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【初心者でも即実践可能!】10万円からはじめる資産運用を徹底解説

【初心者でも即実践可能!】10万円からはじめる資産運用を徹底解説

「10万円からでも資産運用を始められるの?」
「どの方法が初心者に向いているのか、具体的に知りたい!」

本記事は、このような疑問や悩みを持つ方向けのガイドとなる内容を詳しく解説しています。
実は、資産運用を始めるためには莫大な資金は必要ではありません。
10万円のスタートでも、賢く、そして着実に資産を増やしていく方法が存在します。

ただし、初心者の方がつまづきやすいのは、どの運用方法を選ぶか、そしてその方法でどのように進めていくかというステップです。

この記事では、10万円から始められる資産運用の5つの方法を具体的に紹介します

さらに、運用を成功させるための3つのポイントや、賢く節税を活用する方法など、初心者の方が知っておきたい情報を盛り込んでいます。

まずは、この記事をじっくりと読み進めて、資産運用の第一歩を踏み出してみてください。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
個人ライフプランナーとして、資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

予算10万円から始められる資産運用5選

予算10万円から始められる資産運用5選

10万円で始められるおすすめの資産運用は、以下の5つです。

(1)株式投資
(2)投資信託
(3)ETF(上場投資信託)
(4)個人向け国債
(5)ロボアドバイザー

順番に順番に解説しますので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

(1)株式投資

株式投資(かぶしきとうし)は、企業が資金を集めるために発行する「株式」を購入し、株主となる投資方法です
株式投資の大きな特徴は、投資先の選択肢が広く、国内外問わずに数千の企業から選べる点です。

株式投資のメリットは主に3つあります。

メリット

1:株価が企業の業績に連動するため、選んだ企業が成長すれば高利益が期待できる点
2:株主優待で割引や特典を享受できる点
3:利益を上げた企業から配当として一部の利益を受け取ることができる点

株式投資は通常、100株単位での購入が基本となりますが、1株単位で買える単元未満株や10株単位で買えるミニ株なら10万円でも十分に投資が可能です。

例えば、株価が3,000円の企業の単元未満株なら1株から、ミニ株なら10株から購入できます。10万円の予算で株式投資を始めるなら、単元未満株やミニ株を購入できる証券会社を選ぶことがおすすめです。

しかし、株式投資にはリスクも伴います。企業の業績が悪化したり、市場全体が下落した場合、投資金額を下回る可能性もあります。

そのため、投資は余裕資金で行い、損切りのタイミングも考えておくことが重要です。

まず初心者の方は、単元未満株やミニ株を利用し、小額から始めることをお勧めします。

10万円から始めてみて、経験と知識を積みながら投資の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

(2)投資信託

投資信託(とうししんたく)とは、多くの投資家から集めた資金を1つにまとめ、投資の専門家(運用会社)が株式や債券、不動産などに分散投資を行う金融商品です

最大の特徴は少額から多様な資産に分散投資ができる点で、金額的には100円~1万円程度から始めることが可能です

投資信託は専門家のファンドマネージャーが代わりに運用してくれるため、投資に詳しい知識がなくても始められます。

さらに、投資信託を用いることで、銘柄選びに悩むことなく、分散投資を自然に行うことができます。これは資産運用のリスクを軽減する大きなメリットと言えます。

例えば、10万円から始めて、毎月コツコツと積立を行っていけば、長期的に見て十分に資産形成が可能です。

投資信託を利用する際の注意点としては、運用を専門家に委託するための手数料が必要となることです

手数料は購入時、運用中、売却時に発生しますが、最近では一部商品で販売手数料が無料のものも増えています。

手数料には注意が必要ですが、その範囲で無理のない積立を行い、堅実に資産を増やしていくことがおすすめです。

(3)ETF(上場投資信託)

ETF(Exchange Traded Fund)とは、証券取引所に上場している投資信託の一種で、株式のようにリアルタイムで売買可能な金融商品です

ETFの最大の特徴は、株式市場全体に連動する形で運用されることから、1つのETFを購入するだけで、多数の企業への投資と同等の効果を得ることができます

1口~10口単位で取引できるため、比較的少額の投資から始められるのが魅力です。

その他のメリットとして、ETFはリアルタイムで取引可能であり、市場の動きに応じた機動的な売買が可能です。

また、通常の投資信託と比較して手数料(信託報酬)が低いことも多く、投資初心者や少額から始めたい方にも優れた選択肢と言えます。

ただし、注意が必要な点もあります。ETFの価格はリアルタイムで変動するため、投資をする際には市場の動きを常にチェックする必要があります。また、基準価額と市場価格のズレにより、思っていたより高い価格で買ってしまったり、低い価格で売ってしまったりするリスクも存在します。

以上のように、ETFは分散投資を効率的に行い、少額からの投資を可能にする一方、市場の動きに連動するためそのリスクも理解する必要がある資産運用方法です。

(4)個人向け国債

個人向け国債(こじんむけこくさい)は、日本政府が発行する個人を対象とした債券のことを指します

この個人向け国債の特徴は、少ない投資から始めることができる点です

具体的には、1万円から購入が可能であり、年に12回発行されるため、毎月継続的に購入することも可能です。

また、期間・金利別に3年債・5年債・10年債など、様々なプランが用意されています。どのプランも年0.05%の最低金利が保証されています。

個人向け国債のメリットは、元本割れするリスクが極めて低いことが上げられます

例えば、あなたが10万円を個人向け国債に投資した場合、年0.05%の金利が適用されます。
この場合、1年後には100円の利息が得られます。これは少額ですが、リスクを抑えつつ少しずつでも増やすことができるのが個人向け国債の魅力です。

しかし、個人向け国債には注意点があります。

まず、中途換金は原則として1年経過後から可能となっており、それ以前に換金することはできません。
他の投資商品と比較して利回りが低いため、大きな利益を期待することは難しい点を理解しておく必要があります。

リスクを抑えつつ、資産運用にチャレンジしたい初心者にとって、この個人向け国債は非常に有効な手段と言えるでしょう。

(5)ロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは、投資家に代わりITテクノロジーを駆使し自動で資産運用してくれるサービスです

株式投資信託、債券投資信託、不動産投資信託など、多種多様な投資商品を適切に組み合わせて、リスクを抑えた資産運用を実現します。

ロボアドバイザーの特徴として、年収や貯蓄額、資産運用の目的などを元に最適な投資組み合わせを提案し、資産配分を調整するリバランスも自動で行ってくれます

ロボアドバイザーのメリットは、投資知識がなくとも始められること、一任型の場合には売買のタイミングを見極める手間が省けることがあります。

しかし、ロボアドバイザーを利用する際の注意点として、手数料が発生するケースがあること、そして自分での経験と知識が蓄積しづらいという点です。これらのリスクを理解した上で、ロボアドバイザーを活用することが推奨されます。

予算10万円で資産運用する際の3つのポイント

予算10万円で資産運用する際の3つのポイント

10万円で資産運用を始める際のポイントは以下の3点です。

(1)長期投資:資産運用は長い目で【福利の効果も!】
(2)分散投資:投資先を分散させる
(3)積立投資:コツコツ少額投資

順番に説明します。

(1)長期投資:資産運用は長い目で【福利の効果も!】

長期投資(ちょうきとうし)とは、一定の資産を長い期間(通常は数年から数十年)に渡って投資し、その間に生じる利息や配当を再投資する運用方法のことです

特に注目すべきは、長期間投資を行うことで生まれる「複利効果」です。

長期投資の最大のメリットは、複利効果により資産が増加する点です。

例えば、毎月1万円を10年間積み立てて年利5%で運用した場合、元本は120万円になりますが、複利だと利息は34万6,509円にのぼります。

これにより、同じ金額を投資しても複利のほうが資産が増えることがわかります。このように少額から始めても、長期間運用すれば資産は増えていきます。

長期投資は、リスクを抑えつつ利益を最大化するための有効な手段です。
特に予算が10万円と限られている場合でも、長期的な視点で投資に取り組むことで、複利効果を最大限に活かすことが可能です。

早いうちから投資を始め、複利の力を借りてじっくりと資産を増やしていきましょう。

(2)分散投資:投資先を分散させる

分散投資(ぶんさんとうし)とは、投資を行う際にリスクを分散させるための方法の1つです

資産全体が特定の投資対象に連動して変動するリスクを避けるため、いくつかの異なる投資対象に資金を分けて投資します。

特徴として、投資先が1つに絞られていないことで、その1つが急激に価値を失っても全体の影響を抑える効果があります

例えば、特定の企業の株だけに投資してその企業が倒産すれば大損をしますが、投資先を分散することでそのリスクを軽減できます。

10万円の予算でも、適切な分散投資を行えば、リスクを抑えつつ利益を追求することが可能です。

分散投資の具体的な例として、業種や地域を分けて投資する方法があります。

特に初心者には、インデックス型の投資信託がおすすめです。
これは、日本やアメリカの株価指数に連動するように運用され、またその中には国内外の株式指数、債券指数、不動産投資信託(REIT)指数などを組み合わせたものもあります。
これにより、小額から手軽に国際的な分散投資ができます。

しかし、注意点としては、投資信託や株式は元本保証型の商品ではないことを理解しておくことが重要です。
そのため、一極集中で1つの銘柄に投資してしまうと、株価が下落した場合に損失が大きくなってしまうリスクがあります。

(3)積立投資:コツコツ少額投資

積立投資(つみたてとうし)とは、予め決められたタイミングで一定の金額を投資する手法です

特に初心者の方や、資金の予算が10万円程度と少額の場合、一度に全額を投資するのではなく、この積立投資を利用することでリスクを抑えられます。

積立投資の最大の特徴は、「ドル・コスト平均法」を活用する点です。

これは、決まったタイミングで同じ金額の投資を続けることで、価格が高い時には少なく、価格が安い時には多く購入する効果を生み出し、金融商品を購入する平均単価を下げる方法です。

積立投資のメリットは2つあります。

メリット

1:損失額を抑えられること
2:さまざまな資産運用方法を試すことができること

少額を多くの資産運用方法に振り分けることで、より分散投資の効果が働くため、リスクを抑えて資産運用をすることが可能です。

例えば、あなたが10万円の予算を持っている場合、「月末に5,000円分購入する」などと買うタイミングや金額を決めておけば、頻繁に市場の値動きを気にする必要もありません。

しかし、少額投資には注意点もあります。それは、一括投資と比較すると、短期的な取引には向かないという点です。

一括投資は短期的な取引に向く一方、資金が一度にリスクにさらされるため、積立投資と比較すると、ややリスクが高い傾向にあります。

NISA・つみたてNISAで賢く節税

NISA・つみたてNISAで賢く節税

初めての資産運用となると、税金の扱いが気になるところです。

しかし、日本では「非課税少額投資制度(NISA)」という制度が設けられており、これを活用すれば税金を気にせずに資産運用を始めることができます。
その中でも、「つみたてNISA」は初心者に特にオススメの制度です。

つみたてNISAは、日本の金融庁が定めた、投資信託を用いて少額から始められる資産運用の方法です。
年間40万円までの投資に対しては利益が発生しても課税されません。この制度は最長で20年間、合計で800万円までの投資が非課税となります。

つみたてNISAの大きな特徴は、投資の始めやすさと長期的な資産形成が可能なことです。
投資先は長期分散投資に適した投資信託に限定されており、初心者でも無理なく始められるように設計されています。

年間40万円を20年間、つみたてNISAに投資し続け、年利5%で運用した場合、元本800万円が約1,370万円まで増える可能性があります。手軽に始められ、長期的な資産運用を目指すことが可能なので、100万円の投資に最適です。

さらに、つみたてNISAを利用すれば、投資で得た利益に対して約20%の税金がかからないので、税制の優遇を受けながら資産運用ができます。

たとえば、年間10万円の利益が出た場合、通常だと2万円の税金がかかるので、手元に残るのは8万円のみですが、NISAを利用すれば10万円の利益がそのまま受け取れます。

2024年以降、NISAの抜本的拡充・恒久化が図られ、新しいNISAが導入される予定です。主な改定内容は以下のとおりです。

・非課税保有期間の無期限化
・口座開設期間の恒久化
・つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
・年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能)
・非課税保有限度額は、全体で1,800万円(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能)

詳細は、金融庁「新しいNISA」をご確認ください。

以上からもわかるように、つみたてNISAは少額でも始めやすく、長期的な資産運用を実現するための制度です。また、税制面でも非課税という大きなメリットがあるため、10万円からの資産運用を考えている初心者には最適な制度と言えるでしょう。

まとめ【まずは目指せ!100万円】

まとめ【まずは目指せ!100万円】

初心者でも資産運用を始める一歩として、本記事では10万円からの資産運用を実際に可能なものとして提示しました。

理解を深め、適切な投資手段を採用すれば、資産は着実に増加します。

なお、投資を始める際は専門的な支援を受けることも重要です。「始めてみたいけど、どうすればいいの?」という人は、ぜひココザスにお問い合わせください。専門のコンサルタントがあなたの疑問や質問に適切かつ丁寧にお応えします。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
個人ライフプランナーとして、資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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