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マスコミ情報はこう利用するべし!投資する際に正しい情報整理をしましょう

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マスコミ情報はこう利用するべし!投資する際に正しい情報整理をしましょう

資産形成チャンネルでも、ネットやSNSでの発信に注意しよう!という注意喚起をしていますが…
TVで取り上げられたものは安心してもいいのでしょうか…?

・タレントさんが紹介しているから良さそう
・CMで取り上げられているから安心
こういう思考をしていると、騙されてしまうかもしれません…

今回は、投資先の選定方法として「TVやマスコミの情報をどう活用するべきか?」お話していきます!

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ネットの情報には注意と言うけれど…

ネットの情報には注意と言うけれど…
細川
細川

ネットの広告で有名人や著名人の方が宣伝してる商品について、鵜呑みにせずに気をつけようという動画や記事を発信していますが…

テレビやニュースで取り上げられた商品、例えばCMをやってる会社の商品であればある程度信用できるものになりますか?

安藤
安藤

一般的な話としてお伝えしていきますが…
「テレビCMをやっているから安心できる」という…

この思考自体がマズいと思います。

動画で確認したい方はこちら

細川
細川

でもやはりニュースやCMであればネットとは全然違うのかなと思っています。

安藤
安藤

例えばネット。

特にソーシャルメディアというのは自分で好き勝手に発信できる部分もありますし、影響力が強い人の声が正しいと思われがちな媒体です。

しかし、テレビで広告をしようと思ってもハードルは高いです。

そもそも出稿する時に電通や博報堂など大手の広告代理店に声をかけて、企画を作ってもらうパターンがほとんどですが…
どんな枠でもやはり億単位のお金がかかってきます。

なので「テレビCMをやっている=ある程度信用力がある」というのは間違っていないと思います

なのでネットよりもテレビの方がやはり影響力がありますし…
ある程度第三者のチェックが正しくされている部分はあります。

しかし「テレビに出ているから、CMを流しているから大丈夫」というのは全く別の話です

細川
細川

お金があって多少信用力があれば出せるということですね。

メディアの構造を考えよう

メディアの構造を考えよう
安藤
安藤

一時期メディアに取り上げられていて、最終的には破綻した会社はたくさんあります。

そもそも考えていただきたいのですが…
「多額の広告費を払ってでも露出していきたい投資商品とは何ですか?」という話です。

基本的にいい投資商品は数をたくさん作れません。

ココザスは自分たちでやっているので分かりますが、メールマガジンを送るとそれで契約が埋まってしまいます。

世の中の全員に対して届けるほどの良い在庫はやはり作れません。

となってくると…
積極的にプロモーションをかけて売っていきたいものは微妙なものが多いと思っています。

細川
細川

広告費を回収するために業者や企業も宣伝を打つわけですものね?

そうなると投資のメリットというよりその企業の売上のメリットの方が多く考えてるのではないかと思いました。

「これを契約したらAmazonギフト券や商品券がもらえる!」といったものも同じような考えというか…

安藤
安藤

つまり現金同等物なので「お金をばらまきながら商品売るのはどういうこと?」という話ですよね。

ここまではその論調で話しました。
ただ反対意見もあるのです。

最終的には回収できる?

安藤
安藤

全ての事業者は営利目的でやっているので、企業の業績を上げるというのはもう当たり前の話だと思います。

そのために広告宣伝費を使うのはどこの大手もやってる話なのです。

Amazonギフト券に関しても、例えば最初商品を購入していただいた時にばら撒いて、赤字になるけども契約してもらう。

こんなことをやっている事業者は胡散臭い。
「詐欺なんじゃないか?」という方が結構多いと思います。

細川
細川

普通はそう思いますよね…

安藤
安藤

ただビジネスにはライフタイムバリュー(LTV)、顧客生涯価値という考え方があります。

1人のお客様が契約関係になった場合、その方が生涯にわたって当社に対していくら使ってくれるのか?
これがライフタイムバリュー(LTV)という数字です。

これとあとは顧客獲得単価(CPA)があります。
顧客を1件獲得するのに対していくらかかるのかという数字です。

安藤
安藤

LTVの方が上に行ってるのであれば、最初大赤字だったとしてもお客さんを増やしていくのは正しいビジネスのやり方なのです。

細川
細川

生涯的に大きくお金を落としてくれるというか…

最終的に回収できるわけです。

安藤
安藤

なのでこの1番有名で我々も知っているような事例でいくと、PayPayや上陸したばかりのUber Eatsもそうだったと思います。

ギフトを配りまくり「100億円あげちゃうキャンペーン」をPayPayがやっていましたよね?
彼らは毎年数百億単位の赤字を垂れ流しながら、もう今ではいつでも黒字になれるようなプラットフォームになりました。

PayPay

このような戦い方をしている不動産クラウドファンディングの会社もたくさんありますので、一概に広告費をかけてるからNGというわけでもありません。

ただ実際に我々がメディアでそういった情報を見た時に、それが信用できるかどうか?というのは他の部分をしっかりチェックしていかなければいけないのです。

注意するべきポイント

注意するべきポイント
細川
細川

よく著名人やテレビCMなどで売っている大きいクラファン系の投資商品もあったと思いますが…
そういった商品のどこに気をつければいいのかという部分はありますか?

安藤
安藤

今回はメディアの話をしているので、あのケースに関しても皆さんが知らない実態をお話できればと思います。

例えば誰がどう見てもポンジスキームのような、悪いことをしている会社があったとします。
でもメディアは報じないのです。

細川
細川

誰が見ても分かるのにどうしてですか?

安藤
安藤

誰が見ても分かるゆえに我々が取り上げたりしていますが、それでも大手のメディアが取り上げることはないのです。

その理由は、やはり確証がないことに対して何かを言ってしまうと訴訟されたり、損害賠償請求のリスクがあるからです。

大手のメディアはほとんどが上場しています。
上場しているということは会社は株主のものなのです。

例えば株主が「ここは怪しいんじゃないか?」と言って、報じたとします。
でもそれが違って訴えられ、そして実際に敗訴しました。

こうなると、その意思決定をした経営人は「株主代表訴訟」と言って今度は…

株主たちから訴えられるのです

なぜかと言うとお金は株主のお金ですから。
「なぜ我々の株主のお金から何億も何十億も損害賠償を払わなければならないんだ、この意思決定したのは誰だ」とその時の代表取締役が訴えられるのです。

なので色々なしがらみがあるのです。
だから一切報じられない。

実際にことが大事になって「これはもう確実だ」となったタイミングから各メディアが手のひら返すことよくありますよね?

細川
細川

「前はこっちの報道だったよね」というようなことは、ありますよね。

安藤
安藤

ついこの前まで「すごい新しい夢の街ができます」「マスタープラン」などと言っていたのに急に言い始めるわけですよ。

というのがこの世の中なので…

つまり何が言いたいかというと、我々個人投資家はメディアやマスコミの言ってることを一切信じることができませんという話なのです

細川
細川

企業に対して訴えられないような情報は簡単に出せるという感じですよね?

安藤
安藤

そうですね。

かつ、そこにお金が絡んでるケースがほとんどなので…
いい情報は企業側から持ち込まれていたりして、それを広告してもらっている感覚もあります。

つまり我々も金を頂いているお客様…
うちで投資してくださっているお客様が仮に芸能人だったとしてその方の闇を知ってたとします。
それをリークしませんよね?

細川
細川

はい、もちろんそうです。

安藤
安藤

お客様であり、お金をいただいているわけです。

我々は別に報道機関ではないので、それをリークしたところで何のプラスもありませんが、普通であれば誰しもができないと思います。
何らかの便宜がある以上、難しいのです。

これが日本や世界のメディアの状況です。

とある某経済新聞の内容を見ると、偏り狂っています。

細川
細川

それはどういう風に偏っているのですか?

安藤
安藤

とても高額な広告費をもらっているようなクライアントの不祥事には一切触れなかったり、小さく書くぐらいにしてなんとか公平性を保っていますが…

他の新聞だと一面に取り上げられるようなものを、端の方に書いてあるという有名な話です。
某経済新聞は完全にそうです。

それでもやはり公になってくると書かざるを得ないから書き始めて、その会社からの広告依頼は一切受けないようにします。

もうみんながそれぞれの立場で自分の利益を守るために必死なのです。

細川
細川

実際そうなっているのだなと思いますが…
冒頭のYouTubeやネット関係だと誰でも書けるわけですよね?

安藤
安藤

これも一緒で世の中の常識なので覚えておいていただきたいのですが、人は皆自分の利益のために動いてます。

これが大前提です。

なぜポンジスキームの会社の問題が公になってくるとみんなが騒ぎ始めるのかというと…
騒ぐことで広告収入が入ったり「〇〇先生が言ってることは正しい」「〇〇学長はすごい」となるので…

ネットで情報を発信してる方はインフルエンサー、つまり影響力のある方として有名になりたいわけですよ。

そういう方はそこに乗じてそのワードの投稿をしていくとアクセスが一気にくるわけです。
こういうのでYouTubeの収益を貰うのです。

その瞬間、手のひら返して弱ってる相手をさらにいじめる。
みっともないと思います。

細川
細川

マスコミなどから情報を得るのは難しいと思います。

安藤
安藤

正直難しいですよ。

有名な話ですが、よく海外でデモが起きますよね?

国会の広場の前などで多くの人が暴動を起こして火炎瓶を投げつけて、すごい感じで燃え上がっている様子が日本にニュースで伝えられるじゃないですか?

ただその広場に実際いた人からすると、その1台のカメラの前で火炎瓶で騒いでいるだけで…
その後ろでは普通にスーツのサラリーマンの方が通勤して何もない1日になっていることってよくあるのです。

細川
細川

それは「ニュースを作る」というような感じでしょうか…

安藤
安藤

ある意味情報っていうのは作れてしまうのです。

「ここが今こんな風に燃え上がってる」「大炎上している」っていう風になると選挙の結果とかに影響してきます。

つまり国民の意向を変えられたりするのです。
こういうことはたくさんあるわけです。

なのでメディアというのはそもそも中立ではなく、国や政治がうまいことコントロールしながら活用していくという流れが昔からできていたわけです。

投資チャンネルなので、あまりこういうことを言うのは良くないと思うので、政治の話はこの辺にしますね。

自分がするべきこと

自分がするべきこと
安藤
安藤

ではどうすればいいかと言うと結局…

自分の頭で考えるしかないのです。

どのように考えればいいかというと…
1番重要なポイントは世の中のいろんな情報の中から主観的な意見と客観的な事実を綺麗に切り分けましょうということです

細川
細川

主観的な意見と客観的な事実というのは、どういったものがありますか?

安藤
安藤

メディアが「細川創史は最近美味しいものを食べすぎて丸くなってきたのではないか」と報じてたとします。

それは意見なので、そうなった時に私は「細川創史は少し大きくなってきたのかな」と思ってはいけないのです。

私が見て「少しまた大きくなった」というのが私の意見です。
こんなことで物事を判断してはいけません。

私であれば細川創史の昨年と今年の健康診断の結果を見ます。

体重が何kgか知りませんが「何kg変わった」という事実、これは数字です。
なので、この数字のみを信じます。

ある年2倍になって、あまりにも増えていたとします。

その時は「細川さん体大丈夫?長生きできないよ」って言って、ちゃんとしたアドバイスができるのです。

細川
細川

2倍になっていたら、主観的な意見でも分かります。

安藤
安藤

要はそういうことなのです。

ポンジスキーム的な投資で、ある開発プロジェクトがあったとします。
「ここの土地でこんな建物を作るんだ」と。

「そこの土地で◯年後にこんなものが建ちます、毎年利回りを10%近く出します」と「おお、すごい!」と言ってみんな投資をしちゃいますが…
私がやることはシンプルです。

まず現場を見ます、今どうなっているのか?

今どうなっているのか?

「あれ更地だな」「あれユンボが2台あるな」「これ少しマズいんじゃないか」となりますが…
この「マズいんじゃないか?」も、あくまで意見なわけです。

※ユンボ|掘削用の建設機械で、油圧ショベル、パワーショベルなどと呼ばれている。

重要なポイントはそこのゼネコンは決まったのか?
要は工事を主体するのがどこなんですかと。

これが清水建設や鹿島建設であれば分かります。

でもよくわからない田舎の公務店がやりますとなった時、今度はその公務店と事業主の資本関係とかそういうとこも見ていくわけですよ。

その色々な事実、断片的な情報を全部合わせた上で自分が考える。
これは最後は主観になります。

だから事実を元に仮説を立てる、仕事のやり方と一緒ですね。

細川
細川

そうですね。

安藤
安藤

社会人になってから1番学んだことは、上長に報告する時に「今私が追いかけている〇〇様の〇〇という案件があります。多分月末までに入ります。」と報告をした時に「多分はいらないよ、事実を教えて。」と言われるわけです。

事実は「今日はアポイントでしたが、リスケされました。」「提案書を送って今1週間レスがない状態です。」などこれが事実です。

それを元にどう判断するかなのですが…
この主観つまり仮説を立てる能力は人によって精度が違います

基本は上長の能力が高いケースが多いので、集まった事実から「これは今月入らないな」と上長が決めるのです。

なので「欲しいのは事実だけ」と

ビジネスマンはよく言われますよね?
投資の判断をする時も全く一緒です。

なのでこれから投資を考える時に、何がどうなっているのかという事実を考えましょう。

「20年このスキームが続いている」という事実があったとすれば、安心と思っていいですよ。

細川
細川

それで本当に良いのですか?

安藤
安藤

重要なのは、会社が20年続いていること”スキームが20年続いている”ということは違うということです。

危ないプロジェクトはおそらく、4〜5年しか続いてないと思います。

以前ポンジスキームは3〜7年で終わりを迎えるという動画や記事をアップしました。
言いたいことはまさに今の話なんです。

例えば100年続いてた企業が101年目に何を血迷ったのか…
4代目・5代目の社長が「うちはポンジ会社になって私腹を肥やすぞ!」と決めたとします。

そこから3〜4年経った時、「104年の老舗企業、大正明治創業の会社がまさかポンジスキームなんてやるはずがない」とみんな思ってしまいます。

しかし、「そのプロジェクトをやり始めたのはこの4年だよね?」これが事実です。

つまり事実の取り方も大事です。

正確な事実を取った上で主観で判断していくこと。
自分で後は判断してくださいということですよ。

ネット・メディアの活用方法

ネット・メディアの活用方法
安藤
安藤

効果的なネットやメディアの活用方法にはオススメのやり方があります。

自分が「ここの媒体は信用できる」「このチャンネルはいいな」と思うところの情報は聞き、それ以外の情報は入れないことです

それ以外の情報は入れないことです

ただその見極めがもちろん大事です。
もう数年間見ていて「確かに正しいことを言っているな」と…

僕も「〇〇新聞はあの件にかなり早い時から触れてたな」など、そういうのを結構見ています。

その情報は「中立性が保たれてるんだな」と判断し、情報取ったりするのはよくやりますよ!

逆に広告記事ばかり取るようなメディアはもうエンタメとしてしか見ません。
このように信頼できるメディアをちゃんと見つけましょう。

信頼できるアドバイザーを持とう

信頼できるアドバイザーを持とう
安藤
安藤

あとはもう何度も何十回も言い続けていますが…
周りに相談できる人を置きましょう。

会社名は出せないことが多いですが…
色々な会社のサービスのレビューをしていて「もうすぐ来るんじゃないか」と「危ないんじゃないか」という話を過去にもやってきました。

プロなので、見ていたら分かります。

なので「この件どうなんだろう」「相談したいな」という方がいたら気軽に連絡をしていただければなと思います。

某あの件に関してもはっきり言って、うちの利益は何もないのです。

僕はいつも社会の公益性を考えているので「大事になったらまずいな」「少しでも多くの人が逃げ切ることができればな」とそういう思いを持って情報を発信しているので…

自社の商品を売るために他者を下げる。

こういうみっともないこと・格好悪いことは一切する気がありませんので、本当に気軽に問い合わせをしていただきたいです。

▼安藤義人 公式LINEアカウント
https://lin.ee/LsiKdKV
※ 友だち追加後にメッセージをお送りください

ありのままの事実をこれからも発信し続けたいなと思っています。

なので視聴者の皆様は我々の動画からの情報もそうなんですけども…
「こういう事実があるんだな」と。

こういう事実があるんだな

「では自分はどう判断しよう?」という風に、最終的には自分の判断軸・判断のスキルっていうのを高めていただく、これをやり続ける。

人生かけてやり続けるしかないと思います。

そういう風に捉えていただいて「某有名人が広告してるから大丈夫だ」という短絡的な思考を一旦リセットしていただければなと思います。

今回は「投資をする際のマスコミやメディアとの向き合い方」をテーマにお話しました。
ありがとうございました。

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