2024年10月の定期預金金利ランキング(100万円預入時)
ここでは2024年10月の定期預金金利が高い銀行を紹介します。
ひとつずつ紹介します。
第1位:SBJ銀行
SBJ銀行の定期預金の金利は0.85%です。
SBJ銀行では100万円を上限として定期預金金利「ミリオくん」が用意されており、預入年数に合わせて以下の表の通り金利が変動します。
さらに、100万円以上の定期預金をされる方には、1口100万円と下限とし、500万円預入できる「「はじめくん」が用意されています。
はじめくんの金利は、以下の2つのタイプから選ぶことができます。
第2位:オリックス銀行
オリックス銀行の定期預金の金利は0.65%です。
100万円以上の方は預入期間によって以下の表の通り金利が変動します。
現在では新規口座開設者限定でeダイレクト定期預金金利優遇プログラムのキャンペーンを開催しており、1年間の金利が0.70%として適用されます。(10/30までに口座開設)
第3位:あおぞら銀行
あおぞら銀行の定期預金金利は0.65%です。
「BANK THE 定期」という商品が用意されており、預入期間によって金利も変動します。
2024年9月より全体的に金利が0.20%ほど利上げしたため、定期預金に積極的な銀行の一つです。
第4位:SBI新生銀行
SBI新生銀行の定期預金の金利は0.65%です。
新規に口座開設された方は、「スタートアップ円定期預金」として定期預金することができ、以下の2つのタイプから選ぶことができます。
両方にお預入れすることもできますが、インターネットから口座開設する場合は、1口30万円からと定められています。
第5位:イオン銀行
イオン銀行の定期預金金利は0.55%です。
300万円未満の定期預金は「スーパー定期」という商品となり、預入期間に合わせて以下の表の通り金利が変動します。
現在では1カ月ものの定期預金金利が3.0%になるキャンペーンが開催されています。
もちろん細かな条件が定められているため、口座開設される方は事前に確認しておきましょう。
第6位:auじぶん銀行
auじぶん銀行の金利は、0.50%です。
金利は預入期間によって以下の表の通り変動します。
現在では新規口座開設キャンペーンを開催しており、3カ月ものの定期預金金利が1.0%になります。
第7位:大和ネクスト銀行
大和ネクスト銀行の金利は0.50%です。
大和ネクスト銀行の定期預金は、預入年数に合わせて以下の表の通り金利が変動します。
また、対象通貨が異なる複数の定期預金をひとまとめにして預入れするバスケット定期預金の場合、金利が10%近くなる商品もあります。
もちろん為替変動リスクなどもありますが、外貨定期預金を検討している方におすすめです。
第8位:東京スター銀行 スターワン円定期預金プラス
東京スター銀行の金利は0.50%です。
スターワン円定期預金プラスという商品が設けられており、預入期間によって金利が変動します。
インターネットバンキングから口座開設される方は、50万円からお預け入れ可能です。
店頭やテレホンバンクから開設する場合は300万円以上の預入が必要となるため注意しましょう。
第9位:UI銀行
UI銀行の定期預金金利は0.45%です。
6か月物であれば0.60%に設定されておりますが、1年もの、2年ものの金利は以下の表の通りです。
UI銀行は1か月のATM出金手数料が20回まで無料です。
ただし、利用可能なATMはきらぼし銀行とセブン銀行のみとなるため、お近くで出金できるATMがあるか確認しておきましょう。
第10位:ソニー銀行
ソニー銀行の定期預金金利は0.35%です。
金利は預入期間によって以下の表の通り変動します。
現在では2年もの定期預金の金利が0.5%となるキャンペーンを開催しております。
ソニー銀行は預入期間が10年まであるため、長期運用したい方におすすめです。
100万円の定期預金でいくら増える
では100万円の定期預金を運用した場合、どれくらい増えるのでしょうか。
ここでは3つのケースに分けて紹介します。
2:100万円+月2万円ずつ積立投資した場合
3:100万円+月5万円ずつ積立投資した場合
定期預金で貯蓄を増やすためにも、ひとつずつ確認しておきましょう。
1:100万円を元手に運用した場合
100万円を年0.5%の定期預金で運用した場合、利息は運用期間によって異なりますが、「5,000円〜50,000円」ほどになります。
上記の利息から20.315%の税率をかけた税金が課せられるため、実際はさらに手取りが少なくなります。
2:100万円+月2万円ずつ積立投資した場合
100万円を年0.5%の定期預金で運用し、月々2万円ずつ積立投資した場合、「5,500円〜11万円」ほどの利息を受け取れます。
積立することで運用額が増えるため、利息も大きくなります。
もちろん利息には税金(20.315%)がかかるという点は理解しておきましょう。
3:100万円+月5万円ずつ積立投資した場合
100万円を年0.5%の定期預金で運用し、月々5万円ずつ積立投資した場合、「6,300円〜20万円」ほどの利息を受け取れます。
2万円と比較すると、投資元本は大きくなり利息も増えます。
しかし、0.5%程度の金利では大きく増えないことがお分かりになったことでしょう。
10年間積立しても、得られる利息は20万円程です。
そのため、お金を増やしたい方は、次の項で紹介する資産運用がおすすめです。
定期預金より効率的にお金を増やせる資産運用方法
ここで紹介する資産運用方法は、定期預金より利率が高いため、効率的にお金を増やすことができます。
その分元本は保証されていないため、多少のリスクを取って増やしたい方におすすめです。
2:iDeCo
3:投資信託
ひとつずつ紹介するので、自分に合った資産運用方法であるか見極めましょう。
1:新NISA
・少額から始めたい人
・非課税で運用したい人
・長期間の運用ができる人
新NISAとは、毎月積立投資をする際に利用できる少額投資非課税制度のことです。
1年間で360万円まで金融商品を自動的に買い続けていくことができ、利益を増やしていく方法です。
さらに新NISAでの利益は非課税となるため、定額預金とは異なり税金を納める必要がありません。
平成29年に金融庁が発表した「つみたてNISAについて」を確認すると、20年間の長期保有することで平均利回りが2%〜8%に集約されます。(下図参照)
仮に利回り5%と仮定して運用すると、月々の掛金ごとの利益は以下の表の通りとなり、定額預金より大きく資産を増やすことができます。
さらに20年と長期運用することで、投資で得た利益をさらに元本にプラスして運用していくことができるため、元本割れのリスクも大きく軽減できるメリットがあります。
2:iDeCo
・節税しながら運用したい人
・月々5,000円以上運用できる人
・長期間(60歳まで)運用できる人
iDeCoとは個人型確定拠出年金のことを指します。
毎月運営管理機関が選定する運用商品の中から購入し続け、資産を増やしていく方法です。
iDeCoは月々5,000円から運用でき、掛金は全額所得控除になるうえ、利益に関しても非課税という特徴があります。
一方で、原則60歳まで運用益を引き出すことができず、掛金の上限も勤務先によって以下の表の通り定められています。
※2024年12月から会社員の月額拠出限度額が12,000円から20,000円まで引き上げられます。
企業年金連合会が発表した確定拠出年金に関する実態調査|統計資料によると、以下の画像の通り2021年度のiDeCoの利回りは3.5%程度です。
上記の利回りを想定して運用すると、以下の収益シミュレーションとなります。
もちろん上記の利益はシミュレーションのため、多少前後する可能性もありますが、定期預金と比較すると利益も大きく、節税しながら運用できるという特徴があります。
3:投資信託
・少額から始めたい人
・専門家に任せたい人
・多少リスクを取っても増やしたい人
投資信託は、専門家であるファンドが複数の投資家から資金を集め、株式や債券などに投資し、運用して得られる利益を投資家へ還元する方法です。
投資の専門家が運用を行ってくれるため、投資経験がない方でもはじめやすい特徴があります。
投資信託は100円からスタートすることもできれば、最低購入株数が設けられている場合もあります。
自分の資金力に合わせて運用できるのも、投資信託の魅力です。
投資信託の利回りは5%前後が平均ですが、10%を超える銘柄もあります。
利回りが高いため、定期預金と比べて大きく増やすことができますが、ファンドに一任したとしても株価や金利などが暴落してしまうと損失が生じる可能性もあります。
そのため、資金に余裕がある方におすすめな資産運用方法です。
100万円で資産運用を始める際の注意点
ここでは100万円で資産運用を始める際の注意点を3点紹介します。
2:無理のない掛金に設定する
3:専門家へ相談してから始める
ひとつずつ確認していきましょう。
1:長期投資を心がける
資産運用を始める際は、長期投資をするように心がけましょう。
資産運用の多くは、10年や20年と長期間運用して利益を積み上げていくものです。
数ヶ月や数年では大きな利益にはならず、場合によっては元本割れする可能性もあるでしょう。
もちろん株式やFXなど短期間で何倍もの収益にすることもできる方法もあります。
しかしそれらの方法は、非常にハイリスクなうえに、経験と知識が求められる投資方法です。
100万円の資金を何倍にしたい気持ちもあるかもしれませんが、まずはコツコツ積み上げていくことを意識するようにしましょう。
2:無理のない掛金に設定する
新NISAやiDeCoなど、毎月一定額を運用する場合は、無理のない掛金で始めることが大切です。
掛金の金額は人それぞれですが、ネットなどで検索すると大きな利益になった成功例が多く見受けられます。
もちろん掛金が大きくなるほど増える金額も大きくなることでしょう。
しかし、資産運用で必ず増えるという保証はなく、元本割れする可能性もあります。
最悪の場合、損失が嵩んで生活費に手を出してしまうことにもなりかねないため、掛金の設定には十分注意が必要です。
3:専門家へ相談してから始める
資産運用を始める際は、専門家であるファイナンシャルプランナーへの相談から始めましょう。
ファイナンシャルプランナーへ相談すれば、自分に合った資産運用を見つけることができ、堅実に資産を増やしていくことができます。
ココザスにご相談頂ければ、お客様の資産状況や家族構成、支出入から適切な資産運用をご紹介いたします。
相談料も無料なため、ぜひ一度お問い合わせくださいませ。
まとめ
100万円を定期預金として運用する際の金利別おすすめ銀行を紹介しました。
銀行によって預入期間が異なるため、自分に合った銀行を選ぶようにしましょう。
また、よりお金を多く増やしたい方は、新NISAやiDeCoなどの資産運用がおすすめです。ココザスへご相談頂ければ、お客様にあった資産運用をご提案させていただきますので、ぜひご相談くださいませ。