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結婚前の貯金がない場合はどうする?貯蓄が少ない人が行うべき3つの行動と結婚するためのポイントを紹介

結婚前の貯金がない場合はどうする?貯蓄が少ない人が行うべき3つの行動と結婚するためのポイントを紹介

「結婚前なのに貯蓄がない!」
「貯蓄がない場合は結婚はどうする?」
「貯蓄がない場合の対処法は?」

結婚は多額の費用がかかるため、貯蓄がない方は上記のような悩みを抱いている方も多いのではないでしょうか。

結婚をしたくても、自身の貯金では挙式などを挙げるのが困難となるため、事前に「どれくらいの費用がかかるのか」「どう対処すべきなのか」を理解しておくべきです。

この記事では結婚費用が現在の貯蓄で足りない場合の対処方法と、貯蓄が少ない方が行うべき3つの行動とポイントを紹介します。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

結婚前の平均貯金額は

結婚前の平均貯金額は

ここでは結婚前の平均貯蓄額を年齢別と男女別に紹介し、結婚に関わる費用相場を紹介します。

(1)年齢別の平均貯蓄額

年齢別平均貯蓄額は、以下の表のとおり結婚する方が多い20代30代においては20万円〜75万円となっています。

年齢別の平均貯蓄額

引用|家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年調査結果「知るぽると」 

中央値とは、データを小さい順(あるいは大きい順に)に順番に並べた時に真ん中に位置する値のことを指します。大きな貯蓄がある方も含まれているため、中央値が基準として認識されています。

上記のデータは金融資産を保有していない独身の方を対象としています。金融資産を保有している方は、中央値が2倍〜4倍近い数値となるため、自身の貯蓄と比較してみましょう。

(2)男女別の貯蓄額

アットホームが公表している「結婚までに貯金はいくら必要?結婚時の男女別平均貯金額や、結婚にかかる費用まで徹底解説!」を確認すると、男女別の平均貯蓄額は、以下の画像のとおりです。

男女別の平均貯金額

結婚を経験した方たちへのアンケートの結果、平均値をみると男女ともに100万円〜399万円の貯蓄額です

特に男性より女性の方が貯蓄額が多い傾向にあることがわかります。年齢別の平均貯蓄額と比較すると、結婚される方の貯蓄額は多少高いです。

では、結婚に関わる費用はどれくらいなのでしょうか。次の項で詳しく確認してみましょう。

(3)結婚するのにかかる費用はいくら?

結婚に関わる費用は、「ゼクシィ結婚トレンド調査 2023 首都圏版」のデータをもとにトータルすると、以下の表のとおり約540万円ほどです。

結婚にかかる費用

結婚式でのご祝儀の平均は197.1万円であるため、自己負担額は約340万円ほどです。つまり、夫婦の貯蓄額では不足する可能性があるということです。

もちろん結婚に関わる費用は、挙式や新婚旅行などへの費やし方によって異なります。しかし相場を確認すると多額の費用がかかることがわかります。

では結婚費用が足りない場合はどのようにしたら良いのでしょうか。次の項では結婚費用が貯蓄で足りない場合の対処方法を3つ紹介します。

結婚費用が貯蓄で足りない場合はどうする?

結婚費用が貯蓄で足りない場合はどうする?

結婚費用の平均値を見て、「貯蓄が足りていない!」と感じた方も多いのではないでしょうか。貯蓄がない場合は以下の3つの方法で対処する必要があります。

(1)結婚費用を節約する
(2)金融機関からお金を借りる
(3)結婚を後回しにする

1つずつ確認しましょう。

(1)結婚費用を節約する

最も有効的なのは、結婚費用を節約することです。特に結婚式の代金のウエイトが大きいため、来賓数を減らしたり、オプションなどを抑えるようにすることで、大幅なコストダウンが可能となります。

結婚式の費用は、当初の見積もりより上がったという意見が多いことが、以下の画像でわかります。

見積もりと支払い金額の差額

一方で、見積り金額が下がったという意見もあるため、工夫次第では結婚式費用を圧縮することができるということでもあります。

見積書が上がった理由は、主に以下の項目が挙げられるため、該当しないように注意することで結婚式費用を抑えることができます。

・衣装をランクアップした
・料理を追加した
・写真・ビデオをランクアップした
・会場装飾をランクアップした

また、事前に結婚費用を決めておき、複数の結婚式場で相見積もりを取っておくことで、挙式代を抑えることができます。

(2)金融機関からお金を借りる

金融機関から結婚式費用を借りることも可能です。金融機関では、結婚費用が足りない方にむけて「ブライダルローン」の金融商品があります。

ブライダルローンなら最大で500万円程を一括借入することが可能なため、結婚式を挙げることもできます。

ただし、借入するには審査が必要となるため、誰でも借入できるわけではありません。しかしローンの審査はさほど厳しくないため、貯蓄が少なくても結婚式を挙げたい方におすすめな方法です。

(3)結婚を後回しにする

金融機関から借入もしたくないという方は、結婚を後回しにすることを検討しましょう。夫婦で協力して節約し、結婚資金の貯蓄を行います。

ただし、貯蓄は計画を持って行うことが大切です。なんとなく貯蓄を行おうとしても、意識だけで結果が伴わない可能性も高いためです。

さらに貯蓄が進まないと、いつまでも結婚式を挙げることができず、パートナーと別れてしまうことにもなりかねません。

では具体的にどのように貯蓄を行うのでしょうか。次の項では貯蓄が少ない人が行うべき3つの行動を紹介します。

貯蓄が少ない人が行うべき3つの行動

貯蓄が少ない人が行うべき3つの行動

貯蓄が少ない方がこれからお金を貯めて行く場合、以下の3つの行動を行いましょう。

(1)貯蓄の目標を決める
(2)家計簿を付ける
(3)専門家に相談する

結婚資金は多額のお金が必要となるため、効率よくお金を貯められるように、1つずつ確認しておきましょう。

(1)貯蓄の目標を決める

はじめに、貯蓄額の目標を夫婦で決めましょう。目標を決めることで、毎月必要な貯蓄額と、達成するまでの月数が想定できます。

例えば結婚費用を540万円と仮定し、貯蓄から結婚に回せる費用が夫婦で300万円ある場合、240万円を貯蓄できれば結婚費用が足りることになります。

240万円を2年間で貯めるとなると、夫婦で5万円ずつ貯蓄していけば達成すると計画を決めることが可能です。

しかし、上記のケースのように2年という期間が必要となると、長く感じる方も多いでしょう。そのため、次の項で紹介する家計簿をおすすめします。

(2)家計簿を付ける

家計簿を付ければ、毎月の支出額が見える化でき、節約箇所を見つけることが可能となり、より大きな貯蓄ができます

一般的に貯蓄をする方は、「毎月の給与の一部を貯めよう」と考える人が多いです。例えば3万円や5万円など、定額の金額を決めて貯蓄するケースです。

しかし、家計簿を付ければ節約項目が明確になり、毎月の定額金額に加えて、より大きな金額の貯蓄ができます。

家計簿を付ける際は、以下の手順で進めます。

1:家計簿を付ける目的を決める
2:家計簿を付けるスケジュールを決める
3:家計簿の支出項目を確認する
4:作成方法を決める

家計簿は途中で記入するのが面倒に感じる方も多いため、目的を設定してから記入するスケジュールを決めていきます。

月末にまとめて付けると、集計する量が多くなってしまうため、1週間や2週間分をまとめておくとラクになります。

また、支出項目は「固定費」と「変動費」に分かれ、以下の表の項目ごとにまとめることが多いです。

支出項目

固定費は名前のとおり、ある程度支出額が一定の項目を指します。変動費は月によって支出額が変わる項目です。

それぞれの項目の金額を算出し、後は「スマホアプリ」「エクセル」「手書きノート」などから作成方法を決めていきましょう。

(3)専門家に相談する

家計簿の作成が完了した後は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にチェックしてもらいましょう

特に固定費に関しては、自身で節約箇所を見つけるのが困難ですが、ファイナンシャルプランナーであれば、具体的にどの項目をいくら安くできるかを提案してくれます。

例えば、スマホの通信費や保険料などは、複数社見積もりを取って比較しなければいけないうえ、オプションや機能などの知識が求められます。

さらに手間もかかってしまいますが、専門家に相談すればすべて一任することができ、一目で比較検討することが可能となります。

その結果、自身で節約するより、大きな金額の節約も可能となるメリットがあります。

貯金がなくても結婚するための3つのポイント

貯金がなくても結婚するための3つのポイント

貯金がなくても結婚するためには、以下の3つのポイントを考慮しましょう。

(1)収入と支出の管理を徹底する
(2)結婚式と新婚旅行の費用を考慮する
(3)二人で協力する

貯蓄がない方は、1つずつ確認しておきましょう。

(1)収入と支出の管理を徹底する

家計簿を付ける際は、収入と支出の管理を徹底するようにしましょう

特に小さな金額の支出に関しては「少額だからいいか」と判断される方も多いです。しかし、小さな支出であっても、細かく付けていかないと途中で家計簿を付けるのをやめてしまうことにもなりかねません。

毎月貯蓄額が増えていけば、モチベーションの維持にもつながるため、家計簿は長く続けることが大切です。

そのため、収入と支出の管理を徹底し、詳細に家計簿に明記するようにしましょう。

(2)結婚式と新婚旅行の費用を考慮する

本記事では結婚式や新婚旅行の費用の平均を紹介しましたが、各家庭によって費用は異なるため、自分達はどこまで費用をかけるのか考慮しておくことが大切です

結婚式の費用ウエイトを大きくするのか、新婚旅行費用のウエイトを大きくするのかを事前に決めておけば、費用配分を考慮した貯蓄ができます。

例えば、結婚式を挙げた半年後に新婚旅行に行く予定にすれば、新婚旅行費用を貯められる期間が増えるため、結婚式費用のウエイトを大きくすることもできます。

一方で、新婚旅行を国内にして、結婚式を盛大に行うようにしたいと考えることも可能です。

どの項目の費用を大きくするかを、貯蓄を始める前に決めておくと、お金の使い道も明確になり、計画とおりの結婚ができるようになります。

(3)二人で協力する

当然ながら、夫婦二人で協力して貯蓄を行いましょう。どちらかが貯蓄をさぼってしまったり、無駄遣いを行ってしまうと、結婚までの道のりが遠ざかってしまいます。

また二人の関係も悪化し、最悪の場合は別れてしまうことにもなりかねません。夫婦になる以上、生涯を共にするパートナーになることから、協力することを心がけるようにしましょう。

まとめ

まとめ

結婚前の平均貯蓄額は、金融資産を保有していない20代〜30代の場合、20万円〜75万円ほどです。結婚費用は平均して540万円ほどかかることから、夫婦二人で計画的に貯蓄をする必要があります。

もちろん金融機関などからブライダルローンを借りたりする方法などもありますが、借入は行いたくないという方は、家計簿を付けてお金の管理をして貯蓄しなければいけません。

ファイナンシャルプランナーに相談すれば、より効率的に貯蓄ができるようになるため、結婚までの道のりが短くなる可能性も高いです。

ココザスでは、ファイナンシャルプランナーとしてお客様の貯蓄サポートを行っております。「結婚したいからお金を貯めたい」という相談も多く、家計簿の作成から節約術の紹介なども行っています。

相談料も何度でも無料であるため、結婚前の貯蓄が少ないという方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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