安藤が使っているクレカ第2弾!JCBザ・クラス
前回「Marriott Bonvoy ® アメリカン・エキスプレス ® ・プレミアム・カード」動画や記事を公開しましたが…
たくさん反響の声をいただきました。
そこで「社長が使ってる他のクレジットカードの話も聞きたいな」という声があったので是非教えていただきたいです。
複数枚使っているのですが…
このカードを知っていますか?
いや…何でしょう…
これはJCBの最上級ブラックカード。
インビテーション経由でないと手に入らない…
インビテーション経由とは、どういうことですか?
要は招待状です。
新規で申し込みをすると作れるわけではなく…
JCB関係のカードを使っていると、ある時に「よかったらザ・クラスを持ちませんか?」と招待状が届きカードが届くというような、いわゆるステータスカードです。
どうやって手にするの?と言うと、JCBのこれよりも下のカードで実績を積み…
社長はどのぐらいの実績を積んだのですか?
確か2015年ぐらいに「JCBゴールド」というカードを作りました。
その後に「プラチナ」という最上位ラインが2018年にできたので、今までの実績があったので新規で申し込みをして、そのカードを取得しました。
そして、そこから毎年使い続けて…
2022年の年末にようやくインビテーションが届いたので、プラチナでも5年間修行していますね。
かなり時間がかかりました…
2022年にいきなり「ザ・クラスを作りませんか?」といきなり招待状が届いたのですか?
JCBのMyJCBという自分のページがあります。
そこに「ザ・クラスいかがですか?」というような表示がパッと現れて…
これは嬉しかったですね。
それまでほとんどの支払いをJCBに集めていました。
ようやく手に入ったので、今はその支払いのほぼ全てを「Marriott Bonvoy ® アメリカン・エキスプレス ® ・プレミアム・カード」に移しています。
動画で確認したい方はこちら
ザ・クラスの特徴
ザ・クラスはどんなカードなのですか?
ポイント還元率は色々な要件を加味して1.5%くらいと言うのです、実際は0.5%です。
あまり高くなくないのですね…
そうなのです。
正直ここだけで考えたら全然作る意味がないのです。
年会費も55,000円だったと思いますが、それなりにする。
しかし、それでも目指す人がたくさんいるカードです。
それには理由があって…
あと、このカードをこうして見せられるのは、カードの番号が表面に書いていないからです。
裏面にありますが、すごくすっきりしてるデザインで、みんな「これがいいな」というので目指してる。
ただ内容が全くないわけではなく…
ザ・クラスだけの特典もたくさんあります。
概要をざっとお伝えすると…
他にはザ・クラスのメンバーズセレクションがあり、年に1回好きな商品をもらえる「カタログギフト」が届きます。
次に「グルメベネフィット」と言って、レストランで所定のコースを頼むと2人のうち1人分が無料になります。
結構お得にいいお店に食べに行けるのです。
後は「JCBプレミアムステイプラン」と言って、旅館ホテルに特別料金で宿泊できる。
他にも旅行保険があり、1億円ぐらい付いています。
「プライオリティパス」と言って、世界中のラウンジが使えたりもします。
色々とありますが、元々はJCBのザ・クラスを何のために手にするか?たった1つの理由があったのです。
東京ディズニーランドの中に「クラブ33」という会員制のレストランがあります。
そのレストランで食事ができる特典がその1年に1回送られてくるカタログギフトの中で選べていたのです
これはスゴイことで、普通の人では入れないレストランです。
JCBがスポンサーをやっている関係で、クラブ33の特典を付けていました。
しかし、2019年3月の発表を最後にザ・クラス経由の予約プランが取り扱い終了ということで…
これの改悪が非常に大きく、結果「ザ・クラスを頑張る理由がなくなった…」という人も多かったのです。
今となっては「じゃ何がメリットなの?」みたいなところは少し分かりづらいカードではあります…
非公開の取得条件を考察
社長は過去に他のJCBカードをたくさん使って頑張ってインビテーションが届いたということでしたが…
どういう人にこう届くのでしょうか?
「開示されていません」というのが回答になります。
昔はインビテーション式ではなく、ゼロベースで申し込みができたみたいです。
その時の審査条件がJCB側から公表されていたようなのですが…
年齢が40歳以上、年収が1,200万円以上。
勤続が10年以上の役員や管理職で、自営業の場合(私みたいな社長業も多分一緒だと思いますが…)創業10年経っていないと申込みができません。
他には、JCBのカードを3年以上保有していて、年間の決済額は100万円以上を2年連続。
決済の額は非常に少ないイメージですね。
今は違うと思います。
年齢40歳以上という条件は、実際私が持っていますし…
多分、30歳以上というのもなさそうです。
私以外にも周りに持っている方が何人かいますが、私みたいな自営業者は取得しづらいカードだなという印象があります。
会社に務めている年収800万円ぐらいのサラリーマンの方で、年間200万円の決済を3年ぐらいやったタイミングで届いた方がいます。
その方は私よりも先に手にしていました。
元々営業年数10年以上の社長みたいな風に書かれているくらいなので…
若い会社に対して結構厳しいなというのが、勝手に私が感じている印象です。
特典とメリット
今私が言った話の中だけでいくと…
「券面が黒くてかっこいい」ことぐらいしか良さが伝わってないはずなので…
ここから良さを伝えていきますね。
私がいいなと思っている要素が「特別な体験をできる」というところです。
特に面白い機能があり、MyJCBというサイトがあり、ここにログインします。
そうすると「ザ・クラス」と、持っているカードが表示されています。
「JCBザ・クラス会員サービス」があり…
例えば「グルメベネフィット ディナーコース コトブキ」を頼むとします。
2人で42,0000円のコースを頼むと、2人でこの金額で食べられます。
そこそこ良いお店に会食で行くような方、そうなると結局ビジネスオーナーや社長が多いと思いますが…
そういう人がこういういいレストランに行けます。
これがまず1つのメリットです。
それ以外に私がよく使うサービスが…
同じくグルメ優待なのですが「ひとさじ」というサービスをよく使います。
会員制や紹介制で普通は入れないような住所が非公開のお店の予約が取れるのです。
銀座の会席屋を使わせていただいたことがあります。
本来なら会費が30万円か50万万円くらいするところだったのですが…
それをかけずに会員価格で行けるので、こういうお店にザ・クラスパワーで行かせてもらいました。
1回行けばその後は直接予約が取れたりもするので…
こういったグルメ系のサービスが結構いいんじゃないかな?と感じています。
こういうサービスを使いながら「特別な体験をしましょうね」ということが、ザ・クラスで得られる1番の価値かな?と思います。
もう1点は「コンシェルジュデスク」がある程度ちゃんとしています。
少し前にモンゴルからお客様たちがいらした時に、月島のもんじゃ屋さんを予約しましたが…
あのお店もJCBのコンシェルジュにお願いして予約してもらいました。
そんなに高級というお店ではありませんでしたよね?
そういったお店とかも本当に何でもやってくれるのです。
なので、JCBのザ・クラスを好きで狙ってる人以外取得することがないカードで…
手に入ったらこういったケースで使う方が多いのではないでしょうか?
招待されたのに審査落ちがある…!?
さっき見せてもらったページに招待状が届いたのですか…?
あのページにパッとポップアップが出るようなイメージでした。
その後郵送かメールの案内が来て届くのですが…
少し注意点があります。
インビテーションが届くと、そこから申し込みをします。
なぜなのでしょうか…?
多分、機械で判定をして、何かをクリアした人に対して表示されるようなアルゴリズムになっていると思うのです。
なので、実際エントリーが来た後に名前で検索したり…
例えば犯罪歴があるとダメなので、こういうのを調べた上で返しているのだと思います。
年明けの1月頃は、去年のザ・クラスがちょうど配り終えたぐらいのタイミングです。
確か9月15日までの利用が10月10日の支払い分になるのですが…
10月10日の支払いが完了したところの金額、これを持って10月の下旬ぐらいまでの間に選定作業をして…
11月中にインビテーションを届けるような流れが決まっていたと思います。
ただ最近の傾向で言うと、12月中とかにインビテーションが届き、でそこからエントリーして…
私も1月に届いたかな?と思います。
ポイント還元率
JCBカードを使ってると「オキドキポイント」というJCBの中で使えるポイントが貯まるのですが、それの還元率があまり良くないという話を先ほどしました。
これは1年間の決済額によってマリオットボンヴォイのようにステータスが渡されるのです。
300万円以上決済するとロイヤルアルファプラスになり…
100万円以上の決済だとスターアルファプス。
もう私とか取得を目指してた最中は当然ロイヤルアルファプラスで300万円以上使っていたのですが…
ここを3年ぐらいやると、ザ・クラスが貰えるというのが1つの通例だと思います。
ここを達成するとどんなメリットがあるのか?と言うと、次年度のポイント還元率が良くなるのです。
本来1ポイントしかもらえないところが1.7ポイントもらえるのです。
それはいいですね。
100万円以上決済しているスターアルファプラスだったとしても60%なので…
仮に300万円を利用した場合、5,100ポイントが戻ってきます。
JCBの中のこの1ポイントは円換算すると3円の価値です。
なので5,100ポイントというのは15,300円の価値になります。
つまり0.5%キャッシュバックみたいな、そういう話です。
ポイントアップされた上でこれだけ低いので…
安藤オススメのポイントの使い方
社長は実際、ポイントをどのように使っているのですか?
ポイントが今はほとんどありません…
「725ポイント」となっていますが、ポイントを変えたばっかりなのです。
何に変えたか?と言うと「JCBのギフト券」です。
47,000ポイントぐらいだったので、15万円分ぐらいなのですが…
JCBのギフトカードで言うと23万円分ぐらい手に入るので、同じJCBグループだからお得なのでしょうか?
正直マイルは別のアメックスカードでマイル交換する方が還元率が高いので、わざわざJCBのポイントをマイルにしようという意識はありません。
僕はワインが好きなので、JCBの中のリストを見るとワインが全然なかったので…
それをそのまま支払いに当てるってやり方もありますが、面白くないなと。
そこで見たらJCBギフトカードだと23万円分だったのです。
この23万円のギフト券を街のチケット屋に持って行って売却すると、恐らく21万円〜22万円分ぐらいの円に変わるのです。
私のポイントはこのように消化しました。
マイル還元率も別に良くないしですし、ポイント交換も微妙です…
では、そもそもザ・クラスってどうなのか?という話なのです。
前回のマリオットボンヴォイの動画や記事を公開したときは「私も作ってみようと思います!」など、動画のコメント欄が結構盛り上がりました。
しかし、ザ・クラスに関しては「え、こんなの誰がいるの?」と多分書かれます…
これは皆さんの感覚が正しく、合理的な考えの人は狙う必要がありません。
ザ・クラスだからこそ得られるメリットが今は特にないのです。
グルメ系の話で言うと、ダイナースの方が強い。
飲食店の予約にすごく特化しているので、別に「ザ・クラスだからここが取れる!」ということがあんまりないのです。
一応ザ・クラスを持っているのでグルメベネフィットで半額にしたり、日本中の予約が取れないお店に行ってみようかなと…無理やり使ってる感じです。
あとはカタログギフトに関しても、色々な商品が手に入りますが…
フランスのブルゴーニュワインや、ザ・クラスのグラスがあって、日本の地方の職人が手作りでガラスを刻んでいくというのがあったので、それにしました。
発注から4ヶ月後に届くらしいので、今待っているところです。
マリオットボンヴォイは年会費の5万円が無料宿泊権に変わるので、宿泊のお金を考えると価値があるなと思ったのですが…
ザ・クラスのグラスを貰っても…
価値が分かりにくいですよね…
それを考えても「何がメリットなんだろう?」という感じはしますが…
僕はアメックスのプラチナの上のセンチュリオンカードは持っていません。
まだ目指して行こうとも思っていません。
年間で数千万円を使わなければいけないようなので…
その時が来たら取得しようかなと思っています。
センチュリオンを除くと僕の中では結構取得が難しくて、頑張らないといけないカードがザ・クラスでした。
まさに「修行」という感じですね。
修行したい方はザ・クラスを狙ってみてください…!
しかし、年会費の55,000円の回収の仕方もイマイチないので、解約する人っていうのも結構多い。
実はザ・クラスってそんなカードなのです。
しかし、ザ・クラスは、なぜか強烈な信者がいるカードなんです。
いま一生懸命追いかけてる方が多分、この動画や記事を見ていただいてると思いますので。
取得までの道のりで悩んでる方がいらっしゃれば、リアルな声をお話することができるので…
ぜひLINEからご連絡いただければと思います。
今回はJCBの最上位カードである「ザ・クラスの紹介」をさせていただきました。
ありがとうございました。