企業のお客様向けイベントとは？

YouTubeからココザス・グループのお客様に
なっていただいてる方も何名かいらっしゃいます。

本当にありがたいのですが…
ココザスがやってるお客様向けのイベントが「素晴らしい！本当に助かっています！」と、
お礼のお言葉までいただきました。

それでふと思ったのですが…
お客様向けの取り組みをしている企業は少ないのでしょうか？

そんなことはありませんよ。
「お客様感謝祭」など、そういう取り組みを行ってる企業はたくさんあります。

ただ、ココザスのイベントはお客様同士の交流はもちろん、お金・投資に関しての学びを
得ることができるイベント。
これをたくさんやろうという考えを持っています。

資産形成チャンネルでも様々な学びを提供してるつもりですが…
別にココザス・グループと契約関係がある方だけに届けている情報ではありませんよね？
ココザスのことを知らない方も今この動画や記事を見てくれているわけです。

なので、YouTubeで発信している内容ももちろんですが…
さらに深掘りして具体的事例をもとにお金の勉強会を自社のオフィスで開催しています。

ココザス・グループのお客さんはもちろん…
資産形成チャンネルの視聴者さまなど、ココザスを知っていただいた方が変な投資詐欺に引っかからないように力になれたら嬉しいです。

投資詐欺で騙されてしまう方がいる。
この事実は非常に悲しいのですが、知らないところで
毎日何百万人、何千万人と騙されてしまってる方がいるのです。

言ってしまえば知らない方なので、そこに対して悲しむこともできません。
しかし、うちのお客様がそういう被害にあってしまったらとても悲しいわけです。

ではそれがないように情報提供をしてくということは、企業としてというより人としてやっていくのは当たり前なのでは？と思っています。
なので、様々な取り組みをやっているという感じですね。

今回はココザス・グループのお客様だけが参加できるイベントで得られる学びにはどんなものがあるのか？をお話できればと思います。

動画で確認したい方はこちら

ココザスのお客様限定イベント

細川さんはお客様イベントの取り仕切りなんかをやっています。 定期的なイベントがいくつかあって、一緒にやっていますよね！

そうですね！
定期的にやっているものが大きく2つあります。

1つは毎月1回、安藤・細川の資産形成チャンネルコンビで、ライブ配信を行ってます。
お客様から頂いた様々なテーマだったり、たまには専門家を読んで学ぶ時間があります。
ゲームをやったりする時もありますよね。

例えば2月は確定申告の時期なので、税理士先生をお呼びして 「確定申告のアドバイス」具体的なやり方を画面共有しながらオンラインで配信をしました。

その少し前にもゲストをお呼びしましたね。
クレジットカードのアメリカン エキスプレスの担当者をお呼びして…
アメックス最高峰のブラックカード「センチュリオンカード」の取得方法など、細かいことは言えませんとおっしゃっていましたが…
そこそこ突っ込んだところまで聞きましたよね。

このように表には一切出ていない、YouTubeで一般に対して発信したいな！と思うのですが…
色々な守秘義務やその人の立場とかの問題で、公にできない話もしているクローズドの場です。

これは月に1回配信しています。

もう1つは年に4回、リアルで開催しているのですが…
オフィスにお客様をお呼びして、様々な学びの場を提供しています。

「ココザス祭」という名前で、春夏秋冬という感じで年4回実施しています。
ココザスのオフィスがあるのが東京なので、関東の方が来ていただけるケースが多いですね。

遠方の方に関してはちょっと現時点では「申し訳ございません…」ということなんですが（泣）
青森・岡山・福岡など、日本中からアグレッシブな方も来てくださいますよね。

そのためだけに来てくださる方もいらっしゃいますものね。
わざわざ会いに来ていただいたり、お客様のお顔を見れるだけでもとても嬉しいです。

「春夏秋冬の1回出席できる」という方も増えてきていますよね。

そういう方に対してせっかく時間とお金を使っていただいてるからには、YouTubeで無料で見られる学び以上のものをお届けしたいなと思っています。

ここまでお話したので…
前回やったココザス祭でお客様に出した問題や知識を少しだけでもYouTubeの視聴者さんに共有できたらと思うのですが…

ココザス祭は“お客様限定のイベント”と伝えていますので…
そこで話すことっていうのは基本的に社外に出したくはないのです…

ただ、2023年11月に行った「ココザス祭 -2023秋」で多くのテストをしました。
テストというと少し難しく感じるので、クイズにしましょう！

そのクイズの内容の一部をシェアするのであれば良いかな？と思うので、何問かピックアップしてみましょう。

視聴者さんも答えられるか挑戦してみて欲しいですね！

クイズに挑戦！

早速、第一問！
それぞれどの会社のPLでしょうか？

数ある会社の中から当て込むということですね。

最初のヒントです。
約4,000社ある上場企業の中のどこかです。

まだ少し難しいと思うので…
1番上空欄になっている時価総額のところを表示しましょう。
これが大きなヒントになるので、この時点で一社は分かってほしいです。

社長が言った「一社は分かって欲しい」というのは、時価総額が42兆円の会社ではないでしょうか？
「ここまで大きい会社はどこだ？」という話かな？と思いました。

1つ分かっていただきたいのは「時価総額が42兆円」
問題を作った2023年11月時点でのデータなので、その後の株価増減は加味してません。

「時価総額が42兆円」の会社、これは「トヨタ自動車」です。
日本で1番時価総額が高い会社です。

撮影日時点で言っても、40兆円を超えてるのはトヨタ自動車だけです。
もっと言うと、2位から10位ぐらいの会社は全部10兆円台ですね。

すごい差がありますね…

ダントツナンバーワンはトヨタである！
というところは、必ず押さえておいてください。

さて、今ヒントを言いましたよ？
「10兆円超えてると時価総額ランキングトップ10には入ってきます」と…

ということで、残りの3社もほぼ知っている会社のはずです。
次に分かってほしい会社は、1番右の企業ですね。

時価総額（株式価値）が14兆円あるのに、売上高が1兆円もありません。
コンパクトですよね。
営業利益率が非常に高い。

コストがかかってないと…

そういうことですね。
粗利が7,500億円で、非常に稼ぐ力がありますね。

その中で10位に入ってそうな企業…？

もうこれは分からないといけません。
これは「キーエンス」です。
日本で1番年収が高い会社とずっと言われてきました。

他の企業は難しいかな？と思うのですが…
実際、ココザス祭の時もヒントを出しました。
会社名も先に教えて、それを当てはめましょうというやり方をしたので今回もそうしましょう。

他は、ユニクロを運営している「ファーストリテイリング」
もう1社は「ソニーグループ」です。
この2つを当てはめてください。

どこを見れば分かるのですか？

両方そうなのですが、物を作って売っています。
ソニーはハードウエアなので原価の高いものを作っています。
一方、ユニクロは洋服です。

正解を発表すると…
売上 2兆7000億円の方がユニクロです。

1.3兆円なので、意外にユニクロの洋服を3,000円で買うと、1,500円が彼らの儲けになっているということです。
どこで見分けられるか？というと、売上規模でしょう。
あとは粗利率の低さで、こちらがソニーかな？と…

準利益の部分でソニーは約1兆円近くを出していますが、ここまで出せる会社は日本にほんの数社しかありません。
まだファーストリテーリングもそこまではいけていません。

株式や日々会社の業績をチェックしている方はすぐに分かるくらいのレベルでしょうか？

お金の感覚でしょうね。
会社名のヒントがあれば分からないといけません。

続いて、第二問

そのまま先ほどの4社を使います。
「どの会社のバランスシートでしょうか？」という問題です。

やっぱり1社は分かりやすいのでしょうか…

総資産、つまりバランスシートの厚みが74兆円ある会社は簡単ですよね。
これが「トヨタ自動車」です。

次に大きいところがソニーグループ。
1番左がトヨタ、右から2番目がソニー、ここまでは間違いなく当てて欲しいです。

残りの2社がキーエンス、ファーストリテイリングですが…
「どうやって見分けるのか？」ですね。

バランスシートの厚みは近いですよね？

そうですね。
違いがあるのは固定負債にはすごく差があるなと…
ここがポイントなのかな？と思いました。

計算すると、総資産。
つまりバランスシートの厚みのうちの右下（純資産）が2.65兆円分の2.49兆円なので自己資本比率が90％を超えています。

これで、この会社がどこかすぐに分かるはずです。

これが「キーエンス」です。
借入れを起こす必要がないビジネスモデルで実質無借金、借入れがないのです。

ファーストリテイリングはやっぱり工場を作って世界中に店舗がありますから、どうしても負債のところが積まれてきますよね。
それでもピカピカだと思います。
しかし、キーエンスと比べたらすぐ分からなければいけないということです。

おまけとして…
借入れが一番多いのってトヨタ自動車なんですよ。

意外かもしれませんが、20兆円台あります。
日本で1番借入大きい会社はトヨタ自動車です。

ソニーも製造業ですからハードウェアを作っているので借入れがあります。
しかし、ファーストリテイリングはそんなにありません。
かなりピカピカですね！

という風に、4社は当てなければなりません。

お次に、第三問

チョコザップ、知っていますか？

最近コンビニのように沢山できているスポーツジムですが…
チョコザップをやってる会社はライザップ社ですよね。

では「この中で、どれがライザップの業績推移ですか？」

直近7〜8年の推移を見て当てるのですね…
違いで言うと、1番左は着実に増えていますね。

あと営業利益をすごい出していますよね。

真ん中のところは直近で言うとちょっとマイナス…

真ん中は見てもらうと売上高が2019年に一気に2,000億円までいき、 そこから下がってきています。赤字もずっと出しています。

右側は2021年に相当マイナス…

この時点で想像して欲しいのですが、
2021年・2022年と苦しんでいるということはコロナの影響を受けている会社です。

大きく影響を受けていますね。

真ん中も多少受けているのでしょうかね…
左は全然受けていない…

これは「ライザップはどれですか？」で考えるのであれば1発で当ててもらわないと困ります。
正解は「真ん中」です。

見分けるポイントはどこですか？

すごく簡単です。
ライザップはそんなに営業利益を出してる会社ではありません。
600億円も1,400億円も出していない。

右と左、どちらも出ていますものね。

直近チョコザップは調子が良さそうですが、ベースで見ると赤字ということです。

ちょっとヒントを出しましょう。
右の会社の時価総額は2023年11月時点で約9兆円くらいでした。
コロナの影響をここまで受けている企業…
ここまで行ったら当てないとダメですね。

パッと浮かぶのは飲食関係でしょうか？

正直、飲食関係でコロナの打撃を受けたと言っても前年比率1/3になるほどは受けていません。
宅配に切り替えたりなど、様々なことをやっていましたよね？

ここまで落ちているのは営業自粛をしなければいけなかった「テーマパーク」です。
日本で一番有名なテーマパーク。
時価総額10兆円近いところになると、ディズニーランドを運営してる「オリエンタルランド」です。

コロナの打撃、そしてその後の回復みたいなところを見ると…
左は時価総額1兆円くらいなので、ぼちぼち名前が知られている会社という風に捉えてください。

しかもずっと伸びていますよね…！

これは株をやっていないと難しいかもしれません…
グラフを縦に並べていますが、左から右に並べたら本当に綺麗に1番美しいグラフが左の会社です。

これがアパレルのEC「ZOZO」です。
元社長は超有名な前澤さんが創業した会社ですね。
これは時価総額のヒントがあってもちょっと難しいかな？とは思います。

社長ならどこで見極めますか？

ずっと20%ぐらい伸び続けている企業はそんなに多くはありません。 あとは営業利益の規模。

色々な会社の財務データが頭の中に入っているので、このタイプのグラフだとZOZOかな？とか…
IT系の積み上がっていくビジネスモデルのパターンが多いので…
Yahoo!の運営会社であるLINEyahooかな？そういう会社かな？など色々思うわけです。

ただここまで堅実に伸ばしているとなると、M&Aをしていない単一事業の可能性が高いです。

1つ説明しますが…
ライザップは2016年〜2019年にかけてバーンと伸びていますよね？
これは何で伸びているか分かりますか？

パーソナルトレーニングが好調だった…？

では、なぜ2019年にいきなり赤字になっているのでしょうか？

これだけの売上を伸ばしながら…
売上があるのに、営業利益が赤字になっていますよね？

なんででしょうか…

これは本業、つまりライザップという集中トレーニングジムの業績だけではないのです。
M&Aの影響が非常に大きい。

2017〜2019には、色々な会社をガンガンと買ったのです。
買ったことによって買った会社の売上高が全部オンされるので…
それでとんでもなく伸びている。

利益も100億円単位で出していた時は会社をM&することによって（難しい話なので割愛しますが…）
会社を本来の価値よりも安く買った場合、それが負債の利益に計上されるのです。
それで100億円の利益を出せていた。
作られた利益だったということです。

それが剥がれた瞬間に一気に悪くなって売上げ下がって…
M&Aで取得した会社たちを売っていっています。

チョコザップの業績はまだ全くここには現れていないので、少し引っかけ問題的ですが決算には一切現れていない。
そういう話ですね。

社名まで全部当てるとなると難しいですね…

これぐらいの情報を入れておくと、株式投資もやりやすいんじゃないかな？と思います。

最終問題！

最後の問題です。
私が大好きなワンルームマンションについて。

うちのオフィス（東京都港区芝）のすぐ近くの物件です。
家賃が（1）〜（3）までありますが、（1）ぐらいの家賃の物件だったら買っても良いと思いますか？

ワンルームマンション投資をするにあたって業者さんからシミュレーションを出されますよね？
「浜松町のこの物件で、この家賃です。」という風に出された時に「いや、これは適正家賃ではありませんね。」と言い返せるぐらいの知識がないとマンション投資をやってはいけません。

なのでこの問題は即答できないといけないのです。

「10万円は安すぎるな…」とは思いますね。
やっぱり港区（浜松町）というところもありますし、徒歩3分で築浅なので…

15年以内は築浅と呼ばれますね。

早速ですが、答えは「12万円」です。
これは共益費や管理費込みの話ですね。

もう1個物件出しますが…
上板橋ならどうですか？

85,000円でしょうか…？

正解です！
85,000円、これぐらいが相場です。

これは自分が賃貸で住んでいる時、色々な物件の内見に行ったりすると思うのですが…
その時見た家賃はやっぱり頭の中に入っていたりしますよね？
そういう感覚で覚えていくしかないのです。

なのでシュミレーションを出された時…
仮に、この上板橋の物件で「サブリース10万円で家賃保証します。物件価格は2,800万円で〜」とかなんか言われたとしますよね？

「10万円のサブリース」ということは、入居者から11万円ぐらい取っていないと10万円のサブリース保証はできません。
「このエリアは85,000万円〜90,000万円くらいが相場なので、10万円のサブリースができるんですか？もう連絡しないでください！」と。

これぐらい言って業者を追い返すぐらいのことができないと、ワンルームマンションの投資詐欺に遭ってしまいますよ…

買わされてしまうのですね…

そういうことです。

こういう知識があって85,000円の賃料の物件で、例えばいま80,000円の入居者が入っているとします。
この状態で出会ったら私は即買いします。

入れ替えの時に家賃を上げられるからですか？

そうですね。
相場85,000円のところ80,000円でついていたら、今の入居者が出るタイミングで絶対に家賃を上げます。

東京のあらゆる駅の相場賃料が頭の中に染みついているので…
そうすると自分でも失敗しない投資ができますし、なおかつ適切なアドバイスができると思っています。

おわりに

ココザス祭では、今の10倍ぐらいのボリュームのクイズをやりましたが…
お客様のリテラシーが高まればなと思いこんなことやっています。

こういったことを常日頃から学び続け、資産形成チャンネルを見ていただいていて。
実際にお客様になっていただいた方には、こういった情報提供もしています。

何かお困り事があれば、うちの担当に相談していただけるとより詳しい情報をお伝えできるのかな？と思っています。
お気軽にLINEからご相談ください。

今回は「ココザス・グループでやっているお客様イベントの中身を一部紹介」させていただきました。

是非、今後も一緒に投資家脳を鍛えていけたらなと思っています。

ありがとうございました。