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太陽光発電投資はやめたほうがいい?
ネットに書かれている「太陽光発電投資はやめたほうがいい」という情報を目にしてしまい、不安を抱えている方もいると思います。
そもそもこれから太陽光発電投資に取り組むことは良いのでしょうか。
なぜやめたほうがいいという声があるのか?
その理由は売電価格が年々下がり続けているからです。
この10年で売電価格は約20円下がっており、10年前の売電収入より2倍少なくなっています。
しかし、利益は売電収入のみで判断できずその他のコストも考慮する必要があります。
売電収入が下がっている理由の1つとして、太陽光発電投資で必要なシステム代も下がり続けているという理由があります。
必要なコストが下がっているため、以前と同じくらいの利回りは保てているとも言えます。
また、国が決まった売電価格で買い取ってくれる固定価格買取制度(FIT制度)の適用もあるため、まだまだリスクが少なく、太陽光発電投資は初心者にもおすすめの投資とも言えるでしょう。
太陽光発電投資の10個の失敗例
それでは、実際に太陽光発電投資での考えられる失敗について様々なケースを解説します。
あらかじめ失敗するケースを把握して対策していきましょう。
ケース(1)現地確認をしなかったため失敗
太陽光発電の物件を探す際は、必ず現地確認をすることが大切です。
物件価格や設計図を見るだけで判断をすると、実際の周辺環境や土地の状況を知ることができません。
実際に物件を見に行くにも物件の所在地が遠方にあるケースが多く、実際に見に行くのは面倒に思われますが自身の目で確認することをおすすめします。
主にチェックするポイントは下記の4点です。
少しでも気になる場所はメモを取り、写真に残し、販売業者に確認することが大事です。
(2)川が近くにないか
(3)土砂災害の危険性がないか
(4)過去に周辺トラブルが発生していないか
ケース(2)シミュレーションを信じすぎて失敗
太陽光発電投資は販売業者から出されるシミュレーションの数値を基に判断しますが、過信しすぎると実際の発電量が少なく焦る場合があります。
実際に運用すると天候やパネルの破損により発電量が少なくなるケースもあるからです。
また、シミュレーション値はあくまで想定と考えることです。
数値だけ出されるケースとして、業者が成約をしたいがために数値を盛っている事も考えられます。
正確な業者の場合は、過去の日射量から計測しています。
「NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)」の日射量データベースでも過去の日射量が確認できますので、ご自身でもチェックすると良いでしょう。
しかし、どれだけ正確な数値でもシミュレーションには限界があります。
ご自身でも様々なリスクを考慮して突然の出費も想定される点は留意しましょう。
ケース(3)悪徳業者に騙されてしまい失敗
投資には詐欺や悪徳業者が付きものというイメージもあると思いますが、太陽光発電投資でも詐欺はあります。
資金力がない業者の場合でよくある失敗は2つあります。
一つ目は、お金の請求をやたらと前払いさせることです。
実際に、資金力がないにも関わらず契約をさせて設置代や初期費用を支払わせて連絡が取れなくなるケースもあります。
二つ目は、契約後に太陽光発電設備が設置されないという詐欺です。
設置する際には、様々な申請があり全て通過することで発電が開始できます。
太陽光発電投資は、太陽光パネルを設置し、売電をすることで収入を得るという投資です。
そもそも契約をし申請が通過しているにも関わらず設備が設置されないということは、詐欺にあたります。
ケース(4)業者が倒産してしまい失敗
工事費用の支払い後に、販売業者が倒産してしまうと工事費用の返金がされないことが多く、金銭的なダメージを負うことになります。
また、販売業者だけでなくメンテナンス業者が倒産する場合もあります。
販売業者の倒産と比べると、金銭的なリスクは低いと言えますがメンテナンスを行う業者を再度探す労力が必要となり手間にもなるでしょう。
また、新しいメンテナンス業者が探せたとしても最悪の場合、設置交換等でコストがかかる場合も考えられます。
ケース(5)すざんな工事をする工事業者にあたり失敗
太陽光発電投資の場合、実際に保有している物件が遠方にあり実際に確認が難しい場合もあると思います。
しかし、目が行き届かないことを利用され、ずさんな工事をされてしまう可能性もあります。
また、安価な提案でコストが低いことをメリットとして伝えられていたが、実際にはずさんな工事をする悪徳業者だったというケースもあります。
設置費用やランニングコストが適正価格なのかを見極め、実際に物件が設置された際にはご自身でも確認に行くことをおすすめします。
ケース(6)メーカー保証のみで補償できず失敗
保険によるリスクは、メーカー保証のみでは補えないケースを知らないことです。
主に自然災害による損害は補償されません。
日本では、自然災害が多く地域によって被害の重大さは変わります。
太陽光発電は外に設置していますので、台風や津波や土砂災害のリスクに常にさらされています。
また、自然災害以外にも盗難や人による破損に備えることが大切です。
パネルの破損により売電ができなくなり、売電収入が減ることに加え被害による請求と自己資金が減ることになります。
場合によっては、設置し直すとさらに最初のローンと重なり負担が増えてしまいます。
売電収入が減った際に資金の支えとして、保険の加入を検討すると良いでしょう。
メーカー保証と保険会社との違い
メーカー保証には出力保証と機械保証の2種類あります。
各メーカーで製品も違い、保証内容も異なりますが抑えることは下記の違いです。
太陽光パネルの発電量の保証です。
突然パネルが発電しなくなる場合にメーカーが無償でパネル交換をします。
・機器保証
自然災害以外の破損への保証です。
保証期間は10年〜15年が一般的です。
通常使用していて様子がおかしい場合に無償で交換をします。
また上記以外にも、パワーコンディショナーも機器故障があり保証期間はオプションで延長も可能です。
メーカー保証と保険でカバーできる部分は違うため、事前に把握をして活用することが大切です。
ケース(7)経費計上をしなかったため失敗
太陽光発電投資にも確定申告が必要です。
また、確定申告をしないと延滞税が課せられるケースもあります。
基本的には、年間20万円を超える場合は確定申告が必要と覚えておきましょう。
売電収入から経費を引くことで、税金を抑えることが可能です。
どこまで経費として計上できるかを覚えておきましょう。
・借入金費用
・固定資産税
・メンテナンス費用など
確定申告は不備が無いようにしっかり申請しなければなりません。
不明点があれば、税理士に相談しましょう。
ケース(8)消費税還付の恩恵を受けずに失敗
消費税還付は、3年間の課税事業者期間に納税する消費税を差し引いて約100万円ほど儲かる制度です。
税金はかからないため全て自由に使えます。
消費税還付の式は下記の通りです。
費税還付=売電収入 – 設備代
基本的に購入時の設備代が多額のため、還付を受けられます。
注意点として、太陽光発電投資を取り組んでいる本人が手続きをすることが必須ですので覚えておきましょう。
(9)初期不良を放置してしまい失敗
初期不良の場合の多くは、施工時のミスの可能性が高いです。
売電収入を得るには、設備がしっかり稼働し発電している事が大前提です。
初期不良や機器不良により発電量が少なくなり、売電収入が減りメンテナンスが不足すると発見が遅れ投資の損失に繋がります。
物件が設置された場合はご自身で確認することをおすすめします。
また、メンテナンスを実施する際は設備不良がないか一緒にチェックし、不良がある場合は、速やかにメンテナンス会社に連絡し対応してもらいましょう。
(10)雑草の被害に気付かず失敗
太陽光発電をする場所に雑草が生えると、パネルにかかり影ができるため発電量が低下します。
他にも雑草対策が不足していると、イノシシや鹿などの獣害も発生するリスクも高まります。
また動物が増えてしまうと、鹿などが糞をしてしまい、被害が拡大してしまう可能性もあります。
雑草が増えたり獣害が発生してしまうと、近隣住民から苦情が上がりトラブルに繋がることも考えられます。
定期的なメンテナンスは太陽光発電投資を安定的に行うためには必要不可欠です。
基本的に定期メンテナンスには年2回の雑草対策が含まれています。
しかし年2回のメンテナンスが十分かどうかは物件により異なるため、ご自身でチェックして最適なメンテナンスの頻度を見極めていきましょう。
また、メンテナンス業者も上手く活用し、安定収入を得られる体制を作りましょう。
太陽光発電投資の失敗を回避する5つの対策
ここまで太陽光発電投資における失敗やリスクについて紹介しました。
これからはリスクに対する回避策について解説します。
(1)日射を防ぐものがないか確認する
実際に現地確認する際のポイントは、近くに大きな建物がないかや大きな木がないかを確認することが大事です。
日射を妨げるものがあると、発電量が減り売電収入が減るからです。
調べ方として現地確認または物件地域の発電所に過去の発電量を見せてもらうことで、その地域の発電量が分かります。
しかし、基本的には現地確認を徹底して確認するようにしましょう。
(2)エリアをしっかりと選定する
太陽光発電投資の物件を決める際に大切なことはエリアの選定です。
水害、地震、土砂崩れなどが起こる可能性が高い場所か?など、周辺の環境を必ず確認しましょう。
水害、地震、土砂崩れなどは保険に入ることはできますが、コストが高くなってしまいます。
その為、地盤が固い場所や近くに川が流れていない場所が太陽光発電投資には最適です。
さらに、津波や土砂災害がないエリアを選びましょう。
(3)すでに稼働済の物件を選定する
太陽光発電投資を始める際は、中古物件を選択することもおすすめです。
例えば新築の場合、本当に物件が設置されるのか?という点が一番の不安点やリスクになりますが、中古物件はすでに設置済みで稼働をしている物件のためその心配はありません。
また、契約前に現地に見に行き、設置を確認できることも安心材料の1つではないでしょうか。
更にシミュレーション値も実績に沿って作成できますのである程度の予測が立ちリスクも低いと考えられます。
新築物件にこだわりの無い方は中古物件も検討されると良いでしょう。
(4)複数業者から見積りを受ける
太陽光発電投資で悪徳業者に遭わないために、複数業者から相見積もりを取ることをおすすめします。
1つの業者だけの見積もりでは、設置規模に対する相場が分かりません。
複数の業者から見積りをすることで比較できるため、高すぎる相場や逆に安すぎる相場にも注意することが大切です。
見積もりが安すぎる場合、維持管理費用が含まれていない可能性があります。
維持管理費用とは、メンテナンス代やメンテナンス費用、管理費用、保険料などを指します。
必ず維持管理費用が見積もりに入っているか確認を行いましょう。
(5)遠隔監視システムを利用する
太陽光発電投資において遠隔監視システムを導入することは義務ではありません。
しかし、最近の設置場所にはセットで導入されているケースが多くあります。
具体的に遠隔監視システムには2種類あります。
・購入額の1割~2割の頭金があれば、金利の優遇を受けられる商品がある
・完済までの年数を短くできる
・中古住宅も手に入れやすい
・頭金なしで融資を受ける場合と比べて、審査が厳しくならない
1:電流値を測定する装置
電力自身にCTセンサーを取り付けて、電力量を計測します。
メリットは導入が簡単でコストが低いことです。
しかし、取得できる情報が少なく問題が発生した際に問題を特定することが難しいというデメリットもあります。
2:パワーコンディショナーから情報を得る装置
遠隔監視装置が付いているパワーコンディショナーから様々な通信方法で内部情報が取得できます。
しかし、個別に通信設定が必要なためコストが高くなります。
以上の差はありますが、コストが高い場合でも早期に問題を発見できるというメリットがあります。
長い目で安定した収益を得るためにはトラブルに迅速に対処することが重要です。
物件確認を定期的に実施することが難しい方など、利用することを検討されてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は太陽光発電投資の失敗例を10個と、回避策を5つ紹介してきました。
太陽光発電投資の失敗は大きく分けて下記5つに分類されますので、抑えておきましょう。
(2)業者選びによる失敗
(3)保険による失敗
(4)制度を知らないことによる失敗
(5)メンテナンス不足による失敗
太陽光発電投資は、国の制度が活用できるメリットもあり他の投資と比べてリスクが少なく初心者におすすめですが、投資である以上リスクは存在します。
本記事で太陽光発電投資についての不明点や不安を少しでも減らしていただけれると嬉しく思います。
ココザスでは無料で太陽光発電投資に関するご相談を行っています。
・もっと運用中のリスクについて聞いてみたい
・消費税還付の仕組みを知りたい
・すでに太陽光発電投資をしているが、物件を売却したいと考えている
など、太陽光発電投資を検討中の方からすでに取り組まれている方まで、様々なご相談に乗ることができます。
本記事で取り上げたように、物件のエリア選定や業者選定などリスクを事前に知ることで防げることも多くあります。
また、すでに太陽光発電投資に取り組まれている方々の過去の経験・運用実績から何かあった場合の対応策事例やノウハウも提供することが可能です。
不安点や不明点など、お気軽にご相談ください。
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太陽光発電投資のメリット・デメリットを分かりやすく解説していくため、これから太陽光発電投資を始めたいと検討している人におすすめです。