3つの起業パターンを解説します!
社長、今は会社員で働いている方なのですが「会社を辞めて個人事業主で働こうかな」という相談をいただきました。
社長は起業などのお話も得意だと思うので、独立する方にアドバイスをいただけませんか?
その方は何のために起業するのですか?
やっぱり自由だったり、お金をもっと稼ぎたいのでしょうか…
私も昔はそんなことを思って「独立したいな」と思ってた時期もありました。
今回は起業するためのポイントをまとめてお話していきます。
動画で確認したい方はこちら
パターン(A)最も時間とお金の自由が手に入る方法
起業について、たった1つポイントを挙げると「動機がぶれないこと」です。
これはとても大事です。
ご相談者さまは稼ぎたいのですよね?
だったら徹底的に稼ぐべきなんです。
お金と時間的な自由が欲しい。
この2つが組み合わさった場合、起業の中でも、今から話すパターンAを勧めてください。
パターンAは「個人事業主 or 一人社長」です。
一人社長は分かりますか?
社員を雇わないということですよね?
そうですね。
社長という名前はついてますが、個人事業主みたいなものですね。
時間とお金の自由を得たいのなら、絶対に人を雇用してはいけません。
人を雇用して自分の時間を作るというイメージなのですが、違うのですか?
いや、そこまで行ける人はほんの一握りだと思いますよ。
これはやっぱり組織を作って、人を雇用して次から次へと色んなものにチャレンジして…という人生をやっていると一生そこに辿り着けません。
1番忙しくないのは、1人でやることなんです。
だって全て自分でコントロールできるのですよ?
細川さんのイメージでは社長は仕事をせずに南の島でヨットに乗ってるかもしれないけれど…
そんな社長に人はついていきませんよね。
稼ぎにフォーカスして時間とお金を作る。
私の周りの知り合いにそういうタイプの方がたくさんいますし、本当にお金を持っている。
人を雇用してたら何億円と出ていくけれど、それはないんだもの。
1人で5,000万円稼いだら丸々5,000万円が自分のお金ですからね。
パターン(B)優れたサービスは3億円で売れる!?
次はパターンBです。
今回の相談者さまにはススメてもいいかもしれません。
これはスキルが必要になりますが「自分で作った会社を数年でサクッと売却する」です。
3億円ぐらい手にすれば暮らしていけるのではないでしょうか?
そんなにサクッと3億円の会社が売れるのですか?
経営の経験がどれくらいあるかにもよりますが、そこそこのスキルがあれば。
結局良いサービスを作れば、赤字でもそのサービスを3億円で買ってくれる人はいくらでもいますから。
今からやっていく事に非常に期待をしているということであれば、チャレンジしてみるのもありなんじゃないかなと思うんです。
で、この場合は自分のお金でやる必要もありません。
投資家さんに「私これからこんな事業をやるんです。3年後に3億で売却します。」と話をして、株式という形で資金調達してくる。
そしたら自分のお金をほとんど使うことなく、投資家さんのお金によって成長していって、最後売却したら投資家さんも潤う。
時間的な余裕はすごい作れそうですね。
売却したあとはね、作れますよね。
ただその前は結構苦しい。
投資家さんのお金を入れていただいている以上、お給料は全然取れませんし…
経費も全然使えないですし、もう朝から夜中までずーっと働いて、売却したらリタイアできると。
タイプAともちょっと違う生き方なんですよ。
仕事に自信がある、サービスに自信がある方ってのはタイプBを目指しましょう。
パターン(C)社会貢献もできるような憧れの経営者に…
次にパターンCです。
これは、もっともっと何か大きなことを目指していくタイプです。
「ソフトバンクグループの孫さんかっこいいなぁ…」とか「ファーストリテイリングの柳井さんいいなぁ…」と思う方は会社を大きくして上場させる。
その後もさらに価値を高めていき、社会に貢献できるような素晴らしいパブリックカンパニーを作る。
でも相談者の方の意向を聞いてると絶対にタイプCはできないと思います。
だってお金稼ぎたいし、時間も欲しいのですよね?
パブリックカンパニー(公的な会社)になるって事は自由をなくすということですからね。
何か悪さをしたら、週刊誌が追っかけて来ますから。
そういう生き方が嫌で「1人になりたい、自由になりたい、だから独立したんだ!」という方は絶対にタイプCはお勧めしません。
しかし、この世界を本気で変えたい!とか、歴史に名を刻むような人物になりたい!というような志がある方は、タイプCを目指せばいいんじゃないかなって思うんです。
独立しなくても稼げる道はある!
相談者の方にパターンA/B/C以外にもアドバイスがあります。
他の方法もちょっと検討して欲しいのです。
それは「今の会社に勤めながら副業をする」というパターンです。
今の会社の副業規定がどうなってるかは見ていただきたいのですが…
副業が認められている会社が増えてきてますから、副業OKであれば今の会社に所属しながら何か小さく事業をやってみる。
さっき言ったパターンAの個人事業主及び一人社長。
フルタイムの会社員をやりながら夜の時間でできますが、時間の制約はあります。
ただそこでお金稼げる実感は得られるはずです。
ちなみにそこで稼げなかった場合、その人はプランA/B/Cのどれに行こうとしても失敗します。
まずそこで小っちゃな成功を収めようと。
そうです。
そして「今の会社の名前を使わず」に副業をすることが大事です。
ほとんどの方が勘違いします。
私も「独立したら絶対に上手くいく」と、独立前は勘違いをしていました。
でも結局会社の力だったんですよ。
いざ独立してみたら誰も見向きもしない。
この経験をしたからこそ多くの方に今アドバイスしてるのは、まず自分の名前で仕事しようということです。
今の会社組織に属していても良いですが「あなたと仕事してます!」や「あなただから発注します!」という成約がどれだけあるか?ここは結構重要だと思います。
あともう一つが、今の会社が上場企業で信用度が高い会社なのであれば、今の会社に属しながら不動産をたくさん買って不動産投資家になる。
そして50歳ぐらいでリタイアする。
これでもいいんじゃないかなって思います。
サラリー(給料)をもらいながら不動産を買い進めていき家賃収入が増えてきたら本業のサラリーはいらないなというタイミングで辞める。
その時に退職金も膨れ上がってますしね。
そのように今の会社にいながらお金を作る方法もぜひ、目指していただければなと思います。
あなたに合った起業方法はどれ?
色々な選択肢があったと思いますが…
結局どれがいいんでしょうか?
お金よりもやりがいや社会的な意義を目指したいのなら、そういったサービスを作って大きな会社を作っていく方がいいと思います。
万が一の時やっぱり自己破産のリスクがありますから、そういう生き方は「家族に迷惑かかるからしたくない」というのであれば、会社に勤めながら副業やっていくべきです。
各々の置かれた状況によっても変わるということですね。
未来のビジョン、どんな世界に行きたいか?など、これによっても変わってきます。
なので結局は「個別で相談してくださいね」という話になってしまいますが…
公に対して言えることとしては独立したからといって自由が手に入るかっていうと全然そんなことはありません。
私も独立してから多くの方を見てきましたが、失敗して何処かへ失踪した人もたくさんいます。
それぐらいのリスクを背負ってやらなくてはいけません。
そのため「そこまでの覚悟じゃないよ」ということであれば、やっぱり私は副業をオススメします。
これからどうして行こうかなと悩んでる方は気軽に私のLINEから連絡ください。
人生相談に乗ることもできますので気軽にメッセージいただければと思います。
今回は「起業パターン」についてのお話でした。
ありがとうございました。