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貯金500万円の使い道!資産運用シミュレーションでリスク・リターン別に徹底解説!

貯金500万円の使い道!資産運用シミュレーションでリスク・リターン別に徹底解説!

「資産運用を始めたいけど何に投資したらわからない」
「貯金額で効率よく資産形成する方法を知りたい」
「今の貯金額でどのくらいお金を増やせるか知りたい」

この記事では、貯金額約500万円程度で資産運用した際の運用シミュレーションをリスク・リターン別に知ることができます。

資産運用は、自由に使えるお金や老後のお金を確保することにつながり、私たちの生活をより豊かにすることができます。そして、500万円もの資金があれば、貯金するよりも資産を増やすことができるはずです。

500万円の手元資金の運用方法について、リスク・リターン別におすすめの運用方法とシュミレーションを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

500万円あるなら資産運用がおすすめな理由

500万円あるなら資産運用がおすすめな理由

貯金などで手元資金として500万円があった場合、どのように使いますか?

500万円の使い道

・浪費する
・趣味に使用する(旅行など)
・貯金する
・自己投資する
・資産運用する

ご自身のお金をどのように使うかは自分次第ではありますが、老後資金に不安を感じている方、生活資金を少しでも確保していたい方、少しでも豊かな生活を送りたい方などは、お金を増やすための使い道を選択するとよいでしょう。

上記の選択肢の中では、自己投資や資産運用がお金を増やす方法として考えられます。

自己投資に対してお金を支払う代わりに、知識やスキルを習得し収入を上げることにつながれば、お金の良い使い道と言えるでしょう。

さらに、資産運用は「お金に稼いでもらう」イメージであり、効率よく資産を増やす手段として多くの方が取り組み始めています。銀行などにお金を預けていても、超低金利のため資産を増やすことには向いていません。

もし、500万円の手元資金がある場合は、以下の理由から資産運用することをおすすめします。

資産運用をおすすめする理由

1:効率よく資産形成できる
2:金銭面以外でのリターンが得られる
3:自分でリターンとリスクを選択できる

1:効率よく資産形成できる

投資は、銀行預金などと比較しても効率よく資産形成が可能です。

例えば、投資の利回りが10%の商品に投資した場合、100万円が1年後には110万円になります。また、複利で10年間運用した場合は、約250万円程度まで資産を増やすことができます。

投資金額にもよりますが、銀行に貯蓄するだけではなく、余剰資金については投資で効率よく資産形成を行う方法もあります。

2:金銭面以外でのリターンが得られる

投資は、上述の通り金銭的な資産の増加が得られますが、それ以外のリターンもあります。

例えば、株式投資における「株式優待」の取得です。株主優待は、対象企業の商品券や割引券、特定商品など様々ですが、無償でもらうことができる点ではお得な仕組みです。

また、不動産投資などでは毎月のキャッシュとしての収入と不動産(建物や土地)そのものの資産を取得することができます。

3:自分でリターンとリスクを選択できる

資産運用は、対象とする商品や方法は様々で、投資におけるリターンとリスクを自分で選択することができます。

初心者の場合は、リスクを最小限に抑えて着実にリターンが得られる商品を選択する。

慣れてくれば、リターンを増やすためにリスクを取るなど、自身の状況に応じて変更することができます。

500万円の資産運用シュミレーション

500万円の資産運用シュミレーション

次に、仮に500万円を運用した場合、どの程度の利回りや期間で目標金額に達成できるのでしょうか。

今回は、500万円を10年間運用する場合、500万円を元手に目標金額600万円に向けて運用する場合を想定してシミュレーションした内容を紹介します。

500万円を10年間運用する場合

500万円を10年間運用する場合

運用資金(元本):500万円
運用期間    :10年

シミュレーション

シミュレーション結果を見ると、500万円を金利0.5%で10年間運用した場合の受取利息は約25万円程度でした。同じ500万円を5%で運用した場合は、814万円と約300万円ほどの差がつきます。

年率3%程度であっても、170万円程度の利息を受け取ることができるため、数%程度での利回りであっても資産運用を行なっておくことは、将来の資産を増やすことにつながると言えるでしょう。

500万円を目標金額600万円になるまで運用する場合

500万円を目標金額600万円になるまで運用する場合

運用資金(元本):500万円
目標金額    :600万円

シミュレーション結果

手元資金500万円を複利運用で600万円に資産を増やしたい場合、3%で運用することで約6年程度で600万円になりますが、1%の運用では約18年もの歳月がかかってしまいます。

また、高い利回りを確保できればできるほど、運用期間が短くなるため、リスクを小さくしつつリターンを確保できる運用方法を選択していくことが大切です。

なお、このシミュレーションは設定した条件を単純に計算式に当てはめた結果となります。資産運用で考慮しなければならない投資リスクや税金等は考慮していません。

500万円を運用する前に!損しないためにおさえておきたいポイント

(1)金融商品のほとんどは元本保証ではない

資産運用の金融商品のほとんどは、元本が保証されていないため、確実に増えるわけではありません

元本とは最初に運用する資金のことです。500万円から資産運用を始める場合、500万円が元本となります。

元本保証とは、運用資金が1円も減らないことを意味します。

銀行の預金などのように、お金が減らない保証がある金融商品は、資産運用の中にほとんど存在しません。

そもそも元本保証されている金融商品は収益性が低いため、利益重視をする方には向いていないでしょう。

これから資産運用をする方は、ある程度損失が生じることを理解しておく必要があります。

(2)金融商品によって特徴やリスクは異なる

リスクとリターンの関係
※これは一般的なイメージ図であり、全ての商品が当てはまるものではありmせん。

金融商品によって、特徴やリスクは異なるため注意しなければいけません。

画像のように、預貯金や債券などはリスクが低い分、リターンも少ないです。一方、株などはリスクが高い分リターンも大きいという特徴があります。

どの金融商品も同じ資金額で運用したりすると、損失が大きくなったり、目標の金額まで届かないということにもありかねません。

自分の運用資金を確認し、リスク許容度を決めてから運用する金融商品を選びましょう。

(3)リスクが比較的低い金融商品から始める

これから資産運用を始める方は、リスクが比較的低い金融商品から始めましょう

ハイリスクハイリターンな金融商品は、短期間で元本を2倍・3倍にもできる可能性はあります。しかし、運用額次第では、500万円の元本も数日で失うことにもなりかねません。

もちろん資金管理を徹底すれば、ハイリスクな資産形成でも資金を伸ばすことができます。とはいえ、資金管理はある程度経験も求められるため、これから資産形成を始める方は、低リスクな金融商品を選びましょう。

いざ投資をしようと思っても、どの金融商品を選べば良いか迷う人が多いでしょう。

投資初心者であれば、まずはリスクが低い金融商品を選ぶことをおすすめします。

(4)万が一に備えて保険を検討する

万が一病気や怪我で働けなくなった場合に備えて、保険の加入を検討しておきましょう

収入が低下すると資産運用の資金を充てにしなければいけません。しかし、資産が増えているという保障もないため、確実性は低いです。

本人だけでなく、ご家族がいる方は、家庭の生活にも支障をきたす可能性もあるため、保険の加入を検討しておきましょう。

おすすめの500万円の資産運用方法6選

おすすめの500万円の資産運用方法6選

500万円で始められるおすすめの資産運用の方法を6つご紹介します。

1:定期預金
2:国債
3:投資信託
4:株式
5:J-REIT(不動産投資信託)
6:仮想通貨

資産運用においては、運用方法別にリスクとリターンをしっかりと見極めて自身に合った方法を選択することが大切です。

今回は、リスク別に3つのパターンに分けておすすめの資産運用をご紹介します。

(1)500万円をローリスクで運用する方法

まずは、大きなリターンは望まないかわりに500万円はできる限り減らさずに資産運用するタイプである、ローリスク・ローリターンで運用したい人におすすめの運用方法です。

1:定期預金

普通預金とは

元本保証があるという点で、最もリスクの低い方法が定期預金です。

万が一、金融機関が破綻した場合でも、預金保険制度により、1金融機関につき預金者1あたり元本1,000万円と破綻日までの利息が保護されます。

一方で、定期預金は元本保証がされている反面、金利が低いため、資産形成の効率は決して高くはありません。メガバンクでの金利は0.002%程度、比較的金利が高いと言われるネットバンクでも0.1〜0.35%程度となっています。(2023年10月現在)

仮に500万円を金利0.35%の1年満期の定期預金に預けた場合、利息は17,500円になります。現在のインフレに伴う物価上昇を考慮すると、1年で2万円程度の資産形成ではあまり有効とは言えないかもしれません。

比較的流動性が高く、急な出費などに対応できるというメリットはありますが、資産を増やすという観点では他の資産運用を組み合わせていくことが大切です。

2:国債

国債

国債とは、国が資金調達を目的に発行する債券のことです。

国債の購入者は、国債を買うことで国に対してお金を貸す代わりに、年2回の利子を受け取ることができます。なお、満期になれば元本は償還されるため損失が出る可能性は低くなっています。

個人向け国債は、変動金利型10年、固定金利型5年、3年があり、最低金利0.05%が保証されています。そのため、銀行などの普通預金や定期預金に預けているよりも利回りが高くなります。

例えば、100万円を国債もしくは金融機関(預金)で資産運用した場合、1年間でもらえる金利は以下の通りです。このように、資産を増やすという目的の場合は、国債の方が高い利回りであると言えます。

国債

100万円×0.8=8000円

預金

100万円×0.002=20円

※国債:日本10年国債利回り(2023年10月6日時点)
※預金:メガバンク(三菱UFJ銀行、みずほ銀行、他)(2023年10月時点)

さらに、日本の国債は元本割れのリスクが低く、安全性が高いことがメリットです。また、新興国の国債などは高利回りですが、元本割れリスクなどが高いため、リスクを小さくしたい場合は日本国債を選択すると良いでしょう。

(2)500万円をミドルリスクで運用する方法

次は、大きなリスクは取りたくないが、ある程度のリターンを確保して着実に資産を増やしたいタイプである、ミドルリスク・ミドルリターンで運用したい人におすすめの運用方法です。

1:投資信託

投資信託とは

資産運用とは、投資家から資金を集め、集めた資金をファンドマネージャー(専門家)が運用する金融商品です。

投資信託は、銘柄を1つ選ぶだけでその投資信託の運用方針の範囲内で、投資のプロが分散投資を代わりに行ってくれる商品のことです。つみたてNISAやiDeCoでも取り扱われている商品の一つです。

投資信託によっては、投資対象や運用方針が様々であり、投資信託の中でもリスクとリターンが異なっている点を考慮して、投資銘柄を選択することが大切です。

さらに、最近では投資信託をクレジットカード決済で購入する方法があり、よりお得に投資することができます。

具体的には、普通に現金や口座引き落としで購入するより、クレジットカードの利用額に応じたポイントを取得することでお得になるためです。証券会社によって上限金額は異なりますが、還元率1%で月3万円を積み立てた場合、「毎月300円分のポイント」がもらえます。

たった1%と思うかもしれませんが、1%の損失が出た場合でも損失ゼロで運用ができますし、チリも積もれば投資の効果は高まると言えるでしょう。

なお、投資信託には、購入手数料や運用中に発生する信託報酬などの運用コストが発生します。投資信託で資産運用する際には、コストも意識して銘柄選びを行うことが重要です。

2:J-REIT(不動産投資信託)

REITとは

J-REITは、情報不動産投資信託のことであり、投資家から集めた資金で収益不動産を購入し、賃料や売買益を分配する金融商品です。

まとまった資金がない場合でも、不動産投資が行えます。投資先不動産としてはオフィス、商業ビル、ホテル、マンション、介護士施設など多岐に渡っています。

J-REITの平均分配金利回りは、4.2%程度であり、定期預金や国債と比べてリターンも多いため、ミドルリターンの金融商品と言えます。しかし、投資信託などと同様に、元本保証がないため、証券の価格が下がれば、損失リスクがあります。

また、J-REITは、少額で不動産投資ができること、不動産投資よりも流動性が高いため現金化が早いといったメリットがあります。

一方で、運営法人の倒産や不動産価値の低下などによって、大きな損失が発生する可能性がある点も理解しておく必要があります。

(3)500万円をハイリスクで運用する方法

最後は、手元資金500万円でリスクを冒してでも短期間でリターンを獲得したいタイプである、ハイリスク・ハイリターンで運用したい人におすすめの運用方法です。

1:株式

株式投資とは、企業が発行している株式を購入してその配当益(インカムゲイン)を得たり、購入した金額よりも株価が上昇した時に売却することで売却益(キャピタルゲイン)を得る投資方法です。

また、株式によっては株主優待が存在し、株主優待を得られる点も株式投資のメリットの一つと言えるでしょう。

通常、銘柄の株価と100株単位の株式購入には、まとまった資金が必要となりますが、証券会社によっては単元未満株の取引も行われており、少額からの株式投資も可能になっています。

比較的手軽に始められる株式投資は、売却益、配当益、株主優待などのリターンが多く魅力的ですが、元本割れのリスクがある、高額な資金が必要になる、株価の予想には知識が必要などリスク面も大きい資産運用です。

2:仮想通貨

近年、投資商品として注目を浴びているのが、仮想通貨です。

過去の事例では、半年〜1年で仮想通貨の価値が100倍や200倍などに上がったこともあります。そのため、例えば500万円分の仮想通貨価値が20倍になることで、1億円に資産が増えることになります。

一方で、仮想通貨の価値が大幅に下がったり、ゼロになる可能性もあり、リターンが大きい反面リスクも大きい投資商品と言えるでしょう。

500万円の資産運用を安全に成功させるコツ

500万円の資産運用を安全に成功させるコツ

おすすめの資産運用方法を紹介してきましたが、これらを安全に成功させるためのポイントを解説します。

このポイントを押さえて資産運用を行うことで、効率よく貯金500万円を増やせるはずです。

なるべく早いタイミングで運用開始して複利効果を得る

資産運用を行う上では、長い期間運用することで複利効果を最大限活かすことができます。

例えば、国の制度として運用されているNISAやiDeCoなどは、20年などの中長期的な運用を前提としており、長期的に金融商品を保有することで利益を得ることを前提としています。

長期的な運用をするメリットは、「複利」を最大限活かすことができることです。複利とは、投資で得た利益を再投資することで利益が利益を生んでいくという考え方です。

例えば、毎月3万円を積み立てて年利5%で20年間運用した場合、以下のような資産形成が実現します。

<積立金額と運用成果シュミレーション>
毎月の積立金額:3万円
想定利回り(年率):5%
積立期間:20年

積立金額と運用成果シュミレーション

出典|金融庁「資産運用シュミレーション」を元に弊社にて作成

20年間の運用において、元本720万円に対して、約513万円の利益を得ることができます。資産を1.7倍に増やすことができたことになります。

このように時間をみ方に資産運用を行うことで、着実な資産形成を実現することができるでしょう。

そのため、少額からでも良いので、なるべく早いタイミングで資産運用を始めることが大切です。

必ず余剰資金で運用する

資産運用は、必ず余剰資金で行うことが重要です。

貯蓄500万円全てを資産運用に回してしまった場合、損失が発生したときに生活やライフイベントに支障が出る可能性があります。

資産運用全てに共通することは、元本割れを起こすリスクがあるため、損失が発生する可能性があることを必ず理解しておきましょう。

また、資産運用の種類によっては流動性リスクとして、換金のしやすさ、しにくさがあります。株式などは比較的換金しやすくなっていますが、不動産などは換金するまでに時間がかかります。

急な出費などが発生した場合にも対応できるよう、資産運用に投じる資金は必ず余剰資金で行うようにしましょう。

分散投資を基本として運用する

投資先を1つに限定してしまうと、投資商品の価格の下落がそのまま損失になってしまいます。

投資の世界では、「卵はひとつのカゴに盛るな」という言葉があります。卵をひとつのカゴに入れてしまうと、そのカゴを落とした時中身が全てダメになってしまいますが、2つ・3つのカゴに分けて卵を入れておけば、落としたカゴ以外の卵は無事です。

つまり、特定の銘柄が値下がりしてしまっても、別の銘柄が値上がりしていれば村をカバーでき、価格変動のリスクを軽減できます。

分散投資のメリット

条件:Aの価格が10%値下がりした、B・Cの価格が10%値上がりした場合

(1)商品Aのみに30万円投資した場合
→3万円の「損失」

(2)商品A・B・Cに10万円ずつ投資した場合
→1万円の「利益」

特に、資産運用の初心者の方にとっては、分散投資は非常に重要なポイントなので意識するようにしましょう。

投資知識を運用しながら学ぶ

500万円を資産運用しようと考えている方は、運用しながら投資に関する知識を学ぶ姿勢が重要になります。

投資を始める前には、書籍やブログ、ネットなどで学ぶことはできますが、実際に運用を経験してみないとわからないことなども多数あります。具体的なポイントやコツは、経験に勝るものはありません。

そして、資産運用を始めたばかりの時は、損失などの失敗をすることも少なからずあります。その失敗としっかり向き合い、次に活かしていくことが将来的な資産運用の成功の近道になると言えるでしょう。

常に投資の知識を学んでいくことで、資産運用の選択の幅も広がることで、さらに効率よく資産形成ができるようになるはずです。

専門家に相談する

より安全に効率よく資産運用を行いたい場合は、専門家への相談も検討してみましょう。

投資が初心者という場合は、数多くある運用商品の中から自分に合った、最適なポートフォリオを組み立てることが難しいと感じる方も多いはずです。

専門家への相談は、自分の考えにあったポートフォリオの組み方を相談することができます。また、資産運用だけではなく、家計の見直しやライフプラン全般の相談などにものってもらえる場合もあります。

最近では、証券会社や銀行のみならず、FPやIFAといった資産運用アドバイスの専門家なども存在しているため、少しでも不安な部分がある方はぜひ相談してみましょう。

資産運用のプロに相談がオススメなポイント

資産運用のプロに相談がオススメなポイント

安定的な資産運用を行うためには、自身に合った投資商品を組み合わせていくことが大切であることをご紹介してきました。

ご自身の状況や家族構成、ライフスタイルなどの条件によって、資産運用におけるリスクとリターンをどのように組み合わせるかは変わってきます。

特に、投資を始めたばかりの方など自分だkで最適な組み合わせを決めることが難しい場合は、資産運用のプロに相談するのもおすすめです。自分に最適な資産運用方法が知りたい方は、ぜひ検討しててください。

<資産運用アドバイザーとしての「IFA」>

IFAとは、”Independent Financial Advisor”の略で、日本では「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも呼ばれる金融アドバイザーの一種です。

その最大の特徴は、特定の金融機関(証券会社、銀行など)に所属していないことです。そのため、中立的な立場から顧客の立場に立った金融アドバイス(必要に応じて商品の提案など)を実施することができます。

アメリカでは以前から広く知られている職業ですが、近年では日本でも注目され始めている専門家です。

具体的には、IFAの特徴は以下のようなものがあります。

・独立系ファイナンシャルアドバイザーという資産運用の提案、助言を行う専門家
・特定の金融機関に所属せず、中立の立場から顧客へアドバイス
・顧客ごとの個別カウンセリングで、オーダーメイドの相談・提案
・金融商品の販売資格を有し、株式、投資信託や債券など幅広い提案や販売が可能
・銀行や証券会社、FPと並ぶ資産運用の専門家としての存在感
・アメリカでは医師や弁護士と並ぶほどの社会的地位の高い専門家

また、よくお金の専門家として知られるファイナンシャルプランナー(FP)との違いはどのようなところにあるのでしょうか。

一言で言えば、IFAは「資産運用の専門家」であり、FPは「ライフプランニングなどの資金計画の専門家」と言えます。

FPは、顧客のライフプランに沿って資金計画を立てたり、家計の見直しなどのアドバイスを業務としています。人生のあらゆる場面におけるお金のプランニングに精通しているため、税金、不動産、相続など幅広い助言がもらえます。

一方で、資産運用に関する金融商品の具体的な説明や取次、フォローなどは実施ができません。その点、IFAは1人の担当者で案内が可能な点がFPと異なる最大の特徴と言えます。

・IFAとFPの違い

IFAとFPの違い

このように資産形成に対するニーズにあった柔軟な提案を実施できる点では、IFAが資産運用の相談先としてはおすすめです。また、ライフプランを含めたお金全般の相談がしたい場合は、FPも相談先としてはおすすめです。

資産運用はできるだけ早いタイミングで開始することが、複利効果を最大限活かすことができます。少しでも不安や悩みがある場合は、専門家へ相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

まとめ

本記事では、貯金500万円の運用方法として、リスク・リターン別にご紹介しました。

初心者の方が500万円の資産を運用する場合は、まず各運用方法の特徴を理解した上で、自身にあった運用方法がどれかを見極めることが大切です。

資産運用は、各運用方法のリスクを理解して、正しく運用を行うことで資産を増やすことにつながります。一方で、大切な手元資金を減らしてしまう可能性もあるため、最適な組み合わせを考えていく必要があります。

ぜひ、500万円というまとまったお金があり、将来の漠然としたお金の不安や資産形成を目指しているのであれば、ぜひご自身のリスク許容度に合わせて資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。 また、「専門家に一度相談してみたい?」「資産運用についてしっかりと勉強してみたい」という人は、ぜひココザス株式会社へお問い合わせください。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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