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生命保険の必要性
まずは、生命保険の必要性について解説します。
生命保険の概要について確認したのち、一般的な加入状況や加入する必要はあるのかについて見ていきましょう。
生命保険とは?
生命保険とは、たくさんの加入者によって支払われる保険料により、加入者が万が一の事態になってしまった際に保険金が支給されるサービスのことです。
保険会社にはさまざまな保険商品があり、各商品によって適用される保障内容が異なります。
生きていく中で想定されるリスクに備えるための商品が主であり、多くの保険会社が豊富な種類の保険を提供しています。
また、保険に加入する際は扶養家族の有無や家族構成、自身のライフスタイルなどを考えたうえで、万が一の際に備えられるプランを選ぶことがポイントです。
<参考記事>
生命保険とは?仕組みや種類をわかりやすく解説
世帯における加入状況
生命保険の加入率は、生命保険に関する全国実態調査(2021年)によると、次のようになっています。
配偶者:80.3%
引用|生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査(2021年)」
個人年金を含む加入率とはいえ、多くの人が加入していることが分かります。
また、世帯主に万が一の事態が起きた場合の家計へのダメージが大きいことはもちろんですが、配偶者においても世帯へ影響を与えることになるでしょう。
そのため、世帯主・配偶者ともにリスクに備えるため、8割以上が生命保険に加入している現状です。
加入する必要はある?
加入率が高いとはいえ「みんなが加入しているからといって自分が加入する必要はあるの?」と疑問を感じたかもしれません。
生命保険は病気や怪我、死亡などの際に必要なお金をカバーしてくれる商品であるため、いざという時に使える十分な貯蓄があれば必要ないという考え方もできます。
とはいえ、いつ何が起きるか、その場合どのくらいのお金が必要になるかは予測しづらいため、加入するメリットは大いにあるといえます。
加入する必要性の高い人・低い人については、後述する内容で解説しますので併せてご覧ください。
生命保険が不要と言われる理由とは?
生命保険が不要と言われがちな理由として、次のような項目が挙げられます。
・保険の利用機会が少ない
・貯蓄しておけば必要ない
・投資の方が効率良く資産運用できる
まず、日本は国民皆保険制度により、国民全員が公的医療保険に加入しています。
そのため、万が一の際でも医療負担は3割までとなっており、全額を負担する必要はありません。
また、念の為と思って保険に加入していても、保険が適用される事態にならないまま契約期間が終了すると、利用機会がないままになってしまいます。
このようなことを踏まえ、毎月保険料を支払わなくてもいざという時に使えるお金を貯蓄しておけば保険は必要ないと考える人が多いようです。
その他「保険ではなく株式などに投資したほうが効率よく資産運用できる」という人もいます。
資産運用は少なからずリスクが発生するため、双方の特徴を理解したうえで計画的に運用する必要があるでしょう。
生命保険で備えられる5つのリスク
生命保険に加入すると備えられるリスクとして、次の5つが挙げられます。
それぞれのリスクについて詳しく解説しますので、確認していきましょう。
2:病気や怪我
3:老後
4:介護
5:教育
1:死亡
死亡に備えるための生命保険は、保険の加入者が死亡した場合にのみ、あらかじめ決めておいた受取人に保険金が支給される仕組みです。
定期保険と終身保険の2種類が基本であり、それぞれ次のように異なります。
保険期間が決まっており、期間中のみ保障対象となる
・終身保険
保険期間は決まっておらず、生涯保障が続く
収入を支えている世帯主が死亡した場合は家計に影響を与えてしまうため、このような保険に加入しておくことで経済的負担を軽減できます。
2:病気や怪我
病気や怪我に備えるための生命保険は、万が一の事態が起きた場合の医療費をカバーできます。
医療保険とがん保険が代表的な例であり、次のような特徴があります。
病気や怪我の際に給付金が支払われる(がんを含む)
・がん保険
悪性新生物や上皮内新生物にかかった場合にのみ給付金が支払われる
入院給付金や手術給付金、通院給付金、先進医療給付金などが支払われるほか、がん保険の場合は診断給付金が支払われる補償内容もあります。
3:老後
病気や怪我、死亡だけでなく、老後に備えた生命保険も存在します。
年齢を満たすと公的年金が受給できますが、それだけで生活費を賄えることは少なく、長生きによりお金が必要になる場合が多いようです。
貯蓄や退職金などで生活する人もいますが、切り崩しながらの生活は精神的なストレスも大きいことでしょう。
そのようなリスクに備えるために、一定の期間が満了すると決められた金額を受け取れる老後保障のある保険に加入することもできます。
4:介護
介護保険は公的な保険制度にも存在しますが、それだけではカバーできない場合のリスクに備えるのが、民間の保険会社による介護保険です。
介護状態になった際に一定の保障金額が支払われるほか、それ以降は保険料を支払わなくても保険が適用されるものもあります。
平均寿命が高くなっていることもあり、老後に介護が必要になる可能性は高まりつつあるでしょう。
そのため、早いうちから備えておくことで、いざという時の経済的負担を軽減できます。
5:教育
子供の教育費用をカバーするための、学資保険やこども保険といった生命保険の種類もあります。
それぞれの特徴は次の通りです。
子供の進学費用を保障する保険
・こども保険
子供の医療費を保障する保険(校内や登下校中の病気・怪我など)
学資保険は、満期になると一定の金額を受け取れる保険です。計画的に進学費用を貯めるために効率的であり、元本の100%以上になる返戻金を受け取れる場合もあります。
また、こども保険は医療費の保障がメインであり、特に学校に関連する場面で病気や怪我となってしまった際に適用されます。
生命保険に加入する必要性が高い人と低い人の違い
ここでは、生命保険に加入する必要性が高い人と、低い人の違いについて紹介します。
ご自身のケースに当てはめて、生命保険の必要性を考えてみてください。
必要性が高い人の特徴
生命保険に加入する必要性が高い人の特徴として、次のような要素が挙げられます。
・老後資金を積み立てたい
・貯蓄に不安がある
・相続税対策をしたい
まず、扶養家族がいる世帯主の方は、病気や怪我、死亡の際に家計に与えるダメージがどうしても大きくなってしまいます。
万が一の際の家計の経済的負担を減らせるため、加入のメリットは大きいでしょう。
また、自分でコツコツ貯金するのが苦手であり、計画的に老後資金を積み立てたい方も生命保険の必要性は高いといえます。
また、貯蓄型の保険を選べば任意のタイミングで解約返戻金を受け取れるため、老後の計画として検討しても良いかもしれません。
続いて、貯蓄に不安がある方も生命保険の必要性は高いでしょう。
病気や事故、死亡時にはたくさんのお金が必要になります。
そのため、十分な貯蓄がなかったり貯蓄があっても他の用途に使いたかったりする場合は、最低限の生命保険に加入しておくことがおすすめです。
<参考記事>
生命保険の解約返戻金とは?特徴と手続きで注意するポイント
必要性が低い人の特徴
一方、生命保険の必要性が低い人の特徴としては、次のようなものが挙げられます。
・十分な貯蓄がある
まず、世帯を持っておらず独身である人は生命保険の必要性は低いでしょう。
とはいえ、万が一病気や怪我、死亡した際にはお金が必要になるため、最低限の貯蓄をしておく必要があります。
不安な場合は、最低限の保険に加入しておくと安心です。
また、十分な貯蓄がある場合も必要性は低いと言えます。
必要額について確認しておき、手をつけないお金として残しておくようにしましょう。
<参考記事>
生命保険は必要ない?加入するべき人・しなくても良い人の特徴
ライフステージによっても必要性が異なる
世帯の有無や貯蓄状況、老後の計画だけでなく、ライフステージによっても生命保険の必要性が異なります。
生命保険の必要性が高いライフステージの代表例として挙げられるのは、次のようなタイミングです。
世帯を持ち扶養家族が増えるため
・妊娠・出産
子供の生活費や養育費、教育費などが発生するため
・住宅購入
団信加入により死亡保険の見直しがおすすめ
このように、個人のさまざまな状況に応じて保険の必要性は異なり、必要性の高い保障内容があります。
生命保険に未加入の場合は必要性について再度確認し、加入している場合は定期的な保険の見直しを行うことが大切です。
<参考記事>
生命保険を見直すタイミングとは?見直すポイントまで解説
生命保険の種類
生命保険の種類は主に以下の4つに分類されます。
2:生存保険
3:生死混合保険
4:その他の保険
それぞれの保険について詳しく解説しますので、確認していきましょう。
1:死亡保険
死亡保険は被保険者が死亡した際や高度障害などの病気になった際、保険会社から保険金が支払われるものです。
死亡保険と医療保険などを合わせて「生命保険」と呼ぶこともありますが、死亡保険は生命保険のひとつです。
死亡保険には、「定期保険」と「終身保険」の種類があります。
保証期間が定められている保険のこと。
期間を過ぎて生存していた場合、保険金は支払われず、なおかつ保険料は戻ってこないため、掛捨て保険とも呼ばれています。
終身保険
保険期間が一生涯となる保険のこと。
死亡したら必ず保険金が支払われますが、保険料が高いという特徴があります。
保険会社によっては定期保険と終身保険を組み合わせた「定期付き終身保険」などもあったり、さまざまな特約によって死亡リスクに対応できる保険もあります。
2:生存保険
生存保険とは、被保険者が保障期間の満了後に生きていた場合に、保険金が支払われる保険のことです。
死亡してしまった場合には、死亡保険金として払込保険料相当額が支払われます。
代表的な生存保険には、「個人年金保険」や「学資保険」など、老後の年金代わりや子供の教育資金など、あらかじめ目的があって加入する保険があります。
このように将来のイベントに向けて資金を準備する保険が生存保険であると言えます。
3:生死混合保険
生死今後保険とは、死亡保険と生存保険が組み合わされた保険のことです。
死亡したり高度障害になった場合は死亡保険金、満期時点で生存していた場合には満期保険金として受け取ることができます。
代表的な生死混合保険は「養老保険」などが挙げられます。
養老保険は死亡保険金と満期保険金が同額となる保険のことです。
保険金を受け取ることなく満期を迎えた場合、設定した保険金と同額のお金を受け取れるため、貯蓄代わりに加入される方もいらっしゃいます。
4:その他の保険
上記の他にも、病気やケガに備える保険も生命保険に含まれます。
代表的な保険としては、医療保険やがん保険、介護保険などが挙げられ、生きている間に起こるリスクに備える保険です。
まとめ
本記事では、生命保険の必要性について解説しました。
生命保険では、死亡や病気、怪我、介護、老後、教育などにおけるリスクについて備えることができ、ライフスタイルやライフステージによって必要性が異なります。
ご自身の状況に合わせて必要な保険を検討し、リスクに備えられるようにしていきましょう。
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