リゾート別荘投資とは?
今日のテーマですけれども、「リゾート別荘投資について」ということなんですが。
それを伺う前に吉崎さん、安藤社長も釧路に行かれていたようですね。
一緒だったんですか?
実は途中で合流釧路空港で合流して別荘物件を見に、1年〜2年ぐらい前に「5時から石崎誠司」の「5時から水曜日」で鶴居村という村から僕が登場した回があったんです。
そこは丹頂鶴がいないと思われつつ、丹頂鶴が見つかった村というところでした。
そしてそこにある別荘サウナを味わってきました。
前回はそのホテルの良い部屋から、生放送で出演しました。
内田:それ聞いてもいいですか?
遊びじゃなかったでしょうね?
吉崎:取材ですね。
今回その場所に安藤さんも来られた。
内田:仕事として?
仕事、視察です。
吉崎:朝5時半に起きて、安藤さんの部屋から聞こえてくる目覚ましで僕は起きました。
安藤:爆音の目覚ましなんですが、私はあんまり聞こえなくて…
内田:そんな爆音でもなかなか聞こえないぐらいなのに、吉崎さんがそれで起きると。
吉崎:違う部屋でも聞こえてきました。
朝起きてゲームしてるのかと思いましたよ。
内田:どんな爆音なんですか笑
で視察ということですから色々と伺いたいなと思いますが、このラジオでも別荘が活発になってきているんだよねっていう話をしていましたよね。
別荘のトレンドは?
まず、別荘のトレンドは2つあって、1つはデュアルライフです。
2拠点制が流行ってきている。
これはコロナ禍で大きく流行ったものですね。
もう1つが古い別荘の再利用。
今は使わなくなった物件を綺麗にし直して、それを再び生かして別の形で使おうという。
そしてもう1つは、別荘の共同所有。
この辺がキーワードになってくるんじゃないかなと。
今のトレンドを示すというふうに思いますね。
今3点出てきましたね。
安藤さんそれぞれどう思いますか?
デュアルライフに関しては、2拠点拠点生活とか多拠点生活だったりするわけですが、コロナ禍でリモートワークがかなり広く認められて普及しましたよね。
安藤:そういう会社さんにおいては、エンジニアやマーケターの方とかパソコン使って行うような仕事の方を中心に一気に広まったなという感じがあるんですが、少し収束してますかね。
吉崎:収束というか伸びが止まってる感じ。
安藤:そんなイメージかもしれないですね。
ただ、そのトレンドとしてはという場所に縛られずに働こう、働きたいみたいな願望が全員にあると思うので、できたらホント鶴居村で鶴を見ながら仕事ができるならいいですね。
ツルもいましたし、キツネもいるし、ウサギもいましたね。
吉崎:エゾシカもいて普通に、全部野生ですから。
内田:心が洗われますね。
吉崎:動物園で見たわけじゃないですからね。
安藤:テラスとかに出ながら、クリエーティブな仕事をするっていう観点でいくと、絶対パフォーマンス上がると思うんですよ。っていうことにしてます。
吉崎:安藤さんサウナばっかり入ってて5回も入ってました。
安藤:その後の仕事のパフォーマンスが上がるわけで整うわけですから。
なのでこのデュアルライフとか場所を変えて仕事するっていうのは伸びていくんじゃないかなと思います。
あとは再利用的なところでいくとやっぱり空き家問題が社会問題になってるわけで、そこを再生して使っていこうということを考えてる会社や業者さんが出てきてますよね。
内田:そうなんですね。
うちの実家の近くも昔別荘地だったんですがやっぱり景気に左右されてしまって、景気が悪くなると本当にどこもみんな使ってなさそうな雰囲気になっちゃうっていうのが、別荘地の雰囲気ではあります。
シェア型の別荘について
1つはやっぱり管理が面倒で大変というのがあるんですよね。
個人所有するとお金もかかりますし、そんなに利用しなくなってきて当然放置して、どんどんどんどん古くなってきますから。
急に古くなった感出ますよね。
それはしょうがないよね。
よく聞く話で別荘に行くたびに半日は草抜き草むしりとか。
内田:何のために行くんだって感じです。
管理する為に行くって感じになっちゃいます。
安藤:そうなんですよね。
なのでせっかく休もうと思って週末行ったのに、掃除したりとか。
吉崎:いきなり帽子かぶってジャージ着替えて長靴履いて草むしり。
内田:クタクタになって帰ってきたみたいな。
安藤:だんだん足が遠のいて使われなくなると、傷みが更に早くなっていくという悪循環になりますよね。
それを解消するモデルとして、先ほど吉崎さんが言っていたシェア型というか、共同保有。
いろんな会社がこういった新しいサービスを出してきてますので、ほんとここ2年ぐらいですかね。
吉崎:そうですね。
内田:シェアする文化っていうのが根付いた感じがします。
吉崎:そうですね。
シェアする文化×リモートワーク×デュアルライフ的な…
それは女性人気も相まっていて、このシェア型の別荘っていうのが増えてきてる。
内田:私の友達もゴルフ場の近くに家を建てる人が多い多い土地があるみたいで、そこに何家族かで合同で建てて、それをみんなで予定を作って、私達もゴルフの帰りに行ってパーティーして3人で使わせてもらったりなど素敵でした。
みんなでお酒を飲みながらゴルフして夕日を眺めてバーベキューして…最高でした。
吉崎:そんなのがもう一般的になりつつあるよね。
物凄く広がってきたね。
安藤:以前だと例えば5,000万円の別荘ですと、手に入れるには5,000万円必要だったわけです。
これが例えば20人で購入というふうになると、250万円になる。
何かちょっと頑張れば持てるんじゃないか。
内田:確かに手が届きそうな金額になってますね。
安藤:365日をその持ち分で持っていけば、それなりに行きたい数いけるよねと。
内田:しかも使われてないとすぐ古くなっちゃうってさっき話しましたけど、誰かしらが使ってればそういうことにならないでしょうね。
吉崎:そうですね。
それは要は10人20人でシェアするとしたら、運営する会社とかに管理委託をしておいて、そのオペレーションを含めてどの日自分が使うよっていうことも合わせて一括でお願いしちゃえば良いですね。
内田:管理してもらってということですね。
吉崎:シーツ変えなきゃいけないでしょう。
掃除や草抜きもそうだし、それを全部お願いできるということでね。
内田:そういうふうにやってくれる会社も結構あるんじゃ。
安藤:この数年間で出始めてますね。
で、更にその先を行ったモデルとして…
別荘を誰も使ってない時というのがあるわけです。
吉崎:平日とかね。
内田:確かに土日は使いたいって話になると思います。
安藤:空いてしまったところは誰も使っておらずもったいないので、そこは外部に貸し出して一般宿泊の方に来てもらって、そうなると貸別荘として収益が上がる。
それでもしローンを組んでいた場合は、そこでお支払いしていくこともできますし。
そうなると購入のハードルがより下がるっていうので、だから別荘ビジネスがここ2〜3年非常に盛り上がってきてるなという感覚があります。
内田:そうですね、やっぱりコロナを機に自分のライフスタイルを豊かにしたいっていう気持ちって高まった感じがしますもんね。
場所も変えて空間も変えながら、自分の人生より豊かなものに。
吉崎:そうですね。
みんなで昔からその手のリゾートホテル的なものの利用券を買うってのはあったんですよ。
コンドミニアム的なもので外資系の会社のもあったし国内もそうだし、いろいろな会社があったんだけど、ちょっとそことは違いますね。
あれは所有権じゃなくて会員権だから、ゴルフと近い。
安藤:結局会員権プラスアルファは泊まるたびに宿泊料がかかるんです。
内田:もしそこで会員券があったとしても、積み重ねて結構お金かかるってことですね。
しかも高級なのに結構高いですね。
吉崎:凄い高いですよ。
安藤:それで行って最終的に所有権を持てるわけではないので、その不動産価値を持っているわけではない。
ただ、会員権の価格が上下するっていう。
吉崎:ちょっと夜飲んでる時とかに、これ持っているんですって自慢ができるぐらいのステータスで。
内田:でもこの共同保有ところになるとどうなんですか?
こういう権利とかって後々面倒くさかったりしないんですか?
安藤:知り合いの身内の中で保有して誰かだけ持ち分を売りたいとか抜けるとすると、やっぱりちょっとトラブル起きやすそうな気がする。
なので「シェア型の別荘を開発して販売してますよ」みたいな会社に一任すると、その辺の転売手続きとかもやってくれたりするので。
本当に信頼ができる人同士でやる分にはいいと思うんですが、そうでないのであればシェア型の出来上がったものを購入していくのがいいんじゃないかなと思います。
吉崎:管理をお願いできるし、空いた日も販売してくれるし、所有権を手放す時も色々サポートしてくれるってことだよね。
内田:なるほどね。
じゃあ、そこは誰かが抜けちゃったとか言っても入れてくれたりとか、ちゃんと保ってくれるんですね。
安藤:多分これからすごく伸びていくだろうなと思って、うちもここを半年ぐらい実はちょっとこの手のサービスを今仕込んでいるところで。
内田:問い合わせとかも多いですか?
安藤:これ待ってました!みたいなお声をいただきます。
ちょっと手が届かなかったものが届くと、もしかしたらこれならいけるかもしれないというので繋がりの深いお客様とかに提案し始めたりしてるんですが、まだあまり公にしているものではなくて。
いずれここでもちゃんと話したいなと思います。
本日のまとめ
別荘事業は本当に今、風吹いてるよね。
安藤:ノビシロがあります。
吉崎:いい追い風が吹いてるよね。
安藤:国内の不動産の中でも、この別荘周りのビジネスは伸びると思います。
内田:環境がどういう環境かっていうのも凄い大事ですね。
今後、もしかしたらまたこの番組の中でも新たな発表があるかもしれないので。
吉崎:モンゴル以外にも新しい領域ですってなってる。
安藤:モンゴルでも同じモデルをやりたいなと。
モンゴルの別荘を国内の方に。場所はどこでもいいと思っています。
内田:今日のゲスト、ココザス代表取締役CEO安藤義人さんでした。
ありがとうございました。
※ 本記事はラジオNIKKEI第1「5時から”誠”論 NEXT」の番組内コーナー「ワクワク人生COCO the Style」の内容を抜粋/改変したものです
※ 2024年5月20日(月)放送
※ 日経ラジオ社の承諾を得て作成しています