NISA貧乏とは投資ミスなのか?

今回は資産形成チャンネルをご覧の視聴者様からのご質問です。
NISA制度を使って投資をしようという熱量が高くなりすぎて、生活が厳しくなってきたのですが、どうしたら良いですか。
「投資をやらないと」という強迫観念のようになっている方からのご相談ですね。
それが「NISA貧乏」って言うんですか。
NISA貧乏とは、投資を優先するあまり生活費や手元資金が不足してしまう状態を指す言葉です。 新NISAの普及とともに、SNSなどでも使われるようになりました。
NISA貧乏って、聞きますよね。
私は、それで良いのではと思うのですが……。
結論:キャッシュ貧乏はOK

投資貧乏でもOK、ということですか。
現金貧乏なだけでしょう。
貯金をほとんど投資に回してしまっている状態は、悪く無いと思っています。
投資貧乏というのは本当に貧乏ということではなく、すぐに引き出せる現金が少ないということです。
だってNISAって税優遇の仕組みのことですよね
NISAという制度を使って、株式や投資信託みたいな換金性が高い、流動性の高い資産を持っているわけです。
投資信託ならだいたい2営業日くらいで口座に現金として戻ってきますし、別に良いじゃないですかと思います。
お金がなくなったら、利益が出ている株や投資信託を一部解約すれば良い話なので、キャッシュ貧乏で良いんですよ。

▼動画で確認したい方はこちら
NISA貧乏は問題なのか?本当に注意すべきポイント
「NISA貧乏」という言葉を聞くと、投資にお金を回しすぎてしまう危険な状態のように感じるかもしれません。
しかし、必ずしも悪い状態とは限りません。
重要なのは「生活費を削ってまで投資しているかどうか」です。
例えば、生活費を確保したうえで余ったお金をNISAで運用している場合、手元の現金が少なくても大きな問題にはなりません。
投資信託や株式などの金融商品は比較的流動性が高く、必要になれば売却して現金化することもできるためです。
例えば手取り20万円の方がいるとします。
家賃や生活費で10万円くらい使って、残り10万円が毎月手元に残りますよね。
これを全部NISAの枠に入れても問題ないということでしょうか。
娯楽に誘われても「行けるお金はもう全部NISAですぐ引き出せません」みたいな。
それを10万円まるごとNISA枠に入れる、でも全然問題ないと思います。
一方で洋服が好きで、毎月1回デパートで買い物するのが趣味という方なら、3万円は残して7万円をNISAにすれば良い。
娯楽の範囲であれば、全部NISAでも問題はありません。

一方で、次のような状態になっている場合は注意が必要です。
このような場合は、投資額を一度見直すことが重要です。
資産形成は長期的に続けるものなので、生活を圧迫するような投資は本来の目的から外れてしまいます。
今回の質問の方みたいに「生活がきつくなってきました」「苦しくなってきました」ということであれば、あまりおすすめしないですよね。
生活が苦しいというのが、固定費の10万円のところに手をつけてしまっているのであれば、投資額を減らしてくださいという話です。
ただ、現金ってギリギリで良いのではないかな、と私は思っています。
私もそうですよ。
いつもギリギリで「個人のお金、ないな」と思っています(笑)。
あっても使ってしまう使うくらいなら、投資に回した方が良いと思います。
「きつくなってきた」の度合いにもよりますが、とりあえず生活ができているなら、限界ギリギリのラインまでキャッシュ残高は低めにして、すべて投資に回す、そのままで良いと思いますね。
心配な方は、生活防衛資金はこのくらい貯めましょうという指標があるので以下の記事を参考にしてみてください。
▼ 合わせて読みたい
NISAの「制度」と「商品」の違い
でもこの方だと、すべてNISAに回しているようなんですけど、それはどうなんですか?社長として。
そもそもNISAって投資商品というわけではないですよね。税優遇の仕組みです。
「全て金融商品で大丈夫ですか?」という質問なら、全然そんなことはないと思います。
大きく分けると目に見えない金融資産と、実物資産の不動産があります。
実物資産の中にも、トランクルームや太陽光発電などいろいろあると思います。
投資先については、色々やった方が良いと思います。
分散していくべきです。

なぜ分散するべきかというと、今、金融商品の価格が伸びていますよね。
日経平均も「5万円行くのか?」と盛り上がっていたのが、2026年3月には5万8,000円を超えました。
こんな早いペースで上がっていくとは、数年前はほとんど誰も予想していなかったと思います。
そして、この上昇相場が反転する時期は来るわけです。
そうなった時に金融商品一辺倒だと、毎年毎年、資産が目減りしていく可能性があります。

最近もニュースで、国内の運用機関の「お預かり残高」が1,000兆円に突入、みたいな話が出ていましたね。
今まで株式投資をやってこなかった方が、NISA制度の拡張などによってたくさん始めるようになりました。それは伸びますよね、という状況ではあります。
ただ投資の基本は分散なので、投資信託一辺倒ではなく他のものにも分散した方が良い、というのがまず私の意見です。
投資の目的は「お金を増やすこと」だけではない

そもそも皆さん、何のために投資していますか?
将来の備えだったり、お金を増やしたい、そういう考えじゃないでしょうか。
でも、お金を増やすためにやるべきことって、別に金融投資だけじゃないと思うんですよね。 ワインを飲みに行くとか、旅行に行くとか。
それ、どっちもお金使いませんか。
一見「使う」ように見えるんですけど、人生単位で言ったら大きなリターンがあるわけです。
自分磨き、みたいなことですか。
人脈だったり、自己投資の一環ですね。

これ、本当に大事だと思っていて、僕はずっと「一番の投資だな」と思っています。
生き方の違いもありますけどね。
給料が決まっている立場で、高級なワインなんか飲んでいたら苦しいだけ、という人もいるでしょう。
でも、将来独立するとか、今自営業ですとか、歩合の営業ですという方は、自己投資のレバレッジがものすごく効きますよね。

普通の会社員の方も、経験に投資することは大切だと思っています。
人生は短いです。
2,000万円貯めてから趣味や旅行を楽しもうと思っていて、いざその年齢になると体が動かない…などの状態になれば本末転倒です。
以前投資と浪費は違うという話をしました。
経験投資も立派な投資です。
みなさんには浪費でなく投資を選択するという思考をぜひ身につけていただきたいと思います。
▼ 合わせて読みたい
自己投資はコントロールできる“最強の投資先”

ふと思ったんですけど、自己投資をするって、自分なのでどうにでもできるのかなと。
自己投資って、全部コントロールできるから、伸びしろが無限大なんですよね。
どれだけ伸びる会社を投資家として探せたとしても、限りがあるじゃないですか。
でも自分の未来は無限大なので、私があまり金融商品に資産を振り分けないのは、自分に投資するのが一番良いからです。
なので、旅行もワインも全部投資です。
例えば旅行の話で言うと、私は散々旅行に行ってきましたし、旅行系のサービスもいっぱい買ってきました。
それが全部、大きなリターンになって、今、COCO VILLAというビジネスをやっているわけじゃないですか。

COCO VILLAビジネスが会社にもたらす利益を考えたら、今まで使ってきた旅行代の何千倍か、超えていそうな気がしませんか。
本当に、そう思います。
これからも伸び続けるわけですからね。
そう考えると、やっぱり自己投資って良いな、というのが、起業家や個人事業の人の生き方なんです。
起業家や個人事業主の立場なのに投資をやっている人を見ると、そこに時間を使っている事実に正直引きます。
「自社のこと考えろよ」と思います。
そんなお金があるなら、従業員の給料を増やせば、と思うこともあります。
社長は、個人のお金も会社にフルベットしてやるべきだと思いますよ。
資産形成は「金融資産×実物資産」の組み合わせが基本

話を戻して読者向けにいくと。
最近「NISA貧乏」という方が増えているみたいですが、金融商品一辺倒はちょっと危ないのでは、と思っていて。
うまく商品を振り分けましょう、ということですね。
どのような商品に振り分けるかというと、やっていない方は、やっぱり実物資産の不動産をやったら良いのでは、というのが私の意見です。
弊社で行なっている「COCO VILLA」というサービスは別荘という不動産に投資し、投資家の方々に旅行先として使っていただきながら、民泊業の収益を受け取れるという経験投資と実物投資が両取りできるスキームのサービスです。
小口投資なので、1口200万円、300万円くらいで取り組める別荘もあります。
実物資産の所有権を持てて、将来的に売ることもできます。
持っている最中は年間6泊相当のポイントが付与されて自分の別荘に宿泊することができます。
1泊5万円以上の価値のあるヴィラばかりなので年に30万円の経済価値を得ながら、かつ毎年、実質利回りで5%〜10%程度を目指せます。
金融商品の一部取り崩してCOCO VILLAを買っておこう、みたいな感じで買っていただいています。

購入されている方は、投資信託を崩して購入されている方がかなり多いですね。
一旦やってみたら「年間6泊、これを12泊にできたら人生もっと豊かになるな」みたいな感じで、もうちょっと投資信託を崩す。
要は利益確定ですからね。
利確して別の資産にスイッチする、増やした資産を不動産に、という流れです。

▼COCO VILLAとは
COCO VILLAは、別荘を「所有」と「活用」の両立で考える新しい不動産投資の仕組みです。
仕組みや特徴、どんな人に向いているのかをわかりやすく解説しています。
だから、資産のリバランスも含めて、常に考え続ける必要があります。
何も考えず、ノールックでNISA枠を使うのは、微妙ですよ、ということですね。
流動性があれば、投資貧乏になっている分には良いと思います。

でも、全部が全部、海外不動産で、換金に1年かかります、というのはちょっと困りますね。
こういった資産のバランス、ポートフォリオをどうすれば良いか。
金融、実物資産、ほかにもオルタナティブ投資といわれる、あまり知られていない投資、これらの中からどうバランスすべきかを相談できるのが、ココザスという存在なので、「私のポートフォリオ、どうすれば良いかな」みたいなことがあれば、気軽にご相談ください。
ご相談お待ちしております。
今日は「NISA貧乏」ということで、資産のポートフォリオの組み方について触れさせていただきました。また別の記事でお会いしましょう。ありがとうございました。
