「3週間で身につく日本人が知らないお金の常識」 無料プレゼント!
家計簿が続かない最大原因4選
まずは、多くの方が落ちいる「家計簿が続かない」という背景に、どのような原因があるのでしょうか。
主な原因は、4つあります。
(2)費用の項目を細かく分類しすぎている
(3)全ての出費を完璧につけようとしている
(4)1円単位で残高を合わせようとしている
全ての項目に共通することは、「完璧さやこだわりを求めすぎてしまっている」と言えます。
これから家計簿を始めたい人、一度失敗した人も含めて、失敗の原因がわかっていれば継続にもつながるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。
(1)家計簿をつけること自体が目的になっている
一つ目は、家計簿をつけること自体が目的になってしまっていることです。
家計簿は、本来「無駄遣いを減らして節約する」「貯金を増やして趣味の旅行に行く」「家計の収支をみえる化する」などの目標や目的があるはずです。
家計簿を始める時に具体的な目標や目的が決まっていなくても良いですが、継続していくためには目標を明確にしておくことが大切です。
もし、家計簿自体が目的になっている場合、「今日は疲れているから」「少しくらい記載しなくてもいいだろう」などを理由に徐々に家計簿から遠ざかってしまいます。
家計簿を始めようと思ったきっかけや、家計管理や改善を通じてどのような目標を達成したいかといった最終ゴールをしっかり見つけておくことが重要になります。
(2)費用の項目を細かく分類しすぎている
二つ目は、家計簿に記載する項目を細かく分類しすぎていることです。
記載する項目を細かく分類しすぎてしまうと、家計簿をつけるのに多くの時間が取られてしまう可能性があります。
例えば、「食費」とざっくりと管理する場合と、食料品・飲料水・お酒・お菓子などと詳細に項目を分けて管理する場合を比較してみてください。
食費を一括りにすることでレシートの金額をそのまま記載すればいい反面、細かく分類した場合は再度項目ごとに計算し直して記載する必要が出てきます。
細かすぎる分類は手間を増やすことにつながり、時間や労力の観点から三日坊主につながる原因になってしまいます。家計簿においては、項目を詳細に分類することより、継続することの方が大切です。
もし、詳細な項目まで管理したいという人は、家計簿をつけることにある程度慣れてきた頃やアプリなどの効率的なツールの活用を検討しましょう。
(3)全ての出費を完璧につけようとしている
三つ目は、日常生活で使用した全ての出費を完璧につけようとすることで、めんどくささが生じて継続できない原因となってしまいます。
例えば、自販機での飲み物代や交通ICを含む交通費など、レシートがもらえないケースや計算が複雑になりかねない費用などが考えられます。
これらの出費を全て把握するとなると、その都度メモを取ったり、出費の内容を振り返る必要があります。これらを毎日実施すると考えると、面倒に思う方も多いのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、家計管理を行う上では、家計簿を継続してつけることが重要です。初めのうちは、出費の大きいものは確実に記載することに重きをおいて、家計簿をつけるようにすると良いでしょう。
(4)1円単位で残高を合わせようとしている
最後は、月末などでの収支や残高を1円単位で合わせようとすることです。
三つ目でも紹介したとおり、1円単位で残高や収支を合わせようとすると出費を完璧に管理する必要があります。しかし、完璧に把握するためには、日々の労力やストレスがあるため、うまくいく人は少ないと言えます。
また、収支が合わないことで、「自身の管理が悪い」「もっとしっかり管理しないといけない」などといったストレスにつながります。このような苛立ちは、家計簿を継続できない原因になります。
毎月の収支や残高を1円単位で合わせようとするのではなく、ざっくりとしたお金の流れを把握することを最初のゴールと設定してみましょう。
全体的な収支やバランスを管理することで、節約すべき項目や見直すべき項目などの発見につながるでしょう。
家計簿を継続する5つのコツ
家計簿が続かない4つの主な原因をご紹介しました。
この章では、その原因を解消した上で、誰でも簡単に家計簿を継続するための5つのコツをご紹介します。家計簿が続かなくて悩んでいる人は、次の5つのコツを試してみてください。
<家計簿を継続する5つのコツ>
(2)家計簿をつける項目を大まかに設定する
(3)家計簿を定期的に見直す習慣を作る
(4)利用明細が残る支払い方法を活用する
(5)自分に合った家計簿ツールを見つける
(1)家計簿をつける目的や目標を明確にする
家計簿をつける目的は、一般的に家計の収入と支出のバランスを記録して見直すことです。
一方、上記のような当たり前のような目的では「家計を見直すことで何を達成したいか」という目標がないため、途中で家計簿をやめてしまうことになる可能性があります。
そのため、「家計簿によって無駄な出費を節約する」「家計の貯蓄額を増やすために見直す」「子どもの教育費を貯める」などの具体的な目標を立てていくと良いでしょう。
さらに、目標を設定する時には以下の3つを明確にしておくことで、モチベーションを高く維持しながら家計簿を継続できます。
2:期限 いつまでに
3:金額 いくら貯めるか
目的や目標が具体的であるほど、家計簿を継続する原動力につながります。一度家計簿を断念した方でも、今一度目標を達成するためのツールとして家計簿に取り組んでみましょう。
(2)家計簿をつける項目を大まかに設定する
家計簿を始める際は、家計をざっくり把握するために項目数を減らして開始することがおすすめです。
最初の段階から、細かな項目を設定してしまうと、仕分けの手間や煩雑さによって継続が困難になりがちです。
最初のうちは、支出の大部分を占めるであろう以下項目を押さえておくだけで十分です。一例として、5つの管理項目を以下にご紹介します。
家計簿を始めたタイミングでは、詳細な金額を把握することではなく、ざっくりとした項目分類でも良いので継続することが大切です。
ある程度の家計簿の継続習慣ができた場合は、必要に応じて項目数を増やすなどすることでより詳細な家計管理から出費などの節約につなげることも可能です。
家計簿の項目を増やす場合は、家計の中でも出費が多い項目や特に見直しが必要と考えられる項目を優先的に検討することがおすすめです。
(3)家計簿を定期的に見直す習慣を作る
家計簿をつける目的を達成するために、定期的に家計簿の内容を見直し、改善することが効果的です。
繰り返しになりますが、家計簿をつける目的は「無駄な経費を減らしたい」「節約して貯金を増やしたい」といった家計の改善がゴールです。そのため、家計簿をつけるだけではなく、家計の状況に応じて改善の箇所などを分析することが大切です。
家計簿の見直しの頻度は、月1回程度がベストでしょう。手作業や手入力で家計簿をつけている場合は、月末などの家計簿の作成が終わったタイミングで、当月の家計内容を確認、分析することをおすすめします。
例えば、各項目の収支を見直すことや前月と比較することによって、無駄な支出や赤字の原因が見えてくることがあります。その原因を翌月以降に改善することで、節約効果を得ることができ、家計簿の継続のモチベーションなどにもつながります。
家計簿は、単に収支を記入して満足するものではなく、家計における”気づき”をもたらし、家計の改善のきっかけを与えてくれるため、継続してつけていくことが大切です。
(4)利用明細が残る支払い方法を活用する
家計簿は全て自分自身でつけるのではなく、利用明細が残る支払い方法を活用することでその手間を省くことができます。
例えば、固定費や日用品などの支払いをクレジットカードを利用することで、1ヶ月間の利用明細をまとめて確認することができます。現金支払いの場合などは、都度レシートを保管しておく必要があるため、それらの手間を省くことが可能です。
また、この方法を利用する際のコツは、クレジットカードなどを利用できる場面をあらかじめ決定しておくことです。クレジットカードは、カードによって利用金額の0.5〜1%程度のポイントが付与されるなど、お得に買い物ができることもおすすめな理由の一つです。
なお、注意点として、リボ払いなどの分割払いは手数料が発生するため極力利用しない事を押さえておきましょう。
さらに、最近ではスマホ決済(QRコード決済など)も普及しており、多くの店舗等で利用が可能です。スマホ決済もクレジットカード等と同様、「いつ」「どこで」「いくら」利用したかをスマホ内で確認できます。
利用明細が残る支払い方法は、買い物の記録や支出内容をまとめて簡単に管理できるため、積極的に活用する事をおすすめします。
(5)自分に合った家計簿ツールを見つける
家計簿のつけ方には、いくつかの種類があるため、自分に合った家計簿ツールを選択することが継続する上では大切です。
ストレスなく継続できるおすすめの家計簿ツールをいくつかご紹介します。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分で続けられそうなツールや方法を選んでみましょう。
1:家計簿アプリ
2:エクセル家計簿
3:手書き家計簿
1:家計簿アプリ・・・スキマ時間にスマホで簡単入力ができる
家計簿をつける上で最もおすすめなのが、家計簿アプリの活用です。
家計簿アプリは、使ったその場やスキマ時間を活用して場所を選ばず記録することができます。そのため、煩雑なレシート管理や月末のまとめての記載など、忙しい人でも続けやすい特徴があります。
金額と支出項目を入力することで、アプリが自動計算、グラフ化などによって収支を簡単に可視化・分析してくれます。また、レシートを撮影するだけで、家計簿に反映されるもの、クレジットカード、銀行口座と連携して自動反映されるものなど多種多様なアプリがあります。
忙しい人や手書き等で家計簿をつけることがめんどくさい人などにとっては、ぜひ家計簿アプリの利用がおすすめです。
2:エクセル家計簿・・・オリジナルな項目管理ができる
Excelを活用した家計簿は、項目を自由にカスタマイズできることからオリジナルな家計管理が可能です。
将来的にはより詳細な家計管理や項目管理を目指している場合などは、既製の家計簿ではできない自由な項目追加などがエクセル家計簿では実現します。また、Excelの表計算機能を活用することで、収支などを簡単かつ正確に計算することができます。
一方で、ある程度のExcelに関する知識が必要となるため、パソコンが苦手な人やパソコンを持っていない人には向かないツールかもしれません。
現在では、無料でダウンロード可能な家計簿のフォーマットなども多く公開されています。初めのうちは、既存の書式やフォーマットを活用して、慣れてきたら自身で項目の増減をカスタマイズしてみるのが良いでしょう。
パソコンやExcel操作に慣れている人や細かな家計管理を目指している人は、ぜひ活用してみてください。
3:手書き家計簿・・・振り返りをじっくりできる
スマホやパソコン操作にあまり自信がない人は、手書き家計簿がおすすめです。
手書きといっても、最初のうちは上記で挙げた5項目程度をメモを取る感覚で始めることで継続しやすいでしょう。
手書き家計簿の最大のメリットは、1つ1つの項目を手書きでつけることで支出の振り返りをじっくりすることで支出の問題点や無駄遣いの実感などに気づきやすくなります。
さらに、書くことによって使った費用が記憶に残りやすいことで、次月以降の節約行動などにつながりやすい特徴があります。
一方で、手書きが故に、支出内容を自分で計算しなければいけないこと、支出項目が多い場合は書くこと自体が面倒になってしまうことなどがデメリットとして挙げられます。
書くこと自体を楽しめるマメな人や日記帳の代わりなど楽しみながら家計簿をつけれる人などは、手書き家計簿の活用がおすすめです。
家計簿を継続するためのおすすめ項目一覧
家計簿をつける目的は、家計の収支を見える化することで問題点や無駄遣いの改善のきっかけを見つけることです。
そのため、家計簿上でしっかりと把握しておくべき項目を押さえておく必要があります。ここでは、家計簿を継続する上で押さえておくべきおすすめ項目をご紹介します。
なお、家計簿をつける上で優先すべき項目は、「固定費」の次に「変動費」を管理すると良いでしょう。
家計簿を本気で続けたいなら専門家への相談も1つ
ここまで家計簿が続かない原因や継続するためのコツをご紹介してきました。
しかし、家計簿を作成するにあたって、実際に自分に合った作り方がどれなのか、手っ取り早く家計管理や問題点を把握したいと思う方もいるかもしれません。
そんな時は、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーへ相談することをおすすめします。ここでは、ファイナンシャルプランナーの特徴やおすすめの相談先を紹介します。
(1)ファイナンシャルプランナーが解決できること
ファイナンシャルプランナー(以下、FP)とは、家計のホームドクター、お金のかかりつけ医とも呼ばれています。
その理由は、FPの相談範囲が、資産形成、保険、ローン、教育資金、老後資金、相続などと幅広い分野に及ぶためです。
具体的な相談のタイミングの一例は、以下のとおりです。
・子育てを始めるとき
・貯蓄の効率をあげたいとき
・老後のことを考えはじめたとき
・健康が気になったとき
・資産の活用方法で悩んだとき
・固定費を見直したいとき
つまり、FPは生活する上でのお金に関する問題を総合的に解決し、相談者が目指す生活を実現できるようサポートをしてくれると言えるでしょう。
実際にFPに相談することで解決できる代表的なものを、以下に5つご紹介します。
・教育資金などの個別イベントのシミュレーション
・生命保険の見直し
・iDeCoやNISA等の優遇制度や資産運用の提案
・家計管理における助言・提案
※FPが解決できないこと※
FPは、お金に関する幅広い相談に乗ってもらえるメリットがあります。一方で、税金の制度の説明はできるが、具体的な税額の算出などの業務はできません。
また、資産運用や生命保険に関する相談をした場合、具体的な個別商品の契約までできないことがあります。
前者は「税理士」の独占業務であり、後者は「生命保険募集人」などの別途登録等が必要になるため、相談したFPによっては解決できない場合があるため注意が必要です。
(2)お金の専門家ーココザス株式会社ー
ココザス株式会社は、FP相談満足度、サポート満足度などで高い評価を獲得している独立系FPが所属する資産形成コンサルルティング会社です。
以下に当てはまる人は、一度無料セミナーや相談問い合わせをしてみることをオススメします。
・自分に合ったFPがわからない
・数多くいるFPから選ぶのがめんどくさい
・まずはFPへライフプランの相談をしたい
特徴1:金融の有資格者であるプロのコンサルタントが対応
相談者に寄り添った最適な提案を可能にするため、金融関連の有資格者が多数在籍しています。
また、資格を保有するだけではなく、著名なイベントや講演会など多数の登壇実績を有しており、最新の専門性の習得及び相談実績の蓄積があるコンサルタントが対応してくれます。
特徴2:お金の悩みを網羅的に相談・解決
単なる相談事業ではなく、ライフデザイン事業として資産形成・テンショック・住宅・不動産領域までと幅広く一社で解決することができます。
お金に関する相談を複数のFPや企業に相談するとなると非常に手間がかかりますが、ココザスではワンストップでお金の悩みを相談・解決することができます。
特徴3:長期的なフォロー体制
相談者の人生をともに考えるパートナーという仕組みのもと、単発ではなく初回相談から継続的なアフターフォロー体制を構築しています。
中長期的なフォローが行われることで、実際のシミュレーションとライフプランに乖離が発生した場合など、迅速に対応することができ、安心して対応することができます。
短期的な会社の利益ではなく、本当に相談者に寄り添っていないとできない対応です。
まとめ
本記事では、家計簿が続かない原因4つと誰でも継続するための5つのコツをご紹介しました。
今まで家計簿が続かないと悩んでいた人、一度家計簿の作成を諦めていた人にとっては、なぜ続かなかったのかを理解できたのではないでしょうか。
家計簿は家計の収支のバランスを把握するために必要不可欠なツールであり、ある程度の期間を継続することでその効果を発揮することができます。
そのため、初めから完璧を目指したり、1円単位での細かな家計管理を行うのではなく、ざっくりでも数ヶ月単位で継続できる自分に合った方法を見つけて続けることが重要です。
そのためには、「節約をする」「教育費を貯める」といった家計簿をつけることの目的を明確にした上で、取り組むことが大切だと言えるでしょう。
本記事の継続を阻む原因と継続するためのコツを参考に、自身の家計における目的を達成するために家計簿を最大限活用してみてはいかがでしょうか。
また、 「どのように家計管理をしたらいいか知りたい?」「ライフプランのシミュレーションに関する相談に乗ってほしい?」という人は、ぜひココザス株式会社へお問い合わせください。
専門のコンサルタントがあなたの疑問や質問に適切かつ丁寧にお応えいたします。あなたの人生をより良いものにするために、一歩踏み出してみませんか?