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1年で300万貯める方法とステップ、注意点を紹介!

1年で300万貯める方法とステップ、注意点を紹介!

「どれくらいの年収があれば300万円貯められる?」
「300万円を貯めるステップを理解しておきたい」

1年間で300万円貯められると精神的にも安定しますよね。
とはいえ、月々25万円も貯めていかなければいけないため、決して簡単な金額ではありません。

そこで、この記事では1年間で300万円貯める方法を紹介します。
また、計画的に貯めるためのステップや注意点を解説するので、ぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

1年で300万貯める方法

1年で300万貯める方法

1年間で300万円を貯めるには以下の方法を行わなければいけません。

(1)固定費の見直しを行う
(2)変動費の削減を行う
(3)副業で収入を増やす
(4)転職して収入を増やす
(5)資産運用で資金を増やす

1つずつ確認しておきましょう。

(1)固定費の見直しを行う

1年で300万貯めるためには、固定費の見直しを行いましょう

固定費とは、毎月ある程度金額が一定な支出のことを指します。

固定費は、比較的支出額が大きいため、見直しすることで節約できる金額も増え、貯蓄に回すことが可能です。

具体的には以下のような項目が該当します。

・住居費(住宅ローンの返済額・家賃など)
・通信費(スマホ・インターネットの利用料金)
・水道光熱費(電気・ガス・水道代)
・保険料
・自動車関連の費用(ガソリン代など)

例えば住宅ローンを借りている方が金利の見直しを行い、他行に借り換えすると月々の返済額を抑えることができます。

<借り換え例>

<借り換え例>

月々約4,000円程の節約ができ、1年間で4万8,000円、25年で120万円もの返済額が低くなります。

また、スマホのキャリアやインターネットの回線を切り替えたり、保険の見直しをするのも有効です。

固定費の見直しだけで1年間で300万円の節約になるわけではありませんが、長い目で見れば大きな金額を貯金に回すことができるでしょう。

(2)変動費の削減を行う

固定費だけでなく、変動費も見直しして削減しましょう

変動費は、月々によって支出額が変わる費用のことです。

主に以下の項目が該当します。

・食費
・日用品
・クレジット返済代
・交際費
・レジャー費
・医療費
・被服費
・雑費 など

例えば旅行や外食などの回数を減らしたり、趣味に使うお金などを減らします。

変動費は固定費ほど大きな支出ではありませんが、節約すれば月々数万円ほど貯金に回すことができます。

(3)副業で収入を増やす

支出の削減だけでは、1年間で300万円の貯蓄は難しいため、副業で収入を増やすのも検討しましょう

副業には以下のようにさまざまあります。

副業例

・アルバイト
・youtube
・動画編集
・Webライター
・投資
・資産形成
・せどり
・コンサルティング など

もちろん会社員の方は、就業規則で副業が認められているのか確認する必要があります。

2018年1月には「副業・兼業に関する規定」が追加され、国としても起業や副業を推進しています。

とはいえ、本業に支障をきたす可能性もあることから、会社で認めていないケースも多いため、必ず確認しておきましょう。

(4)転職して収入を増やす

副業が難しい方は、転職して収入を増やすのも1つの選択肢です。

今の給与に満足できていない方は、キャリアアップも兼ねて収入が増加する企業への転職も検討しましょう。

もちろん、新たな職場に転職することは簡単に決められるものではありません。

しかし、仮に一月3万円の給料が違うだけで、生涯年収にも大きな差が生じることでしょう。

転職をする際は、必ず給料面を確認するのと同時に、職場の雰囲気や待遇などもチェックする必要があります。

自分で調査するより、転職エージェントなどの専門家にアドバイスをもらっておくことをおすすめします。

(5)資産運用で資金を増やす

資産運用で資金を増やす方法も検討しましょう。

資産運用は基本的に長期間の運用であるため、1年間で300万円にすることは難しいですが、老後や子供が大きくなった時に備えて始めておくことをおすすめします。

資産運用の多くは平均して利回り5%程度となるため、300万円の貯蓄を作るためには、月々244,323円と現実的な金額ではありません。

しかし、10年で300万円を目標として運用すると、19,320円の積立金となり約68万円の利益が得られます。

資産運用には新NISAやiDeCo、投資信託などさまざまあります。

それぞれ利回りが異なるだけでなく、リスクや運用額などにも違いがあるため、必ずファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してから始めましょう。

300万円貯金するために必要な年収額は?

300万円貯金するために必要な年収額は?

ここでは、1年間で300万円を貯金するために必要な年収目安を紹介します。

(1)貯金額は収入の3割が目安

貯金額は収入の3割が目安とされています。

総務省が公表した「2024年(令和6年)9月分家計調査(二人以上の世帯)」を確認すると、1世帯当たりの平均収入は493,942 円なため、月々約15万円程の貯金が目安です。

一方、支出額の平均は287,963円であるため、毎月約21万円の余剰金がでるということです。

とはいえ、あくまで平均であるため、各世帯収入が異なることから1つの目安として認識しておきましょう。

(2)年間300万円貯金するために年収1,000万円必要

収入の3割を目安とする場合、1年間で300万円貯金するためには、年収1,000万円ほど必要ということになります。

そもそも1,000万円の収入がある方はどれくらいいるのでしょうか。

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、年収1,000万円以上の方は、全体の5.5%ほどしかいません。

年収割合
100万円以下8.1%
100万円超200万円以下12.3%
200万円超300万円以下14.0%
300万円超400万円以下16.3%
400万円超500万円以下15.4%
500万円超600万円以下10.8%
600万円超700万円以下7.1%
700万円超800万円以下4.9%
800万円超900万円以下3.2%
900万円超1000万円以下2.3%
1000万円超1500万円以下4.0%
1500万円超2000万円以下0.9%
2000万円超2500万円以下0.3%
2500万円超0.3%

つまり、年収だけで300万円を1年間で貯められるのは限られた人のみとなります。

しかし、支出の見直しや副業、資産運用を活用すれば、決して無理な金額ではありません。

次の項では、1年で300万貯めるステップを紹介します。

1年で300万貯めるステップ

1年で300万貯めるステップ

1年で300万貯めるステップは以下の手順です。

(1)家計簿で支出入を把握する
(2)月々の貯蓄目標を設定する
(3)貯蓄するための計画を作る
(4)定期的に計画の見直しを行う

一見当たり前のように見えますが、実行できない人も多いです。

1つずつ確認して試してみましょう。

(1)家計簿で支出入を把握する

まずは、家計簿で支出入の金額を把握することからスタートします。

毎月の収入に関してはわかっていても、支出額に関しては把握していない方も多いのではないでしょうか。

支出の見直しをするためには、家計簿で項目ごとの金額を把握しなければいけません。

例えば、以下のような項目の支出額を1つずつ記載していきます。

・家賃
・ローン返済額
・スマホ代
・インターネット代
・水道光熱費
・食費
・日用品代
・雑費
・衣服代
・ガソリン代
・保険
・医療費など

支出額を把握できた後は、収入から差し引いて余剰金を確認します。

余剰金が少ない方は、どの項目の節約ができるのかチェックしていきましょう。

例えばスマホ代などは、ネットで検索すると料金比較などが簡単にできます。

水道光熱費や食費などは、数カ月家計簿を付ければおおよその平均値を知ることができ、安い月と高い月の比較が可能です。

家計簿を付ければ、項目ごとの支出額が見える化され、高くなる理由や今より安くできる方法を見つけるきっかけにつながります。

(2)月々の貯金目標を設定する

家計簿を付けた後は、月々の貯金目標を設定しましょう。

目標を設定することで、貯金のモチベーションが高まり、継続しやすくなります。

家計簿を付けて節約しても、1年間で300万円の貯金が難しい場合は、3年や5年など現実的な目標に変更します。

あまりに無理な目標を立ててしまうと、日々の生活も苦しくなり、幸福度も低下する恐れがあるためです。

また、同時に貯金する目的も決めておくと、より貯金意欲が高まります。

例えば「旅行代金として5年後までに200万円貯める」「5年以内にマイホームを建てるために貯蓄する」などが挙げられます。

目標と目的を決めないまま貯金を始めても、モチベーション維持が難しく、使い込んでしまう方も多いため、必ず設定しておきましょう。

(3)貯蓄するための計画を作る

次に貯金計画を立てていきましょう

毎月の目標を設定しても、月によっては大きな支出が生じるイベントがある家庭もいらっしゃることでしょう。

例えば子供がいる家庭であれば、クリスマスでプレゼント代が出費となったり、年末には実家に帰省するとなると多額の交通費がかかります。

1年間でどのような支出があるのかを想定し、月ごとの貯金計画を立てていきます。

(4)定期的に計画の見直しを行う

貯金計画は定期的に見直すことも大切です。

四半期や半年に1度、計画に不具合がないかチェックし、あまりに無理な計画を立ててしまった場合は、現実的な計画へ戻さなければいけません。

また家計簿も数か月おきに節約の効果が発揮しているのか確認します。

節約効果が低い場合、さらに支出の見直しをする必要があるでしょう。

特に固定費の削減は、自分一人で行うとなると時間がかかってしまうため、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、一度に各社の比較を行ってもらうことをおすすめします。

300万円を貯める際の注意点

300万円を貯める際の注意点

ここでは300万円を貯める際の注意点を3点解説します。

(1)無理な計画を立てない
(2)資産運用をベースに進める
(3)専門家のサポートを受ける

計画的に貯めるために必要な項目なので、1つずつチェックしていきましょう。

(1)無理な計画を立てない

貯金計画は無理に設定しないようにしましょう。

貯金を多くすること自体は良いですが、支出を抑えたあまり、家計が苦しくなっては意味がありません。家族にも影響が出るほど節約すると、家族間での不満が生じる場合があります。

月々の余剰金を確認してから貯金目標を決めると、無理な計画になることはなくなることから、家計簿づくりから始めましょう。

(2)資産運用をベースに進める

月々の支出を抑えることはもちろん、資産運用をベースに進めると効率的に貯金を作ることができます

1年間で300万円の貯金は難しいかもしれませんが、資産運用であれば10年後に500万円や1,000万円にすることは可能です。

もちろん資産運用の多くは元本が保証されておりません。

場合によっては減る可能性もあります。

しかし、貯金だけでは300万円が難しいという方は、節約だけで貯金を作るより、資産運用で資金を増やす方が効率が良いです。

(3)専門家のサポートを受ける

資産運用を始める際は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家のサポートを受けることが大切です。

資産運用は、それぞれリスクや運用期間、利回りに違いがあるため、300万円貯めるまでの時間も異なります。

自分に合った資産運用を見つけるためには、専門家に相談して提案してもらうのが一番早いです。

自分で調べて始めようとすると、短期間で利益を生み出せるFXや株式などにたどり着くことが想定されます。

しかしこれらの方法はハイリスクハイリターンな投資なため、貯金はおろか大損失が生じる可能性の方が高いです。

そのため、まずは専門家に相談し、自分に合う資産運用方法を提案してもらいましょう。

ココザスではお客様の資産状況や目標金額に合わせた資産運用方法をご提案しております。

また、固定費や変動費の見直しポイントやおすすめな副業などの紹介も行っているので、ぜひ一度ご相談下さいませ。

まとめ

まとめ

1年間で300万円を貯めるためには、月々の支出を見直して節約し、副業などで収入を増やさなければいけません。

一般的には収入の3割を貯金にしていることから、年収ベースでは1,000万円が目安です。

しかし、そんな高い年収を持っていない方も多くいらっしゃることでしょう。

そのため、専門家のサポートを受けながら資産運用で堅実に増やしていくことをおすすめします。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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