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海外不動産を購入する手順とは?注意点やエージェント選び、成功のコツを紹介

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海外不動産を購入する手順とは?注意点やエージェント選び、成功のコツを紹介

「海外不動産ってどうやって買うの?」
「失敗しないための注意点は?」
「信頼できるエージェントはどう選べばいいの?」

海外での不動産購入は、高い利回りや資産の分散、セカンドハウスや移住先としての魅力があります。
しかし、国内不動産とは手続きや法律、税制が異なるため、知識がないまま進めると思わぬトラブルや損失につながることも多いので、上記のような疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事では、海外不動産を購入するための具体的な手順から注意点、信頼できるエージェントの選び方、購入を成功させるコツを紹介します。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

海外不動産購入の手順

海外不動産の購入は、以下の手順で進めるケースが多いです。

1.購入目的を明確にする(投資・移住・別荘)
2.国とエリアを選定する
3.予算と資金計画を立てる
4.不動産エージェント・現地の不動産会社に相談する
5.現地視察と物件選び
6.売買契約と登記手続き
7.送金・決済・引き渡し
8.運用開始

1つずつ見ていきましょう。

購入目的を明確にする(投資・移住・別荘)

海外不動産を購入する際は、「何のために買うのか」をはっきりさせることが重要です。

投資目的なら利回りや賃貸需要を重視し、移住目的なら生活環境や治安、教育・医療施設の充実度を確認することで、高い入居率を維持できます。

購入目的に応じて、重視すべきポイントは異なります。

例えば、移住や別荘用途の場合は、アクセスの良さや快適な滞在環境を優先して選ぶことが成功のポイントです。

国とエリアを選定する

購入目的が決まったら、次は具体的な国とエリアを選定しましょう。

各国への投資額や利回りが異なるのはもちろん、法律や外国人の土地所有権制限、税制、治安、医療環境などにも違いがあるので、比較検討しましょう。

また、都市部かリゾートエリアか、利便性や将来性を踏まえて選ぶことが大切です。

予算と資金計画を立てる

物件価格だけでなく、購入にかかる諸費用や維持費、税金、管理費も含めて資金計画を立てます。

海外不動産は日本のようにローンが組みにくい場合があるため、自己資金での購入を想定して計画を立てておくことも大切です。

また、為替変動リスクも考慮して余裕をもった資金設定をしておきましょう。

不動産エージェント・現地の不動産会社に相談する

信頼できる現地の不動産エージェントや会社を見つけることが、購入成功のカギです。

現地情報に詳しく、購入手続きのサポートや法律面のアドバイスをしてくれるかを確認しましょう。

口コミや実績をチェックし、仲介手数料やサポート内容も比較すると安心です。

現地視察と物件選び

現地を直接訪れ、物件や周辺環境を確認することが重要です。

写真やオンラインだけでは分からない生活環境や交通利便性、治安などを肌で感じることで、購入後のミスマッチを防ぐことができます。

また、投資詐欺を未然に防ぐことにもつながるので、複数の物件を現地で比較検討し、購入目的に最も合った物件を選びましょう。

売買契約と登記手続き

物件が決まったら、売買契約と登記手続きを行います。

契約書は現地の法律に沿った内容になっているかを確認し、弁護士や専門家にチェックしてもらってから履行しましょう。

送金・決済・引き渡し

契約後は、購入代金の送金や決済、物件の引き渡し手続きを行います。

海外送金には手続きや制限がある場合があるため、事前に銀行や専門家に確認しましょう。

決済が完了したら、物件の鍵や権利書の受け取りを確認して正式に所有権を取得します。

運用開始

購入後は、賃貸管理会社への委託や賃貸募集、移住・別荘なら家具設置や生活インフラの整備を行います。

管理やメンテナンスを計画的に行うことで、資産価値を維持しつつ快適な利用が可能になります。

海外不動産購入の注意点

ここでは海外不動産を購入する際の注意点を7点紹介します。

・金融機関からのお金は借りられない可能性が高い
・現地の不動産法律や所有権制限を確認
・契約書の内容は専門家にチェックしてもらう
・税金・維持費・管理費用の把握
・為替変動リスクへの備え
・賃貸需要や将来の売却可能性を調査
・日本への送金に制限がかかる可能性がある

1つずつ確認しておきましょう。

現地の不動産法律や所有権制限を確認

国や地域によって、外国人が不動産を所有できる範囲や条件は大きく異なるため、事前に確認しておきましょう

土地の所有が制限される場合や、建物のみ購入可能なケース、一定期間の居住義務がある場合もあります。

さらに建築規制や用途制限、税制も地域ごとに異なるため、無知のまま購入すると違法状態や予期せぬ費用負担が生じるリスクがあります。

購入前には現地法律を確認し、信頼できる専門家やエージェントと相談することが安全です。

契約書の内容は専門家にチェックしてもらう

海外不動産の契約書は現地語で作成されることがほとんどで、条項や条件を誤解したまま署名すると重大なトラブルにつながることから、専門家にチェックしてもらうことが大切です

物件の権利関係、支払い条件、引き渡し日、違約金条項などを正確に理解する必要があります。

オンライン翻訳だけでは不十分な場合が多いため、弁護士や公認会計士など海外不動産に詳しい専門家に契約書をチェックしてもらい、法的リスクを回避しましょう。

税金・維持費・管理費用の把握

海外不動産には購入後も固定資産税や都市税、管理費、修繕積立金などのコストが継続的に発生するので、事前にシミュレーションしておきましょう

国や地域によって税率や管理費の水準は大きく異なるため、事前に具体的な金額を確認し、購入予算に組み込むことが重要です。

賃貸運用する場合は、管理会社への委託費や入居者対応費も加味し、運用収支が赤字にならないようにシミュレーションしておくことが必要です。

為替変動リスクへの備え

海外不動産は現地通貨で購入するため、円高・円安の影響を受けることから、事前に為替変動リスクへの備えをしておきましょう

購入時だけでなく、賃貸収入や売却益を日本円で受け取る場合も為替リスクが存在します。

円安になると購入費用は割高に、円高では収益が減少する可能性があるのです。

為替ヘッジや分散投資を検討し、長期的な資金計画を立てることが安全な運用につながります。

賃貸需要や将来の売却可能性を調査

投資目的で購入する場合は、現地の人口動態、雇用状況、観光需要などを踏まえ、賃貸需要を慎重に確認する必要があります

需要が低い地域や再販が難しい物件は、空室リスクや売却損のリスクが高くなります。

将来的な売却も視野に入れ、周辺の開発計画やインフラ整備、物件価値の推移を調査しておくことで、投資効率を高めることができます。

日本への送金に制限がかかる可能性がある

海外銀行や国の規制により、日本への送金に制限がかかる場合があります

特に賃貸収入や売却益を日本に送金する場合、手続きが複雑で時間がかかることも多いです。

送金額の上限や必要書類、税務申告の有無も国によって異なるため、事前に銀行や税務専門家に確認しておくことが、安全な資金運用やトラブル回避に繋がります。

海外不動産購入に強い仲介会社・エージェントの選び方

海外不動産購入を成功させるためには、仲介会社・エージェント選びが鍵を握っているといっても過言ではありません。

ここでは仲介会社・エージェント選びをする際のポイントを3つ紹介します。

  • 現地に拠点を持つかどうか
  • 実績・口コミの確認方法
  • 仲介手数料やサポート内容の比較

1つずつ確認しておきましょう。

現地に拠点を持つかどうか

現地にエージェントの拠点があれば、法律や税制の最新情報を把握しており、物件の現地視察や購入手続きの代行もスムーズに行えます

逆に、現地拠点がなくオンラインだけで仲介する会社は、情報の正確性やトラブル対応力に不安が残る場合があります。

購入後の管理や緊急時の対応も現地拠点があるかで大きく差が出ます。

海外不動産を安心して購入するには、現地に拠点を持つ仲介会社やエージェントを選ぶことが重要なので、現地拠点の有無を確認しておきましょう。

実績・口コミの確認方法

信頼できるエージェントを選ぶには、過去の取引実績や顧客の口コミを確認することも有効です

公式ウェブサイトの実績紹介だけでなく、SNSや独立レビューサイト、知人・専門家の紹介など複数の情報源から評価をチェックしましょう。

特に、トラブル対応力や契約後のサポート実績が高い会社は安心です。

口コミは単なる感想ではなく、契約や送金手続き、現地管理の質を判断する重要な材料になります。

仲介手数料やサポート内容の比較

仲介会社を選ぶ際は、手数料やサポート内容も比較することが大切です

手数料の金額だけでなく、契約書チェックや送金サポート、現地視察の同行、管理会社の紹介など、提供されるサービスの範囲を確認しましょう。

安価な手数料だけを重視すると、後から追加費用が発生したり、十分なサポートを受けられないことがあります。

費用とサポートのバランスを見極めることが大切です。

ココザスの海外不動産投資

ココザスは、成長性に注目したモンゴルの不動産市場に早期に参入し、現地法人を設立して免許を取得したうえで、不動産投資事業を展開しています。

モンゴルは年率約10%のペースで不動産価格が上昇を続ける市場であり、ココザスも複数のプロジェクトを企画・販売しています。

海外不動産投資の実態についても理解できる内容となっておりますので、ぜひセミナーにご応募ください。

海外不動産購入を成功させるコツ

最後に海外不動産購入を成功させるコツを3点紹介します。

・投資なら現地の不動産市場動向を調べる
・居住なら治安や物価を調べる
・まずは専門家へ相談するところから始める

1つずつ確認しておきましょう。

投資なら現地の不動産市場動向を調べる

投資目的で海外不動産を購入する場合は、まず現地の不動産市場の動向を徹底的に調べることが成功させるポイントです

人口増加やインフラ整備、経済成長率、観光需要などは将来の資産価値や賃貸需要に直結するためです。

新興国の都市開発エリアでは価格上昇の可能性がある一方で、過剰供給による価格下落のリスクもあります。

単に利回りの数字だけに惑わされず、長期的な市場トレンドを見極めることが安定した投資成果に繋がるので、不動産市場動向は調べておきましょう。

居住なら治安や物価を調べる

移住や別荘利用を目的とする場合、重視すべきは生活環境の快適さです

物件価格が魅力的でも、周辺の治安が悪ければ安心して住むことはできません。

また、日用品や医療費、教育費など生活コストが高すぎると、想定以上に負担が増えてしまいます。

さらに、交通アクセスや医療機関、日本人コミュニティの有無も重要な判断材料であるので、一緒に確認しておきたいポイントです。

将来的に長期滞在を検討している方は、現地での暮らしやすさを事前に調査しておきましょう。

まずは専門家へ相談するところから始める

信頼できる仲介会社や不動産コンサルタント、現地に詳しい弁護士や税理士などの専門家に相談することで、トラブルを未然に防ぎやすくなります。

特に契約書や登記、送金に関わる部分は専門知識が必須です。

自分で調べられる範囲と専門家に任せる範囲を明確に分け、安心して購入を進めることが成功させるポイントと言えるでしょう。

海外不動産は法律や税制、慣習が国ごとに大きく異なるため、自己判断だけで進めるのは危険なので、専門家に相談するところからスタートしましょう。

まとめ

海外不動産の購入は、資産の分散や利回りの向上、セカンドハウスとしての魅力など多くのメリットがあります。

しかし、日本国内の不動産と異なり、現地の法律や税制、所有権制限、為替リスクなど注意すべき点も少なくありません。

特に、契約書や登記、送金の手続きは専門知識が求められるため、信頼できる仲介会社や弁護士・税理士といった専門家のサポートを得ることが不可欠です。

成功のポイントは、まず「購入目的を明確にする」こと、そして「現地市場や生活環境を十分に調べる」ことにあります。

さらに、信頼性の高いエージェントを選び現地視察を行うことで、トラブルを防ぎ安心して取引を進められるでしょう。

海外不動産にはさまざまなリスクもありますが、正しい準備と判断を行えば大きな可能性を秘めた投資・資産形成手段となるでしょう。

成功のポイント ・「購入目的を明確にする」こと
・「現地市場や生活環境を十分に調べる」こと
・信頼性の高いエージェントを選び、現地視察を行うこと

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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