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長期投資のメリット・デメリットを解説!おすすめな投資方法と成功するためのコツを紹介!

長期投資のメリット・デメリットを解説!おすすめな投資方法と成功するためのコツを紹介!

「長期投資のメリットは?」
「長期投資のデメリットはなに?」
「長期投資で成功するためにはどうしたらよい?」

長期投資を始めようと検討している方は、始めにメリット・デメリットを理解しておく必要があります。また長期投資が自分に合っているかも成功するためには確認しなければいけません。

この記事では長期投資のメリット・デメリット、向いている人の特徴を紹介します。また利益が安定しやすい3つの投資方法とコツも解説するため、これから長期投資を始める方はぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

長期投資のメリット

長期投資のメリット

始めに長期投資のメリットを3つ紹介します。

(1)利益の安定化が図れる
(2)相場の状況に心を惑わされない
(3)投資に対する時間を抑えることができる

(1)利益の安定化が図れる

長期投資は複利の効果を享受できるため、利益の安定化が図れます。複利とは、利益と元本を組み合わせることで資産が増え続けていく仕組みのことです。

例えば10万円の運用を行い、利益が5,000円出た場合は10万5,000円となります。単利の場合は、また10万円から運用することになりますが、複利の場合10万5,000円を運用することになるため、より多くの利益を得ることができます。

複利を行っていけば、継続的に利益が大きくなるため、長期投資は利益の安定化につながるメリットがあります。

(2)相場の状況に心を惑わされない

長期投資は短期投資と比較すると、相場の状況に心を惑わされないメリットがあります。短期投資は、相場の値動きに対して敏感に反応し、利益を積み上げていかなければいけません。

しかし長期投資は10年20年という計画で運用していきます。そのため毎日投資のチャートや資金状況を確認する必要もなく、相場の状況や利益状況に一喜一憂することもありません。

投資は「あのまま保有しておけば大きな利益になった」というケースが多い中、長期投資は短期間の利益などを無視して行うものであるため、メンタル的にも影響が出にくい特徴があります。

短期投資をしている方は、1日で数十万円や数百万円の損失が生まれることもよくあり、資金が無くなって本業や私生活にも影響を及ぼしている方も良く見受けられます。

その分長期投資は、多少の損失が出ても将来的に大きな利益を狙う投資方法であるため、メンタル的にも安定する方法です。

(3)投資に対する時間を抑えることができる

長期投資は長い期間で利益を伸ばしていく方法であるため、投資に対する時間を抑えることができます

もちろん日々投資の勉強は必要ですが、短期投資などのように1日に何度も値動きを各委任し売買する必要もありません。そのため家族に使える時間や趣味の時間などに回しながら投資することができます。

さらにつみたてNISAや投資信託など、ある程度ほったらかしにできる投資であれば、より時間効率を高めることができます。

長期投資のデメリット

長期投資のデメリット

長期投資にはデメリットも挙げられるため、ここでは3点紹介します。

(1)利益が安定するまで時間がかかる
(2)元本が保証されているわけではない
(3)投資に対する知識が必要

(1)利益が安定するまで時間がかかる

長期投資は短期間での運用では利益が安定しないデメリットが挙げられます。もちろん投資を始めてから何年も利益が出続けるケースもあります。しかし長期投資は10年や20年運用して利益が安定するものです。

短期間で利益が安定しないと、「このまま長期投資を行っていて良いのだろうか」という心情になり、諦めてしまう方もいらっしゃいます。

その結果投資から離れてしまい、資金を伸ばせずにいる方もいらっしゃいます。しかし長期という意識を持ち運用すれば利益は安定するため、長期投資をする方は、長い計画で運用しましょう。

(2)元本が保証されているわけではない

長期投資は元本が保障されているわけではないため、場合によっては損失額が大きくなる可能性もあります。投資する資金が多額になると、損失額も大きくなるため、運用額には注意しなければいけません。

しかし、平成29年に金融庁が発表した「つみたてNISAについて」では、以下の画像のとおり、保有期間5年未満であれば元本割れする可能性がありますが、20年以上保有し、他に資産形成と分散投資すれば100%利益が増えると公表しております。

金融庁が発表した「つみたてNISAについて」

そのため、分散投資を行い、長期間運用すれば理論上元本割れすることはありません。投資は経済や金融市場によって大きく値動きが変動するため、短期間では元本割れする可能性も高まりますが、20年と長期運用をすれば、大きな利益で安定化も図れることでしょう。

(3)投資に対する知識が必要

ほったらかしで運用できる長期投資が多いものの、投資に対する知識は必要不可欠です。投資を行う以上、常に勉強しなければいけませんが、長期という理由で勉強しない人が多いという特徴があります。

長期投資は始めたての段階で投資先の組み合わせとなるポートフォリオの構築を行い、必要なタイミングで投資先の変更などが必要となるためです。

常に投資の勉強を行い、正しい知識を身に付けなければ成功する確率は低くなります。長期だからという理由で勉強を疎かにしていると、重要な判断タイミングを見逃すことにもなるでしょう。

長期投資に向いている人・向いていない人とは?

長期投資に向いている人・向いていない人とは?

長期投資に向いている人は、短期的な値動きに翻弄されず、将来を見据えた長期計画を立てられる方です。長い期間を運用することになるため、微小の利益で利益確定すると、将来大きな利益になるチャンスを逃すことにもなりかねません。

そのため多少の値動きにも動じないメンタルを所有し、長い目で運用できる人が長期投資に向いています。

一方、値動きのチェックを頻繁にできる方やある程度リスクを取って投資したい方は、長期投資より短期投資の方が向いています。長期投資はローリスクローリターンな投資であり、長い目で運用します。ハイリスクハイリターンを望む方は短期投資を始めてみても良いでしょう。

利益が安定する3つの長期投資

利益が安定する3つの長期投資

長期投資の中でも利益が安定しやすい投資を3つ紹介します。

(1)つみたてNISA
(2)iDeCo
(3)投資信託

(1)つみたてNISA 

つみたてNISAは積立投資をする際に利用できる少額投資非課税制度のことです。本来、投資で得た利益は課税対象となりますが、つみたてNISAの運用益は非課税となります。

つみたてNISAは年間40万円を20年間運用することができます。平均利回りが5%前後となるため、おおよその資産増加額は以下の表のとおりです。

つみたてNISA利回り5%で運用した表

もちろん元本保障されているわけではないため、損失がでる可能性もあります。しかし、2024年度より新NISA新NISAがスタートし、年間120万円まで運用できます。そのため自分の資金力に合わせて始められる投資です。

(2)iDeCo

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことを指します。私的年金の1つで、加入が任意なうえに、5,000円から始めることができます。

またiDeCoは運用益が非課税になるだけでなく、掛金も所得控除できる特徴があります。節税しながら投資できる方法として人気があります。

とはいえ、iDeCoの掛金には以下の表のとおり上限が定められています。

iDeCoの掛金の表

職業や勤務先によって毎月の掛け金上限額が異なるため、所得控除できる金額にも限度があります。

さらにiDeCoは原則60歳まで引き出すことができないため、生活に支障がない程度の金額で始めることが大切です。

(3)投資信託

投資信託とは、投資家から資金を集めた専門会社が運用し、得られる配当金や運用益を投資家へ分配する方法です。プロが運用してくれるため、長期投資初心者の方でも始めやすい特徴があります。

また投資信託は証券会社によって異なるものの、100円から始めることができます。そのためまずは長期投資を始めてみたいという方におすすめです。

ただし投資信託も元本割れのリスクが伴います。長期投資だからといって100%増え続けるということはありませんので、運用額に注意しながら始めるようにしましょう。

長期投資で成功するための3つのコツ

長期投資で成功するための3つのコツ

最後に長期投資で成功するための3つのコツを紹介します。

(1)余剰資金で始めること
(2)目標の設定を行うこと
(3)専門家におすすめな投資方法を教えいもらうこと

(1)余剰資金で始めること

金融庁の発表では20年という期間の間、分散投資をすれば理論上元本割れする可能性がなくなると記載されているものの、長期投資は余剰金で始めることが大切です

投資は株価や金利などの影響を受けやすく、実際にリーマンショックやスイスショックなどによって為替が大暴落した事例もあります。当然のことながら、つみたてNISAやiDeCoなどの投資でも大損失になる可能性もあることから、無理のない資金で投資しなければいけません。

余剰金は各家庭の収入から支出を差し引いた金額となりますが、日本証券業協会が発表した「2021年度(令和3年) 証券投資に関する全国調査(個人調査)」にある「月々の収入から金融商品にまわす割合」を確認すると、投資額は以下の画像のとおり月々の収入の1%~10%、多くても20%となっていることがわかります。

「月々の収入から金融商品にまわす割合」の表

そのためこれから長期投資をする方は、自分の支出と収入を確認し、余剰金を算出したうえで始めましょう。

(2)目標の設定を行うこと

長期投資を始める前に「いつまでにどれくらいの資金にするのか」という目標を設定することが大切です。目標を定めないと、毎月いくら運用してどの投資を行えばよいか決まらないためです。

例えば老後資金として2,000万円の目標に設定し、定年までの期間を30年と仮定した場合、利回りが5%であれば以下の画像のとおり、毎月24,031円積立する必要があると判断できます。

資産運用シミュレーションの表

事前に目標設定と積立額を把握できれば、後はどの投資方法を組み合わせるかを決めるだけです。目標設定する際は金融庁のホームページにある資産運用シミュレーション を利用してみると良いでしょう。

(3)専門家におすすめな投資方法を教えいもらうこと

長期投資を始める際は専門家に自分に合った投資方法を教えてもらうことが大切です。長期投資は投資方法や運用額など、入口を間違えてしまうと誤ったまま運用してしまい、思ったような利益が出ない可能性も高まります。

しかし専門家に相談すれば、自分に合った投資方法を見つけることができ、より成功率を高めることができます。

ココザスではお客様の資産状況や投資に回せる時間などをヒアリングさせて頂き、最適な投資方法をご提案しております。また一から利益が安定するまでの戦略立案や、運用後のサポートもさせて頂きます。

相談料は何度でも無料です。これから長期投資を始める方や、現在投資で利益が伸びていない方はぜひご相談ください。

まとめ

まとめ

長期投資のメリットは複利効果による利益の安定や投資に対する時間を抑え、相場の状況に心情が左右されない点です。一方短期投資と比較すると利益がでるまで時間がかかるなどのデメリットが挙げられます。

しかし、事前に将来に向けた計画を組める方は、長期投資に向いており、大きな資産にすることができるでしょう。

ただし目標設定を行い、自分に合った投資を見つけなければいけません。そのためにも投資の専門家に相談し、サポートを受けながら始めることをおすすめします。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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