夫婦の年間保険料一覧
まずは生命保険文化センター「2021(令和3)年度「生命保険に関する全国実態調査」④生命保険の世帯年間払込保険料」のデータから、夫婦の年間保険料をまとめました。
次の章から世帯主の年収や子供の有無に分けて詳しく解説していきます。
参考|生命保険文化センター「2021(令和3)年度「生命保険に関する全国実態調査」④生命保険の世帯年間払込保険料」
子供がいない夫婦2人の場合
まず最初に子供がいない夫婦2人の保険料の平均を、世帯主が40歳未満の場合と40~59歳までに分けて紹介します。
年齢で分けて紹介するのは、保険料の平均に明確な差があるからです。
いくらなのかを見ていきましょう。
世帯主が40歳未満の夫婦は年間約21万円
世帯主が40歳未満の比較的若い夫婦の保険料の平均は、年間で約21万円ほどです。
約21万円ですから、12で割った月平均は約18,000円になります。
1ヶ月に約18,000円ですからけっして安い出費ではありません。
独身のときは生命保険に加入していない方がめずらしくありませんので、1ヶ月に約18,000円の保険料が増えたら負担に感じることでしょう。
世帯主が40歳未満ですから、結婚を機に生命保険に加入したのが容易に想像できます。
ただ、まだ若いため、他の平均と比べて最も安いのも事実です。
もしものときのために、夫婦が必要最低限の備えをして加入したのだと判断できます。
世帯主が40~59歳までの夫婦は年間約37.4万円
世帯主が40〜59歳までで40代50代の夫婦の保険料の平均は、年間で約37.4万円ほどです。
月平均は約31,000円になります。
世帯主が40歳以上の場合は、年間の保険料が大幅に上がっています。
40歳未満と比べて月平均が約13,000円も上がっていますから、家計の中でかなりの負担を占めます。
40代・50代は健康について関心が高まる年齢ですし、リスクが大きくなる分保険料も高くなります。
非常に現実的な数字だといえるでしょう。
子供がいる夫婦2人の場合
次に紹介するのは、子供がいる夫婦2人の場合です。
この項目では夫婦2人で末子が生まれたばかりの乳児の場合と、末子が就学終了している場合を紹介します。
子供が小さい場合と成長した場合で、保険料に差があることがわかりました。いくらなのかを見ていきます。
夫婦2人で末子が乳児の場合
夫婦2人で末子が乳児の場合の保険料の平均は、年間で約33.2万円ほどです。
月平均は約28,000万円になります。
前項で紹介した世帯主が40歳未満の保険料の月平均が約18,000円でしたから、それよりは約10,000円高くなっていることが分かります。
子供が生まれたことでより保障を充実させようと考え、保障を追加して保険料が上がったと推測できます。
ただ、その一方で子供が生まれたばかりのタイミングは子育てが忙しくなるため、特に見直さずにそのまま維持する夫婦もいます。
そのため保険料が突出して高くなるわけではありません。
夫婦2人で末子が就学終了している場合
夫婦2人で末子が乳児の場合の保険料の平均は、年間で約42.1万円ほどです。
月平均は約35,000円になります。
前項で紹介した末子が乳児の場合は月平均が約28,000円でしたから、約7,000円ほど高くなっていることが分かります。
末子が就学終了まで成長した場合は、死亡保障などをさらに手厚くする傾向があります。
その影響で保険料が上がったと考えるのが妥当です。
子供は乳児・保育園児・小学生・中学生・高校生・大学生と成長していきますが、生まれた後の保険料の平均は約3,000円前後で推移します。
ただ、最終的には月平均が約35,000円となるため、子供がいない若い夫婦と比べると約2倍もあります。
60歳以上の夫婦の場合
それでは年齢を重ねた60歳以上の夫婦の保険料の平均はいくらでしょうか?
無職と有職のデータが出ていますので、それぞれを個別に紹介していきます。
仕事をしているかしないかで、保険料に開きがあると分かりました。
60歳以上の夫婦で無職の場合
60歳以上の夫婦で無職の場合は、保険料の平均は約31.9万円ほどです。
月平均は約27,000円になります。
今は60歳を過ぎても若々しく元気な人がめずらしくありませんが、それでも年齢を考えて生命保険に加入する方は少なくありません。
ただ、無職の場合はそれまでの貯蓄や年金の支給だけが頼りですので、保険料が飛び抜けて高いとはいえない状況です。
日々の生活に無理のない範囲で生命保険をかけていると判断できます。
60歳以上の夫婦で有職の場合
60歳以上の夫婦で有職の場合は、保険料の平均が約37.9万円ほどです。
月平均は約32,000円になります。
無職の場合が約27,000円ですから、約5,000円高くなっています。
現役バリバリとはいかないまでも、有職で定期的な収入がある夫婦はその分生命保険の保障を手厚くしていると考えられます。
年齢が60歳以上ともなると健康への意識はさらに高まりますし、保障を充実させる意識が高まってもおかしくはありません。
世帯年収別の保険料の平均
次は世帯年収別の保険料の平均を、世帯年収200万円未満・500~600万円未満・1,000万円以上の3つに分けて紹介します。
これは多くの方のイメージ通りで、年収が高くなるのに比例して保険料も高くなるとわかりました。
それぞれの保険料を見ていきましょう。
参考|生命保険文化センター「2021(令和3)年度「生命保険に関する全国実態調査」④生命保険の世帯年間払込保険料」
世帯年収200万円未満の場合
世帯年収が200万円未満の場合は、保険料の平均が約20.5万円ほどです。
月平均は約17,000円になります。
世帯年収200万円は家計にそれほど余裕がある状態ではないため、全体的に見て保険料は低めです。
ただ、もちろん家計を上手くやりくりして将来に備える方もいます。
世帯年収500~600万円未満の場合
世帯年収が500〜600万円未満の場合は、保険料の平均が約31.9万円ほどです。
月平均は約27,000円になります。
世帯年収200万円未満と比べて約10,000円ほど高い保険料です。
日本人の平均世帯年収は約550万円ですから、最もイメージしやすい世帯年収です。
ある程度保障を充実させた場合は、このぐらいの金額になると考えておきましょう。
ちなみに世帯年収300〜700万円未満は、平均が約30.6〜32.9万円とほとんど開きがありません。
この間の年収なら、保険料に大きな差はないと判断できます。
世帯年収1,000万円以上の場合
世帯年収が1,000万円以上の場合は、保険料の平均が約58.0万円ほどです。
月平均は約48,000円になります。
すでに紹介した世帯年収が600万円未満と比べて、保険料がはね上がっていることが一目瞭然です。
世帯年収1,000万円以上は間違いなく高額年収世帯ですから、その分生命保険もかなり手厚くしていると分かります。
高額年収世帯の保険料が必ず高いと断言はできませんが、平均的に見て高いのは明らかです。
ちなみに世帯年収700万円~1,000万円未満は、保険料の平均が約43.4万円ほどです。
1,000万円以上と比べると低いですが、十分に高い金額です。
これらのデータから、年収が高くなるのに比例して保険料も高くなると分かります。
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