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お金と時間はどちらが大事?時間管理ができていない人はお金を生むこともできません

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お金と時間はどちらが大事?時間管理ができていない人はお金を生むこともできません

よく「お金と時間はどちらが大事か?」というディベートがされていますよね。
今回は安藤にその質問をぶつけてみました…!

10年以上経営に携わっている、経営者思考の人はどちらが大事なのでしょうか?

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この記事の監修者

安藤 義人

ココザス株式会社 代表取締役CEO

安藤 義人

YOSHITO ANDO

2016年に個人向けライフデザイン(人生設計)事業を行うココザス株式会社を創業。
現在は事業領域を広げ、資産形成・転職支援・住宅関連の3つの事業を通じて、世界中の人々がワクワク生きていける世界を作るため、日々経営に没頭中。
2022年からは活動拠点を海外にも広げ、モンゴルに現地法人を設立し不動産業のライセンスを取得。

自身も10代の頃から株式投資をスタート。
新築収益アパート投資やモンゴルの不動産投資、国内スタートアップへのエンジェル投資など幅広く投資を行なっている。

URL: https://twitter.com/cocozas_ando

  • 書籍:3週間で身につく日本人が知らないお金の常識|2020年11月3日発売
  • 書籍:モンゴルがいま熱い!|2024年2月26日発売

お金と時間はどっちが大事?

お金と時間はどっちが大事?
細川
細川

社長はお金と時間のどちらが大事だと思いますか?

安藤
安藤

哲学的な話になりますね。
私は時間のほうが大事だと思います

細川
細川

時間ですか。

私は逆にお金のほうが大事かなと思いました。
やはりお金がないと何も得られないですし、生活する上でも必要ですよね。

それに、お金があれば選択肢も広がると思います。
例えば、投資をしたいとか、遊びに使いたいとか、そういうことも自由にできますし、社会的な地位やステータスも手に入れられるのではないかと思います。

動画で確認したい方はこちら

時間は借りられないもの

時間は借りられないもの
細川
細川

社長が「時間が大事」と考えるのは、どうしてですか?

時間さえあれば、お金は作れるからです。
安藤
安藤

働けばいいんです。

その時々で活動すれば、お金を増やすことはできますよね。

私は会社員の頃から、お金を使って時間を得るようにしていました。
例えば、家事代行サービスを利用するのは、時間を作るためですよね?

私はそういったことをサラリーマン時代から実践していました。

自分の時間というのは、何よりの資産なのです。
細川
細川

お金も資産と言われますが、時間も資産なのですね。

安藤
安藤

例えば、100万円というお金は、細川さんにとっても私にとっても同じ100万円ですよね?

でも、時間というのは人によって価値が変わります。

私は自分の時間の価値がとても高いと考えています。

細川
細川

僕にとっての1時間と、社長にとっての1時間は同じではないのですね。

安藤
安藤

自分の1時間は、とても価値が高いと思っています。

この1時間があれば、無限の可能性を秘めていますから。
この1時間を何に使うかで、自分の人生が決まるのです。

細川
細川

すごいですね。
その考え方は、僕の中にはなかった発想です。

安藤
安藤

すべての行動の中で、どのように時間を使うかが大切なのですね。

そして、これまでの時間の使い方の結果が、今日の自分の人生につながっているということですよね。

つまり、今の人生に不満がある人は、これまでの時間の使い方が良くなかったということになりますね。
何かを変えなければいけないということですね。

社長は常にある程度やりたいことをやっていて、まだ満足はしていないかもしれませんが、常に結果を出し続けているということですよね。
それが自信にもつながっているのですね。

そして、「時間さえあれば、もっと多くのものを生み出せる」ということが分かっているからこそ、時間が欲しいのですね。

細川
細川

時間があれば、社長にとっては簡単にお金も作れるということですか?

安藤
安藤

そうですね。

私からすると、それは誰にとっても同じだと思っています。

とてもシンプルな話ですが、では今から論破しますね。

時間は借りることができません。
でも、お金は借りることができます。
「私にはお金がない」と言う人もいますが、お金は借りることができますよね。

例えば、1億円を借りて、それを増やすことは可能です。でも、時間は借りることができません。
「あなたの時間を貸してください。2か月後に返しますね」なんて、できませんよね?

お金は手に入るものですが、時間はどんどん削られていく一方で、決して戻ってきません。

だから、どう考えても時間のほうが大切なのです。

安藤が日頃から意識していること

安藤が日頃から意識していること
細川
細川

世間一般的には、お金のほうが大事だというイメージがありますが、社長の考え方は違いますね。

安藤
安藤

世の中の人たちがどのように時間と向き合っているのかは分かりませんが、私はとても時間が大切だと思っています。

だからこそ、自分があと何年生きられるのか、自分に残されている時間がどれくらいあるのかをよく調べるようにしています。

別の記事・動画でも話しましたが…

私は初日の出を大切にしています。
細川
細川

毎年ご覧になっていますよね。

安藤
安藤

必ず見ます。

なぜかというと、人生であと50回も見られないからです。
これは平均寿命で計算した場合の話ですが、もちろん長生きできたらいいなとは思います。
ただ、この初日の出というのは、時間を強く意識するイベントですよね。

細川
細川

そうですね。
50回と考えると、限界や終わりが見えてくるような感じがしますね。

安藤
安藤

そうなんです。

過去5年ほどの初日の出を振り返ってみると、瀬戸内で見たこともあれば、河口湖で見たこともありますし、千葉のほうで見たこともありました。
今年は精進湖のほとりで見ましたね。

これをあと10倍繰り返したら、人生が終わるのかと思うと、「もう残された時間はあまりないな」と感じたのです。
今年の1月1日に、改めてそのことを強く意識しました。

それくらい、自分の時間というものに向き合わなければならないと思っています。

今、手元で調べてみましたが、私はあと38万時間しかないそうです。

細川
細川

38万時間とは、何年くらいなのでしょうか?

安藤
安藤

50年もないくらいですね。

私の年齢は公開していませんが、平均寿命で計算すると40数年ほどでしょう。

ただ、「あと4万7633回ご飯が食べられる」と書かれていると、より現実的に感じますね。
つまり、あと1万6000日ほど生きる計算になります。

それを1日3回の食事に換算すると、残りの食事回数まで分かるのです。

さらに、トイレの回数も計算されていて、平均では「あと10万71967回トイレに行く」とのことです。

もちろん、「このトイレは大事なトイレだったな」とか、「このご飯は特別なものだったな」とは普段意識しません。
しかし、初日の出は年に1回しかありませんし、誕生日も同じように回数が限られていますよね。

こうしたことを意識することが、まずは大切なのだと思います。

だらだらと生きている人が多いのではないでしょうか。

細川
細川

意識の問題ですね。
今の社長のお話で「なるほど、そうなのか」と思う部分はありますが…
そもそも時間を大切にしようという感情がないのでしょうか。

安藤
安藤

しかし、世の中の偉人や成功者と呼ばれるような方々に聞いてみると、誰もが「時間が一番大事だ」と言うのではないでしょうか。

おそらく、全く同じことを言うと思います。時間は増やすことができませんからね。

細川
細川

お金は増やしたり借りたりすることができる、というお話で論破されてしまいましたから。

安藤
安藤

時間だけは、すり減っていく一方なのですよね。

しかし、時間さえあればお金を調達することもできますし、そのお金を増やすこともできます。
つまり、答えはすでに出ているのではないでしょうか。

お金で買えないものもある

お金で買えないものもある
安藤
安藤

ただ、お金で買えないものも、人生にはたくさんありますよね。

例えば、人脈などもそうですが、結局のところ、それも自分が費やした時間の蓄積なのだと思います。
これは私自身も強く感じていて、例えば、私の会社は設立してから8年半ほどになります。
また、前職では4年半ほど経営的なポジションを務めていたので、合計すると13年ほど経営に携わっていることになります。

そうした年月の中で、以前の自分と今の自分を比べたとき、人脈の広がりは大きく違うと感じます。
仮に、私がうまくいかなくなり、会社を畳むことになったとしても、働く場所はいくらでもあると思います。
もしかすると、年収3000万円くらいのオファーをもらえることもあるかもしれませんね。

細川
細川

それは、やはり過去の経験による自信があるからなのでしょうか。

安藤
安藤

シンプルに俯瞰してみたときに、「この人に任せておけば、すぐに数十億円の売上を上げて、数億円の利益を出せるだろう」と思ってもらえれば、年収3000万円ほどのオファーはむしろ安いと感じるのではないでしょうか。

ただ、それも雇ってくれる人とのつながりや人間関係がなければ、自信にはつながらないと思います。
そういう意味では、10数年前と比べると、今の方が人脈がかなり広がったと実感しています。

こうした人とのつながりを築くために、相当な時間と、もちろんお金も使ってきました。
しかし、やはり時間をかけて築いてきたものなのかもしれませんね。
時間がなければ、ここまでの信頼関係や人付き合いを築くことはできなかったかもしれません。

細川
細川

やはり、時間というのはいろいろなものを生み出しているのですね。

安藤
安藤

そうですね。

この時間が、人間関係を築くことにもつながりましたし、時間をかけてさまざまなことを学んできたように思います。
スキル的な面や知識もそうですね。
例えば、本を毎日1冊読んでいたとします。
もっと平均的な話をすると、世の中のほとんどの人は月に1冊も本を読まないらしいのです。

仮に年間12冊読むとします。
それを10年続ければ120冊、20年続ければ240冊になります。
そう考えると、読んできた本の数はかなりのものになりますね。
1冊も読んでいない人と、240冊読んでいる人では、知識の差が大きく生まれるのは当然ではないでしょうか。

細川
細川

お金を払えば知識が頭に入るというわけではありませんね。
やはり時間を使わなければいけないということですね。

安藤
安藤

そうですね。

その上、先ほどの話にもありましたが、お金は集めたり、借りたりすることができます。
例えば、本なら図書館で読めばいいのです。
お金は必要ありません。
誰かが読んだものを借りて読むこともできます。
そう考えると、やはりお金をかけずに時間をかけて勉強することが大事であり、あらゆる面で時間のほうが価値が高いと言えるのではないでしょうか。

有効活用するためにすること

有効活用するためにすること
細川
細川

社長は時間を大切にし、効率よく活用することで、自分のスキルを磨いたり、お金を稼いだり、人脈を築いたりしてきたのですね。
時間の大切さに気づかずに生きてきた人間がうまく時間を活用するためには、どのようなことを意識すればよいでしょうか?

安藤
安藤

毎日、一日の振り返りをしていますか?

日記をつけて、今日何を成し遂げたのかを文字で書き残していくと良いと思います。
私は毎日、自分自身を振り返る時間を設けています。
一日単位で振り返りを行っていますが、夜にお酒を飲みすぎた日は、できないこともありますね。
それでも、なるべく振り返るようにしています。

細川
細川

1日で何も成し遂げられない日もあるのですか?

安藤
安藤

ありますよ。

そんなときは「明日頑張ろう」「取り返そう」と考えます。
こうしたことを、一日の振り返りの中で行っています。

それとは別に、おそらく社内で一緒に働いている人なら気づいていると思いますが…
私が一番活用しているツールがあります。
一番Googleカレンダーを使いこなしているのは誰だと思いますか?

細川
細川

いや、その質問の答えは社長になりますよね。
「使いこなす」というのは、具体的にどういうことですか?

安藤
安藤

単純に、予定の書き込みの数が多いのは私ではないでしょうか。

自分のカレンダーを見ますが、すべて予定が決まっています。
例えば、7時30分から8時15分は朝のトレーニング、9時30分から会議、12時から移動、外せない会議、さらに移動、集中して行う作業、撮影…これが今日の予定ですね。
この後、撮影が終わったら自宅へ移動し、集中して作業を行い、社内報を書く。
23時30分まで予定が入っています。

これがもう2〜3か月先まですべて決まっているんです。
つまり、私は時間の管理を徹底的に行っているということです。

こうした時間の管理を徹底しているんです


だからこそ、私は時間に対してとても厳しいんですよ。
遅刻は本当にやめてほしいとよく言っていますよね?
それは、すべてこうやって計画的に行動しているからこそ、予定が狂ってしまうと大きな影響が出るからなんです。

細川
細川

では、もし今日の撮影に私が遅刻してきたらどうなりますか?

安藤
安藤

その後の予定がすべて狂ってしまいますよね。

10分、20分、30分と遅れることで、スケジュールを入れ替えて対応することもありますが、やはり時間に対する意識はとても高く持っています。
例えば、先々の予定で言うと、17時に整体の予定が入っています。
最近は整体も土曜日が多いですが、パーソナルトレーニングなどもすべて予定に組み込んでいます。
1〜2か月先まで予約を入れているので、基本的に動かすことはありません。

このように、すべての予定を決めていくんです。
そうすると、物理的にその日に自分の体が東京にいるのかどうかも決まってきますよね。
そのスケジュールに合わせて仕事の予定を調整するようにしています。

さらに、出張可能日や視察可能日もあらかじめブロックしていて、社内から予定を入れられないようにしているんです。
例えば、「ここは地方に行ける枠として確保しているので、予定を入れたいなら木曜日にずらしてください」というように調整しています。

これは私にとっては当たり前のことですが、こうした時間の管理を徹底しているんです

ほとんどの人は、そういった管理をしていないですよね。
Googleカレンダーの時間の刻みを15分に設定していますか?
私はまず15分刻みにしています。
なぜなら、30分や45分などの最低単位を15分にすることで、より細かく時間を管理できるからです。
ただし、取引先の方に「15分でお願いします」と言うのは、少し失礼に当たるので、そのバランスも考えています。

本当にいろいろな人のカレンダーを見て思いますが…
毎日繰り返しの予定を入れているだけでは、実行されていない場合が多いんです。
実行されていない予定は、スケジュールに入れている意味がありません
結局、何も考えていないのと同じ状態になってしまうんです

例えば、私の場合、明日の予定には「6時20分フライト 羽田から沖縄」と明確に書いてあります。
このため、「朝ジム」の予定は入れていません。
朝はジムに行けないと分かっているからです。
さらに、翌日は出張で「視察 本島」と予定が入っています。
7時からの予定があるので、この日は朝のトレーニングや勉強の時間が確保できません。
そこで、16日や17日はその時間を補うために、厚めに予定を組み込んでいます。

こうしたことを考えて予定を組んでいるので、私はただその通りに行動しているだけなんです。
また、私はすべての予定をカレンダーで公開しています。
ただし、朝のトレーニングなど、わざわざ見せる必要のないものは非公開にしていますが、基本的にはすべてオープンにしています。
こういった方法を真似すれば、時間の密度を高められると思います。

例えば、今話し始めて20分が経過しました。
いつもは30分程度で収録して、不要な部分をカットし、18~20分程度にまとめています。
そう考えると、あと10分くらいで話をまとめなければなりません。
そういう意識を持つことが大事ですよね。
今、ダラダラと話している状態ですが、この流れを細川さんがどのようにゴールへ持っていくのか、そういったことも意識する必要があります。
まったく意識できていない人は、「今何分話しましたか?」と聞かれても分からないんですよね。

細川
細川

社長、すごくハードルを上げてきますね(笑)。
「この後どう持っていくのか」と言われると、プレッシャーがかかりますよ…
どう話を進めればいいか、ちょっと迷ってしまいます。

安藤
安藤

だからこそ…

時間は大事なんです。


時間をどのように意識するかというと、やはり「計測すること」が重要でしょう
カレンダー管理も、時間の計測の一つです。

特に、ミーティングの時などは、タイマーをセットして「30分で終える」と決めることもあります。
そういったことを意識的にトレーニングしていけば、自然と時間の使い方が上手くなっていくのではないでしょうか。

細川
細川

そうですね。
時計がなかったり、時間を意識するものがないと、ついダラダラと話してしまいそうです。

安藤
安藤

でも、まずは「時間が無限にある」と思っているマインドセットを変えない限り、この記事・動画を見た人も誰も何も変わらないと思います。

細川
細川

結局、自分で意識を変えないと、何も変わらないということですね。

安藤
安藤

考え方を変えない限り、改善は難しいですよね。

だからこそ、時間はとても大切なものですし、他人の時間を奪うことは罪に等しいと思います。
もしこれから細川さんが私の時間を奪ったら、窃盗罪で被害届を出しますよ(笑)。

細川
細川

ということは、社長との予定に遅刻したら、窃盗罪に問われるということですか?

安藤
安藤

そうですね(笑)。

でも、もう少し厳しいことを言うと、遅刻自体は正直どうでもいいんです。
むしろ、他人が遅刻したら「自分の時間ができた」と思うようになっています。
ただ、その代わりに「5分遅れたら、今日はやめよう」と思ってしまいますね。
私は集中モードに入っているので、過去にも何回かありましたが、予定時間から10分経っても相手が入室しなかったら「今日はやめよう」と判断します。

お互いにとって良くないですし、遅刻されると「何なんですか?あなたは私に対して時間を奪いましたよね?」と、内心思ってしまいます。
イライラするわけではありませんが、そういう状況になると、話の導入がギクシャクしてしまいます。
「本当に時間に遅れないようにしてくださいね。次からよろしくお願いします」と伝えますが、そこから険悪な雰囲気になってしまうこともあります。

細川
細川

それは決して望んでいるわけではない、ということですよね?

安藤
安藤

そうです。

別に相手より上に立ちたいわけではありません。
ただ、遅刻については伝えないといけないので、どうしてもそういう雰囲気になってしまいますよね。
フェアではなくなってしまうので、私が少し上の立場から話をする形になってしまい、その日のミーティングはお互いのためにやらないほうがいい、という結論になります。

遅刻については、当日メッセージで伝えて終わりにしていますので、次回は気持ちよくミーティングを始められます。
「この前はすみません」と言われても、「何のことでしたっけ?」という感じで、私はすぐ忘れてしまうので、全く気にしていませんよ。

細川
細川

そこまでの意識をしっかり持たないといけない、ということですね。

安藤
安藤

そうですね。

時間泥棒にはなってはいけません。
ただ、これも立場によるところが大きいです。
本当に人によって時間の密度は異なります

例えば孫正義さんのような方は、会議室の前に何十人もの役員が並んでいて、リスケが頻繁に発生するそうです。
約束の時間に2時間遅れることもあり、「もっと重要なミーティングが入ったので」と言われることもあるそうです。
これも立場によるもので、仕方のないことです。
それを「失礼だ」と言っていたら、きりがありません。
だからこそ、時間密度が薄い人は、濃い人に合わせるべきだと私は思います。
この話をすると、「なんだこいつ、偉そうに」と言われるかもしれませんが、これが事実ですよね。
すごく本質的な話だと思います。

時間の重要さを考えよう

時間の重要さを考えよう
細川
細川

人の時間を奪わずに、自分の時間をうまく使うためには、まず時間の重要性を改めて考え直す必要があるということですね。

安藤
安藤

まずは、そこから考え直すべきですね。

例えば、私は社内でお昼ご飯をメンバーに買ってきてもらうことがあるのですが、これもさっきの話に通じるものがあります。

私はお昼を食べる時間がない、というよりも、仕事をしなければならないんです。
でも、社内にはきちんと休憩時間が確保されていて、そこまで時間に追われていない人もいますよね。
だから、「買ってきてくれたら助かるな」と思うんです。
コンビニに行く時間がないので、買ってきてもらって、少し多めにお小遣いを渡して感謝の気持ちを伝えています。
戻ってきたら、そのまま社内ミーティングに入り、食べながら進めることもあります。
こういうことを、どんどん実践してほしいですね。

みんなで食事をしながらミーティングをすれば、時間密度が高くなりますし、効率も良くなりますよね。
昼休みに1時間、仕事が完全に止まるのではなく、食べながら進めれば、その分1時間早く帰れるかもしれません。
ランチミーティングを毎日やるべきですし、ブレックファストミーティングとランチミーティングの両方を入れるのも良いと思います。
でも、世の中にはほとんどそういう人がいませんよね。
もったいないと思いませんか?
どうせ食べる時間が必要なら、何か他のことに活用したほうがいいです。
私は1人で朝食をとるときも、情報のインプットをしたり、仕事をしたりしています。
大事なのは、やるべきときにしっかり時間を確保し、普段は時短を意識することです

普段は時短を意識することです。

そうすることで、やりたいことをする時間を作ることができます。
時間を作れば、お金も生み出せるし、自分を磨くこともできるし、成長もできます。
すべては「時間をどう作るか」なんです

よく「忙しくて運動する時間がない」と言う人がいますが、私は「カレンダーを見せてください」と言いたくなります。
私は運動を重要だと考えているので、しっかりカレンダーに入れています。
週に1回はパーソナルトレーニングを入れて、必ず人と約束することで強制力を持たせています。
これが、時間を有効に使うためのポイントなんです。

細川
細川

そういうことですね。
1人でやろうとすると、どうしても怠けてしまったり、時間をずらしたりしてしまうということですね。

安藤
安藤

そうなんです。

だからこそ、人とのアポイントに変えるのが大切です。
そうすると、「休みの日だから少しゆっくりしよう」ではなく、先にトレーナーさんに「最も早い時間は何時からですか?」と確認し、例えば7時から可能なら、7時に予定を入れてしまうんです。
そうすれば、6時や5時半に起きられますよね。

でも、ほとんどの人はこれをやらないんです。

楽な方へ楽な方へと意思決定してしまうからです。
「起きたら行こう」と考えてしまう。
この考え方を変えない限り、人生は豊かになりません。

細川
細川

本当に、時間を有効活用している人と、そうでない人の差はどんどん広がっていきますね。
あと何回、初日の出を見られるかという話にもつながりますね。

安藤
安藤

そうです。

初日の出を見に行かなければ、時間に対する意識も高まりません。
あっという間に年をとって、気づけば人生が終わってしまいます。

初日の出の時間も決まっていますよね?
そう、それと同じです。
早朝に起きるのは、単純に気持ちがいいですし、なぜやらないのか不思議に思います。
でも、みんな色々な言い訳をします。「車がない」とか。
でも、それなら借りればいいんです。
「早起きできない」と言うなら、起きればいいんです。

結局、変わらないと無理なんですよね
「もう、あなたが変わらない限り無理ですよ」と言いたくなります。

細川
細川

社長は、仕事に関しても、お金に関しても、時間を大事にされているんですね。

安藤
安藤

そうです。

この時間の使い方をしているからこそ、普通の人よりもチャートを見ていますし、食事中もずっとチャートを確認しています。

経済情報もずっと取り入れていますし、運転中もぼーっとしていることはありません。
例えば、ラジオを聴けばいいですよね?
NHKの英会話を流してもいいし、市場の展望をアナリストが話している番組を聞けばいい。

でも、ほとんどの人は音楽を聴いています。
「歌手になりたいの?」と聞きたくなります。
もし歌手になりたいのなら、それは正しい選択かもしれません。
歌手を目指しているなら、常に歌の練習をすべきですよね。
密室でずっとボイストレーニングをするべきです。

つまり、自分が得たい結果のために、やるべきことを可能な限りやり続けることが大事なのです

この動画を撮り終わった後、私は決まった時間に夕食を食べるために自宅に戻ります。
戻るまでに20分かかるのですが、その20分間で何をするかを考えています。
社内のチャットを確認すると、数十件のメッセージが来ていました。
そのため、移動中の20分でそれをすべて処理します。
そうすれば、食事中に連絡対応が完了している状態になります。
対応が終われば、その後は自分の仕事に集中できます。
このように、寝る時間までのスケジュールをしっかり組んでいます。
細川さんにも、ぜひこうした時間の使い方を実践してほしいです。

我が家にはテレビがありません。
意図的に見るためのブラウザはありますが、それもNetflixでビジネス映画を観るときなど、目的を持って利用しています。
アニメや動画を観ることもありますが、それも時間を決めて視聴し、予定としてカレンダーにしっかり入れています。

細川
細川

そうですね。
ナーナーになってしまいがちです。

安藤
安藤

今年の目標を決めることも同じです。

例えば、年間12本の映画を観ることを目標にしています。
仕事以外にも、こういった目標をたくさん設定しています。
12本観ると決めているので、1月が終わりそうになると「やばい、やばい」となり、どうにか時間を作らないといけなくなります。
月1本のペースで観るには、映画は2時間なので、「30分ずつ4回に分けて観よう」と考えます。
「夕食を自宅で食べる日を週に4回作ろう」と計画を立てて、実行する。
そうやって目標を達成していくんです。

この繰り返しが大切です

意識を変えることですね。
細川さんも、少しずつ変わっていきましょう。

どう考えても時間が大切です。

今日は「時間とお金、どちらが大事か?」というテーマでディベートしましたが、どう考えても時間が大切です。
ですので、皆さんも時間の使い方をしっかり意識していただければと思います。

本日はありがとうございました。

この記事の監修者

安藤 義人

ココザス株式会社 代表取締役CEO

安藤 義人

YOSHITO ANDO

2016年に個人向けライフデザイン(人生設計)事業を行うココザス株式会社を創業。
現在は事業領域を広げ、資産形成・転職支援・住宅関連の3つの事業を通じて、世界中の人々がワクワク生きていける世界を作るため、日々経営に没頭中。
2022年からは活動拠点を海外にも広げ、モンゴルに現地法人を設立し不動産業のライセンスを取得。

自身も10代の頃から株式投資をスタート。
新築収益アパート投資やモンゴルの不動産投資、国内スタートアップへのエンジェル投資など幅広く投資を行なっている。

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