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レシート撮影で家計簿をつけるべき理由
家計簿アプリのレシート読み取り機能について「気になってはいるけど、実際に使ったことはない」「本当に便利なのか半信半疑」という方のために概要を紹介します。
家計簿アプリで買い物の記録をつける場合、最も基本的なやり方はレシートをみながら商品の項目に合わせて金額を手入力する方法があります。手入力のメリットは、確実に金額を入力できる方法ですが、1つ1つの記録を手で入力することで手間がかかることはデメリットです。
そこで活躍するのが、家計簿アプリのレシート読み取り機能です。家計簿アプリからスマホのカメラを起動してレシートを撮影することで、購入した商品や金額の情報を自動的に読み取ることができることが最大のメリットです。
撮影後、すぐにレシートの内容がデータ化、保存されるため、手入力する手間が省け、家計簿を正確に継続することが非常に楽になることがレシート撮影で家計簿を作成するメリットになるでしょう。
しかし、全ての家計簿アプリにこの機能がついているわけではないため、アプリを選択する場合には説明欄等で「レシート読み取り機能」の有無を必ずチェックするようにしましょう。
<コラム|レシート撮影で家計簿をつける理由>
レシート撮影機能を活用して家計簿をつけている家計簿アプリユーザーの声を集めてみたので、ご紹介します。
「今まで手書きで詳細を記入していたが、簡単にレシートを撮影するだけで家計管理ができるから」(50代 女性 アルバイト・パート)
「週末まとめ買いなど、購入商品が多くなったとしても、撮影するだけで品目、日付、金額などを一括で入力できて便利だから」(30代 女性 会社員)
「レシート撮影だけで家計簿の金額入力が完了するため、その都度レシートを処分できるから」(40代 男性 会社員)
レシート撮影機能を利用した家計簿管理においては、「時短につながる」「レシート管理などの煩雑さを解消できる」「計算などを自動にしてくれる」などの簡便さや手軽さにメリットを感じているユーザーが多いことがわかります。
もし、スマホやアプリで家計管理をすることに抵抗がない方にとっては、非常にメリットが大きいのがレシート撮影機能を搭載した家計簿アプリの活用かもしれません。
アプリで家計簿をつける理由
家計簿を始めるにあたって、最も重要なことは継続して家計管理を行うことです。そのため、精密な家計管理を行うことより、手軽に記録できることを優先することがおすすめです。
今回、家計簿アプリと紙の家計簿の特徴をまとめてみました。
<家計簿アプリVS紙の家計簿>
家計簿アプリは、手書きのようにペンや家計簿、電卓などの様々なものを用意しなくても、スマホさえあれば時間や場所を問わずに記録することができます。
また、多くのアプリは無料で利用ができるため、家計簿をつける上で発生する費用をゼロ円で始めることができる点もおすすめなポイントです。
一方で、アプリはサービスの提供が終了してしまうことによるデータの紛失などのリスクがあります。しかし、手書きの家計簿より圧倒的に楽に続けることができることから、利用ユーザー数が多いアプリなどを選ぶことでリスクを回避することができるでしょう。
また、手書きの家計簿は文字を書いて、しっかり記録するため頭や記憶に残りやすいというメリットが挙げられます。そのため、節約や無駄遣いをやめるための行動を起こしやすいと考えられます。
・家計簿の継続を重視したい人
・グラフなど時系列で綺麗に家計管理を行いたい人
・スマホに抵抗がある人
・大雑把ではなく詳細に家計管理を行いたい人
家計簿アプリの選び方
家計簿アプリは、レシート読み取り機能以外にも便利な機能が多く搭載されています。
アプリを選ぶ際には、搭載されている機能を総合的に判断し、自分にぴったりのアプリを選ぶと良いでしょう。
<家計簿アプリを選ぶ際のポイント>
(2)収支をグラフなどでわかりやすく振り返れるか?
(3)家族などと共有できるか?
(4)予算設定をして収支管理ができるか?
(5)家計簿のデータをダウンロードできるか?
(6)無料プランは充実しているか?
(1)キャッシュレス決済サービスと連携できるか?
クレジットカード・QRコード決済・電子マネーなどのキャッシュレス決済を頻繁に使用する場合は、キャッシュレスと連携機能のある家計簿アプリを選びましょう。
キャッシュレス決済と連携機能がある場合、初期設定として連携を行なっておくことで自動的に何にいくら支払ったかなどの支出を記録してくれます。
はじめに設定を行なっておけば、それ以降は何もしなくても家計簿へ登録されるため、手間なく簡単に続けることができます。
また、キャッシュレスなどの支払いサービスだけではなく、銀行口座などの情報を連携することもおすすめです。毎月の収入や銀行引き落としの支払いなどの履歴をアプリ上で確認できます。
毎月の収支状況だけではなく、貯蓄額などのトータル資産などをアプリ上で管理することで、日々の家計簿のモチベーションアップにもつながることでしょう。
(2)収支をグラフなどでわかりやすく振り返れるか?
家計簿をつける主な目的の1つが、収支を把握した上で、節約につなげることです。
そのためには、収支がわかりスク見えて、支出の特徴などの分析が行われることが重要です。これらをサポートする機能が家計簿アプリに備わっているか、は非常に重要です。
収支をグラフにすることで、1ヶ月の支出の内訳をカテゴリー別にパッと見で分かるため、どの項目や費用を削減、節約できるかなどを把握しやすくなります。
(3)家族などと共有できるか?
夫婦やカップルの方においては、家族と家計簿を共有できる機能がついたアプリがおすすめです。
共有機能には、「同じアカウントを共有するタイプ」と「複数のアカウントで情報を共有するタイプ」の2パターンがあります。
アカウントの共有タイプは、片働きの夫婦などにおすすめです。一人が主に家計簿を入力することで、パートナーも同じ内容を確認することができるため、夫婦で家計の状況を把握、改善に取り組むことができます。
また、複数アカウントの共有タイプは、共働き夫婦などにおすすめです。支払い項目をそれぞれで分担していたり、家計の支出を割り勘している場合など、支出管理を便利にする機能などが盛り込まれています。
家計管理においては、パートナーの協力も非常に重要になってきます。二人で協力して取り組めるよう、共有機能の有無などを確認し、活用することも検討してみましょう。
(4)予算設定をして収支管理ができるか?
予算設定は、買い物の際の使い過ぎなどを防止し、節約につながる消費行動につながります。
予算設定機能とは、月単位で予算を設定する場合に非常に便利です。
食費や交際費など、カテゴリー別に予算を設定することができるアプリもあるため、支出が高額になりがちなカテゴリーは事前に予算を設定しておくことで、節約意識が高まるはずです。
(5)家計簿のデータをダウンロードできるか?
家計簿アプリの最大のリスクは、サービス提供が終了することで記録していた収支データがなくなることです。
そのため、万が一のサービス終了などに備えて、バックアップとして家計簿データをExcelやCSV形式でダウンロードできるアプリがおすすめです。
ExcelやCSVデータは、パソコンなどの表計算ソフトで閲覧することができるため、ダウンロードを定期的に実施しておくことで過去に入力した情報がなくなってしまうことは避けることができます。
しかし、現時点ではダウンロードしたデータを新しい家計簿アプリに反映させることは困難なことが多いため、サービス終了のリスクが小さいであろう家計簿アプリを選択することも大切です。
(6)無料プランは充実しているか?
多くの家計簿アプリは、無料で利用することができます。さらに、より高度な機能を利用する場合は、有料プラン(月額〇〇円など)に登録する必要があります。
基本的には、無料プランの基本機能を使うことで日々の支出管理などは十分対応できます。そのため、無料プランでできる事はどの程度か?をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
また、有料プランの特徴としては、アプリ使用時の広告表示がなくなる、アプリと連携できるサービスの種類や件数が増やせる、ローン返済のシミュレーションができるなど、痒い所に手が届く機能を使えるようになることです。
有料プランの相場は、月額500円程度です。はじめは無料プランから始めて、効率よく家計簿を管理する上で必要になった場合は、有料プランに変更することも良いでしょう。
レシートを上手に撮影するコツ
家計簿を継続する上では、家計簿アプリのレシート読み取り機能を上手に活用することが大切です。
一方で、「家計簿アプリを活用しても上手にレシートが読み取れずに、手入力してしまっている」といった悩みの声も多く聞こえています。
レシートの撮影方法には、3つのコツがありますので、レシートを撮影する際の参考にしてみてください。
<レシートを上つに撮影する3つのコツ>
(2)レシートまっすぐ・水平に撮影する
(3)高画質で撮影する
(1)明るい場所、無地の背景で撮影する
レシートの読み取りの際、木目や畳など、背景が映り込んでいる場合は精度が悪くなります。
そのため、レシートの背景には無地の場所を選択する、もしくは無地の紙を敷いて撮影することがおすすめです。
また、レシートに影が出てしまう場合も精度が悪くなるため、フラッシュを使って全体が明るくなるように撮影する、明るい場所で撮影するなど工夫すると良いでしょう。
(2)レシートまっすぐ・水平に撮影する
レシートが斜めになっていたり、折り目がついていたりすると高確率で読み取りがエラーとなります。
撮影する際は、事前にレシートをまっすぐにし、レシートとカメラを水平にして撮影することを意識しましょう。
また、レシートをもらってすぐに撮影することで、折り目などがつかないため、読み取りの精度を高くすることができます。
(3)高画質で撮影する
最後は、アプリの撮影設定等で、「高画質モード」などを活用することで読み取り精度を高めることができます。
アプリによっては、撮影設定で設定が可能な場合もあるため、ご自身が使っているアプリで一度確認してみると良いでしょう。
家計簿におけるレシート管理の注意点
家計簿の記入が終わった後、家計簿をつける際に使用したレシートを捨てている人がほとんどではないでしょうか。
家計簿の目的は、家計管理を通じて節約や貯蓄を増やすことであり、レシートの情報を家計簿に記入してしまったあとは基本的に破棄しても問題ありません。
しかし、以下に該当するレシートは破棄せず、必ず保管するようにしましょう。
<保管すべきレシート>
(2)自営業者のレシート
(1)医療費に関するレシート
年間の医療費が一定額以上に達した場合、支払った一部の金額分を医療費控除として受けることができます。
1:医療費控除の概要
その年の1月1日から12月31日までの間に自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額(下記3参照)の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。
2:医療費控除の対象となる医療費の要件
(1) 納税者が、自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費であること。
(2) その年の1月1日から12月31日までの間に支払った医療費であること(未払いの医療費は、現実に支払った年の医療費控除の対象となります。)。
引用|国税庁ホームページ「No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)」
医療費に関するレシートは、1年間保管、年末に総合計を計算し、対象の有無を確認の上、控除の申請等を行いましょう。
また、最近では病院の通院にかかった交通費や風邪をひいたときにドラッグストア等で購入した医薬品のレシートなども医療費向上の対象となります。
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)は、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人が、平成29年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。
引用|厚生労働省ホームページ「セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について」
セルフメディケーション税制では、予防接種等の費用なども対象となるため、各レシート(領収書含む)は必ず保管の上、控除を申請できるようにしておきましょう。
(2)自営業者のレシート
自営業者が仕事で使用したレシート(領収書含む)は、必ず適切に保管しておかなければいけません。
白色申告では5年間、青色申告では7年間(例外として5年間の場合も有)保管することが義務付けられています。
まとめ
本記事では、家計簿アプリのレシート撮影機能で効率よく家計簿を継続する方法についてご紹介しました。
家計簿アプリは、手書きの家計簿と違い、レシート撮影で収支を記録できる、収支をグラフでわかりやすく表示できるなど、家計管理を簡便に継続することをサポートしてくれます。
家計簿は家計の収支のバランスを把握するために必要不可欠なツールであり、ある程度の期間を継続することでその効果を発揮することができます。
スマホ1つで家計管理が完結する家計簿アプリの活用は、忙しい人や家計改善を本気で実現したい人などには非常におすすめです。
多くのアプリは、無料プランの基本機能で十分家計管理が可能なため、家族との共有や好みの観点などを踏まえて、ご自身に合った家計簿アプリを選んで、家計簿を始めてみましょう。
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