行政処分の裏側:FPパートナーに何が起きたのか?

社長、マネードクターを運営しているFPパートナーさん資産形成チャンネルでも取り上げた記憶があるのですが。
今回、行政処分を受けたような不適切な売り方をしてたようです。
改善を促すように関東財務局で書かれているところで言うと、お客様の意向に沿った提案を行っているか確認できる体制が整ってないと指摘されています。

その結果、顧客の希望と異なる商品を提案する事例が多発し、その他にも苦情が多発するなどいろいろな事が起きたようです。
各保険会社がFPパートナーに「うちの会社の保険を売ってくれたらいいことがありますよ」と、競い合う構図になったということかなと思います。FPパートナーとしてはどの保険商品を売りたいかと言うと、一番儲けられる商品を売りたくなりますよね。
一番バック率が高い保険を優先的に販売するよう募集人に求める、といったことは当然起きると思います。

公平にA社B社・C社すべての保険を皆さんに紹介します。
その中からもっともあなたに適したものはこれです。
そう伝える立場であるにも関わらず、実際は自社が一番儲かる保険を紹介している。
あまり良い状態とは言えないですよね。
上場企業としてはモラルが必要です。
FP無料相談に騙されるな!無料なのに会社が儲けられる仕組み

上場企業というのは、見られ方が違うのですね。
全く違います。上場企業というのはパブリックカンパニーなので、法律だけじゃないわけですよ。見え方なんです。
社会的に正しいか、正しくないかというところを見られてる。それで言うとこの構造は絶対正しくないから怒られたという感じです。

でもさ、世の中って全部そうじゃない?
経営としては儲かるものを売るっていうのは当然のことですよね。
魚定食のお店行くでしょ?お兄ちゃんめちゃくちゃいいマグロ丼が今日ありますと言われたら、つい頼んじゃうじゃない?
実際は一番いいマグロじゃなくて、前の晩に残ったマグロだったりする。

商売ってそういうのだと同じだと思っています。お客さんにとって一番良いではなくて、自社が一番儲かることをやってる。魚屋のおっちゃんとも一緒だし、全部一緒です。

便宜を図ってくれたり自分のことをケアしてくれている取引先を何かの時に選ぶっていうのは、営業活動だったりもします。
各保険会社が営業かけてる図式です。「我が社の保険を売ってください」という行動は、普通といえば普通なんだよね。
別に保険に大きな差はありません。
保険という性質上、A社・B社・C社は明らかに悪い保険ではないと思います。
そもそも悪い商品なら金融庁で登録が通らないはずです。

そうですね。

昔から一社専属代理店という形式もあります。一社の商品を売りますと、NTTのフレッツ光も売ります、USENも売りますと、何でもかんでもやらない。
「フレッツ光の代理店です」と、これだったら良かったのではと思います。
FPパートナーはあくまで「あなたの味方です」という顔で実際は自分たちが一番儲かる保険を売る仕組みだったので、騙されたと感じる人が多く、苦情に繋がったということです。
上場企業の姿勢として良くないよね、と。
しかし、保険に入るのは消費者です。今回は上場企業だったので不祥事となりましたが、こういう会社は世の中にたくさんあります。
こういった世の中の仕組みを理解して、自分で見極められるようにならないといけません。
明らかに条件が悪い保険を提案されている場合、契約しなければ良いのです。
自分で理解して判断できるようになりましょう。

FP無料相談はどんなスタンスで話を聞くべき?

FP相談と言われて申し込むと思います。消費者としては、営業されていると分からないのでは?
マネードクターのページをみても、無料でお金の相談ができるサービスですと書いてあります。
実際は保険屋です。あなたに保険を売る人です。あなたのために動いてくれる人なんていないんですよ。

保険屋さんは保険をあなたに「売る人」なんです。
あなたの味方はどこにもいないと、この真理を分かってください。
住宅ローンの相談に乗ってくれてる銀行さんは、住宅ローンの代理店なんです。
一番紹介手数料が高い住宅ローンを勧めるのが仕事なんです。
自分で勉強するしかありません。
それはなんか寂しいですね…。
寂しいけど世の中ってそういうものなんです。みんな商売でやっています。

「ライフプランを作りましょう」と言われて話をすると、老後資金の不安を煽られて不動産屋を紹介されるだけです。保険が必要だったら保険売られるだけで、住宅ローンの借り替えを紹介されるだけだし、みんな商売でやってる。逆に、さあ来いというスタンスが重要です。

今日はどんな保険を私に販売してくるのかな?というスタンスで話を聞けば、知識を得ることができます。
どの保険が手数料のバック率が一番高いの?と聞くべきです。
私にとって一番ベストな保険を提案してくださいと。

最近A社はどこの代理店にもそれなりのバックを出しているけれど、どうせそうでしょ?と、目を見ながらパッと言うわけですよ。
保険の営業マンの人がタジタジし始めた時に、「君の実力だとまだ私に保険を提案するのは早い。」と追い返すべきです。
(笑)
FPパートナーの行方は?今後の業績・株価を予測

たしか、取引先から1億円ぐらい広告料もらってましたっけ?業績が良すぎました。純利益率で10%を超えるのはかなり高い水準だと思います。ただの保険代理店なのにね。
時価総額が数百億円くらいついていたんだと思いますが、一旦少し反省してまたここから盛り返すんじゃないかと思っています。
数カ月前にFPパートナーズの株価は高値を指してたんですが、そこからずっと右肩下がりの業績予想とのことです。
下方修正もしてるし、かなり厳しそうですね。レピュテーションリスクがあったんだと思います。前期がすごすぎました。
売上356億円で純利益が39億円、純利益率10%。それが、純利益総額が13億円ぐらいまで減る予定…。
今後、株価はどうなるでしょうか。
また1年後、2年後ぐらいには持っても良いのかなと思います。この件で会社が倒産してしまうということは全くないと思いますね。

では、また機会があれば記事に取り上げましょう。今日はありがとうございました。
