太陽光でローンが使えなくなる?


太陽光の発電投資のローンが新たに組めなくなるというニュースを見ました。
細川さんはご存知でしたか?

全然知らないです。

今まで太陽光発電投資に関する動画や記事をアップしてきました。

会社員の方が節税ニーズだったりなど昔はキャッシュフローを稼ぐ目的でココザスでも結構な数ご紹介をしてきたんですけども…
ここ1・2年ぐらいかなり雲行きが怪しかったですよね。
いい話がありませんでした。
今回の話もどちらかと言えば良い話ではありません。
新たに太陽発電投資に取り組もうとする方は、今までだと信販会社のアプラスやジャックスといった金融機関からローンを借りて発電所を買うという流れでした。
このローンが出なくなるのではないかという話が出ています。
動画で確認したい方はこちら
どんなルール改定があるの?



手元の情報を見ながら話をしてますが、アプラスやジャックスどちらもルールが変わったと。
アプラスとジャックスともに「ソーラーローン」という商品があり、それを借りて最近は20年ローン、2017年や2018年に弊社がご紹介していた時は15年ローンでしたが、最近は20年ローンだった。
このソーラーローンの対象外エリアができてしまい、そこに当てはまる物件はローンを使えないと。


そうですね。
かなり厳しいルール変更です。
アプラスでは2025年の4月1日、この動画や記事のアップからもうすぐですが、動産保険。


ついてたんですけども…

ローンが組めない地域はどこ?



損害保険やローンに関して、出し手側が気にするのはハザードマップです。
太陽光発電は不動産ではなく設備ですが、結局は土地が固定される為、不動産的な考え方で判断されます。
1つ書かれてるのが洪水ハザードマップ。
浸水の深さが3m以上洪水で埋まってしまうと認定されているエリアとなりローンが組めません。

色が塗られているエリアは全域ということですね。


不動産を購入する際にハザードマップで該当していると、ローンが下りづらいというのは以前からあります。
あとがけ条例なども同様で、がけ条例のエリアでは建物を建てるのが厳しいなど色々な規制があります。
こうした規制が太陽光にも適用されるということですね。
視聴者の方々の中にも太陽光発電をされている方がいると思いますが、雪が降るエリア、特別豪雪地域。



基本的には北海道・東北・日本海側のエリアが該当します。
群馬・岐阜・静岡・京都・兵庫、あと中国地方の鳥取や島根など…
雪が降る場所は他にもあります。


兵庫も岐阜も山間部は標高1,000mを超えることもあり、積雪も多いです。
私は最近スキーをするので長野によく行くのですが…
太陽光パネルの上に50cmほど積雪しているのを見ました。


パネルの角度をつけていないとですね。
豪雪エリアではそもそも15度ではなくて30度などで設置する。
北海道ではこんなの見たことあるでしょ?

それでも雪が積もって発電しないとなると、金融機関としては収益が上がらず返済ができない、デフォルトのリスクがあると考えるわけです。
ということで金融機関がかなり太陽光発電を毛嫌いし始めています。
太陽光発電投資に限ったことではないんですけども、自然災害の増加も背景にあります。
火災保険料は自然災害にも適用されますが、損害保険業界の保証額が増加しています。
それに伴って加入者側の負担も相当増えてきている。
投資商品に火災保険がセットになると利回りが相当下がる側面もあります。
こういった自然災害のリスクに対して、金融機関が避け始めていると。
改悪の理由はナニ?



そうですね。
以前からあることですが、発電所に立ち入って…
銅線を切断して、その銅を南米などに売るという。
実際監視カメラに人が映ってたとしても盗難事件で警察が動かないからね。


保険会社も収益を上げなければいけないため、保険料収入を上回る支出、つまり保険適用が増えると事業として成り立たない。


保険はある意味必ず儲かる仕組みになっているはずです。
私はレンタカーを借りる時に保険の付帯を勧められますが、1日あたり1,500円ですと。


私は絶対入りません。


過信してるわけではありませんが、20年ほどほぼ毎日のように車に乗っていて、事故の頻度は少ないですからね。
運転回数と事故の確率、事故発生時の損害額、そして自分に過失がある割合などを計算すると、リスクっていくらなの?
私は入らない方がいいタイプ。
万が一のことが起きたらその時に数十万円を支払う方が毎回借りるコストよりもよっぽど安いです。
細川さんは入るタイプ?

入った方が得かもしれないです。

レンタカーの保険もそうですが、多くの人から保険料を集めます。
100人からもらって15万円、100人から貰っても1件も事故が起きないが、1人ぐらいが擦る程度。
5万円分擦って、10万円分を保険会社は儲かった。
こういう仕組みなのね。


私としてはレンタカー屋に行った時に、細川さんとプロドライバーの私が同じ保険料なのかというのが納得いきません。


これが納得できないから入らないの。
毎日運転している人間と、数年に1回でしょ?


保険会社が儲かる仕組みになっているその数字を考えると、太陽光発電用の保険は、

すでに取り組んでいる人はどうなるの?



新たな情報を発信する前から太陽光発電投資はなかなか厳しい状態です。
うちの現場の状況は詳しくはわかりませんが、提案などしていないはずです。


所得税や住民税が下がりますね。
あるいは還付金があるという前提の商品設計でないと、

例えばワンルームマンション投資は以前から節税効果があり、団体信用生命保険も付帯しています。
インカムゲインやキャピタルゲインはそもそも期待できません。
そういう商品として今ワンルームマンション投資は成り立っているわけです。
太陽光発電も同様のフェーズに入ってきており、初期に購入された方は売却して利益を得ているケースが多いです。
しかし今は利益を得ることは難しく、



今回のローンの件は、もう既に取り組まれている方は影響ないですよ。
やってる方に対してはアプラスの付帯保険などがありますが、

豪雪地帯や川沿いの物件を保有している場合、次の売却時に買い手がローンを組めないとなると、売却が難しくなります。
ただココザスのお客様にどういう提案をしているかは不明ですが、数年で売却して利益を得るという提案はしていないはずです。


20年間のキャッシュフローなどを考慮して判断しているはずなので、



節税や消費税の還付が目的です。
3年や5年の長期譲渡を抜けた時に節税効果が得られる。


ここ数年でそういった物件を購入した方は残念でした・・・。
本日のまとめ



現状で1つだけ回避策があります。
アプラスとジャックスという会社の話をしました。
アプラスは基本的に対象エリアではNGです。
保険の付帯もなくなります。
しかしジャックスと提携している販売店。
これは太陽光発電設備を販売している会社の中でもジャックスと提携している会社は多くないです。


アプラスで実績作ってでジャックスと相乗りみたいな会社が多かったのですが…
ジャックスでローンを組んでいてかつ認められた販売店で動産用の保険に加入している場合は、ジャックスでローンを組める可能性があります。
ジャックスでローンを組んでいて、かつ提携販売店と繋がりがある方は、今から動産保険に加入できるかもしれません。

これは撮影日時点(2025年2月10日)の情報ですので、状況は変わる可能性があります。
各販売店がどの信販会社と提携しているか、一般消費者が簡単に分かるわけではありません。
太陽光発電のことなら細川さんに・・・。
細川さんは全て知っていますから。
今日も知らない体で私に話をさせてますが、彼は全て知っています。
もし太陽光発電のことで不安な方は、概要欄のLINEからお問い合わせください。
状況に応じて適切なアドバイスをさせていただきます。
もしくはジャックスと提携している販売会社も紹介できます。
この動画を見て不安に思った方は、2025年の2月に撮影しているので、3月4月頃には状況が変わっているかもしれません。
今動画を見て不安な方はお気軽にお問い合わせください。
今回は「太陽光発電のローンが今後組めなくなる可能性」をテーマにお届けしました。
ありがとうございました。