お金

光熱費が年間10万円節約?光熱費の節約方法を徹底解説!

光熱費が年間10万円節約?光熱費の節約方法を徹底解説!

「毎月の光熱費が家計を圧迫している…」そんな悩みを抱えていませんか?電気代、ガス代、水道代は生活に欠かせない支出ですが、見直し次第で大幅な節約が可能です。

この記事では、光熱費を年間で最大10万円も削減できる節約方法を詳しく解説します。

家庭内の光熱費使用を最適化するポイントや、意外と知られていない節約術を具体例を交えてご紹介しています。

中立的な立場で最適な人生設計をサポートします

中立的な立場で最適な人生設計をサポートします

ココザスではお金に関する悩みや疑問をしっかりとお聞きし、理想のライフプラン実現をサポートします。

<ココザスの強み>
・営業は一切なし、第三者の中立的で公平な立場でご相談に乗ります
・グループ会社に金融/不動産会社があるからこそ、机上の空論ではない解決策をご提案できる
・24の資格を持つ専門知識の高いコンサルタントが対応

<こんな方はご相談ください>
・貯蓄がなくて、将来が不安だ
・資産形成/運用したいけど何から始めていいのかわからない
・老後資金、教育資金、住宅ローン、保険のお金に悩みがある

プロのFPへ無料で相談する

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

水道光熱費の平均額っていくら?

水道光熱費の平均額っていくら?

総務省が公表する2022年度の家計調査によると、世帯人数別における水道光熱費の月額平均は以下のとおりとなっています。

<世帯別の水道光熱費の平均額>

<世帯別の水道光熱費の平均額>

引用|家計調査/家計収支編 総世帯 詳細結果表2022年|e-Stat

世帯別(人数別)に1ヶ月あたりの水道光熱費は異なりますが、平均すると1ヶ月あたり単身世帯では1.3万円程度、2人以上の世帯は2.5万円前後が相場になっています。

また、総務省統計局の調査によると、2人以上の世帯における水道光熱費は、勤労者世帯(65歳未満)と65歳以上の夫婦無職世帯のいずれにおいても2万円を超える金額であることが報告されています。

【電気代編】光熱費の節約方法

【電気代編】光熱費の節約方法

水道光熱費において最も節約効果が高いのは、電気代です。

電気代を賢く節約する方法として、以下の方法があります。

詳細は、順に解説するので参考にしてみてください。

<電気代の節約方法>

(1)電力会社を見直す
(2)料金プラン・契約内容を見直す
(3)支払い方法を見直す
(4)最新家電への買い替えをする
(5)家電の使用方法を見直す

(1)電力会社を見直す

携帯キャリアを乗り換えて通信費を節約するのと同様に、電力会社を見直すことで年間平均年間3万円程度の節約効果が期待できます。

電力会社の乗り換えは、面倒や難しいのではないかと思うかもしれませんが、インターネット等で簡単に実施することができます。

また、特定のクレジットカードによる支払い設定をすることでポイント還元率が上がったり、毎月の電気料金が割引される等の特典が得られる電力会社もあります。

電気料金そのものの節約だけではなく、ポイント還元などを含めてお得な料金設計やプランを用意している電力会社への乗り換えを検討すると良いでしょう。

(2)料金プラン・契約内容を見直す

自身や家庭のライフプランに合った料金プランや契約内容を選択することで、年間約1万円以上の節約効果が期待できます。

例えば、夜間の電力使用が多い場合などは、夜間料金が安いプランを選ぶと電気料金を安く抑えつつ生活を送ることができます。

また、日常的に高出力の電力を利用しないのであれば、契約アンペア数を下げることで電気料金を節約することもできます。

電気料金のシミュレーションサイト等を活用して、ご家庭の料金プランや契約内容を一度見直してみると良いでしょう。

(3)支払い方法を見直す

電気料金の支払い方法を見直すことで、年間数千程度の節約効果が期待できます。
例えば、口座振替割引サービスなどを利用することで、毎月数百円程度の節約につながることがあります。

また、クレジットカード払いの場合、ポイント還元を受けられるため、電話料金そのものは節約できませんが、ポイント還元の観点からはお得になると言えます。

(4)最新家電への買い替えをする

古い家電は消費電力が高い傾向にあるため、省エネ性能の高い最新家電等に買い替えることで、電気代を大幅に削減することが期待できます。

下記のような家電を最新家電に買い替えた場合の、節約効果を参考にご紹介します。

・10年前のエアコンを買い替えた場合、年間約6,000円程度が節約される
・10年前の冷蔵庫を買い替えた場合、年間約6,500円程度が節約される
・10年前の洗濯機を買い替えた場合、年間約8,000円程度が節約される
・照明器具をLED照明に買い替えた場合、年間約14,000円程度が節約される

全ての家電を買い替えた場合、年間34,500円ほどの節約につながることになります。
買い替え時は、一時的に買い替え費用として出費がかさみますが、10年間という長いスパンで考えると35万円ほど節約に繋がるため、大幅な節約が期待できます。

家庭内で古くなった家電製品がないか、今一度確認してみると良いでしょう。

(5)家電の使用方法を見直す

家電の使用方法を見直すことで、電気代の節約が可能になります。
1つ1つの取り組みによる節約金額は大きくはありませんが、塵も積もればまとまった費用の節約に繋がるため、できることから試してみることがおすすめです。

・洗濯機の使い方を見直して、年間約8,000円節約
・テレビの使い方を見直して、年間約1,000円節約
・エアコンの使い方を見直して、年間約6,000円節約
・冷蔵庫の使い方を見直して、年間約4,500円節約
・トイレの使い方を見直して、年間約8,000円節約
・ポットの使い方を見直して、年間約3,000円節約

洗濯機などは、電気の使用量が比較的多いため電気代の割安な時間帯に実施することがおすすめです。
特に、洗濯乾燥機を利用する場合などは、タイマー機能などをうまく活用して割安な時間帯に実施することで、電気代を節約することができます。

テレビは、こまめな電源のオフ、画面表示の明るさ調整(最大から中へ)をすることで、節約することができます。

少し面倒に感じることもあるかもしれませんが、使用頻度の高い家電などから優先的に取り組んでみると良いでしょう。

【水道・ガス代編】光熱費の節約方法

【水道・ガス代編】光熱費の節約方法

水道光熱費における水道及びガス代を賢く節約する方法として、以下の方法があります。
詳細は、順に解説するので参考にしてみてください。

<水道・ガス代の節約方法>

(1)キッチンの使い方を見直して、年間約8,500円節約 (2)洗濯機の使い方を見直すして、年間約4,500円節 (3)お風呂の入り方を見直して、年間約9,500円節約 (4)料理の仕方を見直して、年間約13,000円節約 (5)ガス契約を見直して、年間約5,000円節約

水道代の節約については、キッチンや洗濯機、お風呂の使い方を見直すことで実現できます。

キッチンの使い方においては、食器洗浄機の利用がおすすめです。
資源エネルギー庁によると、食器を洗う際には、手洗いではなく食器洗浄機を使うことで年間約36.65㎥の水道代が節約されると報告しています。(※)

引用|キッチン|家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約|経済産業省資源エネルギー庁

洗濯機の使い方においては、少量ずつを毎日洗うのではなく、まとめ洗いすることで節約できることを、前述の資源エネルギー庁が報告しています。

お風呂の使い方に関しては、シャワーの出しっ放しをやめてこまめに止める、お湯の張り替え回数を減らすなどすることで節約することができます。

自身が住んでいる地域において、料金やプランがあったガス会社がないか、一度検討してみても良いでしょう。

光熱費以外の節約方法

光熱費以外の節約方法

光熱費以外の節約を効果的に実施する際は、固定費>変動費の順番に見直しをすると良いでしょう。

特に、家計の見直しにおいては、必ず確認すべき優先順位の高い7つの項目を厳選してご紹介します。

<家計の見直し項目6つ>

(1)保険の見直し
(2)住居費の見直し
(3)通信費の見直し
(4)自動車費の見直し
(5)教育費の見直し
(6)食費の見直し

(1)保険の見直し

一つ目は、「保険」の見直しです。
ポイントは、以下の2つです。

・生命保険:家族構成に適した契約内容・特約・補償額の確認、または保険契約の変更及び解約
・損害保険(自動車保険):契約タイプや保証範囲の見直し、通販型(ダイレクト型)への変更

保険は、家庭の状況等によって必要な保障(補償)が様々でありことなります。
加入している保険の保障内容と生活環境や背景を照らし合わせた上で、適切な内容に見直すことが大切です。

一方で、家計の見直しだけを目的(保険料の減額を目的)として、加入している保険を安易に変更・解約することはお勧めできません。

保険を見直す場合は、次の見直しポイントを確認して、慎重に行うようにしましょう。

・保障内容
・保障額
・保障期間

生命保険の見直しは、人によって最適な組み合わせや状態が異なるため、ご自身が置かれた状況や環境に合わせて、最適な保障内容や金額などを判断することが大切です。

(2)住居費の見直し

二つ目は、「住居費」の見直しです。

家賃・住宅ローンを始めとする居住費は、支出の中でも非常に大きな割合を占めることが多く見直しをすることで固定費を大きく削減できる可能性があります。

まず、家庭の収入に対する住居費の最適な割合はどの程度かご存知でしょうか?

国土交通省が行なっているが行なっている「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によれば、賃貸物件を借りている人の平均年収499万円に対して、月間家賃負担は82,905円(※)との結果でした。

※月間家賃:家賃(78,069円)+共益費(4,836円)の合計金額

つまり、1ヶ月あたりの家賃負担の平均金額は、以下のとおりの計算になります。

1ヶ月あたりの家賃負担の平均金額

・1ヶ月の収入:499万円 ÷ 12ヶ月 = 41.6万円
・家賃の割合:8.3万円 ÷ 41.6万円 × 100 =約20%

全国の収入及び家賃負担から算出した平均値から、家賃負担の支出割合は約20%前後が妥当と考えられます。

まずは、現在の収入と家賃の比率を確認してみて、住居費が高くなっていないかを検討するようにしましょう。

(3)通信費の見直し

三つ目は、「通信費」です。

スマホ料金や自宅のネット回線・Wi-Fiなどを始めとする通信費は、見直すことで大幅に家計を節約できる可能性があります。

総務省統計局「家計調査」によると、世帯人数別の通信費の平均額は次のとおりでした。

世帯人数別の通信費の平均額

本統計からは、1人世帯では1ヶ月に約7,000円を通信費で支出していることがわかります。
通信費の平均額は、世帯人数が増える程に増加し、6人以上世帯では約17,000円を支払っていることになります。

1つの目安として、ご自身の通信費の支払額と照らし合わせてみてはいかがでしょうか。

「スマホ」の見直しポイント

・スマホの料金プランを確認する
・料金プランの安い通信会社(MVNO)へ乗り換える
・Wi-Fiを上手に活用する
・端末費用(スマホ本体)を節約する

現在契約しているプランにおいて、通信容量や無料通話の条件などがご自身の利用時間や状況に適しているかを確認し、必要に応じてプラン変更を検討しましょう。

「ネット回線(Wi-Fi)」の見直しポイント

・スマホとセット割のあるインターネット回線に乗り換える
・不要なオプションサービスを解約して節約する
・割安な回線事業者やプロバイダへ乗り換える

特に、世帯人数が多い場合などは、上手にセット割などを活用することで通信費の節約が可能になります。

(4)自動車費の見直し

四つ目は、「自動車費」の見直しです。

自動車を所有すると、駐車場代や自動車保険料、自動車税、ガソリン代などの様々な維持費が発生します。

車を所有する際の維持費を節約するためのポイントを以下にご紹介します。

車の維持費を節約するポイント

・維持費の安い車を選ぶ
・税金や保険料が安い車を選ぶ
・自動車保険を見直す
・車検やメンテナンス費用を抑える
・安い駐車場を契約する
・車の使用シーンを制限する
・ガソリンスタンドの会員割引を利用する
・カーリースを利用する

(5)教育費の見直し

五つ目は、「教育費」の見直しです。

教育費の削減は、子どもの将来の夢ややりたいことなどによって左右されるため、非常に削減の難しい項目です。

そのため、教育費用として進学に必要な費用や習い事などの費用の概算を把握しておくこと、子供の成長に合わせて教育内容や方法を見直すことが重要です。

一例として、子どもの「習い事」に関する統計結果や費用感についてご紹介します。 

2023年に取得されたアンケート調査(※)では、約85%もの家庭で子どもは習い事を実施しており、最も多かった習い事の数は2つという結果が得られていました。

また、人気の習い事の目安費用についてご紹介します。
習い事を検討する際の、目安として参考にしてください。

<人気の習い事の目安費用>

<人気の習い事の目安費用>

(6)食費の見直し

最後は、「食費」の見直しです。

食費は、これまで紹介してきた固定費と比べると1回あたりの節約効果は小さいですが、継続することで大きく家計を改善することにつながります。

無理なく食費を節約するコツと食費改善のポイントを、以下に紹介します。

食費を節約するポイント

・まとめ買いをする
・買い物リストを作成して買い物する
・割安なプライベートブランド商品を選ぶ
・作り置きをする
・キャッシュレス決済で買い物をする
・保存期間が長く値段の安い食材を選ぶ
・コンビニはできる限り使用しない

<早見表:おすすめの節約術>

<早見表:おすすめの節約術>

光熱費の節約を成功させるポイント

光熱費の節約を成功させるポイント

ここでは、より効率よく節約を成功させるコツを3つ厳選してご紹介していきます。

<節約を効率よく成功させるの3つのコツ>

〜お金の”見直し”編〜

(1)収支を把握して家計の見直しをする
(2)先取り貯蓄(積立貯金や財形貯蓄制度の活用など)を行う
(3)目的別に口座や支払い方法を分けて管理する

(1)収支を把握して家計の見直しする

まず、実践すべきこととして、家計の収支を把握して、生活コストを見直すことから始めましょう。

<把握しておくと便利な項目>

<把握しておくと便利な項目>

支出の項目を把握する上では、上記の項目リストを参考に、毎月何に、どのくらいのお金を使っているかを記録するようにしましょう。

ある程度の支出額の記録ができた場合は、節約できそうな項目を確認していきます。
具体的な確認ポイントは、次のとおりです。

節約のための確認ポイント

・食費が高い → 自炊やマイボトルなどを活用して、コンビニの利用などを控える
・住居費が高い → 家賃の安い場所へ引っ越す、ローンの借り換えをする
・水道光熱費が高い → 料金が安い事業者への乗り換える、節電家電の買い替える
・通信費が高い → 格安SIMなどへ乗り換える など

貯金を始めようとする際は、改めて現在利用しているサービスが本当に必要かどうかを整理するきっかけとして、活用すると良いでしょう。

(2)先取り貯蓄(積立貯金や財形貯蓄制度の活用など)を行う

貯金をする上では、強制的にお金を貯める仕組みを作ってしまうことがおすすめです。

例えば、銀行における積立貯金や所属企業における財形貯蓄制度などを活用することです。

これらの仕組みや制度を活用することで、毎月決まった日に給与振込口座から自動的に貯蓄用口座へお金が振り込まれるため、自分で毎回手続きを行うことなく貯金をすることができます。

いずれの方法においても、毎回自分自身でお金を貯める行動をするより、何もしなくてもお金が積み立てられる(貯金される)仕組みを作っておくことが大切です。

(3)目的別に口座や支払い方法を分けて管理する

将来のお金の使い道などの目的に応じて、複数の金融機関の口座を活用することもおすすめです。

1つの口座にお金をまとめてしまっている場合、日常生活の中でついついお金を使ってしまい、貯金ができなくなってしまうことがあります。

そこで、銀行口座を用途に応じて使い分けておくことで、貯金用口座の金額が毎月更新されることによってモチベーションの維持などにつながります。

最近では、多くの金融機関では「自動振込予約」の設定が可能なため、最初の一度だけ設定することで給与口座から自動的にその他の口座へ資産を分散することができます。

まとめ

まとめ

光熱費の節約を実現するためには、まず現在のおおまかな支出を把握することが非常に重要です。
その上で、今回紹介した水道光熱費の見直しポイントを1つずつ確認して、家庭ですぐにでも取り組めそうなものをチェックしましょう。

また、水道光熱費以外においても固定費(家賃、通信費、保険など)と変動費(食費、外食費、娯楽費など)を分類しましょう。
次に、毎月の収支を定期的に確認し、どこに無駄があるかを見極めます。

節約を成功させるには、継続がカギとなります。
最初は小さな工夫から始めてみて、紹介した節約術を駆使して、無理なく家計を見直していきましょう。

また、 「どのように家計管理をしたらいいか知りたい?」「ライフプランのシミュレーションに関する相談に乗ってほしい?」という人は、ぜひココザス株式会社へお問い合わせください。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

この監修者の記事を見る

SAME CATEGORY

同じカテゴリの記事

RECOMMEND

この記事を読んだ人に
おすすめの記事

OTHER SEMINARS

この記事に
関連するセミナー

Page Top

FPへ相談されたお客様満足度97%!オンライン相談可!
お金のプロが中立的にアドバイスいたします。

無料で相談する