モンゴルの書籍が出版されます!
以前モンゴルの話ですごい盛り上がったこと、覚えていますか?
覚えていますよ。
内田:面白かったですよね。
すごく楽しい話題をいただきましたけれど、2月にモンゴルの書籍が出版されると…?
2024年2月24日にワック出版というところから出版します。
内田:本当にドラマから始まって、熱いですよね
安藤:横綱がテレビのバラエティーで取り上げられてるなど…
そんなことも増えてきているので、風が来てるなと。
吉崎:いい風を掴むね。
でも、元々風が吹く前からやっていましたからね。
安藤:そうですね。
内田:風がようやく、世間が追いついてきたという…
内容を簡単に教えていただけますか?
安藤:「モンゴルがいま熱い!」というタイトルです。
私は資産運用や投資のコンサルティングの会社をやっていますので…
不動産だったり金融系の話ももちろん、書いています。
どちらかというと日本でモンゴルに行ったことがない…
「全く想像もつかない…」こんな方に対して、モンゴルという国を好きになってもらうというのが目的です。
内田:「モンゴル愛」ですよ。
安藤:そうなんです。
モンゴルの観光の話も書いています。
内田:まだ大半の人がモンゴルに日本からもあまり行けてないですよね?
安藤:年間でほんの数万人、1桁です。
確か2023年のデータでもそうでした。
内田:ドラマが盛り上がりましたから、ここから行きたいと思ってる人達は…
安藤:行かれる可能性はあると思います。
他にも追い風になる部分がたくさんあります。
例えば、直行便は成田から出ていますが、関西空港から直行便を飛ばすなど…
吉崎:日系の航空会社ですか?
安藤:ただコードシェアというのでしょうか?
モンゴルの「MIATモンゴル航空」と組んで…という形です。
その辺も少しずつ変わっていき、日本人がよりモンゴルに行ける。
そんな流れができてくると思います。
「モンゴルがいま熱い!」の本編の内容は?
本編はどんな内容を書いているのですか?
うちがモンゴルの不動産に自分たちも投資していますし「投資したいよ」という投資家さんに対してご紹介もしてますので、その話をメインとして書いています。
他にも、前回モンゴルの話題に触れた時にもお話したと思うのですが…
定期預金の金利がものすごく高いのです。
本当にびっくりするぐらい高くて…
銀行によって違うのですが、いま私が預けてる定期預金も13%や14%です。
いま預けてらっしゃるのですか?
安藤:実際に預けています。
吉崎:為替の動きは激しい?ボラティリティーは…?
安藤:私がモンゴルでの仕事を始めてから2年ぐらい経ちますが…
円をモンゴルのトゥグルグという現地通貨に転換をすると、当然「為替変動のリスク」を負う訳ですが、この2年でほぼ動いていません。
ちょうど今日の時点で1.5%は円安になっていましたが、2年間ほぼ動かずです。
内田:ということは…
売ったり買ったりする時のリスクが軽減できるということですね。
安藤:この2年間を見ると、そうですね。
吉崎:今後は分かりませんが…
安藤:もちろんですね。
ただ私の予想ですが、どちらかというと長期的には円安方向に行くんじゃないかな?と…
内田:円は売られちゃうのですね…
しかし、その分モンゴルが期待される国ということで、今後買われる傾向に出てくる可能性があるということですね。
安藤:中長期で言うとそうじゃないかな?と思っています。
日本が利上げというニュースが出るたびに、少し円高に1%・2%たまに動くのですが…
またすぐに戻りますし、なんだかんだ安定的というのが今のところの動きです。
なので、向こうの不動産を買って値上がりはするだろうという前提でやるのですが…
最後は通貨の変動があった場合、もちろん日本円に戻した時に損失が出てしまったり、もちろんプラスになることもあります。
円安方向であれば当然プラスが出るので、そういう意味でも期待できるんじゃないかな?と。
そんな話を書籍の中で様々なデータを元に書いています。
内田:これから円安が進んでくれたら、モンゴル不動産を買った後であれば、たくさん利益が入ってる訳ですね。
安藤:「円に戻せば」ですね。
内田:そうですよね。
そういうことになるように安定してる間にした方がいいということ…?
吉崎:大して上がってもいませんしね。
安藤:そうですね。
不動産価格は年々少しずつ上がっているのですが、まだまだ人口も伸び続けるので、それが見えている限りはいけるかな?と。
結構期待ができる国かな?というので、モンゴルのことをメインで書いています。
他にも比較対象がないと分からないので、東南アジアや新興国の投資についても触れています。
なので「投資全般を学べる書籍」と思っていただければ…
内田:新興国投資を考える上では、新興国の不動産という面でも参考になりますね。
安藤が本を執筆したきっかけ
本を書こうと思ったきっかけはあるのですか?
ブログ・メディアやYouTubeでもモンゴルの話をしていますが…
やはり多くの方に知らせるという点でいくと、書籍という媒体がまだまだ強いと思っています。
「モンゴル不動産」で調べても全く出てこないのです。
日本に着目している方がいないので、本がない。
だったら「1冊くらいあってもいいんじゃないかな?」と、そんな流れです。
吉崎:出版社の方に聞くと「最初はそんなの売れる?」のに対して「マジで?」みたいな感じで話が始まっていったけれど…
今は何かあるみたいですね。
出版社の社長の方々も含め「これもしかして風が吹いていいんじゃない?」というような雰囲気で…
最初はかなり「ん?」と思ってたみたいです。
やっぱり少し実感が湧かない面がありますよね。
本を読んでいただくと、安藤さんがなぜそんなにモンゴルに注目されているのか?きっと分かっていただけると思いますので、お買い求めいただきたいなと思います。
視聴者さんからも「円とトゥグルグが2年間ほとんど動いていないっていいですね」と。
他の視聴者さまも「4時からモンゴルって何かコミュニティでありそうなタイトル」ですって。
でも、やっぱり成長投資という意味では、ポートフォリオの中にある意味は新興国で入れた方がいいのですか?
安藤:半分以上というわけにはいきませんが…
10%くらいは、そういった成長国を入れていくことは組み方として面白いと思います。
※ 本記事はラジオNIKKEI第1「5時から”誠”論 NEXT」の番組内コーナー「ワクワク人生COCO the Style」の内容を抜粋/改変したものです
※ 2024年2月5日(月)放送
※ 日経ラジオ社の承諾を得て作成しています