オルカンと日経平均の基礎知識

国際分散投資の代表であるオルカンと、日本株を代表する日経平均は、特徴もリスクも異なる資産です。
それぞれの性質を理解することで、組み合わせたときの強みがより明確になります。
オルカンとは?
ここでは、まず両者の基礎となる考え方を整理していきます。
オルカンとは、三菱UFJアセットマネジメント株式会社が運用する「eMAXIS Slim(イーマクシススリム)全世界株式(オール・カントリー)」が正式名称の投資信託のことです。
世界中の株式にまとめて投資できる万能型のインデックスファンドとして、多くの投資家から選ばれています。
特定の国に偏らず、アメリカ・欧州・新興国など幅広い地域の企業へ分散されているため、1つの市場が低迷しても他の地域が補い合うという安定性があります。
また、世界経済全体の成長を手軽に取り込める点も魅力で、経済力の強い米国の比率が大きいことから、長期的な資産形成で高いパフォーマンスが期待しやすい構造です。
一方で、海外資産への投資となるため為替の影響を直接受け、円高局面では評価額が下がりやすいという側面もあります。
また、日本株の比率は数%程度と非常に低く、日本の成長をしっかり取り込みたい人には物足りなさを感じることもあります。
オルカンは「世界全体に広く分散し、長期で安定した成長を狙う」ために適した選択肢であり、1本で完結した投資をしたい人にも向いています。
日経平均とは?
日経平均とは、日本経済新聞社が算出、公表している株価指数のことです。
日経平均は、日本を代表する225社の株価から算出される株価指数で、「日本経済の動きをつかむ指標」として広く活用されています。
1株あたりの株価が高い銘柄を意味する値がさ株(ねがさかぶ)の影響を受けやすいという特徴があり、特に大手ハイテク企業などの値動きが指数に強く反映されます。
日本市場の動向に連動して資産が動くため、日本企業の成長を直接取り込みたい人に適した投資先といえます。
また、日本円で投資できるため為替リスクを考えなくてよい点も大きな利点です。
ただし、銘柄数が225社に限られるうえ、特定業種や主力企業への依存が高いという側面があるのです。
世界全体と比べると成長性が限定的で、少子高齢化や国内需要の縮小といった日本固有の課題がリターンに影響しやすい点も理解しておく必要があります。
日経平均は「日本の成長をダイレクトに取り込む」投資として、オルカンでは補いにくい国内市場の動きを反映させたい人に向いている資産です。
2つを組み合わせる意味とは
2つを組み合わせる意味は、世界と日本の両方の強みを取り入れながら、リスクを分散するためです。
オルカンは世界全体の成長を取り込み、日経平均は日本の景気や企業収益を反映して資産を動かすため、市場が異なる2つを保有することで値動きの偏りを抑えられます。
また、オルカンは為替リスクがある一方、日経平均は円建てのため、組み合わせることで為替影響を緩和しやすくなるというメリットもあるのです。
さらに、オルカンは日本株比率が非常に小さいため、日経平均を加えることでポートフォリオに日本の動きをしっかり取り込めます。
生活基盤が日本にある投資家にとって、国内景気との連動性が高くなることは安心材料となりやすいことでしょう。
このように、異なる特徴を持つ2つの指数を合わせることで、よりバランスのよい投資戦略を構築できるため、長期的な資産形成において活用する価値があるのです。
オルカン投資のメリットとデメリット

オルカンは「1本で世界の成長を取り込める投資信託」として人気を集めていますが、万能に見えて弱点もあります。
ここでは、オルカンの特徴をメリット・デメリットに分けて紹介します。
1つずつ確認していきましょう。
メリット(1):世界中に分散投資できる
オルカンの最大の魅力は、世界約50カ国・数千銘柄へ自動的に分散投資できる点です。1つの国や業種が不調でも、他の地域の成長がカバーするため、特定市場への依存を大きく減らせます。
例えば、欧州が停滞していても米国市場が順調なら全体のパフォーマンスは安定しやすく、逆の場合も同じように補完し合う構造です。
さらに、個別株のように銘柄を選ぶ必要がなく、リスク管理を自動で行ってくれる点も長期投資との相性が良いポイントです。
投資初心者であっても、オルカンを保有することで世界規模のポートフォリオを簡単に構築できるでしょう。
オルカンの広範な分散は、資産を長期間かけて育てたい人にとって非常に有効で、経済成長を幅広く取り込みながら、大きな値下がりリスクを抑える効果が期待できるメリットがあります。
メリット(2):米国株の成長を取り込める
オルカンは世界中に分散しているとはいえ、経済規模や企業価値の大きさから、ポートフォリオの約60%前後を米国株が占めているため、米国経済の成長を取り込むことが可能です。

引用:eMAXIS Slim(イーマクシススリム)全世界株式(オール・カントリー)
その結果、オルカンを買うことで世界に投資しながら、米国株の強い成長を自然と取り込める構造になっています。
過去数十年、米国企業はIT・ヘルスケア・消費サービスなど多くの分野で世界をリードし、株価も長期的に上昇してきました。
個別にS&P500を買わなくても、オルカン1本で広い分散と米国の成長性を同時に得られるため、ポートフォリオの軸として活用したい人に適しています。
米国依存の比率が高い点をどう捉えるかは投資家のスタンスによって分かれる部分ですが、長期的な成長を取り込みたい場合には強力なメリットとなります。
デメリット(1):円高局面ではリターンが下がる
オルカンは海外資産に投資しているため、評価額が常に為替の影響を受け、円高局面ではリターンが下がるデメリットがあります。
円安になると海外資産の価値が高まり評価益が出やすい一方、円高になると資産価値が目減りし、株価が上がっていても日本円ベースで利益が減る場合があります。
例えば、株価が+10%でも、為替が円高に10%振れた場合、円換算ではリターンがほぼ相殺されてしまうケースも珍しくありません。
長期投資では為替変動がならされることが多いとはいえ、短期的な円高局面では基準価額が下がるため、気持ちの面で不安を感じる人もいらっしゃるのです。
また、為替ヘッジなしのオルカンを選ぶ場合には、この為替影響をそのまま受ける点を理解しておく必要があります。
海外資産を中心とした投資である以上、為替リスクは避けられない要素となるため、円高局面に左右されにくい資産と組み合わせることも検討したいポイントです。
デメリット(2):日本株の比率が少ない
オルカンは日本株の比率は数%程度と非常に少なく、日本市場の動きをポートフォリオに反映させたい人には物足りなく感じることがあります。
特に、生活拠点が日本にある投資家にとって、国内経済との連動性が低いのは心理的に不安に感じる場合もあります。
また、オルカンは米国の比率が非常に大きいため、日本企業の成長や日本特有の強みをしっかり取り込みたい場合は、別途日本株の比率を追加する必要があります。
日本株が強い局面では、オルカンだけだと恩恵を受けにくいこともあるのです。
そのため、日本経済の動きを自分の資産に反映させたい人や、国内企業の成長も期待したい人は、オルカンと日本株インデックスを組み合わせることで、よりバランスのとれたポートフォリオを構築できるでしょう。
日経平均のメリットとデメリット

日経平均は、日本株の代表的な指数として、国内の株価動向をつかむ基本となる指標です。
日本の景気や企業収益を反映しやすい一方で、特有の弱点もあります。
ここでは、日経平均のメリットとデメリットを紹介します。
1つずつ確認しておきましょう。
メリット(1):日本円で投資できる安心感
日本円で投資が完結するため、為替変動の影響を受けない点が、日経平均の大きな安心材料です。
海外指数では円高・円安によって評価額が上下するため、株価が上昇していても円高によって損失になる場合があります。
しかし日経平均の場合、こうした為替リスクが存在しないため、純粋に株価の動きだけに集中でき、資産の増減をシンプルに判断できるのです。
また、生活基盤が日本にある投資家にとって、日本円での価格変動は心理的にも理解しやすいというメリットがあります。
為替を気にする必要もなく、投資初心者でも直感的に取り組みやすい点から、日経平均は安心感のある投資対象といえるでしょう。
メリット(2):日本経済との連動性が高い
日本経済の動きがそのまま資産に反映されやすい点が、日経平均の大きなメリットです。
日経平均は、景気が良いときは指数が上がりやすく、不況時には下がりやすいという連動性があります。
特に輸出企業やハイテク企業が好調な時期は、指数全体が強く上昇する傾向があるほど、経済との連動性が高く投資判断しやすいです。
さらに、生活や仕事が日本にある投資家にとって、国内景気の変化を日常で実感しやすい点もメリットです。
給与の伸びや企業業績の良し悪しなど、生活で感じる変化が資産に直結するため、投資判断がしやすくなるでしょう。
日本の成長に合わせて資産を増やしたいと考える投資家にとって、日経平均は扱いやすい指数と言えます。
デメリット(1):成長性がやや限定的
世界株や米国株と比べると、日本株全体の長期的な成長力はやや控えめである点が日経平均のデメリットです。
日本は少子高齢化による国内需要の縮小や、企業の保守的な経営体質などから、指数全体が力強い成長を続けにくい傾向があります。
もちろん技術力の高い日本企業は多く存在しますが、市場全体としては米国株のように強い上昇トレンドを形成しづらい側面があるのです。
そのため、長期の資産形成で高い成長性を期待する投資家にとっては、日経平均だけに依存するのはリスクとなる可能性があります。
このように、安定感がある一方で成長性が限定される点を理解しておきましょう。
デメリット(2):銘柄構成が偏っている
特定の企業や業種に指数が大きく左右されやすい点が、日経平均のデメリットです。
日経平均は株価の高い銘柄ほど指数に強く影響する「株価加重型」であるため、ファーストリテイリングや東京エレクトロンといった値がさ株の動きが、全体の値動きを大きく左右します。
また、225銘柄と一見分散されているようでも、業種のバランスは均等ではありません。
そのため、日経平均の動きが必ずしも日本市場全体の実態を反映しているとは限らず、偏った値動きが発生することがあります。
指数の特性として、この偏りを理解した上で投資判断することが大切です。
オルカンと日経平均を組み合わせるメリット

ここではオルカンと日経平均を組み合わせるメリットを3点紹介します。
・世界と日本のバランスを取れる
・リスクを抑えつつ、長期リターンを狙える
1つずつ確認しておきましょう
為替リスクを分散できる
オルカンは海外資産が多く含まれているため為替リスクがありますが、日経平均を組み合わせることで為替リスクを分散できます。
オルカン単独だと円高になると資産価値が下がる一方、日経平均は日本円で運用されるため為替変動の影響を受けません。
このため、両方を保有することで海外株の為替リスクを部分的に相殺でき、ポートフォリオ全体の値動きを安定させやすくなるのです。
例を挙げると、オルカンが円高で下落しても日経平均が安定していれば全体の下振れを抑えられるので、為替の影響を気にせず長期投資を続けられるメリットがあります。
世界と日本のバランスを取れる
オルカンだけでは米国株が中心で日本株の割合が少なく、日経平均だけでは日本株に偏るため、両方を組み合わせることで世界と日本のバランスを取れます。
これにより特定地域への依存度を下げ、地域分散の効果を高めることができるのです。
例えば、米国市場が低迷しても日経平均が下支えとなり、逆に日本市場が弱くてもオルカンの海外資産が成長を補うことができます。
世界株と日本株の両方を取り入れることで、安定性と成長性を同時に狙いやすくなるメリットがあります。
リスクを抑えつつ長期リターンを狙える
オルカンと日経平均を組み合わせることで、成長性を取り入れつつ、リスクを抑えられるため、長期リターンを狙いやすくなります。
例えば、長期積み立てを行う場合、オルカンが上昇する局面で資産を伸ばし、日経平均が下支えとなることで心理的な安心感も得られます。
オルカンの海外株で資産の上昇を期待しつつ、日経平均で国内市場の安定性を加えることで、極端な値動きを避けながら資産を育てることができるのです。
このように、両者を組み合わせることで、成長性と安定性の両立が可能となるメリットがあります。
日経平均とオルカンの組み合わせに向いている投資家とは?

単独だけでは偏りが生じやすいですが、日経平均とオルカンの両方を保有することでリスクを分散しつつ成長のチャンスも取り込めます。
ここでは、どのような投資家に特に向いているのかについて紹介します。
1つずつ確認しておきましょう。
・為替リスクを抑えつつ長期的な成長も狙いたい人
・リスク分散を意識して積立投資を行いたい人
・日本経済の動きも気にしつつグローバル成長も取り込みたい人
日本株と世界株の両方に分散投資したい人
日本株と世界株の両方に分散投資したい人は、2つの組み合わせに向いています。
オルカンは米国を中心とした海外株式に幅広く投資しており、日経平均は国内株に集中しています。
これにより、単一市場に依存せず、地域分散の効果を最大化できるのです。
例えば、米国市場が調整局面に入っても、日本市場が安定していればポートフォリオ全体の下落を抑えられます。
日本株と世界株の両方に資産を分散したい投資家にとって、両者の組み合わせは効率的でバランスの良い選択肢となるのです。
為替リスクを抑えつつ長期的な成長も狙いたい人
日経平均とオルカンの組み合わせは、為替リスクを抑えつつ長期的な成長も狙いたい人に向いています。
為替リスクを抑えつつ、長期的な成長を狙いたい場合は日経平均とオルカンを組み合わせるとリスクとリターンのバランスを取りやすくなります。
オルカンは海外株の成長を取り込めますが、円高局面では評価額が下がるリスクがあります。
一方、日経平均は円建てで運用されるため為替変動の影響を受けません。
両者を組み合わせることで、海外株の成長性を享受しながら為替リスクを緩和でき、長期的に安定した資産形成を目指せます。
リスク分散を意識して積立投資を行いたい人
リスク分散を意識して積立投資を行いたい人に向いています。
日経平均とオルカンを組み合わせることで、特定市場への依存を減らし安定的に資産を積み上げられるためです。
オルカンは世界株中心、日経平均は国内株中心のため、両方を保有することで地域・市場の分散が自然にでき、リスクヘッジになります。
海外株が下落しても国内株が下支えとなることがあり、積立投資の長期的な効果を損なわずに続けやすくなるのです。
日本経済の動きも気にしつつグローバル成長も取り込みたい人
日本経済の動向を見ながらグローバル成長も取り込みたい人は、日経平均とオルカンを組み合わせることで両方を同時に反映できるためおすすめです。
日経平均は国内景気に連動するため、日本の経済状況が資産に直結します。
一方、オルカンは海外株の成長性を取り込めるため、グローバルな成長の恩恵も受けられます。
この両立により、国内外の経済動向を意識したバランスの良い資産形成が可能になり、投資判断がより直感的かつ戦略的に行いやすくなります。
オルカンと日経平均の組み合わせ比率を決めるポイント

日経平均とオルカンを組み合わせる際は、どの割合で保有するかが投資成果に大きく影響します。
比率を工夫することで、リスクを抑えながら長期的な成長を狙いやすくなります。
ここでは、初心者向けの目安やリスク許容度別の配分例、リバランスのポイントについて解説します。
初心者におすすめの割合
初心者の方は、「日経平均:オルカン=3:7」の割合で保有すると、安定性と成長性をバランスよく取り入れられます。
この比率にすることで、日本株による下支えと海外株の成長力の両方を享受でき、初めての投資でも心理的に安心して長期運用が可能です。
例えば、毎月一定額を積立投資する場合、オルカン中心の比率で資産を伸ばしつつ、日経平均が下支えとなるため、評価額の大きな振れ幅を抑えられます。
初心者でも無理なく資産形成を進めやすいためおすすめです。
リスク許容度別の配分例
リスク許容度が高い人は海外株比率を高めに設定することで、成長性を最大限取り込めます。
リスク許容度とは、「資産が一時的に減少しても心理的・経済的に耐えられる幅」のことです。
リスク許容度が高い人は、資産の変動に動じず、成長性の高い海外株の比率を増やすことができ、逆にリスク許容度が低い人は、値動きが比較的安定している国内株の割合を高めることで、安心して運用できます。
例えば、積極型なら「オルカン8割:日経平均2割」、安定型なら「オルカン6割:日経平均4割」のように設定すると、ポートフォリオ全体の変動幅を自分の許容範囲内に収めつつ、長期リターンも狙えるでしょう。
このように、自分のリスク許容度に応じて配分を調整することで、無理なく運用を続けられます。
定期的なリバランスの重要性
比率を維持するために、定期的なリバランスを行うことが重要です。
リバランスとは、「保有する資産の割合を見直し、元の目標に戻すこと」を指します。
投資を続けると、株価の変動によりオルカンと日経平均の比率が崩れ、当初の想定よりリスクが偏ることがあります。
リバランスを行うことで、比率の偏りを修正し、過大なリスクを抑えつつ、成長性を維持できるのです。
例えば、オルカンの値上がりで比率が高くなった場合、一部を日経平均に振り分けることで、当初の配分を復元し安定した運用ができます。
長期投資では、この比率の維持が安定的な資産形成につながるため、リバランスは定期的に行うようにしましょう。
オルカンと日経平均を組み合わせる際の注意点

オルカンと日経平均を組み合わせる際には、注意点を押さえることで、思わぬリスクを避けつつ安定した運用が可能です。
ここでは、投資を行う上で気をつけたいポイントを紹介します。
・為替変動や円高局面における影響を意識する
・短期の値動きで比率を変えすぎない
・長期目線でリバランスを行うことが大切
1つずつ確認しておきましょう。
同じ銘柄を重複保有していないか確認する
銘柄が重複していると特定企業の影響を受けやすくなるので、同じ銘柄を重複保有していないか確認しましょう。
オルカンと日経平均を同時に保有すると、一部の企業が両方に含まれる場合があり、資産の偏りが生じるリスクがあります。
重複が多いと、分散効果が十分に発揮されず、ポートフォリオ全体が特定株の値動きに左右されやすくなるので注意しましょう。
定期的に構成銘柄を確認して調整することをおすすめします。
為替変動や円高局面での影響を意識する
為替の影響を受けやすいので、円高や円安の局面で資産価値の変動を意識しましょう。
オルカンは海外資産が中心のため、円高になると評価額が下がりやすく、円安になると資産が増えます。
日経平均は円建てで安定していますが、オルカン部分の為替変動を把握しておくことで、全体のリスク管理がしやすくなるのです。
長期投資では、短期的な為替変動に過剰反応せず、一定の割合を維持することが重要です。
例えば、円高でオルカンが下落しても慌てず、比率を崩さず積み立てを継続することが安定した資産形成につながります。
短期の値動きで比率を変えすぎない
短期の株価変動に惑わされると、リスク管理が崩れるので、比率を短期で変えすぎないようにしましょう。
株価は日々上下しますが、その都度売買を行うと長期的な成長機会を逃す可能性があります。
特に積立投資の場合は、月ごとの変動に左右されず一定額を続けることが重要です。
例えば、オルカンが急騰して比率が高くなっても、慌てて売却するのではなく当初の目安比率を基本に維持することで、長期的に安定した資産形成が可能になるので、短期での値動きに惑わされないようにしましょう。
長期目線でリバランスを行うことが大切
資産比率が偏るとリスクが偏るので、長期目線で定期的にリバランスを行いましょう。
リバランスとは、当初設定した比率に戻すために、値上がりした資産を売却したり、値下がりした資産を追加購入したりすることです。
これにより、過大なリスクを抑えつつ、成長性を維持できます。
例えば、オルカンの比率が高くなった場合は一部を日経平均に振り分けることで、当初のバランスを復元できます。
長期投資では、この作業を定期的に行うことで、安定した資産形成とリスク管理が両立できます。
なお、リバランスの具体的なタイミングや割合の決め方に迷った場合は、ファイナンシャルプランナーに相談すると、自分の資産状況やリスク許容度に応じた適切なアドバイスを受けられるため安心です。
まとめ:オルカンと日経平均の最適な活用法

オルカンと日経平均を組み合わせることで、世界と日本の両方の成長を取り込みながら、為替リスクや市場偏りを抑えることができます。
オルカンは米国中心の海外株で長期的な成長を狙い、日経平均は国内株で安定感を補うため、両者を組み合わせることでバランスの良い資産形成が可能です。
投資比率はリスク許容度や投資目的に応じて調整し、定期的なリバランスで比率を維持することが重要です。
銘柄の重複や短期変動に惑わされず、長期的な視点で運用することで、着実に資産を育てることができます。
リバランスや比率の設定に不安がある場合は、ファイナンシャルプランナーに相談すれば安心です。
ココザスはファイナンシャルプランナーとして資産運用のサポートを行っております。
また、お客様の資産状況や家族構成、将来的なライフプランから適切な投資計画のアドバイスを行います。
さらに税金アドバイスや余剰金作りのための家計の見直し、保険やローンなどについての相談も承っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
