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2022年の投資詐欺事件を振り返り!ポンジスキームが多すぎて悲しい…

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2022年の投資詐欺事件を振り返り!ポンジスキームが多すぎて悲しい…

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フリッチクエスト

フリッチクエスト
細川
細川

社長、2022年僕の中では投資詐欺の1年でしたよね?
2022年は年明けから投資詐欺の話題を聞いていたなぁと…

安藤
安藤

「ポンジスキームの投資詐欺がたくさん摘発されたな…」と、そんな印象ですね。

細川
細川

資産形成チャンネルでも取り上げましたが、最初はフリッチクエストから始まりましたね。

安藤
安藤

2022年2月か3月だったと思いますが、返金もされず、代表者もまだ逮捕はされず、いずれ摘発されるんじゃないかなっていう風に思います。

2,000名弱から百数十億円だったのではないかな?と思うのですが、1人当たり500万円ほどの被害でお金は一切戻ってこない

被害総額


どんな投資だったのかというと、一口100万円からできて月利は4%です。

細川
細川

魅力的ですね。

安藤
安藤

年間利回り48%!2年で元本回収!みたいなね…
そんなの詐欺だよねって話で、まあ飛びましたと

スカイプレミアム

スカイプレミアム
安藤
安藤

あとは、スカイプレミアムもありましたね。

厳密には2021年12月だったと思うのですが、フリッチクエストよりは規模がもう少し大きくて22,000人から1,200億円なんて言われてます。

細川
細川

すごい額ですね…

安藤
安藤

これはまた、1人あたり500万円ちょっとっていう感じなのではないでしょうか?

今どうなってるかって言うと、金融庁から刺されているので、監視委員会みたいなところから「データの開示をしろ!」とか求められていますが「集めた1,200億円のうち500億円は投資家に返金したけれども、残りの資産残高は不明です。」という報告をしているんです。

シンガポールの会社でスカイプレミアムインターナショナルっていうところ、ここを被告として裁判起こしてるのですが…
FXで運用してたみたいな話なのですが「運用実態はありますよ!」とか「待っていてくださいね。」と、ずっと待たせて待たせて、今に至る

業務停止命令

これも結局、下にエージェントと呼ばれるブローカーがたくさんいて、そのブローカーはお金を集めてくると報酬を貰える
もうネズミ講ですよね…

年に1回くらいパーティーを開いて成績が良かった人をアワードで「すごーい!」とみんなで称賛して「成功者になれますよ!」みたいな感じで新規のブローカーを募るみたいな…
あるあるパターンだと思います。

マイニングエクスプレス

マイニングエクスプレス
安藤
安藤

あと暗号資産系のマイニングエクスプレスを覚えてますか?

細川
細川

はい、覚えてます。

安藤
安藤

6月頃に逮捕者もいっぱい出て、国税庁の職員も絡んでたとかで。
あれも結局みんなでお金集めよう!集めたらバックがもらえますよ!みたいなものでしたね

最後に首謀者と言うかブローカーの中のリーダー格の男がドバイに逃げていたのですが、国際指名手配になった時に出頭しましたよね。

マイニングエクスプレスの話っていうのは、ただのそういうポンジスキームだけではなく、国からのコロナ補助金を集めてそれを「投資すれば儲かりますよ!」という風にやってたから、助成金を騙しとったっていう詐欺です。

詐欺事件

つまりポンジスキームを勧誘したというところでは法律で問われてないのです。
やはり金商法(金融商品取引法)や出資法で捕まえるのは相当難しい話になりますね。

ジュビリーエース

ジュビリーエース
安藤
安藤

他にもこれまた2021年の年末だった気がしますが、ジュビリーエースもありましたよね。
数万人から650億円ぐらい集めて、これも暗号資産系でしたね。

結局「このビジネスを色々な人に紹介しよう!」そして「紹介したらみんなお金持ちになれますよ!」というマルチ商法のスキームでお金を集めていたと

細川
細川

全部一緒ですね。
「紹介料出しますよ!」というような。

紹介料で儲かってるだけ
安藤
安藤

その紹介料の原資というのは多くの出資者の方が払ったお金、完全なるポンジスキームです。

エクシア合同会社

エクシア合同会社
安藤
安藤

今までは、細川さんがエクシア合同会社の話を私に振っても私は頑なに会社名を言わずに来ましたけども…
ここまで公になってしまったからにはもう出してもいいかなと思っています。

恐らく1年から2年後ぐらいに代表者の方及び幹部の方々は逮捕されると思います
もう700億円を超えているという話だったので、さすがに捕まりますよね。

細川
細川

6年前ですかね?
社長と僕と2人でエクシアの無料パーティーに潜入したことがありましたよね!?

安藤
安藤

正直あそこに行った時点でもうちょっとヤバさを感じましたよね…

細川さんは覚えていますか?
僕たちの隣の人が、どんな会話をしていたか。

細川
細川

鮮明に覚えてますよ。

安藤
安藤

では、僕が勧誘される側をやるので、勧誘する側をやってください。

細川
細川

(映像でこれぐらい増えますよというような商品案内されている場所で…)
ここに500万円を入れたら、何年後にはこれぐらいになりますよ!

安藤
安藤

いや〜そうですよね…
けれど、500万はちょっとな〜
今は手持ちの貯金が100万円しかないし…

細川
細川

大丈夫ですよ!
消費者金融だったり、クレジットカードを何枚か同時に作って、そこから同時にキャッシングをすれば、あなたの年収だったら500万円作れます。
それで入れれば、1年後には全部完済できますよ!

安藤
安藤

え、でも借り入れするってことですよね?
ちょっと怖いです…

細川
細川

でも、これだけ増えるんですよ!

安藤
安藤

極め付けは「人生変えたくないんですか?」ってちょっと半ギレしながらね…

細川
細川

借金をさせて、みたいなところでしたよね…

安藤
安藤

そういうことを、そのレセプションパーティーという場で平然とやってるわけです。

そんな勧誘の仕方をしている会社の投資が、たとえ真っ当なものだったとしても「やっちゃいけないでしょ?」と私は思っています。

やっちゃいけないでしょ

ポンジに引っかからないために…!

ポンジに引っかからないために…!
安藤
安藤

例えば弊社は、グループの中に金融庁の許認可を取得した投資信託や株式を提案する会社を持っていますが、着実に増えます。
でも、借金はさせません。

細川
細川

もちろんそうですね。

安藤
安藤

借金して投資するっておかしくて

これは不動産のように、そのものを担保にしてレバレッジを効かせられる投資の場合は別なのです。
金融系の投資は、暴落したら0円になるわけで、借金だけ残る。
不動産で借金だけ残るというのは、ほとんどの確率でないと思います。

なので、借り入れを推奨してくるようなところからは逃げた方がいいよねって話なのです。
本当にポンジスキームが流行っていますから、気をつけて欲しいです。

気をつけて欲しい

世の中のほとんどのうまい話はやっぱり詐欺なんです。

最近、漫画の「正直不動産」という面白い本を読んでいるのですが
嘘ばかりで営業をしていたのですが、とある時から嘘がつけなくなっちゃって。
正直に伝えるような営業マンに変わったら売り上げが激減して、だけどその正直なスタンスでやり続けたら最終的にはトップになって多くの方を幸せにしたみたいな…
素晴らしいストーリーです。

正直不動産

うちはあのスタンスで会社の経営をやっています。
リスクがあるものに関しては「リスクがありますよ!」と伝えているし。
そもそもそんな、エクシアさん、フリッチクエストさんみたいに年間何十%儲かりますよみたいな商品はないので。

うちみたく、いろんな方につまらないと言われるぐらい堅実にコツコツとやっていく。
それはそれでいいんじゃないかなって私は思っていて。

投資って失敗したら人生一瞬で終わってしまうんですよ
だから提案する側の我々っていうのも、やっぱり誠実にやっていきますし、後は動画見ている方がこういう眉唾系のね、くだらないポンジスキームに騙されないように。

ウサギとカメの話思い出してください。
ウサギのようにね、年率何十%って一気にお金増えるかもしれない。
だけど数年後必ずゼロになるんですよ。
だったらカメさんのようにコツコツコツコツ年間2%でも3%でも増やし続けてみてください。

安藤
安藤

日本で、いや世界で最もパフォーマンスの良い投資家の一つである日本年金機構っていうのは、20年間に渡って利回り4%弱を出し続けてます

もっと言うとね、ウォーレンバフェットはもう少しリスクを負っているので10%ぐらい出してますけども、年間10%が限度ですよ。
それ以上のものっていうのは世界一の投資家ってことなので、ほぼないよということです。

人生トータルで見たときに早く夢を実現できるのは間違いなくウサギではなくカメ。
そこを覚えといていただければ、くだらないポンジスキームに引っかからなくなるんじゃないかなっていう風に思います。

年間10%が限度

今までは、あまり他社さんの話を取り上げたくなくて…
取り上げたくなかったからこそ「後から言うなよ!」とか「今更言うのはずるいだろとか!」よくYouTube等で叩かれますが…
憶測でものを言うのは名誉毀損になるし、それは駄目です。

でも知ってるのに言わなかった私にも責任があるかなと思ったので、なるべく早いタイミングで…
社名は伏せますけども、今後の資産形成チャンネルはよりこういった投資詐欺の事例ていうのを取り上げていこうかなっていう風に思います。

今日は「2022年はポンジイヤーでした!」という話をさせていただきました。
ありがとうございました。

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