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太陽光発電投資の出口戦略を解説!

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太陽光発電投資の出口戦略を解説!

2012年から始まったFIT制度(固定価格買取制度)が魅力的でもある、太陽光発電投資。
投資用の物件は20年の買取期間がありますが、20年が終わった後はどうなるのか?気になりますよね。

・20年経過した後は買い取って貰えるの?
・撤去費用はどのくらいかかるのか?
など、いまある制度から変わっていく点や増えた制度まで解説していきます。

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出口が不安な太陽光発電投資

出口が不安な太陽光発電投資
細川
細川

社長、太陽光発電投資ってありますよね?
FIT制度が20年間で終わるためお客様から「出口が不安だ…」という相談があったんですけど、社長の意見をいただきたいです。

安藤
安藤

そもそも太陽光発電投資は住宅の屋根上に付けるものと、産業用の太陽光発電の2種類があります
産業用は「野立て(のだて)」とも言われて、高速道路や新幹線の沿線に敷き詰められた発電所です。

FIT制度

投資用として産業用の太陽光発電所を保有した方が20年後に国が買い取ってくれなくなった後どうなるのか?という不安があるのだと思います。
出口の方法はいくつか選択肢がありますので説明していきましょう。

出口戦略(1)20年後も発電を続ける

出口戦略(1)20年後も発電を続ける

まず20年国が買い取ってくれる期間が終わったとしても、その後発電を続けるというのが、1つ目です。

細川
細川

買い取って貰えるということは、FIT価格も決まっている価格で継続的に買い取ってもらえるんですか?

安藤
安藤

国が定めている20年間というのはFIT価格という金額で買い取ってくれるんですけど
21年目以降は金額が変わります
今の20年間がボーナス期間というふうに捉えてください。
その後は価格が落ちると。

ただ落ちたとしても年間数十万円の収益にはなりますので、十分に保有する意味はあります。
その収入貰い続けるという話です。

では、国が買い取ってくれなくなったらどこに売るのか?
これは電力会社に直接売電するという方法もありますし、新電力と呼ばれる会社が最近多くあると思うんですね。
例えば大手ENEOSだったり、ソフトバンク系の会社でも電気を売り買いしている会社があります。
そういったところに対して直接契約をして電気を買い取ってもらうという出口が1つです。

細川
細川

継続していける可能性があるのですね。

安藤
安藤

普通にありますね。

出口戦略(2)スパッと辞めてしまう

出口戦略(2)スパッと辞めてしまう
安藤
安藤

二つ目の選択肢としては、20年経ったらスパッとやめる

その発電所を撤去して、例えば土地を借りているのであれば地主の方に返す。
もしくは土地を買っている購入型の場合だったとしても、発電所を撤去してその土地を売却するなり自治体に返納するなり、そういった措置をとるのが二つ目の考え方です。

細川
細川

ちなみに撤去する場合、どれくらいの費用がかかるものなんですか?

安藤
安藤

もちろん容量・規模にもよるんですが…

ここ5年くらい、よく市場に出回っていた2,000〜2,500万円くらいの低圧の太陽光発電所で考えます。
これに関して金額を出すのであれば、100万円くらいの撤去費用を見ていただきたいですね。
当時言われていたのは、発電所の購入価格の4%くらいが撤去費用として掛かってくるということを弊社でも説明していました。

ただ実は2022年7月から新しい制度が始まりました。
太陽光発電設備の廃棄等費用積立制度」という名称の制度です。

20年間はFIT制度の適用があり、国が買取保証してくれるという話ですけれど…

買取保証
買取保証

この積立が最後の廃棄の部分に充てられるという制度が走り出したんです。

意外とご存知ない方もいらっしゃいますが、強制的に積立を実施することによって環境問題にならないようにしようと。
これが国会の法案も通り、7月から実はこっそりスタートしました。

ただ積立と言っても、未来のことはどうなるか分からなくて
例えば国は10〜15年後に大量の太陽光パネルが全国各地で余って、持ち主不明の発電所が出てきてしまう。
そういった事に対して色々と動いていまして、リサイクルの仕組みを導入したりしています。

事故や災害にあって、使えなくなったパネルを海外に輸出してリサイクルするとかね。
そのような新しい技術の開発も出てきていますし、そこにはビジネスチャンスが眠っていますので多くの産廃業者が先行投資をして太陽光発電所の後処理に対して、色々な取り組みをしています。

この3年で見ても、リサイクル業者は2倍に増えているんです。
これから更にリサイクル業者が伸びていくんじゃないかな?と思います。

細川
細川

それによって撤去費用が下がる可能性もあるというところですかね?

安藤
安藤

そうですね。

積立金額をそのまま使うのではなく、もちろん余る可能性もあります
競争原理として、企業がたくさん増えてきたらコストは下がっていくという事になりますので。
そういう部分では、これから撤去費用が下がる可能性もあるんじゃないかな?というのが私の個人的な見解です

今から太陽光発電投資を取り組むには

今から太陽光発電投資を取り組むには
細川
細川

太陽光発電投資の出口が不安という方は、今後の動向を見ていくのが1番いいんですかね?

安藤
安藤

正直、今から取り組む人の方がリスクは少ないというふうに思っています

細川
細川

どういうことですか?

安藤
安藤

これから先どうなるか分からない新規事業に対して投資をするよりも、もう既に先輩方が先を行っている。

成功している方々がいて、出口の撤去の流れだったりそういった所もある程度流れが確立している
その後に参入したほうが先行者利益は取れないかもしれないけれど、リスクは減るじゃないですか?
だって事例がたくさんあるわけだから。

FIT制度というのは2012年からスタートしているので、先人がどのような処理をして最後を終えたかを真似していけば良いという話になりますから。
リスクは限定的なんじゃないかなと思います。

弊社も今まで太陽発電所を200〜300件くらいご紹介してきたんですけれど、その方々も先に20年のFIT期間を終えられます。
色々な事例を踏まえてお話することができますので、もし今から太陽光発電投資にチャレンジしてみようと思われている方は、まずセミナーをご覧いただいて勉強していただくのが良いのでは?と思います。
オンラインでのセミナーもやっていますので、ぜひチェックしてください。

▼ココザスのセミナーはこちら
https://cocozas.jp/seminar/

また、太陽光発電投資について質問などがあれば、気軽にLINEへご連絡していただければと思います。

▼安藤義人 公式LINEアカウント
https://lin.ee/LsiKdKV
※ 友だち追加後にメッセージをお送りください

今回は「太陽光発電投資の出口」について話をさせていただきました。
また別の動画でお会いしましょう。
ありがとうございました。

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