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そもそも利回りって何?
利回りという用語は金融や投資、保険などで出てくる言葉です。
これらの分野に詳しい方は当たり前のように使っている利回りですが、投資初心者の方にとっては聞き慣れない言葉かもしれません。
そもそも利回りとはどんなもので、どんな有用性があるのか考えていきましょう。
利回りは収益性を表すもの
利回りとは、投下資本に対しての1年間の収入や利益の割合のことです。
1年間で購入した投資商品の価格の何%を回収できるかという指標になります。
例えば100万円の投資商品に投資して1年に10万円の利益を得たとすると、投資商品の利回りは10%です。
同じように1年に5万円の利益をあげると利回りは5%の計算となります。
その投資商品の収益性や資金回収可能性を表すのが利回りなのです。
利回りが高いほど収益性が高いといわれています。
投資商品を利回りで比較する
利回りを使うと投資商品同士で比較をすることができるようになります。
株式同士、太陽光発電同士はもちろん、太陽光発電と不動産といった異なる種類の投資商品でも比較可能となるのです。
利回りは収益性が高いのはどちらか、リスクが高いのはどちらか、といった投資商品同士の比較に有効です。
投資にシミュレーションは必須
利回りと同じくらい重要なのがシミュレーションです。
この投資商品に投資をするとどれくらいの収益があがるのか、シミュレーションをして検討します。
このシミュレーションの計算方法は多種多様。
一度に購入してしまう投資方法や毎期一定額を積み立てていく投資方法など投資方法がたくさんあるからです。
その投資商品や方法に沿ったシミュレーションで計算を行う必要があります。
シミュレーション通りにいくとは限らない
シミュレーションを行う上で常に頭に入れておかなければならないのは、必ずしもシミュレーション通りに進むとは限らないということです。
太陽光発電投資に限らず、世の中予定通りには進まないもの。
自分の予想とは異なる出来事が起きてしまい、想定通りには物事が進んでいきません。
シミュレーションはある程度細かく行なうべきですが、シミュレーションはあくまで予測値と割り切ることも必要です。
太陽光発電投資の利回りの計算方法
太陽光発電投資の利回りの計算は覚えてしまえばとても簡単です。
ここで利回りの計算を押さえておけば、今後の太陽光発電投資にとって大変有用です。
この機会に投資利回りの計算方法を覚えてしまいましょう。
(1)表面利回り
表面利回りとは、投資額に対する年間収入の割合をいいます。
太陽光発電の年間収入とは主に売電収入です。
その具体的な計算方法は次の通りです。
売電収入÷投資額
売電収入と投資額の2つのデータで計算できるためとても簡便です。
不動産投資サイトや太陽光発電を紹介するサイトに掲載されている利回りや不動産業者が話す利回りは表面利回りのケースが多くありますので覚えておきましょう。
(2)実質利回り
実質利回りは、年間収入から経費を引いた儲けと投資額の割合をいいます。
維持管理費や修繕費などの経費は案件によって金額が異なります。
同じ表面利回り10%の太陽光発電所であっても、実質利回りは差が出ることもあるのです。
そんな実質利回りの計算式は次の通りです。
(売電収入-年間経費)÷投資額
実質利回りを計算することによって、初めてその案件の利回りが導き出されることが分かります。
そんな説得力の高い実質利回りですが、一方でオーナー側や売主側が太陽光発電の経費まで公表することは多くありません。
すでに稼働中の太陽光発電施設なら経費も判明します。
ところがこれから稼働させる発電所だと、こうした経費が実際にいくらかかるか分からないのです。
この為、特定の物件の実質利回りがインターネット上などに公表されることは多くありません。
実際の計算は電卓やエクセルが便利
利回りの計算は慣れれば暗算でもできるものの、電卓やエクセルで計算することが一般的です。
太陽光発電投資のシミュレーションで使う数式の中には高等数学が必要なものもあります。
そうした数値と比べると、利回り計算は簡便な部類です。
一度数式を覚えたり、エクセルで数式を組んでしまえば簡単に計算できるようになります。
太陽光発電で投資利回り計算に必要な数値とは?
これまでは利回りの基本と計算方法についてお話ししてきました。
太陽光発電には独自の指標や独特の費用が存在するため、これらをなるべく正確に把握することが正確な利回り計算の近道なのです。
太陽光発電の投資利回り計算に必要な数値を見ていきましょう。
(1)売電収入
まずは売電収入です。
売電収入を計算するために、まずは年間売電予測量を計算しましょう。
計算式は次の通りです。
まず、売電単価はFIT価格を採用します。
FIT価格が年々下がっているのは周知の通りです。
また2022年度からはFIP制度と呼ばれる、市場連動型の価格制度もスタートしました。
では、早速下記の例で年間売電予測量を計算してみましょう。
売電単価:11円
※2022年度に産業用10kW以上50kW未満の太陽光発電システムを設置した場合
設置場所:群馬県前橋市とします
全天日射量(年平均):13.0
システム容量:10kW
損失係数:0.85
損失係数は発電時のロスのことで、パワーコンディショナーによる変換効率の低下、温度や汚れによる効率低下、ケーブルの劣化などのことです。
通常は0.80〜0.87が使われますが、今回は0.85で計算をします。
このシミュレーションの計算式は下記のようになります。
次に売電収入の計算です。
ただし、10kWh以上50kWh未満の太陽光発電システムは全量を売電できないため、売電量は50%とします。
その為、先ほど計算した年間発電量を50%にした20,167kWhで計算します。
計算の結果、この太陽光発電システムの売電収入は262,171円であることが分かりました。
売電収入はこのように計算できますので、覚えておきましょう。
(2)維持管理費
あまりメンテナンス費用がかからないといわれる太陽光発電でも維持管理費はかかります。
土地を所有していれば固定資産税、借りていれば賃料が発生します。
また、太陽光パネルの定期点検も必要です。
太陽光発電投資は不動産投資などと比較すると費用はかからないものの、長く利用するにはこうした費用もかかってきます。
(3)パワーコンディショナーの交換費用
毎年発生するものではありませんが、数年に一度発生する費用もあります。
それはパワーコンディショナーの交換費用です。
パワーコンディショナーの寿命は10年から15年程度と言われており、一定期間が経過すると交換が必要です。
パワーコンディショナーの交換費用は20万円から30万円程度と言われています。
この費用を予定していないと思わぬ出費となってしまうので、覚えておきましょう。
(4)投資額
実質利回りを構成する最後の要素は投資額です。
土地から購入した場合は土地の代金、仲介手数料や司法書士手数料が含まれます。
これに加えられるのが太陽光発電システムの設置費用です。
これらの投資額は案件によって大きく異なります。
土地を購入したか、遊休地を活用したかによっても変わってくるのです。
利回りの把握にも最初は勉強が必要
利回りには表面利回りと実質利回りが存在し、その計算方法も分かりました。
特に実質利回りは案件ごとに異なるため、維持管理費や投資額の把握が重要です。
そして何よりも最初の段階ではある程度の勉強が必要となります。
全く何も知識がない状態では太陽光発電投資の成功は難しいものです。
もし、太陽光発電投資に不安を感じた場合にはよい方法がありますので次節でご紹介します。
太陽光発電投資に不安を感じたら
太陽光発電は誰でも始められる投資です。
ですが、知識のない人でも成功する訳ではありません。
例えば、売電収入にしても毎年のように変動しています。
2022年からは市場連動型のFIP制度もスタートしました。
こうした複雑な制度を理解するためにも、最初は太陽光発電に詳しい人や会社の話を聴くべきです。
ココザスでは「太陽光発電投資のすべてが分かる!どこよりも詳しい太陽光投資セミナー」と題して、これから太陽光発電投資の取り組みを検討している人向けのセミナーも行なっています。
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まとめ
利回りについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
太陽光発電投資は一度スタートしてしまえば、手間も少なく、副業としては最適です。
しかし、始めるまでの物件選定や業者選定などが非常に重要になってきます。
その為、ご自身でも最初の段階では勉強や初期投資が必要となります。
これはどんな投資でも大なり小なり必要なことです。
まずはインターネットで情報を収集したり、セミナーへ参加して知識を得て不明点を洗い出していきましょう。
次に信頼できるアドバイザーに不明点を相談し、1つ1つ解決して不安なく投資に取り組める準備をし太陽光発電投資を成功させましょう。
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また、物件選定のポイントなど具体的な内容もお話していきます。
太陽光発電投資のメリット・デメリットを分かりやすく解説していくため、これから太陽光発電投資を始めたいと検討している人におすすめです。