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投資家から急増している相談「第三者譲渡契約に切り替えませんか?」

今日は読者の方から複数いただいた質問の中から、1つ取り上げたいと思います。 では、質問内容を読み上げます。
現在投資している会社から、『現在の投資商品を第三者による出資持分の譲渡契約に切り替えませんか?』という案内が来たそうです。第三者譲渡契約を結びませんか、というメールです。
この契約を進めていいのかどうかというお問い合わせが、複数の方から寄せられていまして。せっかくなので今回解説していきましょう。
実際の商品の話をするとリスクがあるので、今回はあくまでAIとの議論という体裁で、一般論としてお話ししてみましょう。
出資金を「債権に変える」とはどういう意味なのか

今回の話、出資持分を債権に変えるという話ですよね?
保険付きの債権という理解で良いでしょうか。あまりそういうケースって無いんですか?
投資していた契約内容が途中で変わるっていうこと自体、人生の中でもそうそう起こらないはずです。
でも債権に変わるということであれば、ちょっと安心感があるのかなって思ったりもしますよね。
保険もついていますし、債権といえば国債とか社債とか、そういったイメージがありますよね。
そうですよね。メール本文は公開できないので、そのメールをChatGPTさんに送って要約してもらい、どんな返答が返ってくるかで内容を見てみましょう。

具体的な商品名が入っている部分は「P」で隠しています。
希望者が増えてきていて、制限を設けていますと。でも訴訟がうまくいっていないので、皆さんに協力してほしい、という話ですね。新たな解約の対応策として、第三者譲渡契約という言葉が出てきました。
第三者譲渡契約?
出資の持分を、会社側のグループ会社に譲渡して債権に変える……ということですね。 つまり、出資ではなく債権としての貸付けに変わるということです。
そして、保険付き債権なので、元本や利息の保証もあると。
債権なので、借りたら返さなきゃいけないし、その債権を現金化すれば元本も返せる、という説明ですね。
上場を目指すと書かれているけど、それが債券市場の上場なのか、ちょっとよく分かりません。
うーん。

担保は全額保証と書かれているけど、債権って基本的に「借りたお金は返しますよ」という約束に過ぎません。その保険会社がどこなのかも不明です。これから始める、あるいは始まったばかりの話みたいですね。
なるほど。
第三者譲渡契約が「延命スキーム」と言われる理由

私からコメントするのは難しいので、ChatGPTに委ねましょうということで……。
第三者譲渡契約に応じるのは、極めて慎重にすべきというように回答があります。これは一般的に「延命スキーム」と呼ばれるようなもので、先延ばしを続けてるだけという印象があるとのことですね。
時間稼ぎをしてるような感じはありますよね。 「もうすぐ話がまとまる」みたいな話ばかりで、ずっと引き延ばされてきた感があります。
そうなんですよ。 書かれている内容も「これから作る」という話ばかりで、現実には何も決まっていない。 つまり、現金化できる見込みが不透明なまま、持ち分を放棄するリスクがあるわけです。

確かにそうですね。
それから、過去に同じようなことをやったことがあるという話も出ていますが、それで「今回もできる」というロジックは成り立たないと思います。
うんうん。
保険付き債権の保障内容についても、現時点で何も決まっていない。
そして法的地位が変わるという点も重要で、出資者から債権者に変わることで、損害賠償請求や訴訟ができなくなる可能性があります。
自ら望んで債権者に変わった、ということになりますからね。

そう言われると、怖いですね。
訴訟の参加者をこれ以上広げないための手段、とも見えなくはないですね。
そういう見方もあるかもしれませんね。
そうですね。まぁ、どうなんだろうっていうところを、ChatGPTも指摘しています。
ただ、申込書や案内文を実際に見てみないと判断は難しいという前提ではありますが。
うんうん。
「延命スキームの法的実務性や安全性が確立してます」って書いてあっても、ChatGPTも常識的な範囲の答えを返してくるだけですからね。
「慎重に考えましょう」っていう、そんなスタンスですね。

やっぱり、延命策っていうことで、時間を稼いで……もし悪い会社だったら、その間にお金を逃がす手段の可能性もあるってことですよね。
お金を逃がすというか、逃がせるお金があるなら、ちゃんと分配金を払って、こんな問題にはならないと思うんです。
そのためこのような状況に至り、急いで対策を講じた可能性があります。
なるほど。なぜこういう事態になってるのか、よく分からない部分もありますが……。
このメールを受け取った投資家の方々は、契約を結ぶ前に、まず相談をして、契約書の内容をしっかり確認した上で判断するべきですよね。
訴訟という選択肢は本当に現実的なのか?

でもね、「弁護士に相談」っていうのは、実際はなかなか難しいんですよ。
というのは?
個人が、気軽に顧問弁護士を持ってるわけじゃないですよね。

確かに。
毎回毎回、相談料を払って聞くっていうのも大変です。だから、結局は自分で判断しなければいけない。 でも、弁護士に聞いたところで、結局はChatGPTと同じようなことを言われますよ。

あぁ、なるほど。
「確認してくださいね」っていう契約内容ですし、債権の発行についても具体的な情報がない。スケジュールも不明確。そもそも、上場審査が入っているわけでもないでしょうし。
そうですね。
それでも「提案に乗る」という判断があり得るケース

そして法的地位も変わります。出資金の返還請求権や損害賠償請求権が消滅する可能性もある。
それってつまり、不特法として守られるものを全部破棄するということですよね?
そうなのですがそもそもの話、今回のようなケースに遭遇してしまっている方って、もうすでに追い詰められているんですよ。なぜか分かります?
もうお金がない?

というよりも、もともとの契約自体が「不特法(不特定多数の投資家を対象にした匿名組合)」なんですよ。 だから、基本的にお金は戻ってこない。
戻らない可能性があるということですね。
私のLINE公式アカウントにもたくさん相談が来ていますが、私は1人1人に対応してるんですね。
「こんな風にするといいですよ」とかアドバイスはしてます。
でも私は、「この契約、巻いてしまってもいいんじゃないですか」とも言ってます。
それはなぜですか?
だって、今のまま待っていても、何も状況は変わらないですよ。
そうですね…

相手は延命しようと動いてるんだから、その流れに乗った方がまだ可能性が上がるんじゃないかと。
少なくとも現状のままずっと待っているのは、解決策にはならないと。 例えば今、ニュースなどで集団訴訟が立ち上がっていたりしますよね。そちらに乗っかるというのは?
結論から言えば、訴訟の結果が出るのは数年後です。相手も大手なので、4年ぐらいはかかると思います。しかも、その間にお金はどんどん出ていく。
費用も最初にかかりますよね。
そう。そして訴訟というのは本当に疲れるものなんです。 毎月1回くらいは書類のやりとりをして、代理人に法廷へ行ってもらう……そういう精神的負担がずっと続きます。
なるほど……。

仮に裁判で勝ったとしても、その判決に相手が納得しなければ控訴・上告と、また繰り返されて、さらに時間が延びます。
はい。
その間、1円も戻ってきません。そして仮に敗訴した場合でも、相手が罪に問われたとしても、お金が戻ってくる保証はありません。

えっ、1円も戻ってこないということですか?
いや、それは、ケースバイケースですが……。 でも言いたいのは、裁判に勝ったとしても、お金が戻るかどうかは全く別の話だということです。
勝ったからといって、いい結果ではない可能性ってことですね。

一番やってはいけないのは「何も考えずに待ち続けること」

可能性があるというより、お金がないから訴訟を起こす羽目になっているんでしょう?お金がない相手に、お金を返せって言うこと自体が、もう矛盾してるんですよ。
無理な話ですね。
訴訟っていうのはそういうもので、返せない相手に返せって言っても、意味がないんです。その行動自体が実は意味ないよということ。
うーん…。
「あなたは間違ってません。勝ちました」という称号は手に入るけれども、時間とお金を費やしてそれだけなんです。 4、5年もかけて、数十万円の費用を出して。

それであれば提案に乗ってお金を使わずに待っていた方が、まだ良いんじゃないかというのが社長の見解でしょうか?
追い詰められている。やることないんですよ。
なるほど。すでに追い詰められてる状況だからこそ、お金を使わない方が良い。 戻ってこない前提で、ってことですよね。

そう。無駄にお金を使うくらいなら、使わずにいた方がいい。あと、もともとがTK(匿名組合)出資なんですよね。出資というのは、基本的には返ってこないお金です。それを債権に変える、という話になっているわけです。
はい。
債権というのは、返さなければいけないお金です。 債務者、つまり会社側からしたら、返済義務があるお金ということになる。 だから、多少は確率が上がったと捉えることもできる。
同じ失敗を繰り返さないために|投資前に必ず知っておくべきこと

向こうが何とか頑張って返そうとしているならその流れに乗った方がいいんじゃないかというのが、私が今アドバイスしている内容になります。
はい。
ちょうどいいタイミングで、本件以外にもこういうスキームに関する質問が最近増えているんですよ。私は正直、詳しくは知らないんですが、すごく多くて。
1件1件個別に返信するのは本当に大変なので、こうやって記事でまとめて回答できるのはありがたいことなんです。
はい。
何の話か分からずに相談が来ることもありますが、その時点で追い詰められている状況であることが多いので、そういう時は「もう乗るしかないんじゃないですか」と伝えることもあります。
こうなってからでは遅い場合がほとんどです。早めの相談を

他にもいろんな投資トラブルがあると思います。
もし何かトラブルに巻き込まれた場合は、気軽にココザス株式会社にご相談ください。
はい。
1人で悩まずに相談してもらえれば、色々アドバイスできると思います。
ただ、もしかすると私から「もう無理ですよ」とか「なんでそんな投資したんですか」とか、結構厳しいことを言われる可能性はあります(笑)
でもそれって、しょうがないですよね。

現時点で言えることは、その程度に限られます。でも、未来にはきっと良いことがあると思うので、一緒に頑張っていきましょうということですね。
だからこそ、そうならないために、こういったブログで情報発信を続けている、という社長の考えもあるんですよね。
そうですね。

今回の件がその一例かは分かりませんが、過去にもこういった事例を紹介していますので、読者の方にはぜひ継続的に見ていただきたいです。
それが全てです。説得力あるかもしれませんね。
そんな感じで……あまり深くは触れたくないですが、また別の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました。
