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火災保険は見直しが必要?見直しタイミングとポイントについて紹介

「火災保険の見直しは必要?」
「いつ見直しすればいいの?」
「見直しする際のポイントは?」

火災保険は、住宅購入時等に加入した後、そのままにしている方も多いですが、見直しする必要はないのかと、疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも火災保険はなぜ見直しするのか、分からない方も多いです。
また、いつ見直すべきか、どの点を見直すべきかを理解しておいた方がよいでしょう。

この記事では、火災保険の見直しが必要な理由と、見直しタイミング、注意点を紹介します。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

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火災保険の見直しが必要な理由とは?

火災保険の見直しが必要な理由とは?

火災保険の見直しが必要な理由は、万が一の際、十分な保証が受けられなくなるリスクがあるためです。

増築・改築を行った場合、建物の面積なども変わる可能性があり、適正な保険を受けられなくなる可能性もあります。

また、家族構成が変化して必要な家財も増えてしまった場合、家財補償の保険金額を増やす必要があります。

一方で、子供が独り立ちして家財が減ったときは、保険金額を減らしていた方がお得になります。

その他にも周辺状況の変化等で、水害リスクが高まっていたり、盗難による損害や、窓ガラスが割れた場合などの補償も必要になるケースもあります。

これらの状況に応じて、適切な火災保険の補償内容を見直ししなければいけません。

火災保険を見直すタイミング

火災保険を見直すタイミング

火災保険を見直しするタイミングは5点挙げられます。

(1)契約更新前
(2)火災保険料の改定時
(3)家の増改築(リフォーム)をしたとき
(4)居住する人数が変化したとき
(5)退職時

ひとつずつ確認してみましょう。

(1)契約更新前

火災保険の契約更新前は、見直しするタイミングのひとつです。

火災保険の契約期間は、1年〜5年間と定められています。(2022年10月以前の契約は最長10年)

契約期間の満了となる2ヶ月〜3ヶ月ほど前に、更新通知が届くため、保険会社と打合せして見直ししましょう。

特に5年や10年と長い期間の火災保険に加入していた方は、新たなプランや割引制度が搭乗しているケースもあり、補償内容が同じでも保険料が異なる商品も多いためチェックしておきましょう。

(2)火災保険料の改定時

火災保険は数年に1度改定されるため、見直しするタイミングです。

2024年10月には、参考純率の引き上げが決定しており、火災保険料が割高になります。

火災保険参考純率

出典|損害保険料率算出機構「火災保険参考純率」を参考に弊社にて作成

今回のケースであれば値上がりとなるため、2024年10月以降では、火災保険を見直しすべきではありません。

一方で、改定前に火災保険を長期契約を行っておけば、そのままの補償内容で保険料が決定するため、安く抑えることができます。

(3)家の増改築(リフォーム)をしたとき

家を増改築したときは、火災保険の見直しを行いましょう。

増改築やリフォームを行うと、建物の評価額は上がります。

しかし、増改築前の火災保険のままにしておくと、契約上の評価額は変わらないため、万が一の際の保険金が少なくなるリスクも高まります。

増築した部分を保険会社に伝えないと、増築部分に対して保険金が支払われない可能性もあります。

そのため、家を増改築を行った際は、火災保険の見直しをするタイミングでもあります。

(4)居住する人数が変化したとき

居住する家族の人数が増減した時は、火災保険の見直しを行うタイミングです。

火災保険の補償対象には家財も含まれており、家族が増えればその分家財も増え、家族が減れば家財は減ります。

特に子供が一人暮らしを始めるタイミングは、家財が減ることになるため、火災保険の見直しを行い、保険料を抑えることができます。

また、単身赴任や離婚、出産など居住する人数が変化する要因はさまざまあるため、状況に応じて火災保険の見直しを行うようにしましょう。

(5)退職時

退職した後は、これまでの貯蓄や退職金で生活される方も多いため、必要な保険内容だけにして保険料を節約するタイミングです。

退職後は収入不安から火災保険を解約されてしまう方もいらっしゃいますが、家に住んでいる以上建物と家財を守らなければいけないため、火災保険は必要です。

しかし、収入が減ってしまうことで、今後も支払い続けられるのか不安に思う方もいらっしゃることでしょう。

その際は、保険証券を見て、補償内容の確認をして節約できる箇所はないかチェックしてみるところから始めましょう。

火災保険を見直すポイント

火災保険を見直すポイント

火災保険の見直しはタイミングだけでなく、どの点を見直しすべきかを理解しておくことが大切です。

ここでは、火災保険を見直す際の3つのポイントを紹介します。

(1)災害リスクにあわせた補償内容を確認する
(2)保険料を抑えられるか確認する
(3)地震保険への加入も検討する

ひとつずつ確認しておきましょう。

(1)災害リスクにあわせた補償内容を確認する

火災保険の見直しをする際は、地震や洪水などの災害リスクに合わせた補償内容にするか検討しましょう

ハザードマップポータルサイト」では、洪水・土砂災害・高潮・津波の危険エリアを確認することができます。

火災保険の中には、雨漏りや水漏れによる浸水や地震による津波、波雹(ひょう)災や雪災などによる災害も補償対象にすることが可能です。

火災保険を見直しする家の場所の災害リスクを確認し、適切な補償内容となっているのかを見直しするようにしましょう。

(2)保険料を抑えられるか確認する

保険料も保険会社や補償内容によって異なるため、比較してみましょう

火災保険は補償内容を優先することはもちろん、できれば保険料を抑えたいと考える人も多いでしょう。

各社を比較してみたり、補償内容が重複している点はないか、家財なども減らして見るなどをチェックすることで、保険料の節約ができる可能性も高いです。

(3)地震保険への加入も検討する

近年では、各地で大地震の発生確率が高まっていることから、地震保険への加入を検討してみましょう

東日本大震災や熊本地震、能登半島地震など、大きな地震が多発しています。

生活基盤に大きな被害を受けた場合は公的支援を受けることができますが、公的支援だけでは生活の再建が難しい場合があります。

しかし、地震保険に加入しておけば、より災害リスクを軽減することができるため、安心度も高まることでしょう。

地震保険は単独だけでは加入することができず、火災保険と一緒に加入しなければいけません。

そのため、火災保険を見直しする際は地震保険への加入を検討することをおすすめします。

内閣府では、今後想定される大規模地震の公表を行っております。

地震災害 : 防災情報のページ

引用|内閣府「地震災害 : 防災情報のページ

もちろん、上記の画像のエリア外でも地震が起こる可能性も十分考えられるため、加入しておきたい保険のひとつです。

火災保険の見直し時の注意点

火災保険の見直し時の注意点

火災保険の見直しするポイントについて紹介しましたが、注意しなければいけない点も3点あります。

(1)保険料が高くなる可能性もある
(2)保険乗り換え時に空白期間を作らない
(3)質権設定されていると借入先金融機関の承諾が必要になる

ひとつずつ紹介します。

(1)保険料が高くなる可能性もある

火災保険料は建物の構造や築年数、参考純率などさまざまな要因によって金額が変動するため、見直し時には保険料が高くなっている可能性もあります

以前の加入時期から地震や大雨による洪水・土砂災害などが多くなっている地域では、保険料が高額になっているケースも多いです。

また、保険会社によっても保険料は異なりますが、途中解約して新たな保険に加入すると保険料が高くなる場合も多いため、一概に保険の見直しをすれば良いというわけではないため注意しましょう。

(2)保険乗り換え時に空白期間を作らない

現在の保険を解約して、新しい保険に乗り換える際は、補償期間の空白がないよう注意しましょう。

解約だけ先行してしまい、次の火災保険に加入する前に火災や自然災害に見舞われると補償の対象外となります。

新しい保険に乗り換える際は、解約する保険の補償期間終了と同時に新しい保険の始期日がくるように設定しておきましょう。

(3)質権設定されていると借入先の金融機関の承諾が必要になる

質権設定されている建物の場合、借入先の金融機関の承諾が必要です。

質権とは、貸したお金を確実に回収できるよう、他者の物品を担保とする権利のことです。

住宅ローンなどを借入して購入した建物などに設定されているケースが多いため、注意が必要です。

質権設定されている建物の火災保険の見直しをする際は、必ず金融機関の承諾を得るようにしましょう。

保険を見直す際はファイナンシャルプランナーへ相談!

保険を見直す際はファイナンシャルプランナーへ相談!

火災保険を保険を見直す際は専門家であるファイナンシャルプランナーへ相談しましょう。

ファイナンシャルプランナーとは、ローンや資産運用、保険などのアドバイザーを行う専門家です。

ここではファイナンシャルプランナーへ相談する理由について紹介します。

保険会社は加入を勧めてくる

保険会社に保険の見直しを相談すると、新規プランへの加入を推奨してきます

既存で加入している保険会社であれば継続してほしいですし、新規の保険会社であれば加入してほしいと考えるでしょう。

もちろん内容を確認して問題なければ加入しても問題ありませんが、適切に判断できない人や、営業マンの勢いに負けてしまう方は、ファイナンシャルプランナーへ相談した方が良いでしょう。

自分だけで火災保険の見直しを行ってしまうと、適切な見直しができなくなる可能性も高いため注意が必要です。

複数社の見積もりを比較できる

ファイナンシャルプランナーは、複数の保険会社と提携しているため、相談することで各社の見積もりを比較することが可能です

自身で複数社に見積もりを取ろうとすると、各社との連絡や打ち合わせに時間を要してしまいます。

先ほどもお伝えしたとおり、保険会社は自社の保険への加入を勧めてきます。

その結果何度も電話が来たり、家まで訪問されることも多々あります。

時間だけでなく、ストレスにも感じてしまう方も多いため、ファイナンシャルプランナーへ相談して見積もりを取ってもらう方がラクに見直しできます。

火災保険以外にもローンの相談もできる

ファイナンシャルプランナーは火災保険以外にも住宅ローンや資産形成などの相談もできます。

ココザスでは、ファイナンシャルプランナーとして数多くのお客様のお金に関する悩みのご相談を頂いております。

老後資金や子供の教育資金、ローンの借り換えなど、支出に対するアドバイスから、住宅選びや仕事など、相談内容は多岐にわたり受け付けております。

相談料も何度でも無料なため、リピート相談して下さるお客さまも非常に多いです。

火災保険の見直しを含め、お金に関する悩みがある方は、ぜひ一度ご相談下さいませ。

まとめ

まとめ

火災保険の見直しは、万が一の際、十分な保証が受けられなくなるリスクがあるため必要です。

見直しするタイミングは、契約更新前や火災保険料の改定時、家の増改築(リフォーム)をしたときなどさまざまです。

いつ見直ししたらよいか悩んでいる方は、ココザスへご相談下さいませ。

適切な保険内容から、保険会社の選定までサポートいたします。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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