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10万円からお金を増やす方法は?おすすめな資産運用5選とポイントを解説!

「10万円から増やす方法はないかな」
「どうやって始めるの?」
「確実に増やしたいからポイントを知りたい」

投資を始める方が増加している中、自分も始めたいけど10万円しか用意できない人もいらっしゃることでしょう。
10万円であっても、長期間うまく運用すれば、増やしていくことは可能です。
ただし、資産運用のポイントや初心者が注意すべき点も理解しておかなければいけません。

この記事では、10万円からお金を増やせる資産運用5選と始め方、ポイントを紹介します。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

10万円からお金を増やす資産運用5選

10万円からお金を増やす資産運用5選

はじめに10万円からお金を増やせる資産運用5選を紹介します。

資産運用5選

ここでの利回りとは、1年間で増える割合を指します。

10万円を利回り1%で運用した場合、約1,000円の利益が得られるということです。

(1)投資信託

投資信託は、専門家であるファンドが複数の投資家から資金を集め、株式や債券などに投資し、運用して得られる利益を投資家へ還元する方法です。

専門家に管理・運用を一任できるため、投資初心者の方から人気の高い資産運用です。

利回りは、ファンドや銘柄によって異なるものの、おおよそ5%〜10%前後です。

10万円から始めれば、1年間でおおよそ5,000円〜1万円ほど増やせる想定です。

注意しなければならない点は、「元本保障されていない」こと。

専門家だから確実に増えるだろうと思われがちですが、急激な株価変動や金利変動に対処できない場合もあり、損失が生じる可能性もあります。

そのため投資信託に向いている方は以下のとおりです。

投資信託に向いている方

・資産運用運用を専門家に一任したい方
・10万円が多少減っても生活に支障が出ない方

(2)株式投資

株式投資とは、企業が発行する株式を購入し、価格が上昇したタイミングで売却することにより差額を利益として得る投資方法です。

また株を保有していることでの配当金や株主優待なども受けることができます。

株式投資は、資産形成の中でも値動きが大きく、ある程度損失リスクが高い特徴があります。

一方で大きな利益を狙うこともできるため、ハイリスクハイリターンな資産運用の1つです。

株式投資で成功するためには、企業分析と資金管理が重要です。

ハイリターンな資産運用であるからこそ、購入する株数や銘柄の選定に関する知識と経験が求められます。

そのため株式投資に向いている方は以下のとおりです。

株式信託に向いている方

・10万円で大きく増やしたい人
・株の勉強からスタートできる人

(3)不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングを行う事業者が複数の投資家から資金を集め、マンションやアパート、オフィスビルなどの物件を購入し、家賃収入などを投資家へ分配する方法です。

投資信託の不動産バージョンとイメージすれば分かりやすいでしょう。

実物を所有するのではなく、クラウドファンディングの事業者が選定した物件に投資する金融商品です。

数百万〜数千万円の投資規模が多く、1万円など少額から始められる商品もあれば、最低10万円からという商品もあります。

利回りは2%〜6%前後と他の資産運用より低い傾向にありますが、不動産は賃貸の需要が高いため、比較的リスクが低いという特徴もあります。

さらに物件に損失が出ても投資家が損をするリスクを回避できる「優先劣後方式」や、毎月入居者がいなくても固定の収入が得られる「マスターリース契約」を設定している物件もあります。

一方で、人気がある物件は、即座に目標資金に到達したりするため、投資できないケースも多いです。

また、事業者が運用に失敗したり、建物が自然災害によって倒壊した場合は、収入が得られなくなるリスクが伴います。

利回りが低いため、10万円から始めても大きな利益になりにくいという特徴があります。

そのため不動産クラウドファンディングに向いている方は以下のとおりです。

不動産クラウドファンディングに向いている方

・10万円から少しずつ増やしていきたい人
・低リスクで運用を始めたい人

(4)REIT

REITとは、投資家から集めた資金をプロのファンドがオフィスビルや商業施設、マンションなどの物件を購入し、得られる賃料収入や売却利益を投資家へ分配する金融商品です。

投資信託や不動産クラウドファンディングに似ておりますが、投資信託の1つです。

日本ではJ-REITと呼ばれ、「不動産投資信託」という意味があります。

J-REITは、投資信託同様プロに運用を一任できますが、金融市場に値動きが左右されやすく、元本は保証されていません。

利回りは4.5%〜5%ほどが平均です。100円から始められることもできるため、「まずは資産運用を始めてみよう」という方におすすめです。

そのためREITに向いている方は以下のとおりです。

REITに向いている方

・不動産を対象とした投資信託を始めたい方
・まずは少額から始めたい方

(5)個人国債

個人国債とは、国が発行した債券を購入し、投資家は利子及び元本の返還を受け取ることができる方法です。

国は資金不足を補うため、国債を発行して投資家から資金を集めています。

国債は元本が保証されている分、利回りが低いという特徴があります。2024年6月時点では、10年国債の金利が0.96%と以前より高まっておりますが、他の資産運用と比較すると大きな利益は見込めません。

またマイナス金利は解除となったものの、金利が上がり続けるという保証もないです。

一方で、購入時の手続きをした後は満期まで手続きが生じることがないため、手間暇がかからないというメリットもあります。

そのため個人国債に向いている方は以下のとおりです。

個人国債に向いている方

・1円たりとも損をしたくない人
・手間をかけずに運用したい人

5つの資産運用の始め方

5つの資産運用の始め方

ここでは5つの資産運用の始め方について紹介します。

(1)投資信託の始め方

投資信託は以下の手順で始めます。

・口座開設する金融機関(証券会社・銀行・郵便局・信用金庫・信用組合)を選ぶ
・選んだ金融機関で口座開設する
・購入したい投資信託を選ぶ
・選んだ投資信託を購入する

気を付けること

・口座開設する金融機関によって手数料が異なる
・金融機関によって取扱い本数に違いがある

(2)株式投資の始め方

株式投資は以下の手順で進めます。

・証券会社を選び口座開設する
・株を購入する

気を付けること

・配当利回りや株式優待にも違いがある
・証券会社によって取扱い本数や銘柄に違いがある

(3)不動産クラウドファンディングの始め方

不動産クラウドファンディングは以下の手順で進めます。

・不動産クラウドファンディングの業者を選ぶ
・会員登録と投資家登録を行う(投資口座の開設)
・募集中の案件に申し込む
・案件に当選したら入金を行う

気を付けること

・募集中の案件の中には、抽選で投資できるか決まるものものもある
・登録しているサービスによって最低投資金額が異なる

(4)REITの始め方

REITは以下の手順で進めます。

・証券会社を選び口座を開設する
・総合証券口座に買付資金を入金する
・投資する銘柄を選ぶ
・買い注文を出す
・取引成立後に代金決済

気を付けること

・証券会社によって取扱い本数や銘柄に違いがある
・口座開設する証券会社によって手数料が異なる

(5)個人国債の始め方

個人国債は以下の手順で進めます。

・口座開設する金融機関(証券会社・銀行・ネット証券・郵便局)を選
・選んだ金融機関で購入する国債の種類を選ぶ
・購入申し込みを行う

気を付けること

・金融機関によっては「口座管理手数料」がかかる場合がある
・口座開設する証券会社によって手数料が異なる

10万円から始める資産運用のポイント

10万円から始める資産運用のポイント

10万円から堅実に増やしたい方は、以下の3つのポイントを理解して運用する必要があります。

(1)長期投資を意識する
(2)投資先を分散させる
(3)積立投資から始める

結論から伝えると、10万円では短期間で増やすのは困難なうえ、1つの投資だけに運用すると損失リスクが高くなります。

一方で、数年後には数十万円から数百万円近い利益を狙うことも可能です。

堅実に増やすためにも、1つずつ確認していきましょう。

(1)長期投資を意識する

10万円から増やすためには、10年や20年と長期投資を意識して始めることが大切です。

長期投資を行えば、複利効果を得やすくなり、値動きに一喜一憂することもないため、安定して運用ができます。

複利効果とは、元本と運用利益を合算して投資することで、より利益が膨らんでいく効果を指します。

短期投資では運用利益を途中で利益確定しますが、長期投資の場合、毎年の利益を含めて運用します。

当然ながら運用額が大きくなるため、利益も大きくなりやすくなるのが長期投資の魅力の1つです。

また、短期投資では常に値動きを確認して売買を繰り返します。

一見簡単そうに見えますが、値動きの見極めが難しく、ストレスを感じます。

株式投資やFXなどの短期投資は、すぐに資金が無くなり、投資の世界から退場する方も多いです。

資金額に問わず、資産運用は短期間で利益を生み出すのは困難です。

長期投資は、根本的に10年や20年かけて運用していくため、一時的な値動きに左右されません。

そのため、10万円から始めるにしても、運用が安定し、将来的には数倍から数十倍になる可能性も高くなります。

(2)投資先を分散させる

投資先を分散させることで、損失リスクを最小限に抑えながら利益を狙うことができます

例えば、投資信託に10万円運用し、損失が出てしまうと、元本が0円になる可能性も考えられます。

しかし、投資信託に4万円、不動産クラウドファンディングに3万円、個人国債に3万円を投資した場合、投資信託で損失が出て0円になった場合でも、6万円は運用可能です。

また不動産クラウドファンディングや個人国債で利益が出ていれば、損失分と相殺して10万円を運用できる可能性もあるでしょう。

投資の種類だけでなく、投資ごとの銘柄や業種など細かく分散しておけば、損失リスクを最小限にできるため、資産運用の世界から退場する可能性が低くなります。

(3)積立投資から始める

10万円を一度に運用するのではなく、積立投資から始めると、金融商品を購入する平均単価が下がるうえ、投資タイミングに迷わないというメリットがあります。

積立投資とは、一定の期間ごとに一定の金額ずつ同じ銘柄を購入していく投資手法のことです。

月末に3,000円分を投資して運用すると決めておけば、値動きを気にせず購入する必要がなくなります。

もちろん明らかに値動きが高ければ少なく投資し、安いときは多く投資することも有効です。

平均購入単価を下げることができ、この購入方法を「ドル・コスト平均法」といい、価格のブレを抑える方法です。

資産運用初心者の方は、知識や経験が少なく、お金を増やすことだけを考える傾向にあり、1度に10万円を運用しようとします。

しかし、金額に問わず、資産運用はリスクを抑えることが最優先です。

そのためにも積立投資で少しずつ運用するようにしましょう。

資産運用初心者が注意すべきポイント

資産運用初心者が注意すべきポイント

ここでは資産運用初心者が注意すべきポイントを3つ紹介します。

(1)投資リスクを理解する
(2)生活資金を投資に回さない
(3)正しい専門家の意見を聞く

1つずつ確認しておきましょう。

(1)投資リスクを理解する

投資にはリスクが伴います。リスクを理解しないまま資産運用を行うと、損失額が膨らむ可能性も高いです。

主な投資リスクは以下の4つ挙げられます。

投資リスク

上記のリスクを完全に防ぐことはできませんが、知識が有る無しで大きく変わります。

4つのリスクに沿って分散投資を行っておけば、損失が大きくなる可能性を低くすることが可能です。

投資リスクは非常に専門性が高く、投資の種類によって異なります。

詳しくはファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談しましょう。

(2)生活資金を資産運用に回さない

生活資金まで資産運用に回さないようにしましょう

資産運用初心者でやりがちな資金ミスは以下のような事例です。

・少し増えただけで投資額を増やしてしまったが、大損失が出て運用資金がなくなった。
・損失が出たから取り返そうと思い、再度資金を増やして資産運用したが失敗した。

上記のような失敗をすると、再度同じような過ちを繰り返し、挙句の果てに生活資金まで手を出してしまう方も多いです。

資産運用は100%増えるという保証はないため、損失が出ても生活に支障をきたさない程度の資金で運用しましょう。

(3)正しい専門家の意見を聞く

資産運用を始める際は、正しい専門家に相談することが大切です。

ネットで資産運用を調べると、「確実に増やせる方法」「1カ月で10倍にした」などの広告が良く見受けられます。

また、いかにも資産運用で成功した人かのように見せかけて、勉強会に参加させてお金をだまし取ったりする方も多いです。

本来、投資に関する助言は金融庁の許可が必要なため、正しい専門家を見極めることが大切です。

資産運用の相談場所としては、銀行や証券会社、ファイナンシャルプランナーが良いでしょう。

ただし、銀行や証券会社は、自社商品を提案する傾向にあるため、自分に合った資産運用を見つけたい方は、ファイナンシャルプランナーがおすすめです。

ココザスでは、ファイナンシャルプランナーとしてお客様の人生設計に合わせた資産運用方法をご提案しております。

利益を出せるための基礎知識から、資金配分、資産形成の組み合わせなどの方法も紹介しております。

資金10万円の方でも「将来的に増やして安定した生活を送りたい」という方でも、相談料は何度でも無料です。ぜひ一度ご相談くださいませ。

まとめ

まとめ

本記事では資金10万円から始める資産運用を5つ紹介しました。

10万円であっても。長期投資・分散投資・積立投資の3つの柱を軸に運用すれば、堅実に増やしていくことができます。

一方で、一度に多額の資金を運用したり、リスクを考慮せずに始めてしまうと、運用資金が0円になる可能性も高いです。

これから資産運用を始める方は、すぐに運用するのではなく、まずは基礎知識を正しい専門家から学び、自分に合った方法を見つけるところからスタートしましょう。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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