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投資信託とETFの違いとは?メリット・デメリットを詳しく解説!

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投資信託とETFの違いとは?メリット・デメリットを詳しく解説!
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この記事の監修者

薗部 智

ココザス株式会社|マーケティング.Div

薗部 智

SATOSHI SONOBE

「人のために」を胸に消防職へ従事。
投資の失敗を経験し、ココザスと出会い「お金の失敗をゼロにする」という理念に共感しココザスへ転職。
現在はマーケティングDiv.にて、セミナー講師・メルマガ配信・SNS運用に従事。 投資運用知識を中心に「正しいお金の知識」を普及します。

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投資信託とETFの違い

投資信託とETFには共通している部分と、共通していない部分があります。
本項では、投資信託とETFの違いについて紹介していきます。
主な違いは以下の7つです。

(1)取引所に上場しているか
(2)いつ価格が更新されるのか
(3)指値注文(さしねちゅうもん)ができるのか
(4)投資銘柄数
(5)保有期間中の手数料(信託報酬)
(6)購入時の手数料
(7)売却時の手数料

(1)取引所に上場しているか

ETFは取引所に上場している一方、投資信託は上場していません。
そのことが原因で取引できる時間が異なります。

ETFは以下の2つの時間中、東京証券取引所で取引ができます。

・月曜日~金曜日 9:00~11:30
・月曜日~金曜日 12:30~15:00

投資信託はそれぞれの金融機関が定める時間内で取引が可能です。
上場しているかどうかで取引できる時間が異なるので、注意しましょう。

(2)いつ価格が更新されるのか

ETFはリアルタイムで価格が更新されていく一方、投資信託は1日1回しか価格が更新されません。
分かりやすく説明すると、ETFは同じ日であっても、購入する時間が違えば価格は異なります。

一方、投資信託は購入する時間が異なっていても、同じに日に購入していれば価格は同じです。
ここは難しい話なので、最初のうちは特に気にする必要はありません。

(3)指値注文(さしねちゅうもん)ができるのか

ETFは指値注文ができる一方、投資信託は指値注文ができません
つまり、ETFは自分で価格を指定して取引を行えますが、投資信託は自分で価格を指定した取引ができません。

投資信託はそれぞれの金融機関が定めた基準価格で取引を行います。
一般的に基準価格の単位は「口」で、一万口あたりの値段で示されることが多いです。
投資額についてはETFの方がより自由度は高いといえます。

(4)投資銘柄数

投資銘柄数は、ETFは約250種である一方、投資信託は約6,000種もあります。
ただし、ETFはほとんどすべての証券会社で250種すべての取引ができますが、投資信託は金融機関により扱う銘柄数が大きく異なります。 投資信託を行う際には銘柄数なども確認してから、金融機関を選択するようにしましょう。

(5)保有期間中の手数料(信託報酬)

一般的にETFの方が投資信託よりも、保有期間中の手数料は安い傾向があります。
保有期間中の手数料は、商品を保有している日数で決まります。 長期保有を考えている方は、信託報酬を考慮して証券会社や金融機関を選択しましょう。

(6)購入時の手数料

購入時の手数料は、銘柄や取引する金融機関、証券会社によって違います。
したがって、ETFと投資信託のどちらが安いかは一概にいえません

投資信託では購入時の手数料は、銘柄とは別に支払う必要があり、購入代金に一定の割合を掛けて算出されます。
つまり、購入代金が高ければ高いほど、購入時の手数料も高くなります。
最近、インデックスファンドを中心に購入時の手数料がかからないノーロード・ファンドと呼ばれるものも増えてきているので気になる方確認しておきましょう。

ETFについてもほとんど同じです。
違う点は投資信託は銘柄別に手数料が異なっていましたが、ETFは銘柄によらず一律で支払うことです。
また、ETFでも購入時の手数料がかからない証券会社出てきています。
気になる方は確認しておきましょう。

(7)売却時の手数料

ETFでも投資信託でも、売る際に手数料がかかります。
売却時の手数料も、金融機関、証券会社で異なるので確認しておきましょう。

投資信託とETFのどちらがおすすめ?

投資信託とETFのどちらがおすすめ?

投資信託、ETFはどちらもメリット、デメリットがあり、一概にどちらが良いかは断定できません。
迷っている人は、自分の目的に合わせて選ぶようにしましょう。

投資信託が向いている人
専門家に任せきりたい人は投資信託の方が向いているといえます。

なぜなら、ETFは利益の再分配や自動積み立てに対応していない場合がありますが、投資信託はこちらが何もしなくても再分配や自動積み立てを行ってくれるからです。
手数料が多少高くなっても、手間を省きたい人は投資信託を検討しましょう。

ETFが向いている人
長期運用を考えている人はETFの方が向いているといえます。

なぜなら、ETFは投資信託と比べて、保有期間中の手数料(信託報酬)が低いからです。
差は立った0.数%ですが、長く運用すると無視できない大きさになります。
長期運用を考えている方はETFを検討してみましょう。

そもそも投資信託とは

そもそも投資信託とは

投資信託とは、投資から集めたお金を、専門家が運用し得た利益を投資家に分配するシステムのことです。
金融機関によってどの銘柄に投資するのかが異なるため、よく調べてからお金を出資する必要があります。

投資信託のメリット

投資信託のメリットは以下の5つです。

メリット

1:少ない金額で投資ができる
2:分散投資ができる
3:専門家に資金運用を任せられる
4:基準価格が毎日更新される
5:種類がたくさんある

1:少ない金額で投資ができる
投資信託はたくさんの投資家からお金を集めるので、一人当たりの投資金額が少なくても始めることができます。
もちろん、その分だけ配当も少なくなりますが、1万円から始められるものもあるので気軽に投資を行えます。

2:分散投資ができる
リスクを分けるという意味で分散投資は非常に有効な手法です。
しかし、分散投資を個人で行おうとすれば、その分だけ費用が重なります。
その反面たくさんの投資家からお金を集めているので、投資信託では少ない金額で分散投資を行うことができます。
少額から始めることができ、リスクの分散させられるのが投資信託の一番の魅力です。

3:専門家に資金運用を任せられる
投資を始めたいけど、自分で何をしたらよいか分からない、そういう方でも投資信託なら大丈夫です。
運用は投資のプロが行ってくれるので、資金が急になくなったりする可能性は極めて低いです。

4:基準価格が毎日更新される
基本的に毎日、基準価格は更新されます。
また、基準価格が妥当か監査法人などの監視を受けているので、安全性は高いといえます。

5:種類がたくさんある
投資対象には、債券や株式、不動産など様々です。
しかも、個人では直接購入できない海外の銘柄があったりします。
このように、投資信託にも色々な種類があるので確認しておきましょう。


投資信託のデメリット

投資信託のデメリットは以下の3つです。

デメリット

1:元本が保証されない
2:手数料がかかる
3:リアルタイムで売買できない

1:元本が保証されない
得た利益だけでなく、損失も分配されます。
したがって、元本割れに危険性があることも認識しておきましょう。
マイナスになった分は保証されないので、投資信託を始める前に知っておきましょう。

2:手数料がかかる
投資信託を行う際にかかる手数料は以下の3つです。

1:購入時の手数料
2:運用時の手数料
3:解約時の手数料

購入時、解約時は1回払ってしまえばそれで終わりですが、運用時の手数料は違います。
運用時の手数料は長く続けるほど、積み重なって大きくなるので注意が必要です。

3:リアルタイムで売買できない
株のようにリアルタイムで価格が変動するわけではないので、いわゆるデイトレードはできません。 初心者でやろうとしている人はいないとは思いますが、知っておきましょう。

そもそもETFとは

そもそもETFとは

ETFは上場投資信託と呼ばれ、日経平均株価やTOPIX、NYダウなどの指数に連動するように運用されている投資信託の一種です。
証券会社に口座を開くことで取引が可能になります。

ETFのメリット

ETFのメリットは以下の4つです。

メリット

1:1銘柄に投資するだけで分散投資ができる
2:値動きが分かりやすい
3:保有コストが安い
4:リアルタイムで取引できる

1:1銘柄に投資するだけで分散投資ができる
ETFの投資対象である指数は複数の銘柄で構成されています。
そのため、1つの銘柄に投資するだけで分散投資ができ、個別企業の株式に投資するよりもリスクを抑えることができます。

2:値動きが分かりやすい
ETFは指数の動きに連動して価格が変動します。
そのため、値動きがとても分かりやすくなっています。

3:保有コストが安い
ETFは投資信託と比べると保有コストが低く抑えられます。
そのため、長期的に保有したい方はコストを下げることができるので、おすすめです。

4:リアルタイムで取引できる
ETFは取引所が開いている時間ならいつでも取引が可能です。
東京証券取引所なら、月曜日~金曜日の以下の2つの時間で取引が可能です。

東京証券取引所のETFの取引時間

・9:00~11:30
・12:30~15:00

他の取引の場合、取引可能時間が異なる可能性があるので確認しておきましょう。

ETFのデメリット

ETFのデメリットは以下の3つです。

デメリット

1:投資信託の価格と異なる可能性がある
2:自動積み立てに対応していない場合がある
3:分配金が再投資されない

1:投資信託の価格と異なる可能性がある
銘柄の値段は、「市場価格」と「基準価格」の2つがあります。
ETFの場合は「市場価格」を参考に、投資信託の場合は「基準価格」を参考にして最終的な価格が決定されます。
詳しい仕組みは省きますが、参照している価格が違うため、投資信託の価格と大きくかけ離れる場合があります。

2:自動積み立てに対応していない場合がある
投資信託は自動積み立てに対応していますが、ETFではまだ対応していない証券会社があります。

理由は、ETFは基本的に自分で市場価格をリアルタイムで確認しながら売買するためです。
ただし、累投という形で毎月一定の株式を買い続けることができる制度の対象になっている場合があります。
自動で買いたい方は、累投に対応しているか確認しておきましょう。

3:分配金が再投資されない
ETFは投資信託の場合と異なり、決済時に一度すべての利益を分配します。
そのため、利益が自動的に再分配されることがありません
得た利益を再投資したい場合は、手動で行うようにしましょう。

まとめ

まとめ

ここまで、投資信託とETFの違いについてまとめてきました。
投資信託、ETFともに一長一短なので、自分の目的に合わせて選択するようにしましょう。

また、資産形成は人生を豊かに生きるうえで欠かせないものです。
一人で決断、実行してしまうと間違える可能性が格段に跳ね上がります。
身近に相談できる人がいるなら、相談してから資産形成をスタートさせましょう。

身近に相談できる方がいない場合は、無料で相談できるFP(ファイナンシャルプランナー)に話をするのもおすすめです。

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この記事の監修者

薗部 智

ココザス株式会社|マーケティング.Div

薗部 智

SATOSHI SONOBE

「人のために」を胸に消防職へ従事。
投資の失敗を経験し、ココザスと出会い「お金の失敗をゼロにする」という理念に共感しココザスへ転職。
現在はマーケティングDiv.にて、セミナー講師・メルマガ配信・SNS運用に従事。 投資運用知識を中心に「正しいお金の知識」を普及します。

保有資格

AFP(日本FP協会認定)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

第一種証券外務員

住宅ローンアドバイザー

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