いま注目されるフィンフルエンサーとは何者なのか

社長は、「フィンフルエンサー」という言葉を聞いたことはありますか?
初めて聞きました。
「フィンフルエンサー」とは、ファイナンスとインフルエンサーを掛け合わせた言葉です。
YouTubeやSNSを中心に、家計管理、節約、投資、資産形成、株主優待、米国株など、お金に関する情報をわかりやすく発信する人たちを指します。
これまでお金の知識は、金融機関や専門家から学ぶものというイメージが強くありました。
しかし最近では、個人の発信者が自分自身の投資経験や資産形成の過程を共有し、それを見た人が学ぶという流れが広がっています。
専門用語だけで説明するのではなく、実体験を交えながら「自分にもできそう」と感じられる形で伝えている点が、フィンフルエンサーの大きな特徴です。
イメージしやすいのは、YouTubeでお金の知識をわかりやすく発信している方々ですね。
フィンフルエンサーには、発信するテーマや切り口によってさまざまなタイプがあります。
例えば、両学長リベラルアーツ大学さんのように、家計管理、節約、投資、資産形成といったテーマを初心者にもわかりやすく伝えている方が挙げられます。
一方で、テレビ番組「月曜から夜ふかし」をきっかけに広く知られるようになり、株主優待を活用した暮らし方で人気を集めている桐谷さんのように、投資を身近に感じさせてくれるタイプもいます。

また、米国株投資を中心に情報発信をしているバフェット太郎さんのような方もいます。
さらに、節約オタクふゆこさんのように、節約や家計改善を入口にして、投資や資産形成につなげていくタイプの発信者もいます。
色々なタイプのフィンフルエンサーがいるんですね。
フィンフルエンサーが投資初心者に支持される理由とは

なぜ、フィンフルエンサーはここまで支持されているのでしょうか。
大きな理由は、投資やお金の話を身近に感じさせてくれることだと思います。
投資や資産運用というと、初心者にとっては少し難しく感じられる分野です。
「専門用語が多くてわからない」
「損をしたらどうしよう」
このように感じている人は少なくありません。
こうした不安に対して、フィンフルエンサーは家計管理、節約、少額投資、NISA、資産形成といったテーマを、日常生活に近い目線でわかりやすく発信しています。
難しい金融知識をそのまま伝えるのではなく、実際の家計改善の流れや、投資を始めるまでの過程を見せてくれるため、投資初心者でも「自分にもできるかもしれない」と感じやすいのです。
確かに、専門家の解説よりも、同じ目線で話してくれる感覚がありますね。
成功談だけでなく、失敗や悩み、試行錯誤の過程も発信されることで、単なる投資情報ではなく、リアルな体験談として受け止めやすくなっているんだと思います。
フィンフルエンサーの投資情報に潜む落とし穴

「SNSなどで発信されている投資情報を鵜呑みにしてはいけない」という話は何度も行ってきましたが、注意すべきリスクは、どのようなところにあると思いますか。
一番注意すべきなのは、SNSで見えている情報が、その人の投資や資産形成のすべてではないということです。
SNSやYouTubeでは、どうしても成功した話や利益が出た事例、見栄えの良い部分が目立ちやすくなります。
これはフィンフルエンサーに限った話ではありませんが、投資情報の場合は特に注意が必要です。
株式投資や不動産投資、資産運用には、必ずリスクがあります。
しかし、成功例ばかりを見ていると、「自分も同じように利益を出せるのではないか」と感じてしまう人もいるでしょう。
フィンフルエンサーの発信を見るときは、「これは一部を切り取った情報かもしれない」という前提を持つことが大切です。
また、投資情報の発信に見えても、実際にはオンラインサロン、情報商材、セミナー、金融商品やサービスへの誘導が含まれている場合もあります。
そのため、フィンフルエンサーの発信を見るときは、広告や企業案件であることが明記されているか、特定の商品やサービスのメリットばかりが強調されていないかを冷静に確認する必要があります。
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フィンフルエンサーの情報を参考にする前に確認したい3つのポイント

フィンフルエンサーの情報を参考にする際、注意すべき点は何でしょうか。
情報は「正解」として受け取るのではなく、投資やお金について考えるための参考材料として活用することが大切です。
ここでは、フィンフルエンサーの情報を参考にする際に意識したい3つのポイントをより詳しく解説します。
(2)発信者の立場や経験から信頼性を見極める
(3)成功談だけでなく相場が悪いときの発信も確認する
(1)有名な発信者の言葉をそのまま信じ込まない
投資や資産形成について学ぶうえで、フィンフルエンサーの発信は参考になることがあります。
ただし、特定の発信者の言葉だけを信じ込んでしまうと、判断が偏りやすくなります。
「有名な人が言っているから大丈夫」
「オンラインサロンで話題になっているから安心」
「この人が買っているから自分も買う」
こうした考え方は、投資判断としては危険です。
投資情報を見る際は、発信者の知名度ではなく、その内容が自分に合っているかを確認することが大切です。
(2)発信者の立場や経験から信頼性を見極める
フィンフルエンサーの情報を見るときは、その人がどのような立場で発信しているのかを確認することも重要です。
例えば、FPなどの資格を持っているのか、金融・不動産・資産運用の実務経験があるのか、実際の投資経験に基づいて話しているのか。
こうした情報は、発信内容を判断するうえでの材料になります。
ただし、資格があるから必ず正しい、実務経験があるから絶対に安心というわけではありません。
大切なのは、発信内容に根拠があるか、リスクやデメリットにも触れているか、広告や企業案件であることを明確にしているかです。
(3)成功談だけでなく相場が悪いときの発信も確認する
投資では、相場環境によって成果の見え方が大きく変わります。
相場が良い時期には、多くの投資がうまくいっているように見えます。
そのため、好調な局面での成功談だけを見て、「この投資方法なら必ずうまくいく」と判断してしまうのは危険です。
本当に確認したいのは、相場が悪化したときの考え方です。
損失が出たときにどう対応しているのか。
資産が減ったときに、どのようにリスク管理しているのか。
過去の発信内容を振り返り、検証しているのか。
こうした点を見ることで、その情報をどの程度参考にできるか判断しやすくなります。
良い相場のときだけ強気な発信をして、相場が悪くなると損失や失敗に触れなくなる場合は、慎重に見た方が良いでしょう。
まとめ

今回は、フィンフルエンサーとは何者なのか、なぜ投資初心者から支持されているのか、そして投資情報を見るときに注意すべきリスクについて解説しました。
大切なのは、フィンフルエンサーの情報を「正解」として受け取るのではなく、あくまで投資やお金について考えるための参考材料として活用することです。
そのうえで、自分の目的、運用期間、余剰資金、リスク許容度に合った資産形成を考えていく必要があります。
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