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ネット保険は不安?デメリットや対面保険との違いを徹底解説!

「保険加入を検討しているがネット型と対面型どちらがいいかわからない」
「ネット保険のメリットやデメリットを詳しく知りたい」

この記事では、ネット保険のメリット・デメリット、ネット保険で賢く保険を選ぶコツなどを具体的かつ詳細に解説しています。

この記事では、ネット保険と対面保険の違いを徹底的に比較しており、それぞれのメリットやデメリット、ネット保険が向いている人などをわかりやすく説明しています。

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この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

ネット保険とは

ネット保険とは

ネット保険とは、保険商品の比較、資料請求から申し込みまでをインターネットで完結できる保険商品の総称です。

時間や場所に縛られず自分の都合に合わせて手続きができる点、保障内容などシンプルな商品設計である点、保険料が割安である点などがネット保険の特徴です。

一般的な対面販売の場合は、保険会社や保険代理店の窓口に出向くか、担当者が訪問して直接保険の説明を受けた上で、書面で加入手続きを行います。
自分に適した保険商品がわからない。
保険に関する不明点がある場合は、対面販売の方が適していると言えます。

しかし、普通保険(対面販売型保険)は、人件費や店舗運営費などのコストが発生しているため、ネット保険と比べて保険料が高く設定されていることがほとんどです。

ネット保険と対面販売型の保険の両方に対応した商品もあるため、自分のニーズ等に合わせて保険商品やネット・対面を選択することが重要です。

<コラム:生命保険はどのような加入経路が選ばれている?>

生命保険文化センターの調査によると、「直近に加入した生命保険の加入経路」において、通信販売と回答した人の割合は7.7%(2022年)と少ない結果となりました。
しかし、前回(2019年)からは、約2%程度増加しているため、加入経路としては増えていると言えます。

※:調査対象者の年齢は、2022(令和4)年は18〜79歳、2019(令和元)年以前は18〜69歳
引用|生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度

ネット保険のデメリット

ネット保険のデメリット

まずネット保険のデメリット、つまり対面販売より劣るポイントをご紹介します。
ネット保険のデメリットをしっかりと理解した上で、賢く使い分けることが大切です。

<ネット保険のデメリット>

(1)自分で加入する保険の種類や保障内容を決める必要がある
(2)保険商品の種類や特約の選択肢が少ない
(3)サポート体制が充実していない可能性がある

(1)自分で加入する保険の種類や保障内容を決める必要がある

最大のデメリットは、加入する保険の種類や保障内容を全て自分自身で決める必要がある点です。

対面販売の場合は、専門の担当者がライフスタイル、家族構成や将来設計、ライフプランニング等の情報をもとに、最も適切な商品や保障プランなどを提案してくれます。

しかし、ネット保険の場合は、加入する商品の種類や保障内容を自分自身で調べた上、検討する必要があります。

特に、初めて保険に加入する方などは、様々な保険会社のホームページや比較サイトなどを通じて、情報収集から始めなければならないため、保険に加入するまでに十分な検討時間が必要になることを理解しておくことが大切です。

また、よくあるトラブルとして、入院給付金や手術給付金といった給付要件に対する理解度が不十分であったことから「給付金をもらえると思っていたのに、要件の対象外になっていた」など、せっかくの保障が得られないこともあり得ます。

特に、商品によって給付要件が大きく異なる医療保険などに加入する場合は、要件等をしっかり確認するようにしましょう。

(2)保険商品の種類や特約の選択肢が少ない

ネット保険は、対面販売に比べて保険商品の種類や特約の選択肢が少ないこともデメリットになります。

ネット保険は保障内容や商品設計がシンプルな反面、個々のニーズや状況等にきめ細やか区対応できるバリエーションが少なく、柔軟に保険を選ぶことができません。

選択肢が少ないため、商品や特約を選びやすいというメリットがある一方で、自分の希望に合う保障内容が見つからない可能性がある点は理解しておきましょう。

なお、一般的なネット保険で取り扱われている保険の種類は、以下のとおりです。

ネット保険で取り扱われている保険の種類

・生命保険(死亡保険):定期保険、終身保険、収入保障保険
・医療保険:定期型医療保険、終身型医療保険、引受基準緩和型医療保険
・がん保険:定期型がん保険、終身型がん保険
・就業不能保険

(3)サポート体制が充実していない可能性がある

ネット保険では、保険加入申し込み後に対面販売で得られる専属の担当者による手厚いサポートなどは期待することができません。

例えば、対面販売なら、ライフスタイルの変化などに応じて、保険会社や保険代理店の担当者から保険の見直し等の提案を受けたり、必要な保障内容について相談することができます。

しかし、ネット保険の場合は、住所変更等の事務的な手続きや保険金請求に関する問い合わせなど含め、全ての作業を加入者自身で対応していく必要があります。

ネット保険のメリット

ネット保険のメリット

次にネット保険のメリット、つまり対面販売より優れたポイントをご紹介します。

<ネット保険のメリット>

(1)保険料が割安
(2)保険商品がシンプルかつ分かりやすい
(3)申し込みが手軽

(1)保険料が割安

ネット保険の最大のメリットは、保険料が対面販売の保険に比べて割安であることです。
保険は加入以降、毎月、毎年発生する固定費として支出されるため、同じ保障内容であれば、やすいに越したことはないと言えます。

ネット保険の保険料が割安な理由は、シンプルな保障内容の保険商品が多いことに加えて、多額の運営コスト(店舗の運営費、人件費、事務費用など)が低く抑えられていることが主な理由です。

加入する保険や必要な保障内容が決まっている場合は、割安で加入できるネット保険は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

(2)保険商品がシンプルかつ分かりやすい

ネット保険で加入できる保険商品の多くは、保障内容や特約などの選択肢が非常にシンプルです。

そのため、初めて保険に加入する人や保険商品の知識がない人でも、保険商品の選定を楽に行えるメリットがあります。
もし商品や保障内容等で不明点がある場合は、メールやチャット、電話等で相談はもちろん可能です。

ネット保険でも、加入する保険商品について十分に理解した上で、契約手続きを進めることができます。

(3)申し込みが手軽

ネット保険は、インターネットがつながるパソコンやスマートフォン等があれば、24時間365日、いつでも好きなタイミングで加入申し込みができます。

対面販売のように、お店の開店時間内に足を運ぶ必要性があったり、相談者が多く待ち時間が発生する可能性など、ある程度まとまった時間を作る必要があります。

保険加入を検討される多くの方は、仕事、育児、介護や家事などの家庭の事情で日々忙しくしているため、まとまった時間を捻出するのも大変でしょう。

そのような場合でも、自宅など自分のペースで気軽に保険加入の検討や手続きをすることができます。
また、「担当者と話すのが苦手」や「担当者から勧誘されたくない」というような人も、対面で話す必要がないため安心して加入手続きができるでしょう。

ネット保険がおすすめなのはどんな人?

ネット保険がおすすめなのはどんな人?

ネット保険のメリット・デメリットを踏まえて、ネット保険がおすすめな人の特徴をご紹介します。

<ネット保険がおすすめな人>

(1)保険料を安く抑えたい人
(2)保険に関する知識がある程度ある人
(3)加入したい保険がすでに決まっている人
(4)検討時間含めて対面での相談時間があまりない人

(1)保険料を安く抑えたい人

ネット保険は、対面販売より保険料が安く設定されているため、毎月の保険料を安く抑えたい人はネット保険を選択することをおすすめします。

ただし、保険料の安さだけで、保障内容を疎かにしてしまっては本末転倒になってしまいます。
ご自身の家庭環境やライフプラン等を踏まえて、適切な保障が得られるネット保険かどうかを確認することが重要です。

(2)保険に関する知識がある程度ある人

ネット保険は、情報収集から保険選び、加入手続きまでを自分で完結させる必要があります。
そのため、保険に関する知識が一定以上備わっている人に向いていると言えます。

また、保険に関する知識がない場合は、一度対面販売等で保険全般の説明を聞いたり、知識習得をした上で、ネット保険等を最終的に選択するなどの方法も選択肢としては考えられます。

(3)加入したい保険がすでに決まっている人

保険に関する知識がある人と同様に、加入したい保険や保障内容が明確になっている人は、ネット保険がおすすめです。

ネット保険の場合、シンプルな保険商品や保障内容であるため、加入する保険そのものが決まっている方は簡単に手続きをオンライン上で進めることができます。

(4)検討時間含めて対面での相談時間があまりない人

「仕事や家庭の都合でまとまった時間が取れない」「店舗等で担当者と話しながら契約はしたくない」といった対面での相談を好まない場合は、ネット保険を活用しましょう。

インターネットがつながる環境さえあれば、スマートフォン1つで商品検討から加入手続きまで一貫して実施することができます。
効率よく保険加入等をすすめたい人にとっては、ネット保険は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

ネット保険を賢く選ぶポイント

ネット保険を賢く選ぶポイント

ネット保険での保険加入を進める際、賢く保険商品や保障内容を選ぶためのポイントをまとめました。
ぜひ、ネット保険を検討している方は、必ずチェックするようにしましょう。

ネット保険の賢い選び方

・理解できない保険商品や特約には無理に加入しない
・契約条件などをある程度揃えて複数商品を比較する
・一人で決めるのではなく、家族や知人にも相談する
・疑問点や不明点、重要な点などはメモでまとめる
・不明点がある場合は、チャット、メール、電話等で問い合わせをする

保険商品という特性上、保障内容や契約内容などに不明点がある、理解できない内容がある場合は、絶対に加入しないようにしましょう。
もし不明点がある場合は、コールセンター等を利用して、解消した上で加入することが大切です。

また、1社だけで検討するのではなく、複数社の保険商品や保障内容を比較することで、保障内容や保険料等を総合的に比較検討することができ、公平に評価ができます。
さらに、家族や知人にアドバイスをもらうことも客観的に評価することにつながります。

手厚いサポートは対面販売程は期待できませんが、疑問点の解消等はネット保険でも十分可能なため、自身の納得する保険商品や保障内容を選択できるように紹介したコツを意識して保険選びを行いましょう。

<コラム:ネット保険に申し込む際の注意点とは?>

ネット保険に実際に申し込む際は、以下のようなポイントを必ず注意するようにしましょう。

  • 告知情報の記入ミス
  • 必要書類の提出漏れ
  • 保障内容や給付要件が合致しているか

上記のミスや漏れがあった場合、最悪の場合保険金や給付金が支払われない可能性があります。
保障内容の認識違いや確認漏れがあったとしても、加入者自身の自己責任となってしまいます。

もし、ネット保険で保険に加入する場合は、保障内容や給付要件等含めてしっかりと確認しましょう。

ネット保険に関するよくある質問Q&A

ネット保険に関するよくある質問Q&A

最後に、ネット保険に関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。
すでにご紹介した内容と重複する部分もありますが、今後のネット保険の検討の際に、参考にしてみて下さい。

Q1: ネット保険の保険料はなぜ安いですか?

A1:ネット保険は、対面販売に比べて保険料が割安に設定されています。
これは、営業担当の人件費や店舗運営費などのコストを削減できるため、その分が保険料に反映されています。

Q2: ネット保険に加入する際、医師の診察は必要ですか?

A2:多くのネット保険では、医師の診察に関する検討は不要で、健康状態質問(告知)に回答することで申し込みが可能です。
なお、告知内容によっては、追加の書類提出や詳細な確認が求められる場合があるため、各会社の加入要件等を確認しましょう。

Q3: ネット保険の申し込み手続きはどのようにできる?

A3:ネット保険の申し込みは、保険会社のウェブサイトから行います。
必要事項の入力や告知情報の回答をオンラインで実施でき、24時間いつでも手続きが可能です。
一部の保険会社では、契約者専用のマイページで手続きを進めることができます。

Q4: ネット保険でも対面での相談はできますか?

A4:基本的にはネット保険はオンラインでの手続きが中心ですが、保険会社によっては電話やチャットでの相談サービスを提供している場合があります。
対面での相談を希望する場合は、事前に各保険会社のサポート体制を確認することが大切です。

Q5: ネット保険の安心内容は対面販売の保険と比較してどうですか?

A5:ネット保険は、保険商品や保障内容がシンプルでわかりやすい商品が多い傾向にあります。
そのため、特約の種類や組み合わせの柔軟性は対面販売の保険に比べて限定的な場合があります。

まとめ

まとめ

本記事では、ネット保険のメリット・デメリット、ネット保険で賢く保険を選ぶコツなどについて詳しく解説しました。

ネット保険は、保険料が割安であったり、いつでもどこでも加入できるなどのメリットがある反面、保険知識がある程度必要だったり、加入できる商品や特約が限られているなどのデメリットも存在します。

保険に加入する最大の目的は、「支払える予算内で最も適した保障内容を得ることができるか」であり、自身のライフプランや家庭状況等に適した保険がある場合はネット保険の活用がおすすめです。

また、「保険の選び方がわからない」「自分に合った保険を探したい」という方は、専門のアドバイザーである、ココザス株式会社へお問い合わせください。

保険商品等の知識豊富な専門家が、あなたの事業を守るための最適な保険プラン選択をサポートいたします。

この記事の監修者

持丸 雅士

ココザス株式会社|コンサルタント|FP

持丸 雅士

Masashi Mochimaru

突如起きた父親の入院・手術をきっかけにお金に対する不安を感じ、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
ファイナンシャルプランナー技能士2級及びAFP認定を取得後、お金に対する正しい知識・情報を世の中に伝えていきたいと思い、個人向け資産形成コンサルティング事業を展開しているココザス株式会社へ入社。
資産形成で不安を抱えているお客様の視点に立ち、年間800人以上の資産形成のサポートを行っている。
また現在はセミナー講師として講演会を行うなど、正しいお金の知識を広げる活動にも取り組んでいる。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

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