うのです。
なので「我々が関わるお客様には「転職して良かった」と言っていただけるような支援をしていきたい…」と思いながら日々求職者の方とお話をしております。
よろしくお願いいたします。
世の中にたくさんある転職エージェントや転職サービスの中で、ジョブデパが強みにしていることは何ですか?
その人の「どうなりたいのか?」に対して、適切な求人や働き方、求めていることを浮き彫りにしてからご提案をするようにしています。
同じIT業界の営業と言っても色々な会社がある中で合う合わないはあると思うのです。
その中の一社一社をできるだけ精度高く、ご紹介することが特徴としてあります。
なので、提案する求人の数はとても多いわけではないんです。
あえて絞ってご提案しています。
面接に行くまで、面接に行ってからも時間をかけて1人1人のお客様とじっくりやっているという感じですね。
昨日も11回目の面談のお客様がいらっしゃって…
11回目の面談というのは求職者の方とそれだけ話をしてるということ?
そうです。
転職活動をしていく中で、自分の行きたい方向がより明確になる人もいると思います。
転職後になるとやり直しがききません。
その前であれば何度でも軌道修正がきくので、ここに時間をかけています。
視聴者様の中には、転職エージェントを使ったことがない人もいると思います。
そもそもどういう業界なのかと言うと、大手だと「この会社いいですよ!」という情報をメールが送られてきます。
その中から「ここ受けたい!」と言うと「面接設定しておきます」という感じで…
メールだけで完結できてしまいます。
なので、ちょっと時間を使いすぎじゃないですか?
儲かります…か…?
いや…(笑)
こういうご相談があるのですが、お金は一切取りません。
人材紹介のエージェントは企業さんと取引をしているので…
エージェントに何十回相談をしたとしても1円も払う必要がないということですよね?
はい、一切かかりません。
お客様の質問にお答えします
では、早速、相談内容を読みながら松村さんに質問していきます。
東京在住で現在食品業界で働いています。
20代後半で年収400万円台です。
業種問わないので年収500万円以上の求人情報を探していますがなかなか見つかりません。
希望する企業に転職するために資格取得などアドバイスをいただけませんか?
アドバイス(1)転職で年収アップがしたい
3つに絞ってお話をします。
まず1点目、年収アップについてです。
A社からB社に転職した場合に年収が上がった人はどのぐらいいると思いますか?
半分は超えていると思います。
残念ながらそこまで高くなく…
つまり3人に1人ぐらいしか上がりません。
実は、年収が上がった人と同じぐらい(35.2%)の人が年収を下げて転職をしてるのです。
皆さんのイメージの中で、「転職=年収アップ」とイメージされる方が多いと思いますが…
実はそうでもないというのが実態としてあります。
なるほど。
肌感が全く違いました。
そうですよね。
転職の目的が「年収を上げたい」であれば、1番失敗が少ない方法は…
例えば、大谷翔平選手が突然、卓球に転向したら…
その年からメジャーリーガーと同じぐらいの金額を稼げるかというと難しいですよね。
なので、できるだけ同じ業界・職種に転職することが年収を上げやすいということです。
なるほど。
アドバイス(2)年収よりも重要なもの
もう1点、資産形成においてもすごく大切なことがあります。
今、年収400万円で500万円になりたい場合、転職した直後の年収が上がることだけにフォーカスしがちですが…
実はそこよりもそこから先の方が大事なのではないかな?と思うのです。
そう思います。
昇給率ですね。
2023年度は結構高かったのですが、昇給率の平均は3.5%前後ですが…
世の中には10%以上と昇給率が高い会社もあるのです。
極端な話、1年目で年収が仮に下がったとしても昇給率3.5%の会社と10%の会社では…
そうですね。
なので、転職直後の時点の年収だけではなく、その先の昇級率を気にすることは大事なことだと思います。
昇級率はあまり表に出ていませんよね?
だから面接とかの時に聞くべきだと思いますが、聞くタイミングも重要ですよね。
「初めまして御社の昇給率は何%でしょうか?」とはできませんよね?
条件が詰まってきて、企業側もあなたのことを欲しくてたまらないという状況になってから交渉はするべきなのでしょうね。
アドバイス(3)資格取得より◯◯が大事?
視聴者様は資格の話をされていましたが…
資格に関するアドバイスはありますか?
資格は加点要素としてはあると思いますが…
ベースの点数を上げるようなものではないので、そこに一生懸命になるよりも実務で実績を出すことの方がよっぽど大事だと思います。
なるほど。
面接官サイドからすると、普通免許だけよりも資格を多く書かれてた方が魅力的だなと思いますが、実際どうなのでしょうか?
実際、その資格が仕事として使われているのであればいいと思います。
ただ、宅建免許を取ったら不動産がバリバリ売れるようになるかはまた別の話です。
今までやってきたことで誇れる実績を増やして、職務経歴書に書いた方が大事だと思っています。
今回いい会社があればみたいなお話でしたが、私の“いいな”と相手の“いいな”は違います。
そうなると、「この会社がいいですよ!」とは言いきれないと思うのです。
話をちゃんと聞いて、相手がいいと思うポイントが分からないとご提案できないと思います。
大手とジョブデパの違い
大手が面談もしたことがない方に対してシステムからメール送って…
求職者が「ここ受けたいです」と言ったらパンパンと進んで、はい決まったみたいなことはなぜ成り立つのですか?
数うちゃ当たるで、確率を上げているのでしょうね。
マッチしているか?よりも、とにかく色々当ててみて、行ってみたところが受かるんじゃないかな?みたいな…
同じ転職エージェントでも仕事が違うということですね。
スーツ屋さんで例えると、大手両販店のスーツ屋さんとオーダーメイドのスーツ屋さんで同じスーツ屋さんでも異なりますよね?
私たちが目指しているのはどちらかというとオーダーメイドのスーツ屋さんです。
「いい会社」ってなに?転職市場で求められる人材
いい会社っていう話がありましたが安藤さんにとって1番いい会社はどんな会社ですか?
自分が何の不自由もなく仕事ができる環境。
当然ノンストレスで成果を出したら評価される会社がいいですね。
社長がとりたい人はどういう人ですか?
もちろん仕事ができることも大事だと思います。
仕事ができる定義で1番大事にしてることは人間性や価値観です。
この辺りがうちの会社に合っているかどうかっていうところを見ているので…
人の良い悪いはないと思うのですよ。
ただ、会社にとっていい人はこういう人だよねという像はあります。
私含めて結構仕事が好きな人間が多いので、目の前のことに一生懸命向き合って毎日学び続けるような人の方がうちは合ってると思います。
世の中の社長全員が言うと思いますけど…
例えば、居酒屋とかに行くとサラリーマンの方々が上司の愚痴とか会社の愚痴いっているじゃないですか?
それはプラスにならないとずっと思っていて、同じ居酒屋の中にその会社の関係者がいた場合その相手の耳に入りますよね。
プラスはなくてマイナスだけあるのです。
こういう無駄な行動をしない方が仕事のパフォーマンスってのは上がると思います。
世の全ての社長たちが思ってるのは目の前の仕事に集中できる人材でチームを作りたいってことを思ってるのではないですかね。
今言ったいい人材も5年後とか10年後は変わってきますよね?
変わるでしょうね。
同じ業界だとしても、会社のフェーズによって求める人物像や会社によっても求める人はどんどん変わっていきます。
ココザスみたいな成長企業は毎年毎年状態が変わっていくわけです。
こういう会社に求められるいい人材は変化に対して対応していける環境適用能力がある人が多分いい人材になるのですよね。
会社という船が行く方向とメンバーが行く方向が途中まで一緒でも変わってくじゃないですか?
この時に転職という現象が発生すること自体は、どちらにとってもネガティブなことはないと思います。
本日のまとめ
今回の相談者様への回答をまとめます。
年収が1番大事ということであれば、同じ業界の中で同じ職種を選びましょう。
そうでないのであれば、自分の性格や価値観でどんな職種が合うのかを一度相談してみるのもアリだと思います。
もちろんココザスに相談いただいても良いですし、世の中にたくさんの転職エージェントの会社があります。
ご相談いただくと何かしらヒントになるのではないかと思います。
今回は視聴者様からいただいた「転職相談」について、ジョブデパの責任者である松村さんに答えていただきました。
今後もたまにココザスの他事業部の方を呼んで、色々なお話をしていきたいと思っています。
ありがとうございました。