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共働き世帯におすすめな共有口座が作れる銀行を紹介!共有口座のメリット・デメリット、注意点を解説

共働き世帯におすすめな共有口座が作れる銀行を紹介!共有口座のメリット・デメリット、注意点を解説

「おすすめの共有口座はどこ?」
「共有口座を作るメリット・デメリットは?」

夫婦で財布を一緒にしており、共有口座で管理している家庭も多いですが、どこの銀行口座がおすすめなのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また共有口座にするということは、お金の管理が一緒になるため、夫婦間でトラブルになる可能性も考えられます。そのため、共有口座のメリット・デメリットについて理解しておくことも大切です。

この記事ではおすすめな共有口座の銀行と、共有口座を作るメリット・デメリット、注意点を紹介します。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

おすすめな共有口座の銀行

おすすめな共有口座の銀行

おすすめな共有口座の銀行は以下の5つです。

(1)ゆうちょ銀行
(2)三井住友銀行
(3)楽天銀行
(4)住信SBI銀行
(5)みんなの銀行

それぞれ特徴が異なるため、1つずつ確認して自分に合った銀行を見つけましょう。

(1)ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行では共有口座である「家族カード」を無料で作成することができます。ATM設置台数も多いうえ、ほとんどのコンビニATMに対応しているため、入出金しやすい特徴があります。

また、ゆうちょアプリでも管理ができるうえ、スマホでお金を引き出すこともできるため、使い勝手が良い銀行です。

手数料に関しては、ゆうちょATM内であればいつでも無料となるため、ゆうちょATMが最寄りになる方におすすめです。

(2)三井住友銀行

三井住友銀行

三井住友銀行では、無料で共有口座を作ることができます。SMBCダイレクトなら、三井住友銀行の口座同士の振込手数料は何度でも無料です。

さらによく使う振込先を事前に登録しておけるため、振込がラクな特徴があります。共有口座を使って振込をよくされる方などにおすすめです。

(3)楽天銀行

楽天銀行

楽天銀行では無料で共有口座を開設することができるうえ、さまざまなプランが設けられています。

出産・育児用であれば、口座開設と入金でお祝い金1,000円が受け取れたり、資産形成用で楽天証券口座の開設なども行えば、現金還元など、さまざまなキャンペーンを開催しています。

楽天銀行では、給与の受取・振込・口座振替など、お取り引き毎に楽天ポイントが貯まるシステムです。普段から楽天ポイントを利用されている方におすすめです。

(4)住信SBI銀行

住信SBI銀行

住信SBI銀行では、定額自動入金サービス、定額自動振込サービスもあり、同行あての振込手数料も無料です。

目的別に口座の設定が可能なため、「住宅取得用」「子どもの教育用」などと分けることができます。

ライフスタイルに合わせた貯蓄を行いたいという方におすすめの銀行です。

(5)みんなの銀行

みんなの銀行

みんなの銀行はスマート決済はもちろん、記録も貯蓄もすべてスマホで完結する銀行アプリです。

貯蓄や送金はもちろん、デビットカードとしても利用でき、なおかつ「Record(レコード)」を使えば、ほかの銀行口座や証券口座、クレジットカードなどを連携して、お金の動きをまとめて管理できます。

そのため夫婦のお金を全て一元管理したいという方におすすめです。

夫婦で共有口座を利用するメリット

夫婦で共有口座を利用するメリット

夫婦で共有口座を利用するメリットは以下の3点挙げられます。

(1)生活費の支出が一元管理できる
(2)各種料金の支払いが便利
(3)家族のお金と個人のお金を分けやすくなる

どのようなメリットがあるのか気になる方は、1つずつ確認しておきましょう。

(1)生活費の支出が一元管理できる

共有口座を開設すれば、生活費の支出を一元管理することができます

日用品や食費などに使う口座用にしておけば、月々いくら使っているのかを把握しやすくなります。

何にお金を使っているかを把握できれば、翌月から節約を意識することにもつながるメリットがあります。

(2)各種料金の支払いが便利

共有口座であれば、各種料金の支払いを1つにまとめられるため便利です。例えば夫婦が別々の口座を開設しており、分担して引き落としするとなると、いくら支払っているのかの管理が面倒になります。

また、別々の口座であれば、残高を把握するのは一人だけとなるため、残高不足に気が付かない可能性も高まります。

しかし共有口座であれば、二人で管理することになるため、各種の支払い状況を把握することができ、なおかつ口座管理にも気が付きやすいメリットがあります。

(3)家族のお金と個人のお金を分けやすくなる

共有口座があれば、個人のお金と分けやすくなるメリットがあります。家族のために使うお金と、自分のために使うお金は各家庭が持っていることでしょう。

もし夫婦で使う共有口座を作っていなければ、夫か妻の個人用口座で家族のお金を管理することになります。

そのため、家族のお金と個人のお金が混ざってしまい、管理が行き届かなくなる問題も生じます。しかし、夫婦共通の口座を別に作ることで家族のお金と個人のお金を分けやすくなります。

夫婦で共有口座を利用するデメリット

夫婦で共有口座を利用するデメリット

一方、共有口座を利用する際はデメリットもあります。

(1)お金の使い方で揉める可能性がある
(2)支出に関するプライバシーがなくなる
(3)別居・離婚した時に揉める可能性がある

ここでは3点挙げられるため、1つずつ確認しておきましょう。

(1)お金の使い方で揉める可能性がある

共有口座は、夫婦のお金の使い方で揉めてしまう可能性もあるでしょう。お互いお金の入出金ができるため、どちらかが自分のために使ってしまうリスクも考えられます。

その場合は、夫婦間でケンカになる可能性も高まります。共有口座を作る際に、しっかり用途を決めておき、無駄遣いしないようにしましょう。

(2)支出に関するプライバシーがなくなる

個人の口座を保有しておらず、共有口座のみある場合は支出に関するプライバシーが失われるデメリットがあります。

共有口座を持つことで、「どちらが何にいくら使ったか」が可視化されてしまいます。相手には知られたくない支出などを隠すことができないため、個人の口座は必須となるでしょう。

(3)別居・離婚した時に揉める可能性がある

万が一別居・離婚した際、共有口座の預金でもめる可能性もあります。例えば「自分の方が多く入金しているから自分のものだ」「元々夫婦のお金だから半分にするべき」など、意見の相違が生まれるケースも多いです。

共有口座は、これまでの入出金を全て把握されている方はほとんどいないため、離婚トラブルに発展し、問題がこじれてしまうリスクも高まります。

共有口座でお金を管理する際の注意点

共有口座でお金を管理する際の注意点

共有口座でお金を管理する際は以下の3点に注意しましょう。

(1)共有口座についてルールを決めておく
(2)大きい出費などは事前に共有する
(3)プライベート口座と分けておく

夫婦になった、同棲を始めたという理由で、すぐに共有口座を作る方もいらっしゃいますが、注意点を理解しないと後悔することにもなりかねません、1つずつ確認しておきましょう。

(1)共有口座についてルールを決めておく

はじめに共有口座についてのルールを決めておきましょう。ルールを決めておくことで、無駄使いや勝手な支出を無くすことにつながります。

ルールにはさまざまありますが、主な例を挙げると以下のような項目が挙げられます。

・生活費の支出はすべて共有口座から支払う
・外食費は月末に余った口座から使う
・毎月5万円ずつ入金する

お金の使い方を誤ると、夫婦間でトラブルになる可能性も高まります。そのため、共有口座を利用する際は、必ずルールを決めておきましょう。

(2)大きい出費などは事前に共有する

共有口座から大きな金額の支払いなどを行う際は、事前に共有しておきましょう。後で知られてしまうと、トラブルになる可能性も高まります。

もちろん小さな金額でも伝えておいた方が良いですが、金額が大きくなるほど、相手の不満も高まってしまいます。例え伝えにくい支出であっても、黙って使うより相手に伝えておいた方が良いため、共有するようにしましょう。

(3)プライベート口座と分けておく

共有口座だけでなく、個人のプライベート口座と分けて作りましょう。先程もお伝えしたとおり、家族のために使うお金と個人のためのお金を一緒にすると、お金の管理ができなくなります。

そのため、どの支出にいくら使ったのかわからなくなり、節約できる支出の見極めも困難となります。

また、別居や離婚した際、自分で生活できるお金がない状態にもなりかねないため、プライベートの口座と分けておきましょう。

まとめ

まとめ

おすすめな共有口座が作れる銀行を5つ紹介しましたが、各行の特徴が異なります。また、ATMの場所なども大切なため、自分達が使いやすい銀行を選ぶようにしましょう。

共有口座があれば、夫婦のお金を一元管理することができ、各種料金の支払いが簡単になるメリットがあります。

一方で、お金の使い方や離婚時などに揉める可能性もあるため、あらかじめ共有口座のルールを作っておきましょう。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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