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教育費は1人あたり平均いくらかかる?私立と国立別のまとめ

教育費は1人あたり平均いくらかかる?私立と国立別のまとめ

子供を育てる時に気になるのが教育費ですよね。
しかし、お子さんがまだ小さい場合には将来的にいくら必要になるかを把握できていないケースも多いです。
本記事では、幼稚園入園から大学進学まで必要になる教育費の目安をご紹介します。
具体的にいくら必要になるか分かれば、その金額を準備するためにできることを洗い出せば、想定外の出費に怯える必要はありません。

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この記事の監修者

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
個人ライフプランナーとして、資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

子供の教育費の目安

子供の教育費の目安

子供の教育費の目安を次の5つのステージに分けて解説します。

(1)幼稚園でかかる教育費
(2)小学校でかかる教育費
(3)中学校でかかる教育費
(4)高校でかかる教育費
(5)大学でかかる教育費

(1)幼稚園でかかる教育費

文部科学省が行った「子供の学習費調査」によると、幼稚園でかかる教育費の内訳は「学校教育費」「給食費」「園外活動費」などです。
いずれも公立の幼稚園より私立の幼稚園の方が費用は高い傾向にあり、3年間の支出平均は私立が公立の2.5倍程度となっています。

費用内容公立幼稚園
(年間平均)
私立幼稚園
(年間平均)
学校教育費120,738円331,378円
給食費19,014円30,880円
園外活動費83,895円165,658円
年間合計223,647円527,916円

引用|文部科学省「子供の学習費調査」(平成30年度)

(2)小学校でかかる教育費

小学校でかかる費用の内訳は、幼稚園と同じく「学校教育費」「給食費」「学校外活動費」です。
小学校は6年間通うことになるので、公立と私立の費用の差が幼稚園の教育費よりも大きくなっています。

公立と私立で差が大きくなっている原因としては、以下のものが挙げられます。

・入学金
・制服
・ランドセル
・教材費
・学習塾や習い事
費用内容公立小学校
(年間平均)
私立小学校
(年間平均)
学校教育費63,102円904,164円
給食費43,728円47,638円
学校外活動費214,451円646,889円
年間合計321,281円1,598,691円

引用|文部科学省「子供の学習費調査」(平成30年度)

(3)中学校でかかる教育費

中学校でかかる費用の内訳は、幼稚園・小学校と同じく「学校教育費」「給食費」「学校外活動費」です。

費用内容公立中学校
(年間平均)
私立中学校
(年間平均)
学校教育費138,961円1,071,438円
給食費42,945円3,731円
学校外活動費306,491円331,264円
年間合計488,397円1,406,433円

引用|文部科学省「子供の学習費調査」(平成30年度)

中学校卒業までの3年間でかかる教育費は、公立は約145万円、私立は約420万円となっており、特に授業料などの学校でかかる費用の差が大きくなっています。
一方で、学習塾や習い事などの「学校外活動費」はどちらも30万円程度となっており、大きな差はないようです。

(4)高校でかかる教育費

高校でかかる費用の内訳は「学校教育費」「学校外活動費」です。
授業料などの学校教育費で約2.5倍の差があります。

費用内容公立高校
(年間平均)
私立高校
(年間平均)
学校教育費280,487円719,051円
給食費
学校外活動費176,893円250,860円
年間合計457,380円969,911円

引用|文部科学省「子供の学習費調査」(平成30年度)

(5)大学でかかる教育費

大学でかかる教育費は、国公立に進学するか、私立に進学するか、文系・理系のどちらの学部に進学するかで変化します。

国公立よりも私立の方が入学金や授業料が高くなる傾向がありますが、同じ大学でも学部によって学費が変わることがあります。
多くの場合、文系よりも理系の方が教育費は高くなります。
理由としては、理系の学部の方が施設設備費などの納入費用が高額になる傾向があるためです。

費用内容国公立私立文系私立理系
入学費80.1万円90.4万円85.5万円
在学費(年間)114.8万円160.1万円185.3万円
在学費(4年間)459.2万円640.4万円741.2万円
4年間合計(入学費+在学費539.3万円730.8万円826.7万円

引用|日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査(2019年度)

高校卒業までにかかる教育費の総額

高校卒業までにかかる教育費の総額

子供が高卒の場合、かかる教育費は幼稚園から高校までの15年間となります。
高校卒業まですべて公立に通う場合は、15年間での合計費用は約540万円かかります。
全て私立の学校に通う場合は、1,800万円を超える可能性が高いです。

また、この教育費には受験費用が含まれていないので注意が必要です。
中学受験や高校受験では、公立では約2,000円、私立では約20,000円の受験料がかかります。
教育費について検討するときは、受験する学校の数を考慮して計算するようにしましょう。

高校まで
の進路
幼稚園
(3年間)
小学校
(6年間)
中学校
(3年間)
高校
(3年間)
高校まで合計
(15年間)
すべて公立649,088円1,926,809円1,462,113円1,372,072円5,410,082円
幼稚園だけ私立1,584,777円1,926,809円1,462,113円1,372,072円6,345,771円
高校だけ私立649,088円1,926,809円1,462,113円2,904,230円6,942,240円
幼稚園・高校が私立1,584,777円1,926,809円1,462,113円2,904,230円7,877,929円
小学校だけ公立1,584,777円1,926,809円4,217,172円2,904,230円10,632,988円
中学・高校が私立649,088円1,926,809円4,217,172円2,904,230円9,697,299円
すべて私立1,584,777円9,592,145円4,217,172円2,904,230円18,298,324円

大学卒業までにかかる教育費の総額

大学卒業までにかかる教育費の総額

子供が大学に進学した場合、かかる費用は以下の表のようになります。

全て国公立の場合は約1,000万円ですが、全て私立の場合は約2,700万円です。
幼稚園・小学校・中学校・高校・大学いずれも私立の方が教育費が高い傾向にあるので、私立に通う年数が長いほど教育費は高くなります。

高校までの進路大学の区分大学
(4年間)
学習費合計
(19年間)
すべて公立国公立539.3万円1,080.3万円
すべて公立私立文系730.8万円1,271.8万円
すべて公立私立理系826.7万円1,367.7万円
幼稚園だけ私立国公立539.3万円1,173.9万円
幼稚園だけ私立私立文系730.8万円1,365.4万円
幼稚園だけ私立私立理系826.7万円1,461.3万円
高校だけ私立国公立539.3万円1,233.5万円
高校だけ私立私立文系730.8万円1,425.0万円
高校だけ私立私立理系826.7万円1,520.9万円
幼稚園・高校が私立国公立539.3万円1,327.1万円
幼稚園・高校が私立私立文系730.8万円1,518.6万円
幼稚園・高校が私立私立理系826.7万円1,614.5万円
小学校だけ公立国公立539.3万円1,602.6万円
小学校だけ公立私立文系730.8万円1,794.1万円
小学校だけ公立私立理系826.7万円1,890.0万円
中学・高校が私立国公立539.3万円1,509.0万円
中学・高校が私立私立文系730.8万円1,700.5万円
中学・高校が私立私立理系826.7万円1,796.4万円
すべて私立国公立539.3万円2,369.1万円
すべて私立私立文系730.8万円2,560.6万円
すべて私立私立理系826.7万円2,656.5万円

引用|文部科学省「子供の学習費調査」(平成30年度)

まとめ

まとめ

大学までの教育費をまとめていきましたが、いかがでしたか?
高校卒業の場合は最低540万円程度、大学に進学する場合は最低1,000万円程度の教育費がかかります。
家計にとって大きな負担になる可能性もあるので、計画的に資金準備を行いましょう。

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保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

証券外務員一種(日本証券業協会認定)

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